「日清のどん兵衛 どリッチ 全部のせうどん」@日清食品




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どうも、taka :aです。今日はサクッと本題に…
本日の一杯は、日清食品の「日清のどん兵衛 どリッチ 全部のせうどん」です。昨日の週報でも触れましたが、通常パッケージでは具材が入り切らないため、かぶせフタの付いた特別パッケージを使用…うん、これだけで幾らか値段が上乗せされている気がしないでもないw と、それはさておき…人気具材3種類「ふっくらおあげ」「サクサク天ぷら」「ジューシィ牛肉」が全部入った “全部のせ” の “どリッチ” どん兵衛が登場しました。希望小売価格は、超強気の290円(税別)となっております。完全に具材で喰わせるスタンスで攻めてきたのは言うまでもありませんが、それぞれのクオリティは折り紙付きなので、具材同士が喧嘩しないかどうかが気になるところ。それに、つゆの方向性は東寄りなのか、西寄りなのか…あ、でもニュースリリースには「昆布」の文字があったので、「北のどん兵衛」に近いのかな? なんて思ったり(※地域によって味が違います)。つゆの味は具材が及ぼす変化も大きいと思うので、しっちゃかめっちゃかしてないといいんですけどね。ではでは、参りましょう。

「かぶせフタ」を外すと、間に「あとのせサクサク天ぷら」が入ってます

「かぶせフタ」は “フタ止め” に使えますね!…元取れるかな?w

いや…これ頑張ったら「あとのせサクサク天ぷら」入ったんとちゃうやろか…けっこう余白あるぞw

さて………

とりあえず無作為に天ぷらを配置…

そして遠近法の偉大さを体験する俺w

おあげ座布団

さて、食べましょうか…(お待たせしました)
✔︎ つゆは、たしかに昆布の旨みが意識されているのですが、道産利尻昆布を使用している「北のどん兵衛」ほど昆布の主張は強くありません。また、「北のどん兵衛」は甘みも意識されていますが、甘さは自然な効かせ方で、特筆して強いわけではないです。そして、昆布の旨みだけでなく、鰹だしの旨m お前ほぼ「西」の「きつねうどん」じゃねぇかww いや、でもですね…なかなか違います。キリッ「西」の味に親しみのある方にとっては目立った新鮮味が得られないかもしれませんが、定番の「きつねうどん」(西)と比較して若干ながら醤油や食塩の主張が体感的に弱く、逆に鰹と昆布の旨みが強化されていて、正直…めっちゃ美味しいww「東」の「きつねうどん」は鰹だしの効いたキリッと濃いめの味わいなので、そちらに親しみのある方は好みとズレが生じてしまうかもしれませんが、馴染みが無ければ新鮮味が得られるでしょう。それに、「東」の販売圏内に住まわれている方でも、「どん兵衛」は「西」が好き!という声を多く聞きますし、そういった方々にとっては好みストライクな仕上がりかと思います。そして、ここから具材による味の変化が面白かったんですけれども…それは具材の項目に後述しましょう。まさに旨み重視と言える味わいで、具材による味の変化を楽しむためのベースとしては、非常に秀逸なラインを突いていました。 “どリッチ” の指標には、 “だしの旨み” も含まれているのでしょう。ところで…これを「西」のデフォにしてもらえませんかね?w
✔︎ 麺は、相変わらずジューシーな油揚げうどんです。正直、これといって今さら書くこともないんですがw つゆとの相性は言わずもがなですよね。麺量は変わり種の平均値同様66g(レギュラーの「きつねうどん」よりも8g少ない量)ですが、「ふっくらおあげ」と「サクサク天ぷら」のボリュームが凄まじかったので、特に物足りなさは感じませんでした。
✔︎ 具材は、「ふっくらおあげ」「サクサク天ぷら」「ジューシィ牛肉」ということで、現行の定番品である「きつねうどん」「天ぷらそば」「肉うどん」からの寄せ集めでしょう。あ、粉末スープにネギちょろっと入ってたんですけど、これは飾りです飾り。まず、豆腐屋さんと同じ製法で作った丸大豆100%使用の「ふっくらおあげ」なんですが、箸で挟むとジュワッと旨みが溢れ出し、つゆの甘みがグッと増して、さらなる奥行きが生まれます。つゆの方向性と油揚げの味付けはベクトルが合致しているので、極めて自然に味の深みをブーストしてくれるんですよね。「ジューシィ牛肉」は、つゆの味に対して体感的に強く干渉してくることはありませんでしたが、やっぱり “大豆ビーフ” とは違います。ちょっと加工肉特有の癖が気になるものの、ほんのり甘い味付けで、きちんと牛肉してました。しかし、かなり細切れだったので、あんまり具材としての存在感が…っていうか粉々になった牛肉の不意打ち的な舌触りが気になって、ちょっと…えっと…邪魔こいつ邪魔w 好みの問題ですかねスイマセン…「サクサク天ぷら」の侵食力は凄まじく、小海老天や衣の芳ばしい旨みが徐々にペースを上げて広がり、つゆの味わいを最終的にガラッと模様替えするほどの存在感です。うん、これぞ「天ぷらうどん」の醍醐味ですよね。「天ぷらそば」からの使い回しとは言え、現行の「天ぷらうどん」は「北のどん兵衛」にしかないので、そういった意味合いでの付加価値も感じました。一応、今回のコンセプトは「全部のせ」なので、写真のように最初からウッホホ~~イ♪するのが正攻法なのかもしれませんが、とりあえずアレですよ、ふっくらおあげの存在感w あ、でもですね…「おあげ座布団」のように、ふっくらおあげを座布団よろしく活用すると上サクサク中もっちりの “途中入れ” 食感がキープされるので、最初からインしちゃっても大丈夫かも。個人的には上サクサク中もっちりの状態を半分ちょっと楽しみ、残った天ぷらはワザとフヤけさせて、つゆと一体化させてガサガサッと食べるのが美味しかったです、ハイ。
総評:★★★★☆☆☆☆☆☆ (4)
総評の基準についてはこちらのページをご覧ください
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(標準は★3です)
うーん、総じてネックなのは価格帯ですよね。今回かなりハードルを上げて挑みましたが、思いの外に高い満足感が得られました。しかし、300円払ってリピートしたいかと聞かれたら、 あらん限りの力を振り絞って首を横に振ります。ってのは言い過ぎだけど、まずリピートはないですね。レギュラーのシリーズが平均売価127円〜138円(筆者調べ)なので、富山県、石川県、福井県、滋賀県、奈良県、和歌山県以西に住まわれている方は、「きつねうどん」と「天ぷらそば」を買ってドッキングしたら同じ程度の満足感が得られるでしょう。牛肉ですか? いや、どん兵衛の「肉うどん」が至高という方には申し訳ないんですけれども、ふっくらおあげとサクサク天ぷらを前にしては、完全に為す術がない状態でした。正直、 “大豆ビーフ” の方が存在感あったでしょう。しかし、かの具材は主張が強すぎるので、もし今回のカップ麺に入っていたら、つゆの “だしリッチ” が損なわれていたと思いますし、しょせんは偽肉…「どリッチ」の名が廃ります。そう、今回は具材のボリュームだけでなく、つゆの組み立て方が秀逸だったんですよね。それに、ふっくらおあげ+天ぷらのダブルパンチは…なかなかキますw しかも、つゆの味に対して両者が強く寄与しており、そのままでも出汁が濃くて美味しく、具材が手を出してもバランスが崩壊しない、その総合力は見事でした。でも牛肉お前は要らんw と、このように私は細切れの牛肉に価値が見出せなかったので、その分は総評に上乗せできませんでしたゴメンナサイ。まぁそれを抜きにしても、やっぱり税別290円は高いですね…コスパだけで言えば、総評は★3が妥当かもしれません。実は来週(2018年4月30日)から、「日清のどん兵衛 東西食べ比べ」キャンペーンが全国で開催されるので、東日本の方は好みの「天ぷらそば」と「西」の「きつねうどん」を購入し、天ぷらそばの天ぷらを入れずに(まぁ自前で天かすでも何でも入れて騙し騙しw)食べて、後日「きつねうどん」にトッピンングしたほうが(つゆのニュアンスは異なりますが、似たようなテイストになるはずなので)コスパは高いです。西日本の方は…今すぐ決行可能w と、これを言ったら某Mドナルドの「チーズバーガーを買うならハンバーガーを2個買ったほうがいい」的な話になってくるんですけど…さて、これから「カップヌードル リッチ」シリーズのように(新作の音沙汰ないけど…)、「どリッチ」シリーズとして続いていくのか、今回限りの企画に終わるのか…第2弾として「全部のせそば」とか出たら笑いますけどね(笑)最近、エースコックがノンフライうどんでブイブイ言わせているので、今度はノンフライどん兵衛とかも食べてみたいなぁ…と、それはさておき、取得価格に見合う満足感が得られるかどうかは個々のコスパ指標に大きく左右されるところになるかとは思いますが、繊細かつ重厚的な出汁の濃い味わいにボリューム満点の具材構成は、なるほどリッチな満足感でした。
【こんな人にオススメ】
「どん兵衛に300円出せる」「油揚げと天ぷらを別個で集めるのが面倒w」
「どん兵衛に300円出せる」「油揚げと天ぷらを別個で集めるのが面倒w」
あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。
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© Posted by taka :a
【製品情報】
商品名:日清のどん兵衛 どリッチ 全部のせうどん
製造者:日清食品
内容量:106g(めん66g)
発売日:2018年4月23日(月)
発売地区:全国新発売(全チャンネル)
取得店舗:ÆON
取得価格:税込285円(クーポン使用:税込表示価格300円より5%オフ)
希望小売価格:290円(税別)
JANコード:4902105247891
麺種類:油揚げ麺
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:380㎖
調理時間:熱湯5分
小袋構成:1袋(彩り七味付き粉末スープ)
~栄養成分表示~
1食(106g)当たり
熱量:496kcal
たんぱく質:10.4g
脂質:24.2g
炭水化物:59.2g
食塩相当量:5.7g
(めん・かやく:2.1g)
(スープ:3.6g)
ビタミンB1:0.18mg
ビタミンB2:0.20mg
カルシウム:180mg
※参考値:調理直後に分別して分析
熱量:496kcal (めん・かやく:481kcal / スープ:15kcal)
名称:即席カップめん
原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、大豆食物繊維)、かやく(天ぷら、味付油揚げ、味付牛肉)、スープ(食塩、魚介調味料、粉末しょうゆ、魚粉、魚介エキス、香辛料、ねぎ、昆布エキス、糖類、昆布粉末、昆布調味料) / 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(アラビアガム)、炭酸Ca、リン酸塩(Na)、カラメル色素、香料、pH調整剤、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、カロチノイド色素、乳化剤、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・牛肉・ごま・さば・大豆・ゼラチンを含む)
アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・えび・牛肉・さば・大豆・ごま・ゼラチン
参考URL:https://www.nissin.com/jp/news/6916
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