日清食品「芦屋ふうりん 旨味醤油ラーメン」 - 日清食品

日清食品「芦屋ふうりん 旨味醤油ラーメン」



昨日は明るいうちからシメイ(トラピストビール)のブルーを飲んでました。今までは頑なに直飲みを貫き通してきましたが、先日のプレモルのワイングラスに(グラス半分ずつつ)注いでみたら、なんていうか、もう、たまらんですな…(涙腺)芳醇な薫りが鼻腔を通して脳内に直撃。じっくりと時間をかけて、その薫りを存分に楽しんだ直後に口に含んだときの味わいたるや。日本のビールにはない重厚感のあるボディの力強さとフルーティさが一層に引き立ち、舌の上で転がしているとカラメルを彷彿とさせるコクのある旨味と甘味が口いっぱいに広がります。飲み込んだ後にも続く余韻は長く、その残り香だけで数分は楽しめるほど。そして時間をかけて飲むことにより、温度変化によって変わりゆく複雑味のあるテイスト。それらに包み込まれるような感覚に、アルコールを差し引いても酔いしれそうです。このビールを飲むときだけは、アテは蛇足だと感じてしまいますね。昨日飲んだシメイは2014年の製造だったので、まだ1年ほどしか寝かせていませんが、同じく2014年〜2015年に製造されたシメイが数本あるので、2020年くらいまで寝かしたいと思います。昔、5年寝かせたヴィンテージを飲んだことがあるのですが、あまりの風味の差に驚愕しました。楽しみだなー。ちなみに寝かせて熟成させるのに向いているのはブルーだけなので、ルージュ(赤)とトリプル(白)は賞味期限内に飲みましょう(笑)とりあえず、シメイ専用の聖杯型のグラスを買うことは決まりました。

さて、本日の一杯は、日清食品の「芦屋ふうりん 旨味醤油ラーメン」、ファミリマート限定発売のカップ麺です。多分コレ今回が初めてじゃないですよね? 前にもファミマ限定で発売されていたような気がします。(食べた記憶は無い)高級住宅街として名高い芦屋、我らが兵庫の有名店「楓林(ふうりん)」軽く調べてみたら、白菜の旨味が特徴的な鶏ガラベースの醤油ラーメンみたいですね。製造者が日清食品ということと、タテ型ビッグカップの再現モノで有名店の文字。あっさり系のラーメンみたいですが、同社の「有名店シリーズ」の流れを汲んでいることが分かるので、タテ型カップで油揚げ麺の再現モノでも実食前の懸念は皆無です。





は、ほぼ縮れの無い油揚げ麺で、油揚げ麺特有の風味も至極おだやか。スパッ、とした歯切れの良さが心地よく、スープの馴染みも申し分なし。非情に上品な油揚げ麺で、生麺風でこそないものの、油揚げ麺特有のネガティブさを感じません。しなやかさとコシを兼ね備え、口当たりも良く、タテ型カップの油揚げ麺の中では唯一手放しに楽しめると言ってもいいでしょう。質感の雰囲気は同社の「日清のどん兵衛」に採用されている蕎麦と非情によく似ていて、他の追従を許さないような完成度の高さ。スープが繊細なタイプだったのですが、油揚げ麺のネガティブな印象は払拭されているので、全くと言っていいほどスープにも干渉していませんでした。「AFURI」に採用されていた麺と比較すると、若干…ほんと若干ながら劣っていたものの、タテ型カップの油揚げ麺としては素晴らしい出来栄えです。

スープは、「鶏ガラと野菜の旨味が詰まったスープに、別添の特製香油を加えて仕上げ」たとのこと。糖類による甘味も不自然さはなく、野菜の旨味と甘味がギュッ、と詰まっていて、上品な鶏ガラと手を取り合い、とても優しい丸みを帯びたスープに仕上がっています。かえしの主張にも尖りは無くて、あくまで醤油は香り付け。とても柔らかく繊細なスープなのですが、しっかり深みのあるコクと後入れの特製香油によって、ピンボケすることなく成立。特製香油は鶏油っぽい風味と香りがするんですけど、ガツガツと攻めてくるようなタイプではなくて、製品に程よいパンチを与えつつ、風味を昇華させることに徹底している感じ。奇抜さこそありませんでしたが、この落ち着いた味わいは老若男女を問わず、たくさんの人を楽しませてくれることでしょう。麺を食べているときの鼻を抜けるような鶏油の風味が印象深く、とても味わい深かったです。そしてこの手のテイストには珍しく、魚介系の要素は含まれていないんですよね。もしかしたら香味油に少し含まれているのかもしれませんが、鶏と野菜でシンプルに纏め上げられています。野菜の旨味と鶏の旨味、香油の芳醇な薫りで食わせるタイプの奥床しいスープでした。

かやくは、「味付豚肉、白菜、ねぎ」とのこと。味付豚肉はチップ状の見慣れたモノで、高級感こそありませんが、最近、邪魔な肉具材が多くて(特に寿がきや食品)イライラしている私としては、邪魔になってないだけマシですw っていうか意識的に食べたら意外と美味しくて、結構チャーシューっぽかったし、むしろ好印象ですらありました。ケミカルな風味も無かったです。そして厚みのある白菜がたっぷりと入っていて、風味と甘味がちゃんと感じられたのが好印象。食感も自然でリアルだったし、これによって製品の特色が輪郭を得ていました。ネギは具材系ではなかったんですけど、それなりに風味はあって良かったです。とてもシンプルな具材構成ですが、ひとつひとつが意味を成していました。

(標準は★3です)

野菜の旨味が凝縮された優しいスープに、それを邪魔しない上品な油揚げ麺。具材の白菜からも特徴が見て取れましたし、お店のラーメンもこんな感じなのかなー、という想像も膨らみ、ひとつのカップ麺としての出来も素晴らしかったので、★6即決です。実際のお店では「注文を受けるたびに、白菜を鶏ガラベースのスープで炊き込んで」いるそうで、(フタ裏参照)その雰囲気がきちんと感じられて成る程なー、と。実食前のイメージを全く裏切らない仕上がりだったし、まさに日清食品らしい優等生さが功を奏していたと言えるでしょう。やはりこの手のテイストのタテ型カップ製品を作らせたら、日清食品の右に出るモノはいないですね。優しくて奥床しい味わいのカップ麺が食べたい気分の時、これを選べば手放しに楽しめると思います。目指している方向性は勿論、実際の内容にも曇りの無い一杯でした。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:芦屋ふうりん 旨味醤油ラーメン
製造者:日清食品
内容量:95g (めん80g)
発売日:2015年4月14日 (火)
発売地区:- (Family Mart)
希望小売価格:200円 (税別)
JANコード:4902105226735

麺種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:410㎖
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋 (特製香油)

~標準栄養成分表~

1食 (95g) あたり

エネルギー:444kcal
たん白質:9.2g
脂質:20.0g
炭水化物:57.0g
ナトリウム:2.2g
(めん・かやく:0.9g)
(スープ:1.3g)
ビタミンB1:0.64mg
ビタミンB2:0.33mg
カルシウム:146mg

※参考値:調理直後に分別して分析
エネルギー:444kcal (めん・かやく:395kca / スープ:49kcal)
食塩相当量:5.6g (めん・かやく:2.3g / スープ:3.3g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩)、スープ(チキン調味油、糖類、野菜エキス、食塩、醤油、チキンエキス、酵母エキス、豚脂、オニオンパウダー、香味油、香辛料)、かやく(味付豚肉、白菜、ねぎ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、かんすい、pH調整剤、カラメル色素、グリセリン、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(原材料の一部に乳成分を含む)

アレルギー物質:小麦・乳成分・豚肉・鶏肉・大豆

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