まるか食品「ペヤング 豚骨醤油やきそば」 - まるか食品

まるか食品「ペヤング 豚骨醤油やきそば」



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どうも、いろいろ追いつきません…taka :aです。私の魂は何処ですか…? バブル期に置き去りですか…? というわけで? バブリーなカルビーの新商品、「ポテトチップス グリルビーフ」の感想をば。開発経緯は昨日の「エスニカン」と同じコンセプトで、グルメの味を極めたワイルドなポテトチップスとして1987年に発売(1993年終売)。お酒のオツマミにピッタリということで、大人気商品になったそうです。1987年といえば、バブル景気が本格到来し、歌集「サラダ記念日」がベストセラーになり大ヒット。アメカジファッションがブームになった年でもあり、NTTがハンディタイプ・アナログ方式の携帯電話サービス開始、またアサヒスーパードライやエビアンなどがヒットした年ですね。翌年の1988年は「青函トンネル」「東京ドーム」「瀬戸大橋」など、大型開発事業が相次いで竣工し、またティファニーの来日によるティファニー現象、ファミコン用ソフトの「ドラゴンクエストⅢ」の発売によってゲームショップに長蛇の列ができ、社会現象となった年でもあります。で、ポテトチップスの感想なんですが、非常にシンプル。同社の「堅あげポテト 匠味」などに使われているビーフエキスのような高級感(?)は得られないものの、味の核は確かにビーフが担い、軽く醤油で香り付け。そしてオニオンの甘味と生姜の香味がビーフの旨味を引き立てています。方向性としてはグルメというよりも完全にジャンクなテイストだったんですが、牛系の新作は和牛がテーマだったり熟成肉だったり、岩塩だの何だのと高級志向に走る傾向にある中、古き良きポテトチップスらしいジャンクさには復刻版らしい懐かしさと、それに伴う需要価値が感じられました。じわじわと後引くような旨味があり、それでいて生姜の香味が適度に後味を引き締め、ついつい次の1枚に手が伸びてしまうような、グルメとは少し違うけど、シンプルなジャンクさがプラスに作用しているビーフ系のポテトチップスでした。


さて、本日の一杯は、まるか食品の「ペヤング 豚骨醤油やきそば」です。ようやく最近になって、まるか食品が意欲的に新商品をリリースしてくれるようになりましたね。今回のテーマは、豚骨醤油やきそば。ありそうで無かった…いや、まぜそば(油そば)なんかではポピュラー? でも、汁なしラーメンじゃなくて、ペヤングらしく「やきそば」(そこ! 焼いてないとか言わないw)なんですよねー。そのあたりに注目でしょうか。いや、こだわらずに食べるのが吉か…ピュアに参ります。キリッ





ソースは、「超特選こいくちしょうゆとたまりしょうゆをベースに豚骨の旨みを付与し」、「最後まで飽きの来ない濃厚な味付けが食欲をそそ」るとのこと。JASの認定工場で製造され、JAS規格に合格した醤油には、「特級」「上級」「標準」の3段階があり、「特級」の中でも旨味成分の窒素分、またはエキス分が多く含まれている醤油を「特選」や「超特選」といいます。特級の中でも、窒素分1.1倍以上の「こいくち」「たまり」「さいしこみ」、窒素分1.1倍以上かつ糖の添加不可である「うすくち」「しろ」を「特選」とし、窒素分1.2倍以上の「こいくち」「たまり」「さいしこみ」、窒素分1.2倍以上かつ糖の添加不可である「うすくち」「しろ」を「超特選」と…って、余談が長いですねスイマセン…さて、味の感想なんですが、超特選こいくち醤油 with たまり醤油のダブルタッグなだけあって、醤油の主張は強く、醤油特有の癖を感じるほど。正直、かなり喉が乾く系です。しかし、塩気のニュアンスは食塩よりも醤油の表情が強く、実際かなり味(塩気)の強いタイプではあるものの、動物油脂のコクと糖類による包容力が醤油のカドを適度に抱き、単なる塩分過多な印象を抱かせません。正直、喉が乾くタイプの濃い味が苦手な人は、スルーされたほうが賢明です。反面、家系ラーメンや醤油の立ったスープが好きな人は、今回のソースに中毒性を感じることでしょう。動物油脂は多めに含まれていましたが、油そばほどインパクトのある量ではありません。味の路線は本当にシンプルで、こいくち醤油をベースに動物油脂でコクを持たせ、ガラスープとポークエキスで旨味を補強。そこにオニオンの下支えを噛ませることで、香味野菜のアクセントを付与している、ほんのり素朴な印象も与えてくれた、やきそばソースよりもラーメンスープのようなソースでした。もしコレが「こいくち」じゃなくて「うすくち」だったら、私の軟弱な舌は完全にテクニカルノックアウトされていたと思います…w( “こいくち” よりも “うすくち” のほうが実質的な塩分濃度が高いので)豚骨の骨っぽさは強く主張してきませんが、豚脂の芳ばしさが印象に残りました。

は、いつものペヤング麺でしょう。なんとなく弟分の「ペヨング」(「ペヤング」の廉価版製品)よりも若干ながら太い気がするんですけど…そんな気がしているだけかもしれませんw 今回は醤油の存在感が強い濃い味ソースの中にありましたが、動物油脂と糖類によるディフェンス効果がサポートに回り、麺の芳ばしさも相俟って、埋没していなかったことに好感が持てました。最初、ちょっと負けるかなぁ…という心配もあったんですけど、油揚げ麺特有の芳ばしさがプラスに作用し、意外にもペヤングの麺って存在感あるんだなー、って。さすが万能麺ですね。

かやくは、メンマ、豚肉、ねぎ…って、いやいやペヤングさん、「やきそば」にはキャベツでしょうよ。と、思いつつもソースがスープのニュアンスだったので、豚骨醤油サイド的にはベストチョイスでしょうか。豚肉は…塩漬けか?! ってくらい味が濃くて(しょっぱくて)ビビったんですけど、5個しか入ってなかったので、個人的には助かりましたw そんな塩気の強さと、意外に歯応えもあったので、意識して食べると存在感が強かったです。で、なかなかメンマが大量なんですよ。なんかもうキャベツの代わりにメンマを入れちゃいました、みたいな勢いで…お得感?(それぞれの原価は知りませんがw)まさに具材と言えるメンマの存在感は、今回の見所とも言えるかもしれません。ねぎもイメージ的にピッタリだったし、今回はソースの方向性(豚骨醤油ラーメンのイメージ)を加味して評価すべきでしょう。


(標準は★3です)

テイストの方向性や具材の構成から、「やきそば」よりも「汁なしラーメン」のイメージが先行する仕上がりだったんですが、ペヤングの「やきそば」ほど信用できないものはないのでw(全力で褒めていますw)「豚骨醤油」のイメージ的にも正しい着地点に位置していると感じました。醤油の立った濃い味路線なので、一見すると強烈に思えてしまうかもしれませんが、塩気のニュアンスが舌に向かってダイレクトに突き刺さってくるような食塩タイプではなく、醤油の熟成感をイメージさせるような塩気のニュアンスだったので、濃いめの醤油さえ大丈夫なら問題ないでしょう。それに、醤油の輪郭が明白な味わいだったとは言え、動物油脂のコクと糖類のサポートが計算されており、このシンプルな濃い味に中毒性を感じる人は多いと思います。私は基本的に塩気の強い食べ物が苦手なんですけど、こいくち醤油の熟成された塩気に対しては割と寛大なのか、不思議なほどネガティブではありませんでした。無論、食後の身体は水分を欲していましたけどね…w かなりシンプルな仕上がりでしたが、どこか素朴ながらも色褪せた印象は与えない、なんとも絶妙なツボを突いた完成度の高い新商品だと思います。あ、ひとつ注意点…ソースを投入する際、箸で挟んで絞り出すなどの工夫を凝らし、一滴残らず絞り出してください。というのも、動物油脂は水分よりも密度が小さく浮いてしまうので、徹底しないと先にタレが出て油脂成分が小袋に残っているような状態になるんですよね。そのまま小袋をポイしてしまうとタレの醤油が先行し、それを包み込む動物油脂の比率が弱くなるので、体感的な塩分濃度が飛躍的に向上することになります。その結果、ただ味が濃いだけのカップ麺だった…という感想になりかねません。今回、軽く手で絞り出した後、箸で挟んで絞り出すと結構な量の油脂成分が出てきたので、ちょっと気を付けてみてください。で、これは今回のカップ麺に限らず、液体ソースすべてに共通することなので、ソースの味が濃いから投入の量を控えている方は、まずソースの液体と油分を分離させるように落ち着かせ、先に少しだけ水分部を捨ててからカップに投入されるとよいでしょう。はい、余談が過ぎましたスイマセンw



【こんな人にオススメ】

「醤油にポジティブ」「濃いめでジャンクな味が好き」


あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:ペヤング 豚骨醤油やきそば
製造者:まるか食品
内容量:115g(めん90g)
発売日:2018年3月12日(月)
発売地区:-
取得店舗:スーパー
取得価格:149円(税込)
希望小売価格:185円(税別)
JANコード:4902885004844

麺種類:油揚げ麺
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:480㎖
調理時間:熱湯3分
小袋構成:2袋(ソース・かやく)

~標準栄養成分表~

1食(115g)当たり

エネルギー:540kcal
たん白質:10.5g
脂質:28.3g
炭水化物:60.9g
ナトリウム:1.7g

(食塩相当量:4.3g)

名称:即席カップめん

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(しょうゆ、動物油脂、糖類、食塩、ガラスープ、ポークエキス、植物油脂、たまねぎ、オニオンエキス)、かやく(メンマ、豚肉、ねぎ)、調味料(アミノ酸等)、酒精、カラメル色素、増粘多糖類、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、リン酸塩(Na)、pH調整剤、カゼインNa、ビタミンB2、(原材料の一部に卵、乳成分、大豆、鶏肉を含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉

引用元URL:http://www.peyoung.co.jp/products/902/

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