エースコック「近畿大学水産研究所監修 近大マグロ使用 中骨だしの塩ラーメン」 - エースコック

エースコック「近畿大学水産研究所監修 近大マグロ使用 中骨だしの塩ラーメン」



やーっと2014年12月のカップ麺に突入ですよ、あはははは。どんだけ在庫あんねん!って心の中でツッコミを入れられた方々に一言。めーっちゃありますw もう漠然とw 現段階でザッと引っ越し用の段ボール箱3.5箱くらいですかねw カップ麺に詳しい方は毎週どれだけの製品がリリースされているかご存知かと思いますが、自分は新商品系(リニューアルまで手が回らんw)のカップ麺は、食指が動こうが動かまいがほぼ全て購入(カリメロが)しているような状況なので、溜まる溜まるw 最近は2個食いを駆使して追いつこうと頑張ってますけど、なかなか…。でもいま自分が差し掛かった12月頃のカップ麺といえば、後半にかけて新商品系のリリースが減ってくる時期なんですよね。このあたりで一気に詰めたいですな!(鼻息) で、年明けの新商品ラッシュで買い込んだ在庫にフルボッコされるんでしょうけど・・orz

さて、本日の一杯は、エースコックの『近畿大学水産研究所監修 近大マグロ使用 中骨だしの塩ラーメン』です。「近大マグロ」とは、天然の稚魚から養殖する一般的な蓄養マグロとは異なり、近畿大学水産研究所が研究を重ね、養殖施設で人工孵化させて育った世界で初めて完全養殖に成功したマグロですね。一躍脚光を浴び、現在も注目されています。天然のクロマグロと比較し、水銀濃度が低いのも特徴みたいですね。このマグロが乱獲による個体数の減少に歯止めをかけ、今後の日本のマグロ文化を守る大きな要員となることが期待されています。そんな近大マグロの中骨から炊き出したエキスをスープに使用した、というのが今回のカップ麺のキーポイント。ちなみに近大マグロの中骨を使用した商品化は、今回が初めてだとか。余談ですが、自分は寿司やお造りなんかだと専らサーモンがメインで、次いで青魚。後はウニやらエビやらイカやらホタテやらって感じで、あまりマグロには執着心がありません。食い意地は小学生以上に張ってますけどね!(鼻穴) ちなみに「※この商品には近大マグロ®の身は入っておりません」とのこと。大丈夫です、マグロの身に対して執着心ないですからw もしカップ麺に使うほど身があるのなら、せっかくですし刺身でいただきたいですね。執着心はなくとも一度は食べてみたいです。





は、『適度な歯切れの良さがある、滑らかな丸刃のめん』とのこと。鶏・豚エキス、野菜エキスなどで味付が施されているエースコックお得意の味付麺ですね。プリッとした歯切れの良い食感が特徴で、丸刃でクセのないオーソドックスなタイプの油揚げ麺です。いかにもエースコックらしい麺。オーソドックスと言えば聞こえはいいですが、平凡な油揚げ麺ですねw 嫌いじゃないです。むしろ好きな部類。今回のようにスープに重点が置かれている場合、こういった主張の控えめな押しの弱い麺が正解です。もちろん油揚げ麺なので、それなりに特有の風味はあるのですが、スープを蹴散らしてしまうほどではなかったし、油揚げ麺臭がスープをマスクしてしまうような印象も比較的控えめでした。油揚げ麺を採用するしかなかったのであれば、取り合わせとしては間違っていなかったでしょう。ただ、せっかく近大マグロを使用したというスープなので、ノンフライ麺でも食べてみたかったです。それか麺にも近大マグロ中骨エキスを…ってそりゃ無理かw

スープは、『チキンベースに、魚介の旨みをしっかり利かせた深みとコクのある塩スープ』で、『近大マグロの中骨を使用した旨みの強いスープに鰹の旨みを合わせ、香辛料を程よく利かせる事で飽きの来ない味わいに仕上げ』たとのこと。まず動物系の要素が中心となっていて、そこに魚介の旨味が加わってくる比較的オーソドックスなスタイル。そして魚介の風味は煮干のようなクセのあるタイプではなく、節系の香り高いものとも違う。やさしくて柔らかく、まろやかで臭みのない魚介感。このあたりがマグロの中骨エキスによる旨味であり、特徴なのでしょう。上品です。カツオエキスが含まれているので、もちろん節系の要素も加わってくるのですが、できるだけマグロを主体にしようとしている姿勢が伝わってくるような魚介感に好感が持てました。分かりやすくマグロがオリャオリャと幅を利かせているわけではありませんが、ホタテエキスや野菜エキスも含まれていて、あっさりながらも旨味あり。あくまで動物系の旨味を主体とし、魚介を香らせたバランスの良い塩スープ、って感じですね。総合力は高かったです。調味油による鶏油の風味が結構強いので、前半は特に動物系の主張が強く、鶏油が薄まってきた頃合いから、マグロだしが追ってジワジワくる感じ。でもその頃にはどうしても同時に油揚げ麺の風味が被ってきてしまうので、そこだけがネックでした。それもそこまで気になるほどではなかったんですけど、ちょっともったいなかったですね。

かやくは、『程良く味付けした焼豚、メンマ、彩りの良いねぎ、なると、風味豊かなしょうが』とのこと。焼豚、メンマ、ねぎ、ナルトに関しては、エースコックのタテ型製品によく採用されている汎用のものだと思うので、これといって特筆すべきことはありませんが、生姜は効果的でした。とても小さな生姜の粒がチラホラと入ってるだけなんですけど、それが時折口の中に入ってきて爽やかなアクセントを生み、でも小さいから主張はほんとに香る程度なので、繊細な魚介感を消してしまうこともなく、程好い生姜の主張が飽きさせない工夫となっていました。こういうのを名脇役、って言うんでしょうね。

(標準は★3です)

節系でも煮干系でもない魚介感からきちんとマグロの姿が感じられ、動物系の主張もあり、その両者のバランスのとれた仕上がりから、ひとつの塩ラーメンとしての完成度の高さを感じました。具材の名脇役だった生姜君にもエールを送りたいですね。個人的にはもっとマグロが目立っててもよかったかなー、とも思ったんですけど、タテ型カップの塩ラーメンとしての完成度は高かったので、今回はそこを素直に評価したいと思います。ただ、麺やスープの項目でも触れましたが、やはりこういった繊維なスープの場合、油揚げ麺ではなくノンフライ麺で食べたいですね。それもどんぶり型の製品で。鯛だしのようにある程度クセがある場合なら、飲み干す一杯シリーズから出ていた「あら炊き魚介塩ラーメン」のように油揚げ麺でも成立するのですが。たとえそれが極わずかに滲み出した風味だったとしても、油揚げ麺特有の風味がスープをマスクしていなかったらどんなだっただろう、と興味をそそられますよね。あの有名な近大マグロを使用して、しかもどんぶり型のハイエンドカップ麺となると、一体どれほどマグロの主張があるのかという期待値から、必然的にハードルも大幅に上がってしまうかもしれませんが、ぜひいつか挑戦してもらいたいです。それからこれまで近大が展開する専門料理店では廃棄処分していたという中骨、その唯一店舗では使用していなかった中骨をエキス化してカップ麺のスープに利用し、商品化したという着眼点、素晴らしかったです。鯛だしのようなインパクトはありませんでしたが、コンセプトにインパクトを感じる一杯でした。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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【製品情報】

商品名:近畿大学水産研究所監修 近大マグロ使用 中骨だしの塩ラーメン
製造者:エースコック
内容量:89g (めん70g)
発売日:2014年12月01日 (月)
発売地区:全国
希望小売価格:195円 (税別)
JANコード:4901071278090

麺種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:440㎖
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋 (液体スープ)

~標準栄養成分表~

1食 (89g) あたり

エネルギー:422kcal
たん白質:6.6g
脂質:23.1g
炭水化物:46.9g
ナトリウム:2.1g
(めん・かやく:0.6g)
(スープ:1.5g)
ビタミンB1:0.24mg
ビタミンB2:0.28mg
カルシウム:187mg

(食塩相当量:5.3g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、鶏・豚エキス、野菜エキス)、スープ(鶏・豚エキス、鶏油、食塩、植物油脂、マグロエキス、香辛料、カツオエキス、野菜エキス、ホタテエキス、酵母エキス、でん粉、全卵粉)、かやく(焼豚、なると、ねぎ、メンマ、しょうが)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、酒精、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、微粒二酸化ケイ素、香料、増粘多糖類、カロチノイド色素、香辛料抽出物、カラメル色素、ビタミンB2、ビタミンB1、紅麹色素、(原材料の一部に卵、乳成分、えび、かに、さば、大豆を含む)

アレルギー物質:小麦・卵・乳成分・えび・かに・さば・大豆・鶏肉・豚肉

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