寿がきや食品「全国麺めぐり 岐阜スタミナ味噌ラーメン」 - 寿がきや食品

寿がきや食品「全国麺めぐり 岐阜スタミナ味噌ラーメン」



高知を中心に4日間、四国を満喫して昨日の夕方に無事帰宅しました。実に充実感溢れる日々だったなー。最終日である昨日は帰り道に本場の徳島ラーメンを味わっておこうと思い、昼食に徳島ラーメンを食べるためだけに片道2時間かけて高知から徳島を経由して帰ってきました(笑) ラーメンの感想など、詳しくは追記に記載しておきますので、よければご覧ください。(スマホからだと強制的に表示されますw)

さて、本日の一杯は、寿がきや食品の『全国麺めぐり 岐阜スタミナ味噌ラーメン』です。パッケージの見た目、岐阜、スタミナというキーワドから真っ先に浮かんだのが「ベトコンラーメン」想像通りそれを意識したカップ麺のようですね。あれ、でもベトコンラーメンって愛知県一宮市(新京)が発祥じゃなかったっけ…。愛知県には既に有名な名古屋発祥の「台湾ラーメン」があるので、岐阜(幸楽)にスポットを当てたのかもしれませんね。その幸楽も最近閉店してしまったのですが(涙) さて、フタの開け口付近には「唐辛子の辛みが強いラーメンです。辛いものが苦手な方はご注意ください。」と、記載されていて、激辛路線のカップ麺ではないようですが、レギュラー商品の台湾ラーメン然り、辛辛魚然り、寿がきや食品は辛味の基本ラインが他社よりも上に設定されているようなイメージが強いので、おそらくピリ辛以上ではあることに間違いはないでしょう。楽しみだなー。スタミナつくかなー。





は、『口当たり滑らかなノンフライ細めん』とのこと。いつもの寿がきや食品の麺ですね。しっとりとした質感が特徴的で、抜群の安定感。個人的に大好きなノンフライ麺のひとつです。全国麺めぐりシリーズは基本的にこの麺を汎用しているので、その都度の調整は難しいのかもしれませんが、今回はけっこうガツンとした力強いスープだったため、取り合わせ的にはもう一回り太い麺のほうが合っているように感じました。この麺は食感も風味もそれなりに主張している麺なのですが、ちょっと今回はスープに押されていたかもしれません。そこまで気になるほどでもなかったんですけどね。このように“もうちょっと太かったほうが…”なんて感じることもありますが、なかなかの柔軟性の高さを兼ね備えていて、まず基本的に大きく外すことのない麺です。そう考えるとこの麺もけっこう万能麺なんじゃ?と、食べながら思いました。なんかこれ前にも書いた気がするんですけどねw

スープは、『鶏ガラ、豚骨ベースに香味野菜を加え、濃い目の味噌ダレに合わせ、さらにニンニクと唐辛子を加えたスタミナ系辛味噌スープ』とのこと。なかなかガツンとした濃いめのスープです。ニンニクのパンチがけっこう効いていて、スタミナ感が溢れていました。辛味は激辛とまではいきませんが、とりあえずピリ辛は超えていたので、辛味に対して極端に反応してしまう人はちょっと厳しいかもしれません。よほど苦手でなければ、美味しく食べることのできる程よい辛味って感じですね。こういった辛味の効かせ具合、寿がきや食品さんは非常に上手いです。今回は激辛路線ってわけではありませんし、足りない分は追加できますからね。味噌ダレの主張はけっこう輪郭がハッキリとしていて、風味は赤味噌っぽい感じ。辛味に負けない味噌のコクと風味、動物系の旨味、ニンニクの主張で厚みのある味噌スープに仕上がっていて美味しかったです。ちゃんとスタミナ系辛味噌スープでした。

かやくは、『揚げニンニク、唐辛子(輪切り・荒挽き)、ニラ、肉そぼろ、モヤシ』とのこと。さすが寿がきや食品w 極端に少ないw ベトコンラーメンは基本的に肉系の具材が少ないラーメンなので、寿がきや食品チャーンスw なんて思ったんですけど、それでもこの貧弱さ(苦笑) 揚げニンニクは存在感が大きかったので、それがかなり救いになっている感じですね。当たり前ですが、噛むと思いっきりニンニクです。ただ、フライドガーリック的な芳ばしさはあんまりなくて、どちらかというと揚げニンニクというよりも生のニンニクに近いような気がしました。ニラもそこそこの風味があって、量は…まあ許容範囲内でしょう(笑) 唐辛子は割とドサッと入っていて、自分的にけっこう嬉しかったです。ニンニクの存在感のおかげでいつもほど貧弱さは感じなかったものの、ベトコンラーメンのメイン具材のひとつであるモヤシの存在感は皆無に等しかったので、できればもっとしっかり主張させてほしかったですね。やはり寿がきや食品の具材に期待すること自体間違っt…(ry

(標準は★3です)

ニンニクのパンチ、辛味、味噌の風味がそれぞれ分かり易く主張していて、商品名に違わない明確なスタミナ感がありました。やはりニンニク、辛味、味噌の組み合わせは鉄板ですね。それ故に想像通りの味ではあったのですが(笑) 自分の中でベトコンラーメン=醤油ベースのイメージが強かったので、味噌ベースもアリだなーと新鮮味がありました。気になったのは、パンチがあって割と濃い味の味噌ベースのスープだったので、麺がもうちょっと太めだったほうが取り合わせ的にはよかったんじゃないのかなと思ったこと。それからベトコンラーメンといえば圧倒的なモヤシも特徴のひとつだと思うのですが、そのモヤシの存在感のなさですね(苦笑) 明確なニンニクの存在感があったのには好感が持てたのですが、もうちょっとモヤシの存在感も欲しかったです。とは言え、雰囲気はそれなりに感じられると思うし、イメージを裏切らないスタミナ感もあったし、普通に美味しかったし、“寿がきや食品の”カップ麺であることを考慮すれば今回感じたマイナス面も許容範囲内かなーと。そんな感じで★つけましたw 食べてみて損はないカップ麺だと思います。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。


【製品情報】

商品名:全国麺めぐり 岐阜スタミナ味噌ラーメン
製造者:寿がきや食品
内容量:119g (めん65g)
発売日:2014年07月07日 (月)
発売地区:全国発売 (沖縄除く)
希望小売価格:227円 (税別)
JANコード:4901677081537

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:450㎖
調理時間:熱湯4分
小袋構成:2袋 (かやく・液体スープ)

~標準栄養成分表~

1食 (119g) あたり

エネルギー:375kcal
たん白質:11.1g
脂質:10.6g
炭水化物:58.8g
ナトリウム:3.0g
(めん・かやく:0.7g)
(スープ:2.3g)
カルシウム:60mg

(食塩相当量:7.6g)

原材料名:めん(小麦粉、でん粉、食塩、植物油脂、小麦たん白、大豆多糖類、たん白加水分解物)、スープ(みそ、動植物油脂、チキンエキス、食塩、香味油、砂糖、しょうゆもろみ、野菜エキス、ガーリックペースト、ポークエキス、おろしにんにく、香辛料、おろししょうが、たん白加水分解物、酵母エキス、唐辛子)、かやく(揚げにんにく、唐辛子、肉そぼろ、にら、もやし)、加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、着色料(カラメル、クチナシ)、酒精、かんすい、炭酸カルシウム、乳化剤、香辛料抽出物、酸化防止剤(V.E、V.C)、香料、酸味料、(原材料の一部に卵、ごま、ゼラチンを含む)

アレルギー物質:卵・小麦・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン




中華そば いのたに 本店「中華そば(肉入中盛)650円+生玉子50円」

おじゃましたのは、かの有名な「中華そば いのたに 本店」。駐車場には自分を含め、近畿ナンバーの車もチラホラ。静岡ナンバーの車もあって驚きました。店内はカウンター席のみで、店員さんが温かい雰囲気で迎え入れてくれます。注文方法は食券制で、メインのメニューは中華そばとライスのみ。食券を購入し、店員さんに渡すと威勢よく厨房にコール。気持ちがいい。待っている間、店内の壁に飾られてある有名人の色紙を眺めます。芸能人には疎い自分ですが、そんな自分でも知っているような名前がズラリと並んでいました。その中には安倍晋三さんのお姿もw やっぱり有名なお店なんだなぁと思いながらキョロキョロ(今思うと他県民感全開だっただろうなぁ…苦笑)していると、コップの上にレンゲが置かれます。なんとw このパフォーマンスは初めてw すると間もなく中華そば着丼。コップの上にレンゲを乗せる=もうすぐ来ますの合図だったみたいですね。スープは豚骨醤油で、実際に飲んでみるとこってりとした茶色い見た目とは裏腹などちらかというとあっさり系。けっこうこってり系を想像していたので、最初は「え?こんなにライトなの?」と、意表を突かれました。それなりに油脂感はあるのですが、全くグドさを感じさせず、非常にすっきりとしています。角もなくて塩気も控えめ、ほんと想像以上にライト。筆者は天下一品のコッテリでも全くもって余裕なタイプなんですけど、それを差し引いてもライトな部類に入るのでは?と、感じました。それ故に変なクセもなく、甘過ぎず、濃過ぎず、きっと徳島ラーメンの中でも万人に愛されるような、まさにオーソドックスな中華そばと言えるのではないでしょうか。さらっとしたとんこつの旨味、ほんのりとした魚介のだし感、さりげなく効かされたかえし、そのどれもがバランスよく、ヘビーユーザーには少し物足りないような控えめな印象を与えるものの、だからこそ様々なサイトで1位に輝いているんだろうなと思った一杯でした。途中で生玉子の黄身を潰すと(こういうタイミング終始迷うタイプw)スープにまろやかなコクが加わり、濃いめに味付けされた甘辛い豚肉に黄身を絡めて食べたらもう最高。肉マシ必須ですね。(肉多めがメニューにあります) 女性でも中盛ならそこまで麺の量も多くない(+ライスがデフォだからか?)ので、肉多めを注文してもサクッと食べられると思います。麺も自家製麺で、具材も抜かりない。この甘辛い厚めの豚バラはたまりませんね。ラーメンも然る事乍ら、愛想もいいお店だったので、行って待たされても食べる価値があると感じました。ちなみに食べ終わった頃には食券販売機の前は行列ができていて(入店時の12時過ぎには客席が8割以上埋まっていた)、自分の後ろにも数人の人が席が空くのを待っているような状態。さすが有名店ですね。10時30分から開店しているみたいなので、早めに行ったほうがいいかもしれません。今度はコテコテな徳島ラーメンも食べてみたいなー。でも、愛媛にある「久留米とんこつラーメン 松山分校」もスゴく気になるし…。来年四国に行ったときは、もっとラーメン店にも足を運んでみたいと思います。

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