東洋水産「マルちゃん 本気盛(マジモリ) 海鮮チゲ味」(3回目) - 東洋水産

東洋水産「マルちゃん 本気盛(マジモリ) 海鮮チゲ味」(3回目)



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今回の冒頭ネタは、サントリーの新商品「ザ・プレミアム・モルツ<黒>」です。新商品というか、もう季節の定番品ですよね。今年はチェコの品評会で、「スペシャル・ダーク・ビア」部門No.1を獲得したそうです。ビアスタイルは、日本でも有名な「ギネス」(スタウト)などの上面発酵(エール)タイプではなく、醸造方法が下面発酵(ラガー)なので、ジャンルとしては「シュバルツ」ですね。黒ビール特有のビターでスモーキーなアロマと、重心の低いモルトのコク、そして余韻として残る強めのカラメル(芳ばしい甘味)が印象的で、ガス圧は低く、苦味は控えめ。こっくりと余韻は長く続きますが、深みのある甘い余韻を漂わせつつ、後口には下面発酵らしい適度なキレを感じます。それでいて華やかな香りとビターなテイストから、少しスタウトっぽい表情も垣間見せてくれるんですよね。毎年もれなく絶賛してるんですけどw 今年も変わらず素晴らしかったです。オリジナルのプレモルと同様に、こちらもワイングラスが似合うビールですよ。さて、MP枯渇気味の私ですがw ワイングラスの似合う男といえば…いや、もはや本体がワイングラスと言っても過言ではない(?)当ブログの心強いパートナー…出でよ! 召喚獣バカワイン! ってことで、今回も強制召喚ですw ワイングラスでキメちゃって~。


さて、本日の一杯は、東洋水産の「マルちゃん 本気盛(マジモリ) 海鮮チゲ味」です。2014年2015年にも同じタイトルのカップ麺がリリースされていて、どちらも記事にしているので、当ブログでは3回目の紹介ですね。あれ? 2016年の記事が見当たらない…昨年はリリースされなかったのかな。前回の2015年版と比較して、栄養成分表の数値や原材料の構成も異なっていたので、まったく手直しせずの再販ではないようです。今年も安定して美味しいといいなー。





スープは、「味噌をベースに、魚介とポーク・チキンを加え、キムチの旨味を利かせたチゲ味のスープ」とのこと。前作からキムチエキスの含有量が増えたのと、以前は含まれていなかったチキンエキスが新たに導入されました。奇を衒ったようなタイプではなく、まさに味噌ベースの海鮮キムチ鍋っぽい雰囲気で、唐辛子の刺激はピリ辛程度。でもガーリックのパンチは割と強めに効いていて、キムチエキスや具材のキムチから滲み出ている発酵感だったり、魚醤のアクセントなど、新鮮味こそ感じられないものの、ど安定に美味しいですね。味噌はカドの強いタイプではなく、でも味噌のコクはバッチリで、すりごまが味に層を重ねます。前回よりもキムチの風味やニンニクのパンチが増しているように感じたし、それでいて動物系の旨味や魚介の旨味にも余念がなく、ちょっとクリーミーな口当たりと、そこへ対比を描くように絡んでくるキムチやニンニクのキレがイイ感じで、決して派手なスープではないんですけど、最初から最後まで飽きずに美味しいスープでした。

めんは、「なめらかで太めの丸麺」とのこと。ふと思ったんですけど、少し麺の幅が狭くなりましたよね。で、やはり「極鶏」に使用されていた油揚げ麺と比較して、麺の質感が異なります。丸刃でカットされているからなのか、そもそもの構造が違うのかは分かりませんが、もっちり粘り気のある密度の高いタイプではなく、ちょっと後半ふかふかとした食感に。原材料の構成は、まったく同じなんですけどね。ただ、スープの雰囲気的に、ふかふかとしたインスタントらしいチープな食感が妙にハマっているというかw 韓国鍋の〆や、「辛ラーメン」の油揚げ麺じゃないけれど、海鮮チゲにインスタントの油揚げ麺って、基本的に合うじゃないですか。油揚げ麺特有の風味を感じるタイプですが、海鮮チゲの〆にインスタントの油揚げ麺を割り入れるシーンを経験したことがあって、それが好きだった人は、存在感の強い油揚げ麺がネックに感じられることはないと思います。今回はスープにガーリックのパンチがあったので、麺が浮いているような嫌いも感じられませんでした。

具材は、「かに風かまぼこ、いか、えび、FD キムチ、ネギ」とのこと。なんちゃってホタテ(ほたて風かまぼこ)はカットされてしまったんですけど、なんと…代わりにモノホンのイカが参戦しておりますw 海老の数は23尾から9尾くらいに減ってしまいましたが、よくよく考えたら前回の数が異常だったような気がするし…w 海老、高いですもんねー。さて、ご覧の通り、具材の量は申し分ありません。かに風かまぼこがボリューム感を演出し、本物の海鮮具材であるイカとエビがリアリティを演出。さらにキムチも安定の美味しさで、それぞれがスープの味に良い影響を与えています。もちろん、それぞれの具材とスープの相性は最高ですよ。そしてネギ、これ画像だと少し分かりにくいんですけど、ちらちらと映っている粉末スープと同梱されているような飾り系のネギとは別に、画像左下に映っているような大きい輪切りのネギも入っていて、この輪切りネギが地味に存在感ありましたw 本気盛は具材にも強いシリーズなんですが、今回もバッチリですね。


(標準は★3です)

主な販路がコンビニ指定なので、シーズン中は定価購入必須のカップ麺になってしまいますが、それを踏まえても上出来の★5で差し支えないと判断しました。2年前と比較して、キムチの風味やニンニクのパンチが増した王道の海鮮チゲ鍋風スープはイメージ通り…いや、それ以上に好印象だったし、存在感の強い油揚げ麺も特有のインスタントらしさが鍋の〆を思わせるイメージに寄与していて、具材のボリュームも申し分なく、本気盛らしさが活きた食べ応えのある一杯です。ちょっとパッケージが古臭くなってきたような気もしますがw 秋冬定番の季節限定品として、今後も定期的にリリースして欲しいですね。ちなみに必要なお湯の目安量が2年前の430mlから20ml増えていたんですけど、おそらくカップの喫水線は同じだと思います。これは東洋水産に限った話ではないんですが、事前に粉末スープの量を調節するとか、もうちょっとこう…統一性なんとかならんもんですかねw と、それは扨置き。海鮮チゲという響きに魅力を感じて、なおかつ太めの油揚げ麺でも大丈夫だよー、という人であれば、実食前のイメージを裏切られることなく楽しめるカップ麺になると思うので、コンビニで見かけたら試してみてください。



あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:マルちゃん 本気盛(マジモリ) 海鮮チゲ味
製造者:東洋水産
内容量:98g (めん80g)
発売日:2017年9月18日 (月)
発売地区:全国新発売 (CVS 他)
取得店舗:ミニストップ
取得価格:216円 (税込)
希望小売価格:205円 (税別)
JANコード:4901990338943

麺種類:油揚げ麺
容器材質:紙+プラ
必要湯量:450㎖
調理時間:熱湯5分
小袋構成:無

~標準栄養成分表~

1食 (98g) 当たり

エネルギー:429kcal
たん白質:12.1g
脂質:16.4g
炭水化物:58.3g
ナトリウム:2.4g
(めん・かやく:1.1g)
(スープ:1.3g)
ビタミンB1:0.34mg
ビタミンB2:0.35mg
カルシウム:215mg

※参考値:調理直後に分別した値
エネルギー:429kcal (めん・かやく:361kcal / スープ:68kcal)
食塩相当量:6.1g (めん・かやく:2.8g / スープ:3.3g)

名称:即席カップめん

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、粉末野菜、チキンエキス、香辛料、卵白)、添付調味料(みそ、すりごま、食塩、豚脂、キムチエキス、香辛料、砂糖、ポークエキス、チキンエキス、魚介エキス、香味油脂、魚醤(魚介類)、発酵調味料、たん白加水分解物)、かやく(えび、白菜キムチ、いか、かに風かまぼこ、ねぎ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、炭酸カルシウム、かんすい、着色料(クチナシ、パプリカ色素、紅麹、パプリカ粉末)、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、香料、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に乳成分、かに、さけ、ゼラチンを含む)

アレルゲン情報:卵・乳・小麦・えび・かに・ゼラチン・大豆・豚肉・鶏肉・いか・さけ・ごま

引用元URL:http://www.maruchan.co.jp/news_topics/entry/2017/09/post_1441.html

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