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寿がきや食品「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」



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今回の冒頭ネタは、ベビースターの地域限定商品「ベビースターRICH 贅沢濃厚博多明太子味」です。以前、ブログ仲間の伏兎氏に貰ったベビースターなんですが、九州・沖縄地方限定発売の製品で、かねふく明太子使用とのこと。箱は観音開きになっていて、中はこんな感じ。で、想像以上に上品な味ですね…よくある明太子味のスナック系とは違う、確かに明太子の味ではあるんですが、なんかこう…違うw いや、何なんでしょう。ほら、普通に売ってるスーパーの明太子と物産展なんかで売ってる九州直送の明太子って違うじゃないですか。あのニュアンス? パッケージの高級感にヤラれたとかではなく、味そのものが違うんです。唐辛子の刺激は控えめで、旨味重視の味付け。 “明太子味のスナック菓子” というよりも、 “明太子の味” を “ベビースターに移し…って、伝わるのか?w いや、とにかく一般的な明太子味とは一線を画しているのですよ、うん。なんか、すっげぇ頼りない感想だけどw ベビースターらしからぬ高級感を醸しておられました。


さて、本日の一杯は、寿がきや食品の「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」です。はい、今年も例に漏れず、「辛辛魚」の季節でございます。すでにカップ麺界の風物詩と言っても過言ではなく、毎年この時期を楽しみにしている激辛党の方は多いでしょう。当ブログで記事にするのは4回目になりますが、今年で発売10周年となり、私もブログ開設前から幾度となく食べてきました。そんな中、ずば抜けてトータルバランスに優れていた、2014年の辛辛魚が最も秀逸だと記憶に強く残っています。その翌年、2015年のリニューアルでは豚骨が大人しくなり、その穴を魚粉のインパクトで埋めているような印象を受け、2016年にリニューアルされた際も魚粉と唐辛子の勢いを軸に豚骨は鳴りを潜めたまま…でもって全粒粉を配合したノンフライ麺から小麦全粒粉がカット。しかし、2017年のリニューアルでは鳴りを潜めていた豚骨の厚みが持ち直し、全粒粉入ノンフライ太麺が復活。さらに魚粉の削り方が荒くなるなど、少しずつ微妙なリニューアルを繰り返しながら再販を繰り返してきました。私が最も辛辛魚に求めているものは、2014年で感じた感動なんですけれども、果たして発売10周年を迎えた今年、あの秀逸だった豚骨×魚介×激辛のバランスを感じることはできているのでしょうか。それでは、気合を入れて参ります。





スープは、「豚骨ベースの動物系スープに特製ラー油を加えた濃厚辛口豚骨醤油スープ」に、「唐辛子と鰹荒節の特製あとのせ辛魚粉付」とのこと。食べ始めの段階では、少し刺激が大人しくなったかな…? と思ったんですが、徐々に蓄積されていく刺激から、しっかり激辛クラスはキープしていると判断。真の激辛党であればジャブに過ぎませんが、辛い食べ物が苦手な人に対しては無論、突き抜けて非常識な一撃であることは言うまでもなく、まぁまぁ辛い食べ物が好き、くらいだと火を噴くレベルと言えるでしょう。ただ、昨年でも感じたように、やや食べやすくなったような気がします。と言うのも、かなり魚介と豚骨が太いんですよね。2014年ほど豚骨感が目立っているわけではないものの、しっかりと重みのある豚骨感が土台を構築し、荒削りの魚粉がパンチのある味わいを演出。どろっ…とした粘性の高さも健在で、なおかつ不自然さを感じさせない旨味の重厚感。味の骨組みは昨年のバランスと変わらず…いや、昨年よりも若干ながら醤油の含有量が増え、豚骨の重厚感や魚粉のインパクトが増しているように感じました。唐辛子による辣味は、一味と辣油のW攻め。魚粉の中に煮干系のシャープな要素は感じられませんが、膨よかな旨味が特徴的な鰹がメインなのにもかかわらず、それが暴力的とすら感じる魚介の荒々しさ。そして意識的に味わってみると、かなり豚骨が濃厚であることが分かります。2014年から魚粉がプッシュされるリニューアルが繰り返されてきたので、やや豚骨が押されているような印象を受けているだけなのかもしれません。とにかく唯一無二の世界観は、もれなく今年も表現されていますし、刺激に関しては大人しくなったような気がしないではないものの、豚骨と魚介に関してはレベルアップを感じたので、結果的にスープの総合力は上がったように思いました。

めんは、「全粒粉を配合した、コシと弾力のある、スープによく絡むノンフライ太めん」とのこと。メーカーの製品情報には、「全粒粉配合めんはそのままに」と書かれていますが、なんのなんの…そのままどころか、確実に進化していますよ。まず湯戻し前の色なんですが、随分と濃くなっているんですよね。全粒粉の配合は昨年同様5%とされているのですが、明らかに黒ずんだように見えます。ただ、かなりスープがヤンチャなので、あまり味の面では恩恵が感じられないんですけどねw そして形状にも変化があって、幅が狭くなり、厚みが増しています。これによってコシが強くなり、歯応えの持続力が向上。とろみの強い刺激的なスープが執拗なまでに纏わり付いてくるため、全粒粉の恩恵は勿論、小麦の風味も鳴りを潜めてしまいますが、しっかりとしたコシがスープと対等に渡り合えるだけの存在感を醸し、麺とスープのバランスは良好でした。うん、取り合わせバッチリです。

かやくは、「ネギ」(書くこと無ぇw)昔はね、海苔なんかも入ってたの…


(標準は★3です)

しれっと希望小売価格が税別256円から260円に値上がりしていますがw なんのなんの、ノープロブレム。麺のクオリティが向上し、濃厚さが増していたスープの完成度を思えば、むしろ4円の値上がりなんて誤差の範囲内どころかメリットが上回っているというもの。私は2014年の辛辛魚に固執し過ぎているので、あの感動を…という希望的不満が並行しているのすが、もはや寿がきや食品の「辛辛魚」は完成系にあると言っても過言ではないでしょう。やや刺激は食べやすいラインに落ち着いたとは言え、唐辛子の攻撃力は激辛の名を冠するに値し、その刺激にも負けない濃厚な豚骨感と暴力的とすら思える魚粉のインパクト、強いコシでアピールしてくる存在感の強いノンフライ麺に、具材は…き、聞かないでw ちなみに通信販売限定になるのですが、「辛辛魚らーめん 辛辛MAXバージョン2」という袋麺バージョンもあるので、興味のある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。私ですか? まだ食べたことはないんですよ…カップ麺は年に1回の期間限定なんですけれども、袋麺は通年販売されているようですね。兎にも角にもカップ版は、安定の激ウマ激辛でした。



あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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東洋水産「マルちゃん正麺 カップ 野菜ちゃんぽん」



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今回の冒頭ネタは、勝手に47都道府県の一番搾り企画、「一番搾り 長崎に乾杯」です。福岡工場製造の一番搾りで、アルコール度数は5%と平均値。こだわりのポイントは、長崎の和華蘭料理に合う、香りとうまみのバランスが特徴とのこと。まず、私は「和華蘭料理」が分からん料理だったんですけどw 日本の「和」中国の「華」オランダの「蘭」が交わって表現されたものだそうですね。そして読み方は、「わからん」で合っていたw さて、肝心の味わいですが…うん、もうね…段々と「一番搾り」が何たるかを見失いつつある私なんですけどw まずオリジナルとは別物。正直、パッケージや内容を何も知らされずにグラスで提供されたら、一番搾りと分からんかもしれません。見た目はアンバーラガータイプを彷彿とさせる夕日のような琥珀色で、実際の味わいも然り。甘味は突出していませんが、確かなコクがあり、味わい深く、どっしりとしたボディの強さを打ち出しながら、適度な酸味が調和を保ちます。こだわりのポイントとして、九州産麦芽を使用しているらしく、ホップの香りよりも麦芽の旨味で飲ませるような、じっくりと舌で味わいたい一番搾りですね。和華蘭料理に合うとのことでしたが、日本なら甘辛く炊いた豚の角煮や牛スジの煮込み、中国なら北京ダック、オランダなら…ムール貝の白ワイン蒸し…? いや、他にパッと思い浮かぶオランダ料理がなかっただけなんですけどw そんな料理とのマリアージュも楽しめそうだったし、もちろんビール単体でも全然オッケー。アンバーラガータイプのビールが好きな人は、ドンピシャなんじゃないですかね。真夏よりも秋から冬にかけて飲みたくなるような、味わい深い一番搾りでした。

進行状況:「北海道」「岡山」「福岡」「神戸」「仙台」「横浜」「滋賀」「取手」「名古屋」「三重」「新潟」「長崎」


さて、本日の一杯は、東洋水産の「マルちゃん正麺 カップ 野菜ちゃんぽん」です。定評のあるマルちゃん正麺カップからの新作なんですけど、レギュラーの「芳純こく醤油」「香味まろ味噌」「濃厚とろ豚骨」がリニューアルされ、今回の「野菜ちゃんぽん」が新発売となりました。以前、当ブログで★7を叩き出した「こく野菜たんめん」の印象があるので、かなり期待しています。と言うのも、漠然と “魚介要素のないちゃんぽん” みたいな雰囲気を感じていて、もし魚介系のテイストを付与したら、リンガーハットも驚きのスープが作れそうな…という印象が強かったんですよね。あと、タイトル的に野菜具材のボリュームにも注目なのと、「新規開発した食べごたえのあるちゃんぽん専用麺」とのことなので、麺の仕上がりも楽しみです。





スープは、「ポークをベースに、ほたてとあさりの旨味を利かせた、コクのある濃厚なちゃんぽんスープ」とのこと。まずベースにある豚骨のコクが深く、しっかりと乳化するまで丁寧に煮込んだような、とてもクリーミーな味わいで、「こく野菜たんめん」に通じる動物系の深い旨味が印象的でした。一方、ホタテやアサリなどによる魚介の旨味はサポート的な立ち位置に過ぎなくて、大幅に動物系の要素が強い仕上がりではあったものの、「こく野菜たんめん」の時には感じられなかった魚介の旨味は確かに存在していたし、予想以上に総体的な旨味の濃度が高く、後述する麺との相性や具材との相性が完璧と言っても過言ではないバランスだったんですよね。麺を食べているときの雰囲気は勿論、パッケージに「野菜が美味しい濃厚スープ」と書かれているように、野菜具材の美味しさ引き立てまくりw さらに多めの調味油が演出していた調理感も印象的で、胡椒のアクセントも適切。どっしり重厚こってりタイプではありませんが、きちんと濃厚なスープでした。かなり方向性はオーソドックスだったんですけど、王道ならではの魅力を遺憾無く発揮していますね。特に今回は小袋投入の順序指定などは記載されていませんでしたが、お湯を注いで5分経ったら、まずは先に麺を解し、次に粉末スープを入れて混ぜて、それから最後に調味油を入れて軽く表面に馴染ませたくらいで食べるのがオススメです。

めんは、「生麺のような口当たりと、粘りのある食感が特徴の、太めのちゃんぽん麺」とのこと。お~っと…これは想像していたよりもイイ感じではないですか。さすがに生麺ほどの重量感は得られなかったものの、普段の正麺カップではデフォルト(使い回し)だった平打ち状の多加水麺とは明らかに違います。まず断面図の丸い形状から、視覚的な雰囲気で掴みはバッチリ。で、実際に味わってみると…これがもうザ☆ちゃんぽんw しかも今回のスープと合わさることで、ちゃんぽん麺特有の風味と言いますか、あの独特な雰囲気が感じられたことに感動しました。私は基本、カップちゃんぽんには油揚げ麺が合うと思っている人間なんですけど、正直この麺には現状で目立った不満は思い浮かびません。もっちりとした弾力や粘り気のある質感、麺の風味も含めて、食べながら心の中でガッツポーズw 麺単体としての存在感も目立ち過ぎず弱過ぎず適切だったし、素晴らしいノンフライ麺ですよ。

具材は、「フリーズドライ製法の野菜ブロック(キャベツ、たまねぎ、ねぎ、さやえんどう、にんじん)、いか、かまぼこ、きくらげ」とのこと。まず全体的なボリュームですが、どんぶり型の大口径カップの中にあっても、この見栄えですよ。しかも野菜は東洋水産の十八番とも言えるフリーズドライ製法の野菜ブロックですから、質の高さは折り紙付き。タマネギやニンジンは言うほど存在感なかったんですけど、自然な食感のキャベツがナチュラルで美味しかったし、中でもサヤエンドウが個性の演出に効果的な要員となっていますね。えんどう豆特有の風味が感じられる、きちんと素材の特性を打ち出していたことに好感が持てました。また、スープの項目でも触れたように、この野菜具材がスープとの相性バッチリだったんですよね。さらにイカも多めに入っていて、全体の海鮮感を高めてくれます。キクラゲも食感が唯一無二のアクセントになっていたし、ちゃんぽんには何故か定番のピンクかまぼこがイイ感じw な〜んかコレがないと締まらないんだよなぁ…w


(標準は★3です)

いやぁ…ちょっとマルちゃん本気出してきましたねぇ…めちゃくちゃ本格的ですw もし事前に海鮮がメインの “長崎ちゃんぽん” をイメージしていたら、スープのバランスに違和感を覚えてしまうかもしれませんが、「野菜が美味しい濃厚スープ」というテーマを加味すると、この方向性で間違っていないと私は思いました。丁寧に乳化させた豚骨ベースのスープを軸に、魚介や野菜の旨味を溶け込ませて、香辛料のアクセントで複雑味を付与し、調味油で確かなコクと調理感を演出。ちゃんぽんらしさを曇りなく意識した新規開発の麺は申し分のないクオリティで、濃厚なちゃんぽんスープとの相性は完璧。さらに野菜ちゃんぽんというテーマを裏切ることのなかった具材のボリューム感も素晴らしく、これまたスープと具材の相性も完璧w と、かなりオーソドックスな内容ではあったものの、これで定価205円ですからね。どこにケチを付けたらいいのか分からないほど、秀逸な一杯でした。「こく野菜たんめん」を食べたとき、いつかヤベェちゃんぽんが来るんじゃねーかと思っていましたが、こんなにも早く…とりあえず、これは通年商品として一軍に残すべき逸品だと思いました。残念ながら定番の海老は入っていませんでしたが、アレルゲン情報にも記載がないところを見ると、スープの魚介エキスにも含まれていないようなので、ちゃんぽんでは比較的よく見られるアレルゲンの海老に抵抗がある方でも気兼ね無く楽しめる、というのは野菜ちゃんぽんならではの利点と言えるかもしれませんね。奇抜な要素や驚きこそ得られない、非常にオーソドックスな仕上がりではあるものの、かなり優秀な一杯ですよ。ちょっと今回の総評には主観的な好みが強く作用しているかもしれませんが…w 自信を持ってオススメしたいカップ麺です。


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東洋水産「マルちゃん正麺 カップ こく野菜タンメン」



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今回の冒頭ネタは、カルビーの新商品、「さやえんどう ピリッと七味味」です。めちゃくちゃビールに合いそうでしょ? スーパーで見掛けた瞬間、ソッコーでバスケットにダンクですよw でもって想像通り…めっちゃ美味しいですコレw ベースは毎度お馴染み「さやえんどう」なんですけど、まず山椒と青海苔の香りが心地好く、生姜や陳皮、紫蘇による清涼感が重なって、後口に引き立つ唐辛子のピリッ、としたアクセントが何とも言えないスパイスに。さらに唐辛子特有の芳ばしさと黒胡麻特有の芳ばしさには相乗効果が感じられ、食べる前から間違い無く美味しいだろうと確信していたものの、さやえんどうに七味唐辛子かけてピリ辛にしました、というような短調で浅はかな作りではなく、7種の香辛料が各々に互いを引き立てあっていて、えんどう豆の風味とも申し分の無い相性。この奥行きと複雑味の演出には、ちょっと唸ってしまいました。もちろんビールとの相性はサイコーだったし、単純にスナック菓子とは侮れないレベルというか、うん。本家さやえんどうが好きな人は勿論、まだ食べていない人、意識的に捜してください。さやえんどうと七味さえ嫌いでなければ、絶対に食べておいたほうがいいですよ。個人的に問答無用で箱買いしたいレベルのクオリティだった…これが期間限定だなんて勿体無い! 通年化しないかな…マジで。いや、ちょっとスーパーで何袋かストック買っておきますww

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

さやえんどう ピリッと七味味 (60g)
価格:130円(税込 / 送料別)
@爽快ドラッグ (税抜1,900円以上で送料無料)


さて、本日の一杯は、東洋水産の「マルちゃん正麺 カップ こく野菜タンメン」です。私は典型的な関西生まれ、関西育ちの人間なので、タンメンは馴染みのない食べ物になるんですけど、改めて調べてみると、やはり関東圏を中心に食されているようですね。相変わらず「タンメンとは…」みたいな定義は全く分かってないし、とりあえず漠然としたイメージで、野菜たっぷりの具材、スープからは野菜を炒めたような調理感が漂っている、みたいな印象がポイントになるのかな…などと勝手に解釈しておりますw というわけで、いつも以上に頼りない感想になってしまうかもしれませんが、とりあえず具材のボリュームやスープの調理感に注目ですかね。





スープは、「炒めた野菜の風味が食欲をそそる、塩と豚骨をベースにしたスープ」に、「生姜と粗挽き胡椒を利かせてい」るとのこと。いやぁ…ちょっとコレは理屈抜きに美味しいヤツじゃないですかw 卑怯なくらいw そもそもタンメンの定義が分かっていない自分なので、お店の何たるかは比較できないんですけど、そんじょそこらの平均的なカップ麺で味わえるようなスープじゃないですよコレは。まず自分が勝手にタンメンらしさの指標としていた調理感、バッチリです。さすがに日清食品が本気を出した時の芳ばしさには到達していなかったものの、野菜を炒めたような芳ばしさが確かに感じられるスープで、丁寧な土台の豚骨と野菜の旨味、しっかりと濃い味なんだけど、決して塩気や化調に頼っているような表情は見せず、適度な生姜のキレとブラックペッパーのアクセントが最後まで飽きさせません。端的に大まかな味の雰囲気を例えると、魚介の風味が無いチャンポンのスープ、というニュアンスが最も近いところでしょうか。ここに魚介のテイストを付与すれば、リンガーハットもビックリなチャンポンスープが作れそうな底力をw と、やや脱線しましたが、旨味凝縮系のスープは非常に満足度が高く、カップ麺に有り勝ちな大味感や単調さ、悪い意味でのチープさも皆無に等しく、実に本格的で美味でした。

めんは、「生麺のようななめらかな口当たりと粘りのある食感が特長の、透明感のある麺」とのこと。いつものマルちゃん正麺カップに使われている、こんにゃくの練り込まれた多加水麺なので、全く以て新鮮味は感じられませんが、相変わらず食べる度に唸ってしまうような水準の仕上がりですね。各社それぞれに工夫を凝らしながら、クオリティの高いノンフライ麺を数多くリリースしてくれるようになりましたが、やや加水率の高い中華麺を再現しているリアルな質感に関しては、正麺カップのノンフライ麺に勝るブランドは無いと思います。まさに「生麺ゆでてうまいまま製法」の名に相応しく、本当に生麺を鍋で茹で上げたような、とても熱湯を注いで5分待っただけとは思えないナチュラルさ。しかも、今回のタンメンスープとの相性は抜群で、ただでさえ麺のクオリティは申し分ないのに、スープとの相性も完璧とくれば、文句の付け所が見当たるワケもなく、ちょっと悔しかったですw

具材は、「FD 野菜ブロック(キャベツ、たまねぎ、ねぎ、さやえんどう、にんじん)、かやくパック(味付豚肉、チンゲン菜)」とのこと。いやもう野菜どっさりでテンションアゲアゲですよw と、とりあえず冷静に順を追って解説していきますが、まずはキャベツ。さすがフリーズドライなだけあって、一般的な乾燥キャベツとは一線を画しています。炒めたようなシャキシャキ食感ではなく、どちらかと言うと煮込んだような優しい歯触りなんですけど、その質感が実に自然で、またキャベツの甘味も非常にナチュラル。玉ねぎは目立って主張してこなかったものの、こちらも甘味にスポットが当てられていて、野菜の旨味が感じられます。人参も見た目に鮮やかで、また風味も汎用的なダイス状の人参とは一味違う、人参らしい香りが好印象。で、サヤエンドウですよ。開封した瞬間から、最も香りの主張が強かったのはサヤエンドウで、カップ麺では頻繁に見かける具材ではありませんし、個性の演出に効果的でした。細かくカットされちゃってるんですけど、さすがフリーズドライ、意識的に食べると分かる紛うことなきサヤエンドウエクスペリエンス。青梗菜はフリーズドライではありませんが、かなりシャキシャキとした歯触りがアクセントに心地よく、今回はキャベツがクタクタしんなりタイプだったので、食感にメリハリが生まれるように敢えて青梗菜は熱風乾燥させたのかもしれませんね。でもって味付豚肉、相変わらず秀逸です。まさに本物さながらのクオリティで、赤身の部分は豚肉らしい繊維質と赤身の旨味、脂身の部分は特有の甘味とジューシーさが非常にリアル。その量こそ少なめではあったものの、これだけ大量の具材を入れながら、完成度の高いリアルな豚肉ですよ。通常、今回のように麺とスープのクオリティが高かった場合、しわ寄せが具材に当てられるのが常なんですけど、そんな嫌いは一切感じられず、むしろ希望小売価格を改めて確認し直したほどでした。


(標準は★3です)

いやいやいや…ここへ来て急にマルちゃん正麺カップが本気を出してきましたね。ビックリするわw 実食前の想像では、まず間違いなく美味しいだろうと思っていたので、とりあえず上出来の★5は確定だろうと踏んではいたものの、なんのなんの。とんでもない曲者でしたw もはやタンメンが何者なのかとか、この際どうでもよくてですね(待てぃw)ちょっと何処にケチを付けたらいいのか分からないほど、手放しに美味しかったです。まったく味に派手さはないんだけど…インパクトは絶大だったw これで希望小売価格は205円ですよ?(一体、食べながら何度確認したことかw)いやはや、参りました。まずノンフライ麺、ここは品質が約束されている項目ですが、しばしば懸念されるのはスープとの相性。で、そこは問題なくクリア。次にスープ、素晴らしいです。丁寧な動物系の旨味に適度な塩気、そこに加わる野菜の旨味と甘味、幅を利かせ過ぎない生姜のキレに、適度なブラックペッパーのアクセント。個人的にブラックペッパーの刺激には物足りなさを感じてしまったのですが、食べ終わる頃になるとカップの底に結構たくさん溜まってました。もちろん、ブラックペッパーが好きな人は、追加投入もマストです。ベースのスープとブラックペッパー、めちゃくちゃ相性が良かったので。そして最後に具材ですが、麺とスープに全く抜かりがないのにも関わらず、大口径のカップに於いても全く以て見劣りしないボリューム感も然る事乍ら、フリーズドライと熱風乾燥を駆使した充実の内容で、またもや希望小売価格を確認させられる羽目にw タンメンラヴァーの意見も気になるところではあるものの、タンメンに馴染みのない野菜好きのカップ麺ブロガーが、独断と偏見に基づいて評価しますと、このような結果となりました。おそらく既にスーパーなどで見掛けている人は多いと思うんですけど、騙されたと思って食べてみてください。ほんと、手放しに美味しいですよ。これまで様々な名作を生み出してきた正麺カップシリーズですが、その中でも一二を争う完成度なんじゃないですかね。目が合ったら、即購入していただいて問題ないかと思われます。


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エースコック「一度は食べたい名店の味 つじ田 奥の院 行列必至の煮干し醤油らーめん」



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今回の冒頭ネタは、カルビーの新商品「サッポロポテトバーベQあじ 焦がしバター味」です。こいつはマックスバリュで捕獲したんですけど、イオン系列店舗限定のサッポロポテトなのでしょうか。開封すると、ほんのりバターの香りが漂ってくるのですが、そこまでバターの主張は感じらません。で、実際の味は…ええ、お察しの通り、ほぼサッポロポテトバーベQあじですw ただ、何処と無く深みがあるというか、味に奥行きがあるというか、焦がしバターっぽい芳ばしさは弱かったんですけど、バターのコクは味に寄与していて、でも引き立て役に徹している、一見すると地味で面白味のない映りは否めなかったものの、食べ進めると本家との違いがハッキリと感じられました。甘塩っぱい系ではありませんが、はちみつパウダーの下支えも効いてますね。基本はサッポロポテトバーベQあじなんだけど、確かな違いの感じられる、ちょっとだけリッチな雰囲気のバーベQあじでした。


さて、本日の一杯は、エースコックの「一度は食べたい名店の味 つじ田 奥の院 行列必至の煮干し醤油らーめん」です。ここ最近の「一度は食べたい名店の味」シリーズは、「つじ田」「ど・みそ」「麺処 花田」と、味噌ラーメンが3連チャンだったんですけど…やっとこさ脱却しましたねw ちなみに「つじ田」は前述したリンク先の「味噌の章」に続き、同シリーズ2回目の登場ですが、昨年の5月に単発で「つじ田監修 魚介豚骨らーめん」というカップ麺がリリースされていて、当ブログでは厳し目の評価でした。今回は豚骨ではなく醤油なんですけど、ちょっと懸念を感じていたり…でも魚介の旨味は印象が良かったんですよね。今回は煮干し醤油とのことなので、煮干の存在感に注目。基本、エースコックはバランス型に仕上げてくる傾向にある為、煮干の強烈なインパクトよりも丁寧な旨味に期待しながら、煮干特有の癖やエグ味に対しての期待値は低めの設定で食べてみたいと思います。





スープは、「ポークをベースに煮干の旨みをしっかり利かせた醤油スープ」に、「濃厚な煮干の旨みや風味に鶏油が加わり、苦みだけではなく、まろやかでコクのあるスープに仕上げてい」るとのこと。こ、これは…ま、まさに…プリンタイエクスペリエンス!w(痛風心配体験w)いやいやいや…このインパクトには虚を衝かれましたよ。まずスープの色からして煮干色なんですけどw 実際の味わいも然り。エースコックらしく煮干の旨味を重視した手堅いバランス型で纏めてくるかと思いきや、煮干の頭や内臓など、容赦無く丸ごと粉砕したかのような煮干感。舌が萎縮するようなエグ味こそ感じられなかったものの、煮干特有の癖は遠慮せずストレートに打ち出していたし、このインパクトであれば煮干好きも素直に満足できるでしょう。煮干を題材としたカップ麺は数あれど、ちょっと並みのレベルではなかったです。確かに鶏油のコクも存在しているのですが、サポート要員に過ぎず、兎にも角にも煮干推し。やや節系の芳ばしい風味も感じるんですけど、こちらもサポート要員に過ぎず、あくまで旨味の相乗効果を図る為の下支え的な役割。で、節のタイプは体感的に “鰹よりも鯖の含有量が多い” ですね。これによって節系の膨よかな芳ばしさが味に深みを生みつつ、若干の鯖節らしい癖が煮干の癖と手を取り合って、煮干のポテンシャルを引き出しています。食塩相当量の数値は高めですが、闇雲に刺してくるような食塩の塩気ではなく、煮干を大量に使用しているが故の必然的な塩分濃度の高さというか、ちょっと食塩のニュアンスとは違うんですよね。もちろん数値に比例して、それなりに後半は塩気が蓄積されてくるものの、それも煮干の一興と思えるような印象に寄与していた為、ネガティブではありませんでした。

めんは、「歯切れの良さと適度な硬さが特長の角刃の中細めん」に、「適度な味付けをおこない、スープと相性良く仕上げ」たとのこと。粘り気よりも歯切れの良さを重視した加水率の低い白っぽい油揚げ麺で、ラーメンという響きよりも中華そばというニュアンスが似合いそうな雰囲気。いや、私の漠然としたイメージですけどw そんなイメージは扨置き、実際に煮干が強烈に効いたスープと加水率の低い中華そば系の麺は相性が良く、これまた自分の中にある漠然としたイメージで申し訳ないんですけどw 煮干の強いスープには加水率の低い麺が合う、というバイアスがあるので、ほんとドンピシャの相性でした。強烈な煮干の香りで油揚げ麺臭も気にならなかったし、まさにベストマッチと言える取り合わせだったと思います。

かやくは、「程良く味付けした焼豚、メンマ、色調の良いねぎ」とのこと。具材の構成は頻繁にエースコックのタテ型カップ麺で目にする汎用的な内容ですが、焼豚は例の価値が見出せない程良く味付けした肉そぼろとは違い、そこまでネガティブな印象は感じられず、希望小売価格を思えば余裕で及第点。メンマはサイズこそ小振りではあったものの、まず特有の発酵したような風味が強く、味付けの塩梅も濃いめ。その発酵感と濃いめの味付けから、強烈なスープに埋没することなく、またメンマ特有の風味とスープの煮干感がベストマッチ。ネギは薬味系の細かくカットされた小葱タイプだったんですけど、歯触りに存在感があって、量も多め。で、このアクセントが何気に効果的だったんですよね。スープの強烈な煮干の間に小葱の食感と風味が入ることで、煮干一辺倒にならない工夫となっていました。


(標準は★3です)

スープの核として軸に太い煮干が一本通ったようなタイプではなく、煮干の魚群が怒濤の如く押し寄せてくるようなインパクトを打ち出していた強烈なスープには、良い意味で裏をかかれました。この強烈なタイプの煮干感は東洋水産が得意とするジャンルなんですけど、その東洋水産が本気を出した時に匹敵するレベルです。以前、エースコックが「MEGAニボ」という煮干推しのカップ麺をリリースしていましたが、あの時よりも強烈でしたね。具材の汎用感こそ否めなかったものの、それぞれの具材から感じた役割には価値が見出せたし、加水率の低い中華そば系の油揚げ麺も強烈な煮干推しのスープと相性抜群で、メーカーの希望小売価格は205円ですよ。しかもコンビニ限定レベルの強烈なインパクトを放っていたにも関わらず、販路はコンビニ限定じゃない。これはもう煮干系のラーメンが好きな人は絶対に食べておくべきです! 反面、そもそも苦手な人は手に取らないかとは思いますがw 煮干系のラーメンがダメな人は絶対に回避しましょう。ええ、間違いなく悶え苦しむことになります。★の数は6にするか7にするか最後まで迷ったのですが、食べ終わる頃になっても勢いを弱めることのなかった強烈な煮干のインパクトと、コストパフォーマンスの高さを評価して、今回は定価で1ケース箱買いしても損ではない…と、素直に思えた為、★7とさせていただきました。もちろん箱買いの強要はしませんけど、煮干系のカップ麺が好きな人は1度触れたが最後、何個か買い置き決定だと思いますし、販売期間内に食べておかないと後悔することになると思います。ちょっとエースコックらしからぬというか、近年稀に見る強烈な煮干推しの一杯でした。


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明星食品「明星 らぁ麺やまぐち監修 辣式まぜそば」



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今回の冒頭ネタは、ハウス食品の「オー・ザック 台湾まぜそば味」です。オー・ザックの変わり種は基本的にジャンクな味付けで美味しいんですけど、「○○味」って言われても「そうか?」って時が多いイメージも並行して強かったりするんですよねw で、今回も然り。目を瞑って食べさせられたら、ズバリ台湾まぜそば味と答えるのは難しいかもしれません。でも…美味しいw 魚粉の主張は強くありませんが、きちんと肉味噌を彷彿とさせる旨味があって、ニラの風味と強めにニンニクがガツンとパワフルに効いたパンチのある味わい。そして辛口とは言えないものの、カラムーチョくらいにはピリ辛です。いやいや…これかなり美味しいじゃないですかw 相変わらず人工的でジャンクな旨味が中心を陣取っているのですが、オー・ザックでの人工的でジャンクな旨味は単純に加点要素ですし、ちょっとクセになる仕上がりでした。ビールとの相性もバッチリだったので、ビール党は勿論、刺激的でパンチのあるジャンクなスナック菓子が好きな人は、ぴったりハマれると思いますよ。


さて、本日の一杯は、明星食品の「明星 らぁ麺やまぐち監修 辣式まぜそば」です。「らぁ麺やまぐち」と言えば、同社の「らぁ麺やまぐち監修 芳醇醤油鶏そば」や、東洋水産の「縦型ビッグ やまぐち 鶏そば」など、ラーメンの再現カップ麺は過去に2回(多分)あったんですけど、汁なしは今回が初めて(多分w)ですね。「辣式」いやいや、素晴らしい響きじゃないですか。パッケージの左下にも「小さなお子様や辛味が苦手な方は十分ご注意ください」との注意書きがありますし、刺激にも期待したいところ。ただ、大盛り(麺130g)なんですよねコレw 出来ればレギュラーサイズも同時に発売して欲しかったりするんですけど、やっぱり捌くのに効率が悪いのかなぁ…ちなみに「らぁ麺やまぐち 辣式」は、「2015年に東京・東陽町にオープンし」て、「ミシュランガイド東京2015~2017にて3年連続掲載の1号店に続き、開店1年にして "ミシュランガイド東京2017" に掲載された話題の店」だそうです。そんな有名店の看板メニュー「麻婆まぜそば」の味を再現したとのことなので、それなりに実食前の期待値は高いですよ。って…私の期待値に興味ないですかねスイマセンw(実食前のテンションって結構評価に響くので、あくまでも参考までに。)





ソースは、「チキンエキスをベースに唐辛子と豆板醤で辛味をつけた醤油ダレ」に、「店主のこだわりの隠し味でコクを加え、花椒オイル、辣油を合わせた、辛いのにあとをひく味わい」とのこと。辣(唐辛子)式という割に辣味は控えめで、一般的に見ても中辛程度だったと思うんですけど、特筆すべきは花椒の刺激(麻味)ですね。山椒の痺れを増幅させたような花椒のビリビリとした刺激に慣れてない人にはとっては、おそらく厳しいレベルです。ふりかけに結構な量の花椒が入っていて、それが前面で主張してくるのですが、決して麻味一辺倒な仕上がりではなく、きちんとコクの感じられる好印象な仕上がり。動物系の要素はチキンエキスがベースになっていて、さらに豚エキスやビーフエキスなどがフレームワークを支え、動物系の旨味には層が感じられます。店主こだわりの隠し味は、原材料の末尾に記載されている、麻辣醤,豆板醤,オイスターエキス,醸造酢あたりでしょうか。一見すると担担麺に通じる面持ちを感じるのですが、担担麺の核をなす一角とも言える芝麻醤は原材料に含まれておらず、胡麻の丸みを帯びたマイルドなコクと刺激の対比で魅せる担担麺とは異なり、糖類による甘味と刺激の対比はあるものの、こちらは只管にシャープな路線だったので、その表情には明白な違いがあります。麻辣醤とオイスターエキスが本格さを演出し、豆板醤が和味噌とは違う発酵感を付与すると同時にシャープさに磨きをかけ、繊細な醸造酢の酸味がアクセントに効果的。兎にも角にも今回は花椒が突き抜けた存在感を放っていたのですが、その麻味によるインパクトも然る事乍ら、花椒の “効かせ方” というのも実に秀逸で、ふりかけに含まれる粉末状の花椒による鮮烈な香りや麻味とは若干ながらベクトルの異なる、ソースに仕込まれた花椒オイルが醸し出す深みのある麻味が重なり、花椒ひとつ取っても複数の魅力が感じられる複雑味には唸ってしまいましたよ。麻味の刺激レベルから万人にオススメできるタイプではなかったものの、刺激のインパクトだけでは終わらない総合力の高さと緻密な仕上がりから、確実にコアな固定ファンを獲得するであろう中毒性を感じる完成度の高い味でした。

めんは、「食べ応えのある、もちもち食感の太麺」とのこと。もちもち食感というよりも、ちょっとゴワゴワした無骨な質感だったんですけど、ふりかけとソースによる花椒のインパクトが大だったので、このくらい存在感の強い麺じゃないと埋没していたと思います。それにゴワゴワ系とは言え、やや加水率の低い歯触りと、少し硬めの食感が後半にかけての食べ易さに寄与していて、自分でも最後まで持て余すことなく食べられたのが個人的に嬉しかった利点。もしこれが粘り気のある加水率の高い太麺だったら、後半にかけてズッシリし過ぎるというか…いや、あくまでも自分の場合ですけどw でも歯応えがあって食べ応えは感じられたし、ソースとのバランスも良く、取り合わせに難は感じられませんでした。麻味の刺激が強かったからか、油揚げ麺特有の風味もネガティブに作用してなかったです。むしろ油揚げ麺特有の甘味とソースの刺激がイイ感じで、本格的だけどジャンク。カップ麺らしいジャンクさのメリットと、有名店監修という本格さのメリットが両立しているようなバランスというか、そういったマニア的な目線から切り込んで見ても緻密に計算して練り上げられているような背景が見えるというか…深読みし過ぎですかねw なんにせよ、今回のソースとは相性バッチリでしたよ。

かやくは、「角切りの味付け肉」に、別添で「ネギ、チリ、ペッパー、花椒を組み合わせた、香りにこだわったふりかけ」付とのこと。角切りの味付け肉は、カップヌードルに入っている謎肉(ダイスミンチ)系のカップ麺らしいジャンクな肉具材で、よく明星食品のカップ麺でも頻繁に目撃する汎用的な内容でしたが、コレが結構ジューシーなヤツでして、しっかりとワイルドな雰囲気を演出。さらに量も申し分なく、ゴロゴロと入ってます。謎肉系の肉具材が好きな人は、これだけで評価に★ひとつプラスしちゃうんじゃないですかねw 野菜っ気はありませんでしたが、全体のシャープでワイルドな方向性に拍車が掛かっていたし、同社の一平ちゃんシリーズを始め、キャベツオンリーなカップ麺も珍しくない昨今、ダイスミンチオンリーなんて、なかなかバブリーで(え…死語?w)魅力的じゃないですか。ふりかけのネギとチリは飾り的な要員に過ぎなかったんですけど、花椒の存在感はソースの項目でも触れたように絶大で、具材に対する不満は一片も無かったです。


(標準は★3です)

花椒のインパクトに価値の見出せるカップ麺だったんですけど、単なる刺激物では終わりません。食べ始めから3口目の時点で★6は確定していたのですが、そこから徐々に見えてくる花椒の秀逸な効かせ方や、麺とソースの緻密に計算されたような相性。ジャンクな肉具材を含めた全体の方向性と、有名店監修の恩恵が感じられた本格さの両立。実に見所が多く、確実に固定ファンを獲得するであろう中毒性のある味わいから、コアなユーザー層のハートをイーグルキャッチ(鷲掴みw)して離さないようなポテンシャルの高さを加味して、★ひとつプラスしました。斯く言う自分がそうだったんですけど、花椒の麻味に価値が見出せる人にとっては、リピート必須なカップ麺になるんじゃないですかね。★7の超絶高評価とは言え、決して万人にオススメできるカップ麺ではありません。ある程度の辣味耐性を備えていて、尚且つ大盛り仕様の麺量130gどーんと来い、という人でなければ、もう結構…な、カップ麺になると思いますw 反面、ハマる人は、とことんハマると思いますよ。最近、痺れ系のカップ麺がトレンディな風潮ですが、その中でも特に秀逸な完成度を誇っていると自分は感じました。これは是非とも年に1回…いや、冬と夏に分けて年に2回くらいのペースで定期的に発売してもらいたいですね。で、可能であればレギュラーサイズの同時発売も視野に入れていただけると非常に助かります明星食品さんw しっかり刺激的、でも刺激だけに終わらず、一言では語れない。これは商品のモデルになった実際のメニュー、「麻婆まぜそば」も食べてみたくなりました。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

明星 らぁ麺やまぐち監修 辣式まぜそば 165g×12個
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寿がきや食品「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」(3回目)



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今回の冒頭ネタは、カルビーの新商品「さつまいもん。 クリーミーさつま」です。この製品は販売地域にバラつきがあって、中部(富山県,石川県,福井県,岐阜県,愛知県,三重県)と、近畿(滋賀県,京都府,大阪府,兵庫県,奈良県,和歌山県)では、2月13日から。中国(鳥取県,島根県,岡山県,広島県,山口県)と、四国(徳島県,香川県,愛媛県,高知県)と、九州(福岡県,佐賀県,長崎県,熊本県,大分県,宮崎県,鹿児島県,沖縄県)では、3月20日から。北海道と、東北(青森県,岩手県,宮城県,秋田県,山形県,福島県)と、関東(茨城県,栃木県,群馬県,埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県)と、中部(新潟県,長野県,山梨県,静岡県)では、4月3日からの販売となっています。そういえば、「黒糖さつま」も地域毎に販売期間が異なっていたんですよね。さて、気になる仕上がりですが、開封すると甘酸っぱいスイーツな香りが漂ってきて、味もイメージ通り。まず素材の風味を大切に、そっと砂糖が甘味を支え、クリームチーズのサッパリとした酸味がアクセントに効果的。サツマイモは厚めにカットされていて、なかなかの歯応えです。黒糖さつまは甘いと甘いの組み合わせでしたが、こちらは甘味と酸味の組み合わせなので、食べながら飽きないのも良いですね。サツマイモが分厚い為、もうちょっとクリームチーズが強めでも良かったような気もしたんですけど、ほんのりこのくらいのバランスが丁度いいのかも。しっかりサツマイモが楽しめる、でもクリームチーズで個性もある。そんな素材の味と、素材の味にマッチしたアクセントが好印象な野菜チップスでした。ちなみに「からだにおいしい」をテーマにした、「Better For You」という新カテゴリーの第1弾だそうです。つまり、私の好きな機能系スナック菓子というコンセプトなわけですな。既存の「さつまいもん。黒糖さつま」「ポテトチップス 油分ひかえめ うすしお味」「さやえんどう 油分ひかえめ さっぱりしお味」も、3月初旬から新カテゴリーに加わるみたいです。これから1年間で約10の商品を展開する予定らしいので、第2弾の登場も楽しみですね。


さて、本日の一杯は、寿がきや食品の「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」です。既に毎年恒例の激辛カップ麺として有名な、カップ麺界の風物詩とも言える激辛カップ麺の金字塔「辛辛魚」普段はカップ麺を食べなくても、この商品を心待ちにしているファンの方は多いのではないでしょうか。ただ、個人的に最も秀逸な完成度を誇っていたと絶賛している2014年から、年々豚骨感が鳴りを潜め、さらには麺の小麦全粒粉もカットされ、いよいよ2017年はネギもカットされるのではなかろうか…と、危惧していたのですが、どうやら今年は全粒粉練り込みノンフライ麺が復活して、スープのバランスも見直されている模様。昨年の辛辛魚では、複雑な心境から「★7−」という中途半端な評価だったんですけど、果たして今年の辛辛魚は…





めんは、「全粒粉を配合した、コシと弾力のあるノンフライ太めん」とのこと。正直、全粒粉が配合されているからと言って、体感的に全粒粉の恩恵は体感できるレベルにありません。小麦粉に占める割合の5%配合とのことですが、まぁ気持ち程度ですね。スープが強烈なので、気にならないだけなのかもしれませんがw とは言え、麺に全粒粉を練り込むという手間隙と原材料のコスト面を考慮すると、今回の全粒粉練り込みノンフライ麺の復活には素直に好感が持てました。しっとり感が印象的な普段の汎用ノンフライ麺よりも厚みがあり、縮れは結構強め。強烈なスープに負けないようコシを重点的に強化しているのですが、質感は粘り気のある弾力よりも歯切れの良さを意識しているタイプです。なので、スープに埋没しない存在感は確保しつつ、太麺でも意外と食べやすかったりするんですよね。個人的には普段の汎用しっとりノンフライ麺が好みなんですけど、あの汎用麺では辛辛魚のスープには太刀打ちできないでしょうし、強めに施された縮れによってスープのリフト性能も高く、麺を食べている時にも激辛が体験できるイイ感じのバランスでした。

スープは、「豚骨ベースの動物系スープに、ラー油を加えた濃厚辛口豚骨醤油スープ」で、「唐辛子と鰹荒節の特製辛魚粉付」とのこと。まず懸念していた豚骨感ですが、秀逸だった2014年版ほどの厚みは感じられなかったとは言え、前回よりも動物系の旨味が増していますね。そして昨年以前と比較して魚粉の削り方が粗くなり、より魚介感がワイルドに。魚介のテイストは煮干よりも節系の含有量が多いので、煮干のシャープな攻撃性は感じられませんが、節系特有の芳ばしさがスープの重厚感を高めてくれます。写真ではインパクトのある赤山ですが、唐辛子と魚粉のミックスなので、全部が唐辛子というわけでありません。で、辛さレベルなんですけど、これは例年よりも落ちてますね。動物系の厚みと共に魚粉の主張も強くなっていたので、おそらく唐辛子の含有量が若干ながら減ったのでしょう。ただ、少なくとも辛い食べ物が苦手な人は無論、辛口ちょい上くらいならヘーキかなー、くらいの耐性値だと厳しいレベルかと思います。市販品という枠組みの中では、堂々と激辛を名乗っても差し支えないレベルでした。そして、嬉しかったのがスープのトロミ。前回ちょっとサラサラしちゃってたんですけど、今回はスープの自然なトロミが復活してます。これによって麺とスープの一体感が高まり、麺を食べている時にもスープの凶暴性をダイレクトに楽しむことが出来るんですよね。そんな粘性を不自然に思わせない動物系の厚みと、荒々しさを増した粗削りな魚粉の存在感、決して激辛が誇張ではないレベルの刺激も然る事乍ら、唐辛子特有の芳ばしさも嬉しいポイントだったし、ロースト醤油によるアクセントや、ほんのり奥から感じる甘味と激辛が描く対比など、相変わらず唯一無二の世界観を表現していたスープだったので、まさに辛辛魚ならではと言える個性的な価値の見出せるスープでした。

かやくは、「ネギ」…のみですw あのペラチャーすら入ってませんw これはもう魚粉と唐辛子のレッドマウンテンも具材としてカウントしろということなのでしょうw 前はね、海苔なんかも入ってたんですよ。まぁスープのインパクトが絶大なので、あんまり気にならなかったりもするんですけどね。欲を言えばメンマや焼き海苔を入れてほしいところではあるものの、具材にコストを割いてスープや麺のクオリティが下がったら本末転倒ですから…もういいですw 具材とかどうでもw

(標準は★3です)

まだ2014年版のズバ抜けたバランスを完全に取り戻すことは出来ていませんでしたが、年々弱くなっていた動物系の厚みは持ち直してきたように感じたし、魚粉を粗削りにしたことでスープの荒々しさが増していて、さらに全粒粉練り込み麺の復活など、2016年版よりも印象が良かったので、★7−から堂々の★7に返り咲きです。やや体感的に唐辛子の刺激が落ちてしまっていたのは残念な点だったんですけど、それでも一般的に見て激辛を名乗っても差し支えないレベルには変わりなかったですし、動物系の旨味と魚粉の荒々しさを意識したブラッシュアップには素直に好感が持てました。あともうちょっと、豚骨感を引き出せたら文句無しです。葱オンリーの具材は…まぁ、寿がきや食品ですしw 潔く諦めましょう。あの “赤い山” が具材ですw 来年は退化するのか、それともバージョンアップして帰ってくるのか、2018年版での変化も楽しみですね(栄養成分表の数値が今年の辛辛魚と全く一緒だったら笑いますけどw)あ、それから今回、熱湯の量には気を付けてください。ストイックに必要なお湯の目安量をチェックしている人は少ないかもしれませんが、量ったら355mlで喫水線に達したので、450mlも入れたらシャバシャバになると思います。で、以下謝罪…辛辛魚って「販売者」は「寿がきや食品」なんですけど、「製造所」は「加ト吉」(群馬工場)なんですね。ちょっと盲点だったので、今まで追記に書いていた製品情報欄には誤りがあるかもしれません。以後、気を付けます…

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

(4食入)麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん 1箱
価格:1107円(税込、送料別) (2017/2/25時点)
寿がきや食品


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東洋水産「マルちゃん 甘ーいきつねうどん」



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以前、コチラコチラの記事で強制召喚した「ポイントサイトで美味しいワイン!~貯めたポイントでワインを満喫!~」のバカワイン氏ですが、期待通り…いや、それ以上の見事なアンサー記事を投稿してくださいました。「ヱビスの限定醸造『余韻の時間』『華やぎの時間』を飲み比べてみた感想」まるでワインを愛でるかのような繊細で上品な記事のタッチが彼らしくて印象的だったし、自分の感想との違いなど、私としても非常に得るものが大きかったです。そんなビールやワインのレビューも然る事乍ら、お得なポイントサイトの情報を常日頃から発信されているので、是非ご覧になってみてくださいね。いやーしかしアレですよ、急な強制召喚にも華麗に応えてくれる彼のポテンシャルですよ。この記事作りの為に時間を掛けてくれた労力と、それに伴った見事な記事の仕上がりに改めて脱帽です。

さて、本日の一杯は、東洋水産の「マルちゃん 甘ーいきつねうどん」です。当日を過ぎてしまいしたが、こちらもバレンタイン市場に乗せたカップ麺ですね。一見するとパッケージはカップうどんらしからぬキワモノっぽさ満載で、おどろおどろしい妖気が漂っているのですがw 「明星 一平ちゃん夜店の焼そば チョコソース」や、「ペヤング チョコレートやきそば ギリ」みたいな怪しさは感じていません。と言うのも、自分は典型的な婆ちゃんっ子でして、甘党の祖母が作る饂飩つゆは、いつも砂糖や味醂が多めで醤油は控えめ、昆布や煮干から取った出汁の旨味が中心の甘口薄味だったんですよね。料理の味付けは幼い頃から祖母の味付けに慣れていたこともあり、自分で饂飩つゆを作る時も甘口薄味が基本だったりするので、今回の「甘ーい」は普通に美味しいんじゃないかと。むしろ激しく自分好みの味なのではないかとw 期待に胸を膨らませております。いや、もしスイーツ路線意識して生クリームとかチョコレートとか入ってたら…ぶっ飛ばしますけどねw(誰を?w)





めんは、「コシと弾力のある、なめらかな太めのうどん」とのこと。麺量は66gなので、オリジナル(74g)よりも少ないのですが、質感は「赤いきつね」の麺と全く同じです。コシと厚みを重視している「日清のどん兵衛」と比較して、対極にあるようなノスタルジックで伝統的なタイプ。常に進化を続けている日清のどん兵衛にも素直に魅力を感じるものの、赤いきつねのほうが好き、という固定ファンは多いでしょう。つゆの詳細は後述しますが、相性の良さは言わずもがなでした。縮れてるし、そんなに耐久性があるわけでもない、でもカップ麺でしか味わえない油揚げ饂飩ならではのチープさ、これからも大切に守り続けて欲しいです。

つゆは、「かつお節・雑節・昆布・煮干しのだしをベースに、甘い味付けに仕上げた淡口醤油仕立てのうどんつゆ」で、「七味唐辛子付き」とのこと。まず甘さですが、至って常識の範囲内です。昆布や節系の出汁を意識した「関西向け」の赤いきつねをベースにして、単純に砂糖を増やして甘口に仕上げたような感じですね。つゆに醤油のキレを求めている人には手放しにオススメできませんが(そもそもパッケージの雰囲気から手に取ることは無いと思いますけどw)関西人は特に、何の抵抗も無く楽しめると思います。むしろ、え…こんなもん? と、拍子抜けしてしまうかもしれません。そして個人的に嬉しかったのは、甘味の指標。こういった甘さを意識した製品では、スクラロースやアセスルファムカリウムなど、人工甘味料を駆使して「甘い」を演出している製品が多かったりするのですが、今回はシンプルに砂糖の甘さだったので、人工甘味料特有の舌に纏わり付いてくるような野暮ったい甘味ではなかったんですよね。バレンタイン仕様だからと言って、無理矢理カップ麺にスイーツの精神を捻じ込んだようなゲテモノ感は皆無に等しかったし、激しく人を選ぶことはないだろうと思える自然な甘さから、おそらく皆さんが想像している以上にハードルの低い味だと思います。っていうか、個人的にはオリジナルよりも断然好みでしたw 七味唐辛子によるピリ辛感と、唐辛子特有の芳ばしさが甘味を帯びたスープの中でアクセントとして映えていたのですが、最初は七味唐辛子を入れずに優しい雰囲気を楽しみ、味変感覚で途中から使うのがオススメです。

具材は、「味付油揚げ、かまぼこ、ねぎ」とのこと。いつもの赤いきつねと全く同じ構成ですね。ニュースリリースの説明文では抜けてますけど、いつものタマゴも入ってます。まず油揚げですが、オリジナルよりも甘めに感じますね。もともと甘めの味付けがデフォとは言え、つゆが甘口仕様だったので、それを吸い込んで必然的に。ただ、こちらも至って常識的な甘さだったし、関西では基本的に油揚げも甘めの味付けなので、むしろ自分としては普段の油揚げよりも好みの味でした。蒲鉾と葱に特筆すべき項目はありませんでしたが、和風カップ麺らしさの演出に貢献してます。タマゴは…コレちょっと苦手なんですよねw なんかこう、食感が…w

(標準は★3です)

うん、想像通り。文句無しに美味しかったですw うどんには生醤油! という硬派な方にとっては邪道な一杯になるかもしれませんし、自分と同じく甘口薄味が基本の人にとっては何の新鮮味も感じられない味だとは思うんですけど、個人的にオリジナルの「赤いきつね」よりも圧倒的に好きな感じでしたw オリジナルのテイストは地域に合わせて、「北海道向け」「東日本向け」「西日本向け」「関西向け」の4種類あるんですけど、醤油感が控えめで出汁の旨味がメインの関西向けをベースにして、単純に砂糖の含有量を増やして甘口に仕上げたような一杯です。実際に食べたら素直に美味しい系なのに、キワモノ感満載なパッケージのインパクトで損してるんじゃないの? という思いがある反面、逆にパッケージの奇抜さが無かったらインパクト不足で無難な印象に終わりそうというか、そのくらい何の抵抗も無く美味しかったので、インパクトで言えばカップ麺ブロガー的に★3な葛藤を感じたりもしたんですけど、今回は単純に味の評価を総評に反映させました。いや、おそらく個人的な好みのバイアスが干渉して★ひとつ余分に稼いでますスイマセンw 関西向けの赤いきつねを知っている人や、ほんのり甘くて出汁の旨味を重視した優しい味付けに親しみがある人にとっては、ほんと違和感なく楽しめる一杯だと思いますよ。ひとつの変わり種として見ると、おどろおどろしいパッケージの割に中身はフツー、っていう拍子抜けな部分があったりもしたんですけど、他地域の人にとっては関西風の味付けに触れることの出来る切っ掛けになると思いますし、甘~いとは言え、決してスイーツ的な危ない路線ではなく、 “いなり寿司の油揚げ” に通じる常識的な味付けなので、むしろ人を選ばないタイプの製品かと。この仕上がりであれば、醤油のキレを重視している人でもコレはコレとして納得できるんじゃないですかね。ふざけたパッケージのデザインは置いといてw とても優れた良品だと感じました。もうね、ほんと素直に定番のラインナップに加えて欲しい。パッケージに気後れして手に取れなかったアナタ、騙されたと思って食べてみてください。奇抜な見た目とは裏腹に、中身は常識的な美味しい一杯ですよ。いやほんと、期間限定なんて言わずに「赤いきつね(taka :a 向け)」として常時販売してもらえませんk(ry


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日清食品「日清ラ王PREMIUM フカヒレスープ味」



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今回の冒頭ネタは、おやつカンパニーの新商品「ベビースター ドデカイラーメン 丸亀製麺監修 釜玉うどん味」です。コンビニでは昨年の12月から先行発売されてたんですけど、スーパーでは今年の1月23日から取り扱い開始となっていました。さて、一体 “ラーメン” なのか、 “釜玉うどん” なのか、よく分からん立ち位置ではあるのですがw 味は出汁が濃いめな感じで、なかなか宜しいです。果たして何も言われずに出されて、釜玉うどん味だと即答できるかと言われたら、ちょっと自信ないんですけど、とにかく出汁が濃い。うどんっぽいかと言われたら、これまた即答に困る感じなんですけど、とにかく出汁が濃い。甘濃い。そこに尽きるようなドデカイラーメン(うどん?)でした。釜玉うどんのイメージ的に、もうちょい卵のマイルドさなんかも欲しかったりしたのですが、とにかく出汁が濃かったです。単体で食べ続けてたら喉が乾いてくるほど濃かったですw 食塩相当量も一般的なポテトチップスの平均値から倍近い数値(2.23g)だったし、いま書きながら7枚なんですけど、もう充分かも…w 甘濃い出汁醤油っぽい味だったので、イメージとしては卵かけ御飯専用の醤油味っぽい雰囲気。あ、濃縮還元の麺つゆ? みたいな感じですかねw

さて、本日の一杯は、日清食品の「日清ラ王PREMIUM フカヒレスープ味」です。「カップヌードル リッチ」や、「明星 中華三昧PREMIUM」など、既にフカヒレがテーマのカップ麺は数回リリースされているので、ちょっとテーマの二番煎じ感は否めませんよね。ただ、前回の「海老濃厚白味噌豚骨」は印象が良かったし、希望小売価格が税別290円のアッパーブランド「ラ王PREMIUM」からのリリースということもあって、少なからずタテ型以上の高級感には期待しても大丈夫そうな予感。高くて美味しいは当たり前なので、その殻を打ち破ってくれることを願って。





は、「18番の切刃で切り出した3層ストレートノンフライ麺」で、「濃厚なスープがよく絡」むとのこと。麺は第1弾からの使い回しかと思ったのですが、16番ではなく18番の切刃で切り出したとのことなので、麺のサイズが違いますね。ちなみに麺の番手とは、製麺機の切刃のサイズのことで、数字が小さいほど太麺になります。麺自体の方向性は似ているのですが、前回よりも気持ちサイズダウンしてますね。加水率は中くらいか、やや低めに設定されていて、プリプリとした歯切れの良い歯触りと、適度でありながらも豊かな小麦感、そしてコシの強さが印象的なノンフライ麺です。これといって新鮮味を感じるようなノンフライ麺ではないものの、ノンフライ麺としてのクオリティは高く、しかも今回の濃厚なスープとのバランスが非常に良かったんですよね。やや細めの形状からスープのリフト性能が高く、縮れのないストレート状の麺ですが、中~低加水寄りの加水率からスープの馴染みが良くて、それでいて適度かつ明白な小麦感から麺が濃厚なスープに埋没することなく、まさにベストマッチと言えるバランスでした。本物さながらの生麺を意識した中華麺らしいナチュラルさにスポットを当てると、やはり東洋水産のマルちゃん正麺カップに引けを取ってしまうものの、今回のスープには正麺カップのノンフライ麺よりもラ王PREMIUMの麺のほうが合うと素直に思えたし、ひとつのノンフライ麺としての完成度も然る事乍ら、そんなスープとのバランスに至るまで細心の注意を払って緻密に計算して合わせたようなバランス感が素晴らしかったです。

スープは、「濃厚な鶏だしとオイスターソースをベースに、フカヒレを土鍋で長時間煮込んだようなとろみのあるスープ」で、「上品かつ繊細な味わいが堪能でき」るとのこと。おっと…さすがタテ型のスープとは次元が違いますね。まず動物油脂による旨味の濃度が尋常じゃないレベルにあって、もはや味のレベルはカップ麺としての域を軽く逸脱しちゃってます。さすがに1品ウン万円もするような高級中華料理店で提供されるフカヒレの姿煮と比較してはいけませんが、フカヒレを土鍋で丁寧に長時間煮込んだ雰囲気は確かに演出できていたし、極めて濃度の高い動物系の旨味から、ラーメンのスープとして違和感なく成立。この味なら中華料理店で数千円程度のコース料理に含まれる一品として提供されても、割と違和感無く食べてしまうかもしれません。どんぶり型の中華三昧だけ食べ損なってしまってるんですけど、これまでリリースされたフカヒレ系のカップ麺の中でトップクラスなのは間違いないでしょう。上品かつ繊細な味わいと書かれていますが、それでいてダイナミックな臨場感も兼ね備えていて、旨味の濃度は濃くありながら、塩気の強さに体感的なネガティブさは感じられません。かなり重厚感のある動物系の旨味と、スープの濃度を飛躍的に高めていたゼラチン質のトロミも効果的で、きちんとベースのスープが濃厚さの指標を履き違えていない為、全く以てトロミも不自然ではないんですよね。ちなみにタレ的な要素に醤油や味噌は使用されておらず、味付けはオイスターソース1本に任せているほど潔い構成。そのシンプルさが功を奏し、オイスターソースの深い味わいがスープの本格さを高めてくれていたし、高級中華を彷彿とさせるような味わいから、ついにカップ麺の限界を超えてしまったような高級感が漂っていました。たしかにパッケージからして徒ならぬオーラを醸し出してはいましたが、自分の想像を遥かに超えていて、もはやカップ麺らしくなかったです。

具材は、「チンゲン菜、カニ風味かまぼこ、キクラゲ、フカヒレ風具材」とのこと。青梗菜は食感が良く、しっかりと特有の風味も感じられ、濃厚なフカヒレスープとの相性は抜群。カニ風味かまぼこは見た目的な作用がメインに思えたのですが、やはり赤の彩が入ると見た目のアクセントに嬉しいですし、時折ふと感じるカニ風味と魚介練り製品の旨味は味のアクセントに寄与していました。キクラゲも青梗菜と同じく中華系のスープと申し分の無い相性だったし、こちらもコリコリとした食感が濃厚なスープの中で箸休め要員として効果的な存在に。しかもキクラゲは量が多く、質量的な満足度も高かったです。お馴染みフカヒレ風具材はゼラチンを加工したもので、フカヒレ由来の原材料を使用した具材ではありませんが、「カップヌードル リッチ」よりもサイズが大きめでしょうか。可能であれば姿煮を意識した形で成型してもらいたいものの、もともと本物のフカヒレもゼラチン質なので、そういった意味では再現性に違和感のない具材だったりもするんですよね。解された状態なので、高級感的には減点なんですけど、きちんと雰囲気の演出に貢献してくれていました。肉具材は入っていませんが、ここに肉は野暮ってもんでしょう。

(標準は★3です)

カップ麺ブロガー的には二番煎じ感満載のテーマに不満を感じたりもしたんですけど、ちょっとねぇ…高級感がハンパじゃなくてw もはや異様な完成度の高さから、★の数は落とせませんでした。コンビニなどで定価購入してしまうと税込価格300円オーバーのカップ麺になるので、同じフカヒレだとコスパ的には「カップヌードル リッチ」に軍配ですが、流石ラ王PREMIUMの名は伊達じゃなかったです。値段が値段の製品になりますが、この味ならコンビニで定価購入しても文句を言う人は少ないのではないでしょうか。それにコンビニ専売品というわけではありませんから、スーパーやドラッグストア、ディスカウントショップなどで購入すれば、税込300円以下で捕獲可能だと思いますし(ちなみに近所のスーパーでは税込277円で売られてました)値段のハードルを踏まえてフカヒレスープ味という高級感に期待しても全く裏切りを感じさせないような仕上がりだったので、当ブログでは文句無しでオススメしたいと思います。第1弾の印象も良かったんですけど、このラ王PREMIUM、カップ麺を逸脱した高級感を本気で極めようとしてますよね。一時期はシリーズ全体を通して低迷を感じていたラ王でしたが、2017年は一気に巻き返してくれそうな予感。いやーそれにしても今回は某北斗の長兄並みにオーラのある一杯でしたw

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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東洋水産「マルちゃん 正麺カップ 至高の一杯 濃厚担担麺」



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すっかり恵方巻きの予約に切り替わり、節分モードの今日この頃ですが、今年の恵方は北北西やや北…って難しいわニュアンスw 元々は関西の海苔販売業者が企てた画策(言い方w)で、後にセブンイレブンが全国に広め、今では随分と定着してきたイメージの風物詩。新海苔が出回り始める時期に合わせ、古い海苔の在庫処分を行う為に開催したイベントが起源だとか。本当か嘘かは知りませんが、さすが関西商売上手w 何で急に恵方巻きの話題なんだ、って話なんですけど、この記事を書いているのは1月9日(月)で、コンビニの新商品は火曜日から並び始める為、まだ冒頭ネタにできるような新作のポテトチップスが入手できてなくてw

さて、本日の一杯は、東洋水産の「マルちゃん 正麺カップ 至高の一杯 濃厚担担麺」です。ファミリーマート・サークルKサンクス限定商品なので、必然的に定価購入必須なんですけど、その価格なんと税込価格298円の超アッパー製品。正麺カップシリーズがコンビニ限定で発売されるのは今回が初めてで、同ブランド内でも正麺カップの技術を集結したというワンランク上の「至高の一杯」から、しかも担担麺ですよ、担担麺。輪を掛けるようにして期待値は上がる反面、担担麺に拘りがある私ですから、現場では徒ならぬ緊張感が漂っているとかいないとか(知らん)兎にも角にも税込300円スレスレのハイエンドカップ麺なので、それ相応の仕上がりじゃないと納得できまs…はい、さっさと食べますw





は、「生麺のようななめらかさと粘りのある食感が特長の“マルちゃん正麺カップ”の麺を使用」とのこと。平打ち状の白っぽいノンフライ麺で、やや加水率が高く、こんにゃくを原材料に使用しているのが大きな特徴ですね。雰囲気的に、「濃厚とろ豚骨」からの汎用でしょうか。正麺カップならではと言えるリアリティの高さが印象的で、相変わらず手放しに称賛できるノンフライ麺です。多加水麺と言えばエースコック、低加水麺と言えば明星食品のイメージが強いんですけど、オーソドックスな中華麺で、尚且つ本物のリアルな質感と再現度を意識したノンフライ麺の中では、正麺カップのノンフライ麺が断トツですね。担担麺を食べる度に書いてるような気もするのですが、私は基本、担担麺には丸刃でカットした柔らかめの低加水麺が合うと思っています。そのイメージで言えば、正麺カップのノンフライ麺は根底からしてタイプが全く異なるわけなんですけど、今回はスープの濃度が高い為、全く以て違和感を感じなかったんですよね。むしろ正麺カップの加水率と特有の質感だったからこそ相性が良かったというか、麺とスープのバランスはベストマッチだと素直に思えました。私は正麺カップのノンフライ麺を過剰評価する傾向にあるのかもしれませんが、豚骨系のスープに使用される場合を除いて、今のところ文句の付け所が全くと言っていいほど見当たらないノンフライ麺です。

スープは、「コクのある豚骨スープをベースに、芝麻醤・練りごまのコクと、花椒・ラー油の辛みを加え」とのこと。おっと…ダメですよコレは…コレは久々に超おいしいヤツですw まず担担麺の核とも言える芝麻醤,花椒,辣油ですが、何れかが突出して目立っているわけではありません。しかし、その全てが主役級の存在感を放っていて、タイプで言えば特化型ではなくバランス型なんですけど、バランス型が陥りやすい無難で平坦なイメージは一切与えず、そして明らかに既存の「うま辛担担麺」とは一線を画しています。芝麻醤は日清食品の担担麺ほど重心の低いタイプではなかったものの、ハッキリと特有のコクが感じられ、さらに擂り胡麻と具材の粒胡麻が重なることで、それぞれ違う角度から胡麻のコクと芳ばしさをアピール。そして花椒の存在感も明白で、あくまでも麻味は常識の範囲内ですが、確かな痺れ感と鼻を抜けるような清涼感が濃厚なスープを重過ぎると感じさせない効果的なアクセントに。辣油の存在感も飾りではなく、適度でありながら確かな辣味と特有の芳ばしさを付与。それらを支える動物系の旨味にも余念は感じられず、どっしりと基盤を作り上げ、芝麻醤,花椒,辣油が伸び伸びと安心して演技できるように舞台を整えます。口に含んだ瞬間のファーストインプレッションから200円前後の担担スープとは明らかに違う衝撃が走ったし、食べ進める毎に唸ってしまうような濃厚さから、250円~270円台のスープとも一線を画していて、税込298円という強気な価格設定にも頷ける…いや、それすらも安いと思える完成度の高さでした。

具材は、「食べ応え十分の味付け挽き肉・チンゲン菜・ごま」とのこと。かやくは2袋に分けられていて、片方には挽肉が、もう片方には青梗菜と胡麻が入ってたんですけど、一袋に入りきらなかった時点で気合の入れ様を感じますよね。挽肉は食べ応え十分と強気な製品説明ですが、価格帯を踏まえても素直に納得出来る食べ応えの感じられる量で、そのボリュームも然る事乍ら、さすが東洋水産の挽肉具材、食感に味付けの塩梅、挽肉らしい旨味もバッチリです。さらに青梗菜もアクセントに効果的なシャキシャキとした食感や、特有の甘味とホロ苦い風味の感じられる質の高い内容で、具材の構成はシンプル極まりないものですが、シンプルながらも物足りなさは一切感じません。そして胡麻はスープでも触れたように、芝麻醤&擂り胡麻と重なることで、芳ばしさの相乗効果を発揮していたのが素晴らしかったです。挽肉も青梗菜も量は申し分なかったし、麺とスープが秀逸な出来栄えだったのにも関わらず、この品質ですからね。東洋水産の本気が伝わってきましたよ。

(標準は★3です)

実食前の期待値を煽ってくるようなオーラに一種の懸念を感じていたのですが、なんのなんの。至高の一杯という名にも全く引けを取らない完成度の高さで、税込298円という値段設定でもネガティブな印象は皆無と言って差し支えない秀作でした。リアルな質感を追求しているノンフライ麺の仕上がりも然る事乍ら、それぞれ主役級の存在感を放ちつつもバランス型としての体を保ち、尚且つ不足感を与えない濃厚なスープには唸ってしまう魅力があったし、シンプルながらも満足度の高い具材構成ということで、今回の評価は迷うことなく★7即決です。日清食品のように特化型の担担麺も分かり易いインパクトが好印象だったりするのですが、それに対抗するかの如くバランス型で極めてくるとは、なかなか粋なことしてくれるじゃないですか。正麺カップの麺が苦手な人や、そもそも担担麺が得意じゃない人にはオススメできませんが、そうでなければ価格帯に尻込みせず、ぜひ手に取っていただきたい逸品です。カップ麺に理解がある人は勿論、普段からカップ麺とは縁がないよ、って人にも食べてみてもらいたいですね。ほんと、文字通り食べなきゃ損だと思います。一般的な価値観として、カップ麺に300円ちかく払うなんて…と、お思いの方も多いかとは思いますが、麺,スープ,具材が三拍子揃って高水準ですから、むしろコレが “たったの300円で” 食べられる、そんなハイエンドカップ麺の在るべき姿を体現しているような出来栄えだったので、見かけたら是非。ちなみに昨日の記事で書いた渡辺製麺の「錦城 四川担々麺」と発売日が同じだったんですけど、たった10円の価格差で、これほどまでに格の違いを見せ付けられると気の毒ですね…。少なくとも私は、東洋水産の担担麺をオススメします。まさに “至高の一杯” でした。

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明星食品「明星 銀座デリー監修 コルマカレーラーメン」



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カルビーの「おさつスナック」を食べました。言わずと知れた秋冬定番のスナック菓子ですけど、もうリリースが出る時期なんだなー、って。あ、言うてる間に9月かw 今年で発売35周年を迎えたそうで(ちょっとビックリしたw)「更にパワーアップすべく、『蒸し安納芋』から、より『香ばしさ』と『甘さ』を引き出した、『炭火焼き安納芋』に変更し」たそうです。炭焼きっぽい芳ばしさが前面に出ているわけではないんですけど、砂糖だけでは演出できないサツマイモの優しい甘味が相変わらず美味しくて、何だか食べててホッとする味でした。(でも実は「おさつどきっ」派)やっぱり10月か11月頃に食べたいですけどねw ちなみに発売35周年を記念して、11月には長年のご愛顧に感謝したキャンペーンを実施予定だそうですよー。嗚呼、いつの頃からだろう… “サツマイモ=焼芋” よりも “芋焼酎” のイメージが先行するようになってしまったのは…orz(ちょっぴりココロは秋模様なう…w)

さて、本日の一杯は、明星食品の「明星 銀座デリー監修 コルマカレーラーメン」です。「カシミールカレー」は2度製品化されていて、どちらもブログで記事にしたんですけど、「コルマカレー」は今回が初めてですね。相変わらず実際の味を知らないので、再現度は評価しかねますが、「ローストオニオンのコクと甘味に、複数のスパイスの香りと辛味をバランス良く合わせ」ているのが特徴だそうです。ローストオニオンの芳ばしさや特有の甘味、そこに交わるデリーらしい(実際のカレー知らんくせにw)スパイスの複雑味なんかに期待したいですね。





めんは、「香ばしく味付けをした、スープのりが良いノンフライ麺」とのこと。「カシミールカレー」のノンフライ麺と同じでしょうか。鶏肉エキス、香味調味料、香辛料などによって味付の施された味付ノンフライ麺で、ノンフライ麺なのに食感や風味にスナック的な要素を感じるノンフライ麺です。「すこびる辛麺」(最近めっきり新作のリリースが無くて寂しい…)に使われているノンフライ麺にも言える事なんですけど、非常に個性的な立ち位置なんですよね。スナック的でありながら、油揚げ麺のようにスナック感がネガティブに作用することはありませんし、油揚げ麺だと避けられない油脂感を持っていない為、本格的なスープをマスクしないのは大きな利点。それでいて適度なスナック感が全体の雰囲気やカレー味のスープと絶妙にマッチしていたし、既定の時間を守ると少し柔らかめに仕上がるのですが、敢えて柔らかめにすることでスープとの一体感が飛躍的に高まっているというか、麺単体としての存在感を弱めた事が功を奏していると思いました。それでいて麺の味付が存在を埋没させない工夫となっていて、今回は麺からも鶏肉エキスの旨味がハッキリと感じられたのも印象に残ったポイント。柔らかめの食感が賛否を呼ぶかもしれませんが、自分としては申し分の無い取り合わせでした。

スープは、「チキンをベースにローストオニオンを加えてコクを出」し、「クミン、ターメリック、コリアンダー、フェンネルなどのスパイスを効かせた、辛口のカレースープ」とのこと。ファーストインプレッションで感じたのは、製品説明にもあるローストオニオンを思わせる芳ばしさと甘味。原材料を見てもローストオニオン粉末が筆頭にあるのですが、かなり強く推していることが分かります。じっくりと飴色になるまで炒めた玉葱を彷彿とさせる深いコクと甘味が確かな個性となっていて、全体的にシャープだった「カシミールカレー」と比較して丸みを帯びた印象を受けるのですが、マイルドさの中にデリーらしい本格的で複雑味のある香り高いスパイス感が交わることで、明白なメリハリと本格さを演出しています。辛さは一般的に見てもピリ辛以上,辛口未満だと思うんですけど、きちんとスパイスらしい刺激があって、動物系の厚みと高い粘性で確かな重厚感を打ち出しつつ、芳醇なスパイス感が重たくなり過ぎないように全体を引き締めているバランスは秀逸の一言。スープの粘度に関しては、もはやライスと合わせても成立するほどの高粘度スープだったので、ドロドロ系のカレースープが好きな人はストライクゾーンかと。どちらかというとカシミールカレーは人を選ぶ路線でしたが、こちらは幅広い層のユーザーが素直に楽しめるカレー味だと思います。ちなみに粘度が高過ぎて、スープは最初に2,3口飲んだだけ。執拗なまでにスープが麺にドップリ纏わり付いてくるので、麺を食べ終わる頃にはスープほとんど残ってなかったですw

かやくは、「ダイス状の鶏肉に、キャベツ、ポテト、フライドオニオン、ニンジン」とのこと。鶏肉のダイスミンチということで、サッパリしてるのかなー、と思いきや、しっかり肉っ気があってワイルド。今回のカレースープには動物系の重厚感があったので、肉具材との相性は申し分なかったし、ひとつひとつのサイズも大きくて、食べ応えのある満足度の高い肉具材でした。重厚感のあるカレースープと瑞々しいキャベツの相性も素直に良かったし、ポテトはホクホク、ニンジンはコリコリ、それぞれの具材が役割を果たしていて、蛇足的な要素も感じられず、非常に印象が良かったです。フライドオニオンは具材として目立っているわけではなかったものの、ローストオニオンを主軸としたカレー味の中で特有の芳ばしさを後押しするような相乗効果を生んでいて、スープに対して確実に寄与していました。たまーに小さい粒がシャキシャキしますw 決して具沢山な量ではありませんでしたが、カップがタテ型ビッグでも少ないとは思わなかったし、サイズの大きなダイスミンチとポテトに存在感があったので、これならボリューム的な面もクリアでしょう。

(標準は★3です)

まずローストオニオンを主軸にしたカレー味のスープには確かな個性を感じたし、動物系のコクと超高粘度なトロミで明白な重厚感を演出しつつ、デリー監修のカップ麺らしいと思える本格的なスパイス感がメリハリを生んでいて、とても秀逸なバランス感を感じさせてくれたと同時に、バランス型では終わらない個性を打ち出していたことが印象に残る一杯でした。一般的に見ても広く受け入れやすい方向性にありながら、個性と本格さを兼ね備えていた仕上がりに得られた充足度は高く、ドロドロ系でスパイスの効いたカレーが好きな自分としては、ほんと手放しに美味しかったですw 麺の味付が今まで以上に効果的だと感じた柔らかめのノンフライ麺とスープのバランスもベストマッチだったし、具材では蛇足的な要素も大きな不満も感じさせず、ひとつのカップ麺としての総合力は非常に高い位置にあって、かなり完成度の高い一杯だと感じました。これはオススメですよ。高粘度カレー系が好きな人には特に。ひとつ注意点を挙げるとするならば、最初から入ってる粉末スープに強烈なトロミ成分が含まれているので、しっかりトロミが確認できるまで執拗に混ぜること。麺が柔らかくなってしまいますが、念には念を押して2分くらい混ぜ続けたほうがいいかも。どんどん粘度を増していくので、なかなか混ぜ終わるタイミングが掴めませんでしたw うっかり手を抜くとダマが出来たり、底に溜まってしまったり、せっかくの濃厚な高粘度スープが全力を出せなくなってしまうので、しっかり底から掻き混ぜてくださいね。ローストオニオンの個性と深いコク、超弩級の高粘度なトロミにも違和感を抱かせない確かな旨味、そこに交わる香り高い本格的なスパイス感が印象に残る完成度の高い濃厚なカレーラーメンでした。

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