東洋水産「マルちゃん 縦型ビッグ 大島 味噌ラーメン」 - 東洋水産

東洋水産「マルちゃん 縦型ビッグ 大島 味噌ラーメン」



昨日の夜、耳を澄ますと山の奥からセミの鳴声が聞こえてきました。沖縄や九州なら分かりますけど、まだ梅雨ど真ん中ですよ。もしかして聞き間違い…? って考えたらちょっと怖くなってきた(冷や汗)いやでもアノ鳴声は絶対セミだった!(と思うおそらく多分きっとメイビー…)

さて、本日の一杯は、東洋水産の「マルちゃん 縦型ビッグ 大島 味噌ラーメン」です。「講談社発行『業界最高権威 TRY 認定 ラーメン大賞 2014-15』の『名店部門 みそ』で、見事1位に輝いた『大島』とのタイアップ商品」とのこと。自ら業界最高権威と名乗っちゃってる時点でアレなんですけど、定期的に東洋水産から発売される企画モノのカップ麺ですね。曲がりなりにも「再現モノ」のカップ麺に分類されるわけですが、何故かいつもタテ型ビッグの「本気盛」系(苦笑)毎回思うんですけど店主さん納得されてるんですかね? モデルになったラーメン店「大島」は、「“進化系”札幌味噌ラーメン」が売りみたいです。何がどう進化したんでしょう。食って確かめてみろってか? でも東洋水産のタテ型カップなんで…(自粛)…とりあえず、「カップ麺として美味しいかどうか」というスタンスで挑みます。





は、「スープと相性の良い、食べごたえのある角麺」とのこと。東洋水産のタテ型ビッグカップ製品ということで、存在感のある油揚げ麺です。同社の「本気盛」の麺を少しだけ細くした感じ。TRY×東洋水産は本気盛シリーズからリリースされることが多いのですが、今回は本気盛ではありません。原材料を見ると野菜粉末やチキンエキスなどは練り込まれていなかったし、そこまで太く無骨ではなかったので、そのあたりがブランド名を冠していない理由なのかもしれません。再現モノというコンセプトをかなぐり捨てているような印象は、今回も例に漏れずだったんですけどねw スープの味が濃かったので、目立った弊害はありませんでしたが、完全にインスタントらしい「カップ麺の油揚げ麺」なので、お店の雰囲気には期待できないでしょう。でもスープとの相性は問題なかったです。ただですね、致命的だったのが戻りのバラツき。フタを開けると最初から入っていた粉末スープが所々で凝固していて、それが絡まっている部分は戻っていませんでした。何とか無理矢理ほぐして掻き混ぜましたが、戻ってる部分と戻ってない部分がチグハグで、戻ってない部分は中心部がほぼ乾燥状態のままだし、そこが戻る頃には最初から戻っていた部分は頼りない食感に…(泣)コレはアカンでしょ。麺は良くも悪くも「いつもの」油揚げ麺だったので、原因はスープにあるようです。

スープは、「ポークをベースに、生姜・唐辛子・山椒・にんにくを強く利かせた、コクのある味噌味」とのこと。かなり押しの強いスープですね。まず土台となっている動物系の要素には重厚感があって、後入れだった多めの特製油がそれをブースト。味噌ダレの主張も輪郭のあるタイプで、風味よりもキレを重視した鋭い味噌感。体感的な塩分濃度も高く、塩カドが苦手な人は避けたほうが無難。山椒の風味は一瞬しか感じられませんでしたが、生姜とニンニクを中心とした香味感は力強く、とにかく押しの強さを強調して攻め立ててくるような味噌スープでした。かなりのガテン系です。ある意味カップ麺らしくはあったものの、ちょっと極端過ぎるかもしれません。再現度のほうは分かりませんが、カップ麺らしい極端な味噌スープが好きな人はハマれると思います。逆に繊細さや小難しさを求めると、ゴリ押し気味のオラオラ感に飲まれることになるでしょう。さて、味に関しての感想はこの辺にしておいて、致命的だったのが粉末スープの溶け残り。カップの底は無論、混ぜても混ぜても溶け残ったダマが点在していて、麺の項目でも触れましたが、麺は戻らないしスープの味は均等じゃないしで散々…。実際、徹底的に掻き混ぜた後も一口食べる毎に意識的に混ぜながら食べたんですけど、それでもダマが…。粘度の高さも相当なもので、あからさまな人工的なトロミが不自然でした。昨日の「鬼どろ」よりも強烈です。これこそ「鬼」だろ…いろんな意味で…。

かやくは、「味付挽肉、たまねぎ、メンマ、ねぎ」とのこと。札幌味噌ラーメンの定番具材、と言っても過言ではないモヤシは入ってないんですね。進化系だからでしょうか。いや分かりませんけどw 味付挽肉は味付もしっかりめで、濃い味スープに負けない存在感。挽肉らしい旨味も感じられたし、量もたっぷりと入っていて、充足度の高い肉具材でした。洋水産のタテ型カップに入っている肉具材は、そぼろ系もバラ肉系も安心して食べられますね。そしてタマネギ、かなり効果的なアクセントになっています。タマネギらしいフレッシュでリアルな風味と、シャキシャキとした食感が実に効果的。濃い味の味噌スープとも相性抜群で、食べ始めの段階から自己を主張しているのですが、食べ終わる頃になっても底に溜るほど入っていて、かなり満足しました。ネギはちょっと風化したような風味で飾り系だったのが残念でしたが、メンマは特有の発酵感があって好印象。内容としては汎用感が否めない構成ですが、それぞれスープとの相性は問題なく、しっかりと混ぜた後でも各々の存在感が薄れていなかったのが良かったです。

(標準は★3です)

まず味をどうこう言う前に、カップ麺として致命的な欠陥があった、という理由からの★1であることをご理解ください。それを差し引いたら★4をつけていたと思います。兎にも角にも、「凝固した何か」が全てを台無しにしていました。原材料を見ても特異な表記はありませんし、増粘多糖類の含有量でしょうか。湯戻し直後の状態を例えると、どんぶり型の製品で「『後入れ指定』の『粉末スープ』と『液体スープ』を『先に入れて』しまった状態」とでもいいましょうか。そしてスープの粘度の高さも不自然。どろ系というコンセプトでもなかろうに。これは個体差ではないでしょう。もし個体差だったら尚更、余計に意味が分かりません。お湯の温度や湯戻し時間には細心の注意を払っていると自負しておりますので、おそらく製品の作り自体に問題があったのだと思います。デロデロになった麺でもオッケー、という人には解決策を提示できますが、普通に作って普通に美味しいカップ麺が食べたい、って人は避けたほうが無難かもしれません。繰り返しますが、味は悪くなかったです。でも新鮮味があったかと問われると、そうでもなかったですね。今までにも東洋水産のタテ型カップ麺で、何度か食べたことがあるような味でした。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:マルちゃん 縦型ビッグ 大島 味噌ラーメン
製造者:東洋水産
内容量:110g (めん80g)
発売日:2015年4月13日 (月)
発売地区:全国
希望小売価格:205円 (税別)
JANコード:4901990333375

麺種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:430㎖
調理時間:熱湯4分
小袋構成:1袋 (特製油)

~標準栄養成分表~

1食 (110g) あたり

エネルギー:497kcal
たん白質:11.6g
脂質:21.6g
炭水化物:64.0g
ナトリウム:2.8g
(めん・かやく:1.3g)
(スープ:1.5g)
ビタミンB1:0.36mg
ビタミンB2:0.36mg
カルシウム:204mg

※参考値:調理直後に分別した値
エネルギー:497kcal (めん・かやく:374kca / スープ:123kcal)
食塩相当量:7.1g (めん・かやく:3.3g / スープ:3.8g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、醤油、卵白)、添付調味料(みそ、香味油脂、香辛料、食塩、植物油、ポークエキス、砂糖、粉末野菜、豚脂、発酵調味料、たん白加水分解物)、かやく(味付挽肉、たまねぎ、めんま、ねぎ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、炭酸カルシウム、かんすい、クチナシ色素、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、カラメル色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に乳成分、ごま、鶏肉、ゼラチンを含む)

アレルギー物質:卵・乳・小麦・ゼラチン・大豆・豚肉・鶏肉・ごま

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