東洋水産「マルちゃん 縦型ビッグ 田中商店 旨辛濃厚豚骨」 - 東洋水産

東洋水産「マルちゃん 縦型ビッグ 田中商店 旨辛濃厚豚骨」



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今回の冒頭ネタは、湖池屋の新商品「KOIKEYA PRIDE POTATO インペリアルコンソメ」です。まるでiPhone8のような色合いのゴージャスなパッケージですねw で、インペリアル(最上級の)ですよ。パッケージの裏面を確認してみると…和牛、国産帆立、まるごとの伊勢海老。贅沢な素材の凝縮な旨みに、三種の香味野菜と白ワインの風味をきかせてじっくりと煮詰めたような、味わい深いコンソメとのこと。な、なんかスゲェぞw ってことで、開封してみると…おや? なんか香りは思ってたんと違うw 某コンソメパンチや顆粒のコンソメ的な香りではなく、むしろ芋の芳ばしい香りが先行するというか、一般的なスナック菓子のコンソメ味から感じられるような香りではありません。で、恐る恐る(なんか恐かったw)口にしてみると…あらやだコンソメ(照)だったんですけど、某コンソメパンチのような押しの強いテイストではなく、漠然と上品なフレーバー。一見するとパンチが弱い普通のコンソメ味なんですが、丁寧なビーフの下支え、丸みを帯びた帆立の旨味、そこへ然りげ無く身を寄せていた伊勢海老の芳ばしさなど、繊細に重なる様子が滋味深く、こだわりが感じられました。パンチのあるコンソメを求めている気分の時には物足りないかもしれませんが、伊達にインペリアルを名乗っているわけではありませんね。ただ、そんなに感動するほどではないかもしれませんがw それに、和牛は第一弾の「プライドポテト」に使われていた素材ですし、帆立は「すっぱムー超」から、伊勢海老は「スゴーン」から…? と、新生 湖池屋がブラッシュアップしてきたブランドで使われてきた素材なので、それを合わせてコンソメスープにしたったで〜! みたいな使い回し感は否めなかったもののw 上品なコンソメ味というのも、ありそうでなかった題材な気がするので、きちんと牛、帆立、海老の感じられる、実際に上品な味わいは好印象でした。ビールよりもワインが合いそうなテイストですね。


さて、本日の一杯は、東洋水産の「マルちゃん 縦型ビッグ 田中商店 旨辛濃厚豚骨」です。当ブログでは軒並み高評価を叩き出している「田中商店」監修のカップ麺ですが、今回は本店のトッピングとしても有名な「赤オニ」(唐辛子等で甘辛く仕上げた挽肉)をスープに加えた味を再現した、カップ麺だけの限定ラーメンとのこと。田中商店の豚骨スープは、タテ型カップ麺の中でも荒々しくて、毎度もれなく好印象なんですよね。なので、今回もスープに関しての心配は毛頭ないんですけど…ひとつ気になる点が。と言うのも、パッケージの下部に「新かため極細麺!」という文字があるんです。何が不安って、先日の「ハリガネ スパイシー豚骨」で感じた変化…そう、丸刃だった麺が角刃に変わっていたこと。もともと田中商店のカップ麺に使われていた麺は、その「ハリガネ」シリーズに使われていた麺を少し太くしたような仕上がりだったので、こちらにも飛び火しているのでは…と、まぁフタを開ければ分かることなので、ぐだぐだ言ってないで食べますスイマセンw





めんは、「硬く歯ごたえある極細の角麺」とのこと。うん、思いっきり製品説明に「角麺」って書いてありますね。悲しいかな、実食前に抱いていた懸念は的中してしまいました。以前の丸麺ではなく、最新のハリガネに使われていた角麺を気持ち少しだけ太くしたような雰囲気の油揚げ麺です。これまでもスナック的な油揚げ麺が使われていましたが、ここまで強烈に縮れてはいなかったし、たとえカップ麺なりにとは言え、きちんと豚骨スープに合う歯切れのい丸麺が使われていたんですよね。それが、まるでスーパーの激安PBカップ麺に使われているような、安っぽくて情緒のない、没個性な “ヌードル” 系になりました。しょせんカップ麺と言われたら、それまでかもしれませんけど、これまでのプライドは守って欲しかったです。

スープは、「濃厚でとろみのある豚骨スープに、別添スープで更に濃厚感を演出し」て、「カイエンペッパーなどの唐辛子を加え、同店『赤オニ』の辛味を再現」とのこと。うん、相変わらずスープは好印象ですね。「濃厚豚骨」の時に感じさせてくれたような豚脂の荒々しさは鳴りを潜めていましたが、スナック的でありながらも “骨” を感じさせてくれる旨味には、東洋水産と田中商店らしい長所を感じました。しかし、これまでの重厚感を期待していると、かなりライトになったような気がします。それから製品説明には、「濃厚でとろみのある豚骨スープ」と書かれていますが、混ぜても混ぜても一向に粘度は高くならず、最後までシャバシャバでした。お湯の量が多かったのかな? 一応、ちゃんと喫水線は守ったんですけどね。粉末的でありながらも骨っぽさを感じさせてくれる旨味には、相変わらず手放しで好印象が抱けたものの、濃厚豚骨というよりも旨味が丁寧なライト豚骨、というイメージが強く、お店の個性(と、私が勝手に思っていたもの)が控えめになっていたことに期待値とのギャップを感じてしまいました。ただ、ライト系でも味に物足りなさを感じることはなく、普通に美味しかったです。唐辛子の刺激はピリ辛の程度を超えませんが、平坦なスープにピリ辛の刺激がアクセントに効果的でした。

具材は、「FD 肉そぼろブロック、ねぎ」とのこと。フリーズドライの肉そぼろブロックは、相変わらずボリューム感こそ申し分の無い量ではあったものの、ちょっとフカフカとした食感が目立っていました。ただ、今回は熱湯2分と湯戻しの時間が短いので、その兼ね合いかもしれません。いや、中には非常にリアルな食感、特に大きめの肉そぼろは再現性が高かったので、たまたま小さな肉そぼろが多かった個体を私が手に取っただけなのかもしれませんね。ねぎは豚骨スープと相性のいい小さな青ネギで、香りがスープと合っていました。


(標準は★3です)

私の期待値が高かったのかもしれませんが、結果的に残った印象は、普通に美味しいライトなピリ辛豚骨味のカップラーメン、という没個性なイメージだけでした。まず、麺の仕様が大幅に変わったこと。以前、私のブログ仲間は気にならないと言っていたのですが、どうしても私は見過ごせませんでした。それに、スープも製品説明とは裏腹にシャバシャバだったし、濃厚というよりもライトな印象が強く、カップ麺のピリ辛豚骨味的には美味しかったけど、結果それ以上でも以下でもなかったです。ただ、スープの粘性に関しては、熱湯の量が関係しているだけなのかもしれないので、もし機会があったら熱湯を少なめに入れて食べ直してみたいですね。ちょっと今回の感想(特にスープの項目)は自信が無いんですけど、田中商店らしさが随分と控えめに感じてしまったことに加え、麺の仕様に関しては手放しに悪印象でした。普通に美味しいカップ麺でしたが、もし豚骨味のカップラーメンに合わせるデフォルトの麺がコレになるのであれば、何とか考え直して欲しいですね。


あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:マルちゃん 縦型ビッグ 田中商店 旨辛濃厚豚骨
製造者:東洋水産
内容量:101g (めん70g)
発売日:2017年11月27日 (月)
発売地区:全国新発売 (CVS・量販店・一般小売店 他)
取得店舗:ÆON
取得価格:税込209円 (「お客様感謝デー」5%OFF適用後)
希望小売価格:210円 (税別)
JANコード:4901990339360

麺種類:油揚げ麺
容器材質:プラ+紙
必要湯量:460㎖
調理時間:熱湯2分
小袋構成:1袋 (特製スープ)

~標準栄養成分表~

1食 (101g) 当たり

エネルギー:472kcal
たん白質:17.7g
脂質:23.2g
炭水化物:48.1g
ナトリウム:2.5g
(めん・かやく:0.7g)
(スープ:1.8g)
ビタミンB1:0.34mg
ビタミンB2:0.35mg
カルシウム:208mg

※参考値:調理直後に分別した値
エネルギー:472kcal (めん・かやく:353kcal / スープ:119kcal)
食塩相当量:6.4g (めん・かやく:1.8g / スープ:4.6g)

名称:即席カップめん

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、醤油、卵白)、添付調味料(ポークエキス、砂糖、豚脂、食塩、ゼラチン、香辛料、たん白加水分解物、醤油、植物油、香味油脂)、かやく(味付肉そぼろ、ねぎ、ゼラチン)、調味料(アミノ酸等)、加工でん粉、増粘多糖類、炭酸カルシウム、トレハロース、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、酒精、カラメル色素、pH調整剤、クチナシ色素、パプリカ色素、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部にごま、鶏肉を含む)

アレルゲン情報:卵・小麦・ゼラチン・大豆・豚肉・鶏肉・ごま

引用元URL:http://www.maruchan.co.jp/news_topics/entry/2017/11/post_1460.html

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