渡辺製麺「錦城 四川担々麺」
↑ 絶賛ランキング参加中! ポチッと応援お願いします(ぺこり)
今年の抱負として、“逆” ダイエット宣言した私 taka :a ですが、大晦日から正月にかけての勢いで、なんとか700gの増量を果たしたものの、普段の生活リズムに戻った途端、安定に減少し始めまして…すっかり元通りw いや、こういう事を書くとね、「うらやましい」とか、中には内心ハラワタ煮え繰り返ってる方もいらっしゃるかとは思いますが…減らすのと同じくらい増やすのも大変なんだぞw(知らんがな)
さて、本日の一杯は、渡辺製麺の「錦城 四川担々麺」です。ローソン限定発売の「ラーメンデータバンク有名店コラボ」第8弾に当たる製品で、名古屋の人気店「錦城」が監修したカップ麺とのこと。錦城のカップ麺と言えば以前、プライムワンからも「四川担々麺」がリリースされてたんですけど、製造はヤマダイ(ニュータッチ)でした。今では渡辺製麺の売りとなっている氷結乾燥ノンフライ麺ですが、生みの親である「とかち麺工房」が元々プライムワンから錦城の四川担々麺を出していて、自己破産してからヤマダイが製造を引き継ぎ、今回は渡辺製麺が担当で、ローソン限定商品なわけですけど、なんか勢力図とか大丈夫なんですかねw 当ブログではヤマダイの時に★6を叩き出した錦城の担々麺、渡辺製麺お手並み拝見ですよ。
麺は、「氷結乾燥したノンフライ麺(特許出願中)を使用」し、「生めんに近いもちもち感が楽しめる」とのこと。相変わらず旧世代感の否めないノンフライ麺ではあるものの、前回の「カドヤ食堂」から渡辺製麺の氷結乾燥ノンフライ麺にはマイナーチェンジを感じていて、やはり今回も以前と比べて旧世代らしいノンフライ麺特有のゴリゴリとしたゴムっぽいクセが控えめになり、随分と食べ易くなった印象を受けました。自分の好みとしては、もっと粉っぽい丸刃の低加水麺を合わせて欲しかったんですけど、これまでのデフォルトにあった汎用麺よりも低加水寄りにシフトしていて、この確かな変化は素直に好印象ですね。ただ、麺自体の塩気が強いことと、スープのライトな方向性から、バランスとしては完全に麺が勝ち気味に思えました。塩気の強さが一体感に寄与しているような効果は見込めなくもないですが、逆に麺の存在感を孤立させているように感じてしまったんですよね。低加水寄りになったとは言え、それでもスープを弾くタイプのノンフライ麺だったので、ちょっとバランスが悪かったです。あと、湯戻し時間は標準で4分となっていますが、やっぱり5~6分は待ったほうが自然ですね。それでもスープを拾わないので、最後まで麺が勝ち気味のまま試合終了でしたけど。
スープは、「ゴマのまろやかさに薬念醤の旨さと辛さを効かせた、辣油が香り立つ四川担担スープ」とのこと。醤油と和味噌がベースの担担スープで、醸造酢の酸味が軽いアクセントに。ただ、ヤマダイのスープほど酸味に輪郭はなく、印象的だった芝麻醤の存在感は圧倒的に弱くなり、スターアニス(八角)やシナモンの存在感が随分と目立ってます。唐辛子の辛さはピリ辛アクセントの範疇を超えないレベルだったし、四川と謳う割に辣味や麻味などの刺激的な要素は控えめで、それよりもスターアニスやシナモンの存在が表立っていた為、ヤマダイの作った錦城のスープとは随分と雰囲気が違いました。薬念醤の本格感さは、それなりに効果的だったとは思うんですけど、辣油の存在感も随分と大人しく、ベースも旨味に欠ける印象というか、ちょっと薄っぺらいスープですね。刺してくるような塩気ではなかったものの、塩分濃度の高さだけは一丁前でした。実際の味を知らない私は再現度云々を評価できませんが、ひとつの担担スープとして単純に評価すると、この水準では他社の強力な担担スープと比べて見劣りしてしまいます。この価格帯であれば、もっと強力な担担スープがありますからね。それに途中から和味噌の存在感が随分と強くなってきて、花椒や芝麻醤の存在感が控えめなもんだから、途中から担担スープなのか八角とシナモンの入った辛味噌スープなのか曖昧になる感じでした…w
具は、「チンゲンサイ、肉そぼろ」とのこと。肉そぼろの原材料に含まれている “その他” の表記が漠然と怖いんですけどw っていうか形からして疑ってしまったのですが、予感的中。食感がエースコックの “程良く味付けした肉そぼろ” と非常に近いですw いや、アレと違って味はあったんですけどね。なんかこう、従兄弟的なw エースコックが製造に関わっているのでは…? と、思ってしまったほどです。反面、青梗菜超優秀w これ多分、フリーズドライの青梗菜ですね。青梗菜特有のホロ苦さと甘味が実にリアルで、サイズも厚みがあり、量もタップリ。正直、麺とスープはイマイチな仕上がりだったんですけど、この青梗菜は軽く感動レベルでした。っていうか原材料の “その他” って何なんだろうマジで…w
総評:★★☆☆☆☆☆☆☆☆ (2)
総評の基準についてはこちらのページをご覧ください
総評の基準についてはこちらのページをご覧ください
(標準は★3です)
まずヤマダイ製造の時に感じた印象とは随分と違っていたし、この価格帯でコレはちょっと…。いや、青梗菜だけは値段に相応しいクオリティだったので、ここだけは手放しに高評価ですw が、それだけじゃ及第点は付けられない感じでした。麺は汎用で、スープは深みに欠ける。麺に関しては致し方ないとは言え、スープもっと頑張れたんじゃないですかね。少なくとも、ヤマダイが作る四川担々麺のほうが数段上手だと思いました。そもそも違うコンビニのPBカップ麺ですし、渡辺製麺の製品と他社メーカーの製品を比べること自体がナンセンスな話なのかもしれませんけど、ちょっと今回はゴメンナサイ…。あと、妙にスターアニスとシナモンが目立って感じられたので、独特の甘味が苦手な方は避けたほうが賢明だと思います。もちろんコレはコレで個性的だったし、それなりに面白い担担麺ではあったものの、芝麻醤のコクだったり、四川=刺激的のイメージで臨むと肩透かしを喰らうことになるでしょう。一応、渡辺製麺のカップ麺ということで、評価のハードルを下げ、大目に見て及第点にするか悩んだのですが、麺とスープのバランスだったり、ひとつの担担麺として見たときの総合力だったり、それにコンビニ限定で税込288円という値段を踏まえると、ちょっと及第点は難しい感じでした。そもそも「一般的な監修商品は『店の味に近づける』というものが多いなか、同商品は『店の味をベース』にコンビニ向け商品として」という曖昧なコンセプトを掲げている為、評価に困る再現カップ麺シリーズなんですよね、コレ…でも一応、お店の監修商品なわけですし、一体どこに価値を見出すのが正しいシリーズなんでしょうね(苦笑)
あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。
© Posted by taka :a
【製品情報】
商品名:錦城 四川担々麺
製造者:渡辺製麺
内容量:111g (めん60g)
発売日:2016年11月29日 (火)
発売地区:全国新発売 (ローソン限定)
取得価格:税込288円 (ローソン)
希望小売価格:288円 (税込)
JANコード:4979385806537
麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:420㎖
調理時間:標準熱湯4分
小袋構成:3袋 (めん・乾燥具材・特製スープ)
~標準栄養成分表~
1食 (111g) あたり
エネルギー:393kcal
たんぱく質:12.7g
脂質:14.4g
炭水化物:54.4g
(食塩相当量:7.2g)
名称:即席カップめん
原材料名:めん(小麦粉、食塩)、スープ(ポークエキス(大豆を含む)、食用調合油、しょうゆ、ごま、食塩、みそ、薬念醤(還元水あめ、しょうゆ、唐辛子、みそ、にんにく、食塩、ごま油、ごま、ねぎ)食用ごま油、醸造酢、砂糖、スターアニス、シナモン、唐辛子、なたね油、花椒、白胡椒、ガーリック、ジンジャー)、かやく(ちんげん菜、にくそぼろ(豚脂、香味油、卵白(卵を含む)、豚肉、鶏肉、その他)、ぶどう糖) / 調味料(アミノ酸等)、かんすい、酒精、増粘剤(加工デンプン)、酸化防止剤(V.E、ローズマリー抽出物)、セルロース、着色料(カラメル、クチナシ)、トレハロース、香辛料抽出物、香料、炭酸水素Na、乳化剤
コンタミネーション:そば・落花生・乳成分・えび・かに
引用元URL:http://news.walkerplus.com/article/94000/
- 関連記事