明星食品「明星 麺の底力 四川風怪味麺」 - 明星食品

明星食品「明星 麺の底力 四川風怪味麺」



ビールなのに糖質50%オフという「キリン 晴れやかなビール」を飲んでみました。この手の “発泡酒” は多く目にしますが、発泡酒ではなく歴とした “ビール” だ、というのが珍しいですね。「麦芽の使用方法と発酵温度の管理を工夫することで、ビールならではの飲みごたえと糖質50%オフの両立を実現し」て、「さらに、原料として国産麦芽100%と岩手県産ホップを一部使用し、国産麦芽のうまみと、ホップや酵母の醸し出す豊かな香りを引き出し」たそうです(参考:ÆON NEWS RELEASE)やや発泡酒(リキュール)に近いような痩せた雰囲気と、特有のアルコール臭を若干ながら感じたのですが、発泡酒ほど人工的な癖は感じられませんね。ビール単体として楽しむにはコクと飲み応えに欠けるような印象は無きにしも非ずだったんですけど、食事と一緒に軽く飲む場合には特に問題も無く、機能性ならではのビハインドはそれほど感じられないと思います。炭酸も少し抑えられているようで、かなり飲み易いタイプのビールに仕上がってますね。ちょっと後半は軽さが気になったんですけど、飲み始めは思ってたよりもきちんとビールだったし、最初の一杯で勢いよく喉を潤したい時であれば、気持ち糖質も抑えられますし、結構いいかもしれません。雰囲気としては、同社の「一番搾り」を軽くした感じで、発泡酒以上ビール未満といったところでしょうか。糖質オフの発泡酒には付き物の人工甘味料なども含まれていませんし、数値上は確かに糖質50%オフを実現しているので(0.7~1.5g)糖質が気になる人は勿論、機能性発泡酒に含まれる人工添加物が気になっている人や、そもそも発泡酒が身体に合わない人など(斯く言う私が最近そんな感じなんですけど)きちんと一定の需要は見込めていると思います。このブログ的に言うと★4でしょうか。ダイエット中で糖質は気になるけどビールは飲みたいんだー! でも発泡酒は嫌なんだー! って人にもオススメです(笑)私は現在、糖質に特別ストイックなわけではありませんが、糖質の高いビール(「ザ・プレミアム・モルツ〈黒〉」など)を飲んだ時なんかの気休めに、糖質摂取量の調整用として利用したいと思います。ええ、代わりに1本我慢するという発想は皆無ですよw

さて、本日の一杯は、明星食品の「明星 麺の底力 四川風怪味麺」です。怪味(「かいみ」または「ガイウェイ」)がテーマのカップ麺と言えば、同じく明星食品から「明星 一平ちゃん夜店の焼そば 怪味マヨ」というカップ麺のリリースがありましたが、今回は定評のある「ラーメンの底力」の後継者ブランドかと思われる「麺の底力」からのリリースで、前回とは違い汁ありですね。本格さが売りのシリーズですから、どんな仕上がりなのか非常に気になるところです。





は、「表面はつるみがあり、しなやかでありながらも、中心はしっかりと締まり、もっちりとした弾力のあるノンフライ麺」とのこと。「麺の底力」と謳うだけあって、その完成度は高く、スーパーノンフライ製法の名に恥じないだけの力を見せつけてくれています。サイズは中太麺と言うほど太くはありませんが、サイズの割に存在感のあるノンフライ麺です。製品説明通り表面は滑らかで、縮れは至極ゆるやか。ほぼストレートに近いんですけど、わずかな波がスープの絡みを高めてくれていました。しなやかさも印象深く、中心部には締りのあるコシを感じ、主張の強いスープの中でも小麦らしい風味がきちんと香っているのがいいですね。麺量は65gで特に多くありませんが、質の高さという面での食べ応えはバッチリでした。

スープは、「鶏だしに、醤油、ニンニク、ショウガで味を調えたスープベースに、すりごま、粒ごま、練りごまを加え、花椒、唐辛子で特長を付けた、今話題の四川の伝統的調味料『怪味』をイメージして仕上げた味わい深い濃厚スープ」とのこと。原材料を見ると「ねりごま」「ごま」の表記が真っ先にあるように、土台は胡麻のコクが固めていて、ラードと鶏肉エキスが動物性の旨味をサポート。そこに唐辛子の辣味、花椒の麻味、さらに酸味や甘味や塩気などが加わって、とても複雑味のある味わいとなっています。なるほど、これは確かに「怪味」らしさが感じられますね。意識を置くポイントをズラすことで見える風景が変わってきて、その表情の違いに面白さがあるんですけど、全ての方向性が四川料理のイメージに通じているので、怪味らしい複雑味がありながら、きちんと統治されているのが好印象。刺激的な要素として、唐辛子の辣味はアクセントの域を出ませんが、花椒は割と思い切って効かせてありました。鼻を抜けるような特有の香りと、舌に残る痺れが刺激的で、このスープを大きく印象付ける要因のひとつだったと思います。スープにはトロミがあって、やや粘度が高かったんですけど、それがまたイイ感じでした。粘度の高さは餡掛けほどではなかったものの、中華と餡掛けは密接な関係にありますからね。ただ、ちょっと自分には塩味が強かったです。

かやくは、「肉そぼろ、ネギ、スイートレッドペッパー」とのこと。かやくは肉そぼろを含めて全て後入れで、チャーシューやメンマなどの目立った固形具材は無く、薬味を中心とした具材構成となっています。おそらく麺とスープにコストをかけたのが大きな理由でしょうが、スープにインパクトがあったので、具材に対しての不足感はありませんでした。下手にチープなチャーシューを入れるよりも、このように薬味に絞ってくれた方が効果的ですし、蛇足感もありませんからね。スイートレッドペッパーは飾りみたいなものでしたが、ネギは後入れということもあって風味が良く、きちんと主張が感じられます。肉そぼろは最初ちょっとサクサクしてますけど、その旨味は確実に味として寄与していました。

(標準は★3です)

強めに効かされた花椒の主張が印象的で、確かな複雑味から明確に怪味らしさが感じられると同時に、ひとつのカップ麺として見ても素直に美味しいと思える仕上がりでした。効果的な薬味を散りばめることで固形具材の無さもマイナスにはなってなかったし、売りになっているノンフライ麺もクオリティが高く、★の数は最後まで迷ったのですが、インパクトのある個性と総合力の高さを見事に両立していたので、205円という希望小売価格も加味した上で思い切って★6です。個性的で美味しいですよ。斯く言う私がそうなんですけど、花椒が好きな人は特に楽しめるでしょう。ただ、このカップ麺の大きな欠点は、とにかく流通してないということ。これに尽きると思うんですよね。ほんと、致命的な欠点だと思います。私は遠方に住んでいる仕入れ係が何とか見つけ出して入手してくれたので、今回このように記録することが出来ましたが、自分では未だに販売している店舗を一度も目にしていません。ようやく最近になって明星食品の新商品リリースが増えてきたものの、取り扱ってくれるブランドは「一平ちゃん」などの有名どころが殆どで、せっかく完成度が高いのに埋もれてしまっている新商品が沢山あります。「銀座アスター」監修のカップ麺(タテ型 / どんぶり型)や、今回のような製品にこそスポットを当てて、ぜひ店頭でも積極的に取り扱ってもらいたいんですけどね。今の明星食品が作るカップ麺は、最近ちょっと落ち着いてしまった「一平ちゃん」シリーズや、大盛バケツ型のカップ麺よりも、こういった製品の方がアツいと思います。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:明星 麺の底力 四川風怪味麺
製造者:明星食品
内容量:95g (めん65g)
発売日:2015年11月16日 (月)
発売地区:全国
希望小売価格:208円 (税別)
JANコード:4902881413701

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:400㎖
調理時間:熱湯5分
小袋構成:3袋 (粉末スープ・調味油・あとのせかやく)

~標準栄養成分表~

1食 (95g) あたり

エネルギー:376kcal
たん白質:10.7g
脂質:12.2g
炭水化物:55.9g
ナトリウム:3.0g
(めん・かやく:0.9g)
(スープ:2.1g)
ビタミンB1:1.52mg
ビタミンB2:0.21mg
カルシウム:144mg

※参考値:調理直後に分別して分析
エネルギー:376kcal (めん・かやく:262kcal / スープ:114kcal)
食塩相当量:7.6g (めん・かやく:2.3g / スープ:5.3g)

原材料名:めん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、大豆食物繊維)、スープ(ねりごま、ごま、たん白加水分解物、ラード、糖類、香味調味料、食塩、香辛料、しょうゆ、鶏肉エキス、植物油脂、酵母エキス、香味油)、かやく(豚・鶏味付肉、ねぎ、香辛料)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酒精、増粘多糖類、カロチノイド色素、かんすい、カラメル色素、炭酸カルシウム、乳化剤、セルロース、香料、微粒二酸化ケイ素、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に卵、乳成分、ゼラチンを含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・豚肉・鶏肉・大豆・ごま・ゼラチン

引用元URL:https://www.nissin.com/jp/news/4794

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