日清食品「日清麺NIPPON 京都金色鶏白湯ラーメン」 - 日清食品

日清食品「日清麺NIPPON 京都金色鶏白湯ラーメン」



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どうも、taka :aです。明日(いや、この記事は23時59分に予約投稿だから、瞬時に日付が変わって今日になるのかな…まぁいいや)定例の馬肉会を開催します。とあるSNSでは随分と有名に?なってしまったオフ会なんですが、名前ほど盛大な会ではありません。私が月一の楽しみで通っている超アットホームな敷居の低い(でも馬肉の鮮度がハンパじゃない)隠れ家があるんですけど、今月は○○日に○○に飲みに行くから一緒に行かへん?というノリで仲良しのブロガーを誘い、おいしい食べ物と ぐっだぐだな 楽しい会話を嗜む会です。会場は神戸なんですが、埼玉、東京、愛知、大阪…と、気が付けばメンバーの顔触れは他県も当たり前になり、今月は遠く石川県在住のブロガー…そう、当ブログ暦の長い方は既知の人物かと思いますが、いつも “強制召喚” を快く承諾してくれる私の相棒、バカワイン氏を現地に “リアル召喚” することになりました。いやぁ〜まさか氏をリアルに召喚できるとはw で、馴染みのメンバーとは別に某ゲストブロガーとの密会も予定しております。馬肉会の様子は参加メンバー各位と某ゲストが “記事にしてくれる” ので(言い切ってやったw)後日それぞれの記事が出揃いましたら、当ブログの冒頭文にて紹介しますね。



さて、本日の一杯は、日清食品の「日清麺NIPPON 京都金色鶏白湯ラーメン」です。今週は「バターしょうゆ味」のカップ焼そばがメーカー別にダブりましたが、昨日の「京都らぁ麺とうひち監修 鶏白湯らぁ麺」(寿がきや食品)と同じく、日清食品からも「京都」をタイトルに冠した鶏白湯ラーメンがリリースされました。しかし、こちらは有名店監修の再現カップ麺ではなく、日清食品の地域密着型ブランド、「日清麺ニッポン」からの新作…あ、「ニッポン」じゃなくて「NIPPON」。そう、今回のリリースから “日本の麺を楽しもう。” をテーマにブランドを刷新、「日清麺NIPPON」シリーズとして生まれ変わりました。既存の「八王子たまねぎ醤油ラーメン」「横浜家系とんこつ醤油ラーメン」「札幌濃厚味噌ラーメン」「尾道背脂醤油ラーメン」「博多とんこつラーメン」がリニューアルされ、「京都金色鶏白湯ラーメン」が新商品…ん? 他のフレーバーは廃盤? とりあえず、メーカーの商品情報ページからは、上記のリニューアル品と今回の新商品以外、すべて消されていました。「近江ちゃんぽん」大好きだったんだけどなぁ…と、それは扨措き、以前の「京都」は「京都背脂醤油ラーメン」(いわゆる “背脂チャッチャ系” )だったんですけど、今回は鶏白湯。ご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが、京都はラーメンの激戦区としても有名で、中でも鶏白湯の名店が数多く存在する地域でもあります。今回のカップ麺では、京都地鶏の丹波黒どりエキスを50%(チキンエキスに占める割合)使用、金色に輝く鶏油が浮かぶスープ、そして “地元の団体や自治体とともに” というコンセプトに則り、「京都学生祭典」協力とのこと。あまりパッケージの見た目が鶏白湯っぽくありませんが、どんな鶏白湯なんでしょうね。





スープは、「鶏のうまみや甘みを凝縮した、金色に輝く鶏白湯スープ」に、「とろりとしながらも上品な味わいが特長」で、「京都地鶏の丹波黒どりエキスを使用」とのこと。ぽってりとした口当たりが印象的な白湯スープなんですが、乳化油脂によるギミック感が強く、とろみを不自然に感じました。そして、チキンエキスの旨味や鶏油の芳ばしい香りが確かに存在してはいるものの、同時に豚脂やポークエキスの存在も強く主張してきます。とんこつラーメンほどの豚骨とまでは言いませんが、土台は鶏と豚のハイブリッド。そこに鶏油の香りを重ねることで何とか鶏白湯を名乗っているような状態で、純粋な鶏白湯ではありません。スープの色に比例して、醤油の風味も香り付け以上の存在感を放ち、言うなれば豚骨醤油鶏白湯?(順不同)みたいな。いや、これはこれで美味しかったんですよ。でも、京都地鶏の丹波黒どりエキス? 金色に輝く鶏白湯スープ? という疑問符は、終始否めない状態でした。いま現在の京都で豚骨と鶏ガラをミックスした鶏白湯が流行っており、それが一般的とされているのであれば、まさにトレンドを模した京都の鶏白湯を再現していることになるでしょう。しかし、この骨組みだと鶏油は兎も角、丹波黒どりエキスは豚脂やポークエキスにマスクされ、その恩恵は感じられませんでした。私はトレンドに疎い人間なので、京都の “一般的な鶏白湯” を掴めていなくて申し訳ないんですけれども、少なくとも鶏を大切にした鶏白湯ではなかったです。と、このように書くとイマイチなのかと言われそうですが、そんなことないですよ。定価220円という価格帯を思えば、良くも悪くも普通に美味しい白湯スープでした。

は、「つるみとコシのある生麺風の中太ストレート麺」とのこと。サイズの割りに歯応えのある食感で、やや麺自体の塩気は強め。しかしながら小麦の風味も強く、その柔らかい小麦の旨味を塩気がキュッ、と引き締めます。もう少し加水率の低い麺のほうがスープに映えるような気もしましたが、後述する柚子のアクセントが加わることで、やや高めの加水率が適度なラインに思えました。あくまでもノンフライ麺の枠は超えませんが、税別220円のノンフライ麺として、基礎クオリティは及第点をクリアしていると思います。しかし、熱湯4分ちゃんと待っても麺の解れにくさが気になったので、30秒〜1分ほど余分に待ったほうがいいかもしれません。

具材は、「蒸し鶏、ネギ、柚子チップ」とのこと。しっとりとした蒸し鶏はサイズが大きく、カップ麺の肉具材に有り勝ちな、ジャンクで人工的な加工感が控えめで、とてもナチュラルな質感です。量は縦型カップの平均値程度だったので、どんぶり型だと少なく思えてしまうかもしれませんが、日清食品の蒸し鶏らしく質の高い肉具材でした。ネギは大口径の容器にも引けを取らない量で、サイズも大きく、存在感があります。カップ麺では九条種などの品種は特に意識されていませんでしたが、京都ではネギを意識したラーメンを提供している店が多いので、こだわりは伝わってきました。で、柚子チップ。ちょっとスープの粘度がワザとらしかったので、のっぺりした印象を受けてしまったんですが、柚子の爽やかな香りが嬉しく、平坦な味のラインに小気味よいアクセントを添えてくれていたのが良かったです。


(標準は★3です)

家系ラーメンほど極端なバランスではありませんが、豚骨と鶏ガラを炊き出した豚骨醤油スープに鶏油を浮かべているような仕上がりだったので、鶏白湯?うーん…みたいな感想が最終的に残った印象です。そんな着地点が中途半端というか、ちょっとパッケージのアピールポイント的にナンセンスなんじゃないかとも思えてしまったんですが、鶏白湯と一口に言っても、お店によって個性は多岐にわたり、とても一口では語れませんから、これが京都の鶏白湯なんだぞ!なんて強く言い切られちゃったらハイそうですかと言わざるを得ないような…w じゃぁこれが京都らしいかと言われたら、うーん…また何とも頷けないところなんですけどね。「丹波黒どりエキス」をアピールしながらも豚骨のニュアンスがフィフティに近く、また「金色に輝く鶏油」をアピールしながらもラードの主張が同等の位置にあったので、ちょっと看板に偽り有りなんじゃないのかなと。繰り返しますが、味で言えば文句無しで美味しかったです。基礎クオリティの高いノンフライ麺に、ちょっと乳化油脂が気になったけど、濃厚な鶏と豚のハイブリッドスープ。そこに光る柚子の香りが記憶に残るアクセントになっている、値段相応に美味しい鶏白湯(?)ラーメンでした。私は「丹波黒どりエキス」と「金色に輝く鶏油」(実際には白く濁っていたけど…)というワードに煽られ、それはもう鶏トリした鶏白湯を期待していたものですから、そのテンションによる落差もあったと思います。ごめんなさい。でも、豚骨とのハイブリッドなんて聞いてないよ…? ってことで、すいません。あ、えっと…味で言えば美味しかったですw はい。でも京都らしさのイメージでいえば、廃盤になった「京都背脂醤油ラーメン」のほうが王道だと私は感じました。



【こんな人にオススメ】

「とろみのある白湯スープに柚子のアクセントが気になる人」


あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:日清麺NIPPON 京都金色鶏白湯ラーメン
製造者:日清食品
内容量:114g(めん70g)
発売日:2018年3月19日(月)
発売地区:全国新発売(全チャンネル)
取得店舗:スーパー
取得価格:170円(税込)
希望小売価格:220円(税別)
JANコード:4902105245774

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:440㎖
調理時間:熱湯4分
小袋構成:3袋(液体スープ・調味オイル・かやく)

~栄養成分表示~

1食(114g)当たり

熱量:457kcal
たんぱく質:8.9g
脂質:19.6g
炭水化物:61.3g
食塩相当量:6.5g
(めん・かやく:2.0g)
(スープ:4.5g)
ビタミンB1:0.26mg
ビタミンB2:0.30mg
カルシウム:132mg

※参考値:調理直後に分別して分析
熱量:457kcal (めん・かやく:299kcal / スープ:158kcal)

名称:即席カップめん

原材料名:めん(小麦粉、食塩、植物油脂、チキンエキス、しょうゆ、卵粉、大豆食物繊維)、スープ(動物油脂(鶏、豚)、しょうゆ、チキンエキス、ポークエキス、食塩、糖類、乳化油脂、たん白加水分解物、香辛料、小麦粉、魚介エキス、酵母エキス)、かやく(味付鶏肉、ねぎ、ゆず皮) / 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、かんすい、香料、炭酸Ca、カラメル色素、酸味料、カロチノイド色素、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・豚肉・鶏肉・大豆

引用元URL:https://www.nissin.com/jp/news/6821

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