寿がきや食品「冬のコク塩ラーメン」(4回目) - 寿がきや食品

寿がきや食品「冬のコク塩ラーメン」(4回目)



にほんブログ村 グルメブログ カップ麺・カップラーメンへ blogramで人気ブログを分析
↑ 絶賛ランキング参加中! ポチッと応援お願いします(ぺこり)


今回の冒頭ネタは、サントリーの新商品「ザ・プレミアム・モルツ “初摘みホップ”ヌーヴォー」(2017)です。この季節になると、ワインのヌーヴォー解禁に合わせて店頭に並び始める、「ザ・プレミアム・モルツ」の亜種製品で、今年も例外なくリリースされました。「ダイヤモンド麦芽」「天然水醸造」など、「ザ・プレミアム・モルツ」の特長はそのままに、2017年に収穫されたばかりのチェコ・ザーツ産ファインアロマホップを空輸して仕込んだ、という毎度お馴染みのコンセプト。なので、思いがけないサプライズや際立った個性こそ感じられないものの、通常のプレモルと比較して、テイストが軽やかで香りが華やか。一見するとロット差に思えるニュアンスですが、オリジナルと同時に飲み比べてみると、明らかに香りの開き方が異なります。プレモル特有の “香り、コク、香り” を踏襲しつつ、その香りを少しブラッシュアップして、より繊細な面持ちに。ちょっと気取った飲み方に思えるかもしれませんが、是非ともワイングラスで飲み比べていただきたいですね。というわけで、ワインやビールは勿論、なんと青汁までワイングラスで嗜んでしまうw ワインバカもといバカワイン氏の “飲み比べレビュー” にも期待しましょう!


さて、本日の一杯は、寿がきや食品の「冬のコク塩ラーメン」です。冬の定番商品として、寿がきや食品から冬季限定でリリースされている、「冬季限定 コク塩ラーメン」ですが、今年は「冬のコク塩ラーメン」にタイトルが変更されました。ちなみに今年で10年目だそうです。「冬」「白菜」「背脂」などのワードは共通しているものの、製造所が加ト吉水産株式会社フーズ部群馬工場となっているので、昨年までの寿がきや汎用ノンフライ麺ではなく、最近の加ト吉ノンフライ麺が使用されているのでしょう。さらにパッケージの写真を見ると、肉具材が例の “ペラチャー” ではないようですね。なんとなく「とりあえず今年も紹介しとくかぁ…」くらいの軽いノリで買ってきたんですけど、昨年との比較が楽しみになってきました。





スープは、「豚骨と鶏ガラをじっくり炊き出し、背脂をたっぷり使用した塩ラーメンスープ」とのこと。昨年の「コク塩ラーメン」と比較して、特に目立った変更点はありませんね。若干ながら食塩相当量の数値は下がってるのですが、再計測による誤差による…いや、でも幾分かマイルドになったような気がします。ちなみにスープの原材料は、並びからして昨年と全く同じ内容でした。ベースは塩のキレを意識しつつ、たっぷりの背脂が塩気のカドを適度に包み込み、確かなコクと後味のキレを両立。さらにペッパーを中心とした香辛料のアクセントが効果的で、とてもスパイシーなスープです。例年よりも黒胡椒の含有量が増えたのかな? 少しスパイシーさが増しているような気がしました。スープ単体だと個人的に塩気の強さが気になったものの、これまでのように笑顔で喉元にナイフを突き付けてくるようなトゲトゲしさは感じられず、また後述する麺との相性は完璧に近くて、確かな動物系のコクとスパイスの複雑味で単調な印象を与えない、とても完成度の高いスープだと思います。液体スープの中には顆粒状の背脂が含まれていて、質感は柔らかく、単体で食べると背脂特有の甘味が感じられる、ぷにぷにとした非常にリアルなタイプ。なので、事前に液体スープの小袋を湯煎などして温めている人は、中の背脂が溶けないように、温めすぎには注意してください。こってりとした背脂の厚みに、それをクドいと感じさせない塩気のキレと香辛料のスパイシーなアクセントなど、方向性としては攻めの姿勢にある男らしい塩スープなんですが、むさ苦しいギトギトしたタイプではなく、粋で威勢のいい、鯔背(いなせ)な塩スープです。

めんは、「しっかりとしたコシと粘りのある、口当たりなめらかなノンフライ中細めん」とのこと。お? 最近の標準仕様となっている汎用麺かと思いきや、微妙にサイズが違いますね。しかも原材料には新たに「でん粉」が起用されていますね…って、これ今までの寿がきやノンフライ麺じゃないですかww お前、生きとったんか…(涙)しっとりとした優しい口当たりに、もっちりとした粘り気のある弾力、強い小麦の香りと小麦由来の甘味が印象的な、あの寿がきや食品が誇っていたクオリティの高い汎用麺です。もう新商品系のカップ麺ではお目にかかれない、レッドリスト入りした絶滅危惧種だと思っていたので、ちょっと感動してしまいました。このノンフライ麺は今回のような力強いスープと相性が良く、スープのキレが小麦の甘味を引き立て、背脂によるオイルコーティングが麺の旨味を増幅させている、スープの項目でも触れましたが、相変わらず完璧な取り合わせだと感じました。

かやくは、「肉そぼろ、白菜、3種のネギ(白ネギ、青ネギ、焦がしネギ)、フライドガーリック、赤唐辛子、背脂顆粒」とのこと。あの価値が見出せない “とりあえずチャーシュー”(ペラチャー)を排除し、まさかの肉そぼろが起用されているのですが、粒状大豆たん白などの “偽肉” ではなく、鶏が原料と思われるマトモな肉そぼろです。香辛料と生姜の効いたスパイシーな味付けで、今回のスープとも相性バッチリですね。そんなに量が多いとは言えませんが、あの価値が見出せないペラチャーを入れられることを思えば…良し。そして、白菜。寿がきや食品のカップ麺にしては量が多く、シャキシャキとした歯触りがアクセントに効果的。それに白菜の優しさがキレのあるスパイシーなスープと対比を描くようにマッチしている、きちんと存在感のある具材でした。後入れのネギ3種とフライドガーリックがスープのスパイシーな印象を加速させ、ワンランク上の段階へと引き上げてくれます。いつもは具材に貧弱な寿がきや食品ですが、得意の後入れ系アクセントを駆使しつつ、白菜と肉そぼろで固形具材にも抜かりがない、やればできる子なんですよ。


(標準は★3です)

スープと麺は昨年と大差ない内容でしたが、あのショボくれたペラチャーをカットし、きちんと価値の見出せる肉そぼろを起用していたことと、あの寿がきや食品らしい旧汎用ノンフライ麺との再会には感動してしまいました…というわけで、若干ながら主観的な感動が総評に響いちゃっているものと思われますがw 塩ラーメンらしいキレを意識しつつ、決して勢いで押し切るような浅はかさは感じさせない、しっかりとコクのあるスパイシーな塩スープの完成度は例年同様だったんですけど、少しニュアンスに変化を感じたことから、全くの使い回しじゃないんだな、と。そんなスープに小麦の風味と甘味を絶妙に引き立てられていた、しっとりと口当たりのいい生麺風のノンフライ麺に、構成の見直しを感じた肉具材の変更など、さすが10周年の気合を感じた一杯でした。コンビニ定価購入だと税込245円になるので、少し褒めすぎかもしれませんが、このクオリティであればコンビニで定価購入されても問題ないと思います。最近ありがちだった加ト吉が幅を利かせているノンフライ麺もレベルの高い麺であることに違いはないものの、かつての寿がきや食品が作るノンフライ中細麺を久しぶりに食べたことで、あらためて質の高さを感じたとともに、麺とスープの計算され尽くされたようなバランスと、これぞ寿がきや食品の面目躍如とも言える後入れかやく入スープの効果など、まぁとりあえず毎年恒例だし記事にしておくか、という若干の義務感に背中を押されて手に取った今回のカップ麺でしたが…申し訳ありませんでした!w とても美味しかったです。塩気の強さが気になる人は、少し熱湯を足せば解決ですよ。確かな動物系のコクと香辛料のアクセントが明白なので、薄めすぎなければ味が薄くなって味気なくなった…ということもないでしょう。私は味の確認を除いて、基本的にスープは飲まないので、麺を食べる分には喫水線ジャストで程よい塩梅だと感じました。ちょっと加ト吉仕様のノンフライ麺とスープの相性も試してみたい気持ちになりましたが、やはり今回のスープには旧ノンフライ麺に勝る麺は他にないんじゃないですかね。このタイミングで昔のノンフライ麺を登場させてきたのは、ちょっと卑怯だと思いますw とりあえず、キレのある力強いスパイシーな塩ラーメンが気になる人、また今までのコク塩ラーメンを楽しみにしていた人は、安心して手に取ってください。


あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:冬のコク塩ラーメン
販売者:寿がきや食品
製造所:加ト吉水産株式会社フーズ部群馬工場
内容量:109g (めん65g)
発売日:2017年11月20日 (月)
発売地区:-
取得店舗:ÆON
取得価格:202円 (税込) (「お客様感謝デー」5%OFF適用後)
希望小売価格:227円 (税抜)
JANコード:4901677082206

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:450㎖
調理時間:熱湯4分
小袋構成:3袋 (かやく・液体スープ・後入れかやく入スープ)

~栄養成分表示~

1食 (109g) あたり

エネルギー:363kcal
たん白質:8.6g
脂質:13.1g
炭水化物:52.8g
食塩相当量:6.9g
(めん・かやく:1.3g)
(スープ:5.6g)
カルシウム:96mg

※参考値:調理直後に分別して分析
エネルギー:363kcal (めん・かやく:277kcal / スープ:86kcal)

原材料名:めん(小麦粉、でん粉、食塩、植物油脂、小麦たん白、大豆食物繊維、たん白加水分解物)、スープ(しょうゆ、動植物油脂、食塩、チキンエキス、ポークエキス、乳糖、香辛料、野菜エキス、オニオンパウダー、香味油、ゼラチン、ポークプロテイン、砂糖、たん白加水分解物、魚醤、イカエキス、酵母エキス)、かやく(肉そぼろ、白菜、ねぎ、背脂加工品、フライドガーリック、唐辛子) / 加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、かんすい、炭酸カルシウム、乳化剤、着色料(カラメル、クチナシ)、粉末セルロース、増粘多糖類、香料、酸化防止剤(V.E、V.C)、酸味料、(一部に卵・乳成分・小麦・いか・牛肉・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

アレルゲン情報:卵・乳・小麦・いか・牛肉・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン

引用元URL:http://www.sugakiya.co.jp/products/sokuseki/soku_n_8220.html

にほんブログ村 グルメブログ カップ麺・カップラーメンへ blogramで人気ブログを分析
本日の一杯 -Cupmen Blog of taka-
Update notification:Facebook / Twitter / Instagram

関連記事