2017年05月02日の記事 (1/1)

日清食品「日清麺職人 わかめ醤油」



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今回の冒頭ネタは、東ハトの新商品「ビールにビーノ・えび塩味」です。枝豆に、えび塩ですよ…いやもうコレは間違いないでしょw と、店頭で見た瞬間、無駄にテンションが上がってしまってですね…必然的にレジを通過しちゃったわけなんですけど、ちょっと素晴らしいですよコレは。しっかり枝豆! しっかり海老! ちょっと濃いめの塩味がビールに合う! 問答無用でビールの為に開発したような仕上がりです。さやえんどうに匹敵するエンドウ豆100%の濃い風味も然る事乍ら、原材料を見ると、えびパウダー,おきあみエキスパウダー,えび香味エキスなど、海老由来の原材料を3種類も使用。それなりに塩気も強かったので、単体で食べると喉が渇くような濃い味だったんですが、だからこそビールがビールがススムくんw ビール党の皆様、これは “買い” ですよ。もちろんビールとは無縁のアナタも、えだまめ系のスナック菓子が好き、えび塩系のスナック菓子が好き、だったら発見次第カゴに放り込んでください。まさにビールのためのエンドウ豆スナック、間違い無いですよ。


さて、本日の一杯は、日清食品の「日清麺職人 わかめ醤油」です。前回の「仙台辛味噌」と、「広島醤油とんこつ」まで、ご当地ラーメン系の新作を意識していた日清麺職人シリーズだったんですけど…なんか急にオーソドックスなヤツが来ましたねw で、パッケージの装い然り、どう見てもエースコックの「わかめラーメン」を意識してますよねコレ。もともとエースコックのラインナップには、ノンフライ麺バージョンの「ノンフライわかめラーメン」があったんですけど、改めて調べてみたら廃盤? になってしまったのか、メーカーの製品情報欄には掲載されておらず、ネット上で取り扱っているショップもありませんでした。まさか…その後釜を日清食品が狙ってきたのか…? だとすれば、ちょっと個人的に思うところアリなんですけど…まぁ取り敢えず実際に食べてみないことには始まらないので、ね。





スープは、「すっきりとした醤油ベースのスープ」に、「わかめの風味をきかせ」て、「やみつき感をプラスする特製スパイス」が別添とのこと。すっきりとしていて、奥に甘味を忍ばせた、出汁醤油っぽい醤油ベースのスープなんですけど、わかめの質がモノを言ったか(詳しくは具材で触れます)わかめの風味はエースコックほど強くないですね。原材料にはエースコックのように魚介エキスを使用していなかったので、その兼ね合いもあったのかもしれません。取り立てて個性のあるスープではありませんが、ほんのり甘味を帯びた出汁醤油っぽい優しい味わいで、何回食べても食べ飽きないタイプというか、そんな素朴で柔らかい表情をスパイスがピシッ、と引き締めます。奇を衒った新鮮味や、インパクトこそ感じられないものの、ほんとに飽きないタイプというか、安心できる素朴で優しい後引く味わい。別添のスパイスは主にホワイトペッパーが軸になっていて、ペッパー特有の刺激も一定の主張を見せてきますが、刺激よりも香りの演出に重きを置いているような印象。まさにオーソドックス極まりないというか、漠然と安心できる鉄板の美味しさでした。わかめの風味さえダメじゃなければ、このスープが嫌いな人は稀だと思います。個人的な好みで言えば、エースコックのスープよりも好きな味でした。

ちなみにスープの構成ですが、今回の麺職人は、「醤油、食塩、植物油脂、糖類、たん白加水分解物、発酵調味料、香辛料、酵母エキス、香味油、デキストリン、オニオンパウダー」となっていて、エースコックの「わかめラーメン」は、「しょうゆ(有機丸大豆醤油10%)、砂糖、食塩、植物油脂、発酵調味料、たん白加水分解物、魚介エキス、香辛料、酵母エキス」となっています。所々に違いこそあれど、非常に構成が似ていますよね。ちなみにエースコック版わかめラーメンには使用されていませんが、今回のスープに入っているオニオンパウダーなんて、思いっ切りエースコック的な手法ですしw 大丈夫なんですかね大人の事情的なアレは…

は、「"まるで、生めん。" のような食感の3層ノンフライ中細ストレート麺」とのこと。多分、既存の「しょうゆ」からの流用でしょう。今さら驚きも新鮮味もないノンフライ麺ですが、しっかりとした小麦感と適度な粘り気、風味をとっても質感をとっても相変わらず希望小売価格180円とは思えない秀逸なノンフライ麺で、この麺を食べる為に麺職人を買っても損ではない、そう言えるハイクオリティな逸品。いつもは繊細なスープに小麦の風味が強く影響する傾向にあるんですけど、今回のスープはスパイスのアクセントも相俟って、しっかりめの味付けだったので、後半になっても小麦の風味でスープの表情が変わることはありませんでした。

具材は、「いりごま、わかめ、コーン」とのこと。メンマこそ入っていませんが、その他の具材はエースコックと同じラインナップですね。煎り胡麻が優しいスープにパンチを与えていて、わかめとの相性も約束されているかのように良好。コーンは少なかったんですけど、わかめ一辺倒にならない工夫として貢献してくれています。ただ、そんなに甘いコーンではありませんでした。で、わかめのボリュームですが、ご覧の通りスープの一面を覆い隠さんばかりに入っていて、パッケージの「たっぷりわかめ」に嘘偽りは御座いません。ただ、肉厚で存在感が絶大なエースコックの具材と比べると、サイズは小さく細切れで、ペラペラと薄く、クオリティの差は一目瞭然でした。一応、普段の具材に貧弱なイメージは皆無だったんですけど、希望小売価格を踏まえると、クオリティの高いノンフライ麺にコストを圧迫されたのか、わかめの質はエースコックの足元にも及ばなかったです。いや、このジャンルにかけては、あまりにもエースコックが秀逸すぎるんですけどね。


(標準は★3です)

味としては文句無しで美味しかったんですけど、やってることが完全にエースコックの二番煎じで、ちょっと日清食品的にアレかなぁ…という印象が否めない一杯でした。単純に味だけの評価で言えば、コストパフォーマンスの高さも含めて上出来と褒められるクオリティだったのですが、なんかもう思いっ切りエースコックのパクリだよねコレ…みたいな。そのようにコンセプト的な観点から見ると、ほんと極端に厳しく評価したら、★1が関の山でしょうか。ただ、味としては間違いなく美味しかったんですよ。でもカップ麺ブロガーとして見てしまうと、ちょっと手放しには評価できない、どうにも後味の悪い一杯でした。細かく見ると違いこそあれど、スープの雰囲気だったり、具材の構成だったり、別添のスパイスで仕上げる手法に至るまで、本家わかめラーメンにインスパイアされまくってて、もはや二番煎じを通り越したパクリに近い状態。「ノンフライわかめラーメン」の後釜を狙ったのかもしれませんが、日清食品のような大手メーカーは特に、この手の販売戦略は絶対に踏み込んではいけない禁じ手だと思うんですよね。そういえば、「日清焼そばU.F.O.極太 RED & YELLOW」に使われていた「卵黄ソース」も、エースコックの「きみまろペースト」をパクったような内容だったし、ちょっと…うーん、どうしちゃったんですかね。実は内々に企業間で示し合わせていて、お互いの売り上げ効果を促進しよう、みたいな互いの販売促進効果を図ろうとした結果というか、そのような裏コンセプトでもあるのなら話は別ですけど、それならそれで他社メーカーとのコラボ製品であることを大々的にイベント化して、もっと堂々と宣伝すべきだと思うんですよね。他社を引っ張るべき日清食品が、今回のようなエースコックの二番煎じを思わせる新商品をリリースしている現状には、正直ちょっと感心できません。今回の感想(総評)には私の個人的な憶測が大きく干渉しているので、そこらへんは話半分に聞き流して頂ければと思いますが、残念ながら個人的に印象の良い製品ではありませんでした。ただ、私の総評は必ずしも味の満足度と比例しているわけではなく、また “オススメ度” ともニュアンスは違うので、しばしば読者の皆さんを困惑させてしまう時があると思うんですけど、味だけの満足度で言えば、文句無しで★5です。ほんと飽きないタイプというか、言い意味で飾り気のない素朴さが嬉しくて、流行の最先端を行く都会のファッショナブルな女性も魅力的だけど、やっぱり普段から身近で支えてくれているような、親しみ易い女の子が落ち着くよね、みたいな。とにかくw 味としては間違いなかったし、麺職人シリーズらしくハイクオリティかつ高コストパフォーマンスな一杯だったので、 “オススメ度” を★の数で表すのならば、 “是非お手に取って頂きたい★5” です。ヘルシーで素朴な「わかめラーメン」が食べたい気分の時に選んでやれば、要望に応えてくれる裏切りのない一杯だと思いますよ。いや、こんなこと★2を付けといて言うのもアレなんですけど、味で言えば軽く2,3個はストックしておきたいくらいだったのでw ほんと飽きの来ない味というか、ふと思い出した時に食べたくなるような、素朴で美味しい一杯でした。(総評だけチラッ、と見て「そっかコレはイマイチなんだなぁ…」と、ブラウザバックしてしまった人へ…ゴメンナサイw これ、美味しいですよー。)

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© Posted by taka :a
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