日清食品「カップヌードル ブラックペッパークラブ」 - 日清食品

日清食品「カップヌードル ブラックペッパークラブ」



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どうも、taka :aです。本日の一杯は、日清食品の「カップヌードル ブラックペッパークラブ」です。先日の記事でも触れましたが、「カップヌードル トムヤムクンヌードル」と「カップヌードル シンガポール風ラクサ」のメイン具材であるパクチーが見直され(新製法によるフレッシュな香りと色合いにこだわったらしい)、シンガポールの人気カニ料理をカップヌードル風にアレンジしたメニュー「カップヌードル ブラックペッパークラブ」が新発売となりました。なんとなく「チリクラブ」(エビチリのカニ版エスニック仕立てみたいな食べ物)のブラックペッパーバージョンをイメージしていたんですが、それとは別の食べ物みたいで、バターやニンニク、ジンジャーや唐辛子などで味付けした、大量にブラックペッパーが入っているスパイシーなカニ料理だそうです。ちなみにシンガポールでは、「Cup Noodles Black Pepper Crab Flavour」というカップヌードルが実際に販売されているのだとか。で、海外のカップヌードルにはパッケージの「CUPNOODLE」に「S」が付く仕様なんですが、そういえば今回のパッケージにも「S」の文字がありますね。今回は正真正銘、メイドインジャパンですけど…シンガポールのブラックペッパーフレーバーとの関連性は不明ですが、ちょうど昨年の4月3日にも「カップヌードル シンガポールチリクラブ」というシンガポール絡みのカップヌードルがリリースされていました。ブラックペッパークラブは食べたことがないけれど、黒胡椒は大好きなので、楽しみです。





スープは、人工的な粘性が添加されたトロミの強いスープで、これまた糖類による人工的な甘みが目立ったスープなんですが、思いの外にブラックペッパーが硬派にビシッと攻めてきます。ブラックペッパーでアクセントを…などというレベルではなく、タイトルにブラックペッパーの名を冠するに相応しい主役級の存在感。大量の黒胡椒で有名な「富山ブラック」ほどではないものの、ブラックペッパーが苦手な人は少し構えておいたほうがいいかもしれません。黒胡椒は粗挽きではなかったので、香りが芳醇で瑞々しいタイプではありませんでしたが、粒子が細かいからこそピペリン(黒胡椒の辛味成分)が舌全体に行き渡り、またトロミの強いスープでしたから、意識的にスープを飲まなくても麺にブラックペッパーごと纏わり付き、麺を食べている時にも楽しませてくれました。ホワイトペッパーもブレンドされており、糖類の甘みとペッパーの刺激が対比を描いて癖になるタイプの味わいを演出しているのですが、ちょっと甘みがワザとらしかったかなぁ…で、別添のブラックペッパークラブオイルなんですが、色は琥珀、直接舐めるとバターの風味とカニの柔らかな旨みを彷彿とさせる独特の風味を感じます。しかし、スープに馴染ませてしまうとバターの風味はブラックペッパーに掻き消され、カニの旨みは糖類の甘みでボヤけてしまい、肝心のクラブが控えめだったのが少し残念なポイントでした。カニの指標が甲殻類特有の芳ばしさに絞られていれば、また印象は違ったと思うんですけど、カニの柔らかな旨みを意識しているようだったので、糖類と同化しているような印象を受けてしまったんですよね。思いの外に主役級の存在感を放っていたブラックペッパーには非常に好感が持てた反面、スープにクラブを求めるとコケてしまうかもしれません。それなりにニンニクも効かされていましたが、後から口臭警報発令レベルではなかったです。…と、思いますw

は、原材料を確認すると、「カップヌードル スキヤキ ビッグ」に使われていた麺と同じ構成ですね。これまでのパターンでは、レギュラー(しょうゆ)、シーフード、カレーなど、既存の定番フレーバー(それぞれスープに合わせて微妙に麺の原材料やサイズが異なります)から汎用されるのがデフォだったんですけれども、昨年の「ミルクシーフードヌードル」あたりから、この麺を新作で見かけることが多くなってきました。とは言え、体感的には “いつものカップヌードル” ですから、違和感なく食べられると思います。相変わらずの万能麺なので、今回のスープとも問題なくマッチしていました。

具材は、カニ風味かまぼこ、たまご、ネギですね。カニ風味かまぼこは「シーフードヌードル」に入っているアレと同じ具材なんですが、なかなかどうしてカニw いや、結果かまぼこなんだけど…なんかこう、イメージ的にw スープのカニがイマイチだったので、具材でカニptを稼いでいる印象が強かったんですが、実際に稼いでいました。カニ風味かまぼこの存在は、なかなか大きかったです。たまごはシリーズ御用達のスクランブルエッグだったので、安定して美味しかったですよ。


(標準は★3です)

主役級のブラックペッパーには素直に好感が抱けた反面、クラブの存在感が弱く、またバターのアクセントも霞んでしまっていたので、最終的に甘くてトロミの強いスープにブラックペッパーがガツン、という印象しか残りませんでした。しかし、このジャンクな旨みに魅力を感じる人は多いんじゃないかと思います。カニの指標は昨年の「シンガポールチリクラブ」同様、甲殻類特有の芳ばしさよりも柔かな旨みを意識していたので、全面で主張してくるブラックペッパーの刺激に圧倒されていたんですよね。バターの風味も然り、これもブラックペッパークラブの特徴らしいので、もうちょっと存在を感じたかったです。というわけで、バターの風味やカニの旨みが添加されている、別添のブラックペッパークラブオイルを投入する前に掻き混ぜ、投入後はオイル成分をスープの表面に浮かせたまま、麺などに纏わせて食べると個性を感じやすいかと思います。ブラックペッパーの刺激は黒胡椒マニア的に屁の河童(すいません)でしたが、本日の主役と言っても過言ではない存在感だったので、その思い切りは好印象でした。



【こんな人にオススメ】

「黒胡椒が好き」「とろみのある甘いスープに黒胡椒の絡みが気になる」


あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:カップヌードル ブラックペッパークラブ
製造者:日清食品
内容量:79g(めん60g)
発売日:2018年4月2日(月)
発売地区:全国新発売(全チャンネル)
取得店舗:スーパー
取得価格:138円(税込)
希望小売価格:180円(税別)
JANコード:4902105242964

麺種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:310㎖
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋(ブラックペッパークラブオイル)

~栄養成分表示~

1食(79g)当たり

熱量:370kcal
たんぱく質:8.7g
脂質:15.7g
炭水化物:48.4g
食塩相当量:4.8g
(めん・かやく:2.3g)
(スープ:2.5g)
ビタミンB1:0.90mg
ビタミンB2:0.23mg
カルシウム:72mg

※参考値:調理直後に分別して分析
熱量:370kcal (めん・かやく:316kcal / スープ:54kcal)

名称:即席カップめん

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、しょうゆ、香辛料)、スープ(糖類、植物油脂、香辛料(黒胡椒、白胡椒)、豚脂、たん白加水分解物、クリ—ミングパウダー、ポテトフレーク、かに調味料、香味調味料、香味油)、かやく(魚肉練り製品、味付卵、ねぎ)/調味料(アミノ酸等)、加工でん粉、カラメル色素、増粘多糖類、炭酸Ca、かんすい、香料、カロチン色素、ベニコウジ色素、香辛料抽出物、フラボノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、乳化剤、クチナシ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、パプリカ色素、(一部にえび・かに・小麦・卵・乳成分・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・えび・かに・豚肉・鶏肉・さば・大豆・ごま

参考URL:https://www.nissin.com/jp/news/6847

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