東洋水産「マルちゃん クリーム色のもちカレーうどん」 - 東洋水産

東洋水産「マルちゃん クリーム色のもちカレーうどん」



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今回の冒頭ネタは、湖池屋の「カラムーチョチップス 奇跡のミックス味」です。「一枚でピリッとすっぱくてツ~ンとおいしい!」って…何でもアリか湖池屋w なんと「カラムーチョチップス ホットチリ味」「すっぱムーチョチップス さっぱりビネガー味」「すっぱムーチョチップス さっぱり梅味」「わさムーチョチップス 旨わさび味」をブレンドしちゃったみたいです。でも単純に各ポテトチップスを1袋に集約しているわけではなく、ひーちゃん(ひとみおばあちゃん)のコメントにも「一枚で」とあるように、梅の香り、ビネガーの酸味、わさびのシャープな刺激、唐辛子のピリッとした刺激が1枚で1度に楽しめるとのこと。ちなみに私、ひーちゃんの大ファンなんですよねw それは扨置き、一見すると完全にキワモノ路線なので、味が迷走しているのでは…と、食べる前は危惧していたのですが、なんのなんの。まず開封時の香りは梅が優勢で、体感的に感じたのも最初は梅。なんて思った次の瞬間、わさびの風味が華やかに広がり、さらに唐辛子のピリ辛感が重なってきます。その怒濤に押し寄せてくるフレーバーの波に目紛しい変化を感じるものの、それぞれの方向性には不思議と一貫性があるというか、味に統一感があったんですよね。結果、全く以て違和感なく美味しいw いやいや、奇跡のミックス味ちゃんと体現しちゃってますよ。で、2枚目に着手すると、わさびの香りと揮発性の刺激が先行して感じられ、次いで唐辛子、後口に梅の残り香を…みたいな。なにこれ面白いw そして…やっぱり美味しいw 順番が変わっても美味しさレベルはそのままで、むしろ印象の違いが飽きの来ない工夫となっています。ビネガーの酸味は梅と同化しているような雰囲気だったので、単体で主張してくるような存在ではないものの、さっぱりとした梅の香りと重なることでビネガーの酸味には相乗効果を感じたし、わさびが梅と重なることで和の雰囲気を盛り上げつつ、唐辛子の適度な辣味が次なる一口を誘ってくるような後引く味わいから、単なるネタではないことが明らかでした。ひーちゃんアッパレ! インパクト任せのキワモノ路線と侮るなかれ、ひとつのフレーバーとして問題なく成立していて、ちゃんと美味しいです。満足度を★の数で表現するなら、インパクトも含めて★5~6は付けたい感じでした。オススメ。あ、そうそう。今夜は68年ぶりのスーパームーンらしいですね。自分の住んでる地域は午後から雨の予報ですけどw 見られそうな人は是非。次は18年後らしいですよー。

さて、本日の一杯は、東洋水産の「マルちゃん クリーム色のもちカレーうどん」です。パッケージを見た瞬間、「もち入りカレーうどん でか盛」を思い出しました。2014年,2015年と連続で発売されていたのですが、2014年版を記事にしていたのと、麺大盛+餅のW炭水化物は結構なボリュームだったのでw 2015年版はスルーしちゃったんですよね。で、今回も似てるしスルーしようかと思ったんですけど、カップの大きさがレギュラーサイズになっていたことと、「白い力もちうどん」発売20周年記念商品ということで、改めて。ちなみに新商品のリリースと同時に、「白い力もちうどん」がリニューアルしました。今は在庫の関係で記事にする余裕がないので、ニュースリリースから引用すると、「つゆのだし感を強め、より満足感のある一品に仕上げ」たとのことです。それでは、2014年に発売された「もち入りカレーうどん でか盛」の感想と比較しながら食べ進めていきたいと思います。





めんは、「コシと弾力のある、なめらかなうどん」とのこと。ニュースリリースでは「白い力もちうどん」と製品説明が共通になっていたことと、原材料の構成も一緒だったので、おそらく同じ油揚げ麺が使用されているのだと思います。ってか、東洋水産のカップうどん系は基本的に「赤いきつね」からの汎用でしょう。原材料の構成も全く同じですし、いつも概ね体感的な差は感じられないので。ただ、2014年の「もち入りカレーうどん でか盛」然り、もうすぐ発売される季節の定番商品「あつあつ豚汁うどん でか盛」然り、ちょいちょい登場する期間限定系の「でか盛」では、麺の原材料から乾燥酵母がカットされてるんですよね。でも、常時販売品の「赤いきつねうどん でか盛」には乾燥酵母が含まれている…何故、汎用ではないのだろうw と、些細な疑問は扨置き。いつもの油揚げうどんなので、安定感は折り紙付き。常に進化する姿勢を忘れない日清食品の「どん兵衛」とは対極にある仕上がりで、カップうどんらしいノスタルジックさを重んじている伝統的な油揚げ麺です。「どん兵衛」の油揚げ麺も素直に秀逸な出来栄えですが、斯く言う私も含めて、「赤いきつね」の麺が好きだという固定ファンは多いでしょう。「もち入りカレーうどん でか盛」では大盛の麺量が仇になってたんですけど、今回はカレーつゆのバランスが見直されていたことと、麺量も66gとカップのサイズに合った程よい量なので、総体的に見てもネガティブさは感じられませんでした。ちなみに「赤いきつね」の麺量は74g、「白い力もちうどん」の麺量は66gとなっています。具材に食べ応えのある餅が入ってるので、その分が差し引かれているのでしょうね。

つゆは、「豚と野菜の旨味をベースに、粉乳でクリーミーに仕上げたカレー風味のつゆ」とのこと。「もち入りカレーうどん でか盛」と比較して、兎にも角にも粉乳の主張が強かった前作から粉乳の存在感が控えめになり、適度にクリーミーでマイルドな路線を踏襲しつつ、カレー味とのバランスという観点から見ると、カレーつゆとしての安定感は向上しているように思いました。原材料を比較すると、粉乳の含有量が随分と減ってますね。カレーのスパイス感は柔らかい部類ではあるんですけど、きちんとカレーらしい香辛料のメリハリが感じられ、スパイスの構成には同社の「黒い豚カレーうどん」に通じるものがあります。香辛料の配合が似てるのかな? 刺激的な要素こそ控えめではあるものの、粉乳一辺倒な態とらしさが消え、意外とメリハリが感じられました。粉末かつおぶしの存在感は隠し味なので、魚介出汁的な奥行きのある深みは感じられませんが、豚脂とポークエキスによる動物系の旨味が基盤を固めていて、粉末野菜の優しい旨味が味に深みを与え、無難な路線ではあったものの、これといった欠点も感じられませんね。砂糖による甘味の演出も鼻に付くタイプではなかったし、粉乳の量を調節することで今回はカレー味らしいメリハリが感じられたので、抑揚の無さからピンボケ気味になっていなかったのも良かったです。ただ、前回は粉乳の主張が強いことに加え、のっぺりした表情+大盛という麺量が仇になってたんですけど、今回はレギュラーサイズだったので、「クリーム色」のというコンセプトを重視し、それこそ粉乳一辺倒に仕上げた方がインパクトあって良かったかも…なんて、そんな不満が無きにしも非ずでした。

具材は、「レトルト杵つきもち、きざみ揚げ、ねぎ」とのこと。レトルト杵つき餅は、「白い力もちうどん」に入っている餅と同じだと思います。杵つき餅らしくキメの細かい質感が相変わらず秀逸で、しっかりと粘り強く、それでいて伸びの良さに関しても申し分ありません。風味にも違和感は感じられず、鼻を抜けていく確かな餅米の香りと、餅らしい膨よかな甘味が好印象。もちろん、密度の高い炭水化物なのでw 食べ応えアップにも大きく貢献しています。「もち入りカレーうどん でか盛」ではスパイス感の無さと餅の優しさが重なることで少しボヤけた印象を抱いてしまったのですが、今回は麺の量が標準値であることと、カレーの色合いが濃くなっていたので、餅とのバランスで言えば今回のカレーつゆが上かもしれません。ただ、レギュラーカップにサイズダウンしていたので、前回のように優しさに振り切ったタイプでもネガティブではなかったかも。刻み揚げは「赤いきつね」に入っている油揚げを刻んだ感じだったので、これといった驚きこそ感じられませんが、安心と信頼の実績が保証してくれる安定感。ちなみに「もち入りカレーうどん でか盛」ではネギが非常に細かくカットされていましたが、今回は気持ち大きめにカットされてました。尚、ネギに存在感は無かったですw このカップ麺を食べる時は、杵つき餅のポテンシャルを最大限に活かす為、調理の際は沸騰した熱湯を使用し、餅に容赦なく熱湯アタックかましてやりましょう。フライングなしで食べ始めたら粘り気のある力強さを、中盤までスープの中に沈め、後半に食べ始めるとトロけるような優しい口当たりが楽しめるので、お好みのタイミングを見極めてください。自分は基本的にカップ麺は家で食べているので、ガスコンロとケトルを使って沸かした熱湯を使用しているのですが、ポットで保温している熱湯を使う場合、再沸騰のボタンを押すだけでも仕上がりに結構な差が出ますよ。

(標準は★3です)

粉乳の量を調整することでカレー味とのバランスが向上していた為、ひとつのカレーつゆとして見れば好印象なバランスではあったものの、「クリーム色の」というコンセプトを加味すると、粉乳の主張は強いままでも良かったんじゃないのかな、という思いが無きにしも非ず。いや、無い物ねだりなだけかもしれませんがw 大盛の時には麺量が仇になってのマイナスだったので、レギュラーサイズになった今回の量であれば、粉乳一辺倒なくらいクリーミーな方がインパクトあって印象に残ったと思います。あまり人を選ばない食べ易いバランスは加点要素でしたけど、クリーム色のというタイトルからクリーミーなクリーム感に期待すると少し物足りないし、カレーらしさに期待するもコンセプト的にナンセンスだし、それを踏まえると今回は逆に無難さが仇になっているように感じたんですよね。もちろん、これはこれで普通に美味しかったんですけど。ってことで、安定の及第点★3です。魚介出汁系の要素が控えめで、尚且つ優しいカレー味のカップうどんが食べたい時には誂え向きだと思います。あ、それから餅。(一応、今回の売りですw)ちなみに余談なんですけど、ビタミンB1の数値が異様に高かったんですよね。2014年版の「もち入りカレーうどん でか盛」の記事を読み返してみると、そちらも同じく3.94mgと規格外の数値。基本的にビタミンB1の平均値は、カップ麺だと大体0.30mg前後が標準なんですけど、今回は2.10mgと標準値を大幅に上回っていました。なんでだろう…まさか餅ではなかろうしw あ、粉乳かな。ちなみに「白い力もちうどん」のビタミンB1は0.26mgなので、まず餅が原因ではないですねw さらに余談ですが、この流れから某サイトでビタミンB1の多い食品のリストを調べていたところ、水分が40%未満のベスト8中、2位にインスタントラーメン、8位にカップラーメンがランクインしてました。全く以て信憑性は不明ですけどw ちょっと嬉しかったです。くれぐれも皆様はビタミンB1の含有量トップクラスで名高い豚肉や、大豆などから良質なビタミンB1の摂取を心掛けてください。あ、でもカップ麺には焼豚が入って…(違w)

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:マルちゃん クリーム色のもちカレーうどん
製造者:東洋水産
内容量:111g (めん66g)
発売日:2016年10月10日 (月)
発売地区:全国 (CVS・量販店・一般小売店 他)
希望小売価格:180円 (税別)
JANコード:4901990336710

麺種類:油揚げ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:340㎖
調理時間:熱湯5分
小袋構成:2袋 (もち・粉末スープ)

~標準栄養成分表~

1食 (111g) あたり

エネルギー:434kcal
たん白質:7.9g
脂質:15.8g
炭水化物:65.0g
ナトリウム:2.0g
(めん・かやく:0.9g)
(スープ:1.1g)
ビタミンB1:2.10mg
ビタミンB2:0.26mg
カルシウム:147mg

※参考値:調理直後に分別した値
エネルギー:434kcal (めん・かやく:388kcal / スープ:46kcal)
食塩相当量:5.1g (めん・かやく:2.3g / スープ:2.8g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、でん粉、食塩、植物性たん白、乾燥酵母、卵白)、かやく(もち、味付油揚げ)、添付調味料(食塩、砂糖、香辛料、粉末野菜、ポークエキス、豚脂、醤油、粉乳、たん白加水分解物、ねぎ、酵母エキス、粉末かつおぶし)、加工でん粉、増粘多糖類、調味料(アミノ酸等)、リン酸塩(Na)、炭酸カルシウム、カラメル色素、レシチン、酸化防止剤(ビタミンE)、香料、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に乳成分を含む)

アレルゲン情報:卵・乳・小麦・大豆・豚肉

引用元URL:http://www.maruchan.co.jp/news_topics/entry/2016/09/post_1286.html

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