2017年04月09日の記事 (1/1)

サンヨー食品「サッポロ一番 和ラー 北海道根室 かにの鉄砲汁風」



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今回の冒頭ネタは、東ハトの新商品「パンジュール・バターソルト味」です。クープ(切れ込み)の入ったバゲットをイメージしているそうで、なかなか個性的な形のスナック菓子ですね。4層構造のサクッ、とした軽めの生地は、まるでバゲットを揚げて作ったラスクのような歯触り。そして鼻を抜けるように香っていた “パン” の風味が印象深く、想像以上に本格派。バターのコクと風味も濃厚で、チキンが旨味のベースを支え、適度なオニオンとガーリックの香味が旨味を引き立てます。アルペンザルツ岩塩(食塩中53%使用)による塩気も程よく、ほんのり控えめな甘さ。で、オリーブオイルの風味が本格さを加速させていたのですが、ちょっとコレかなり美味しいですw なんかこう、スナック菓子らしからぬというか、スーパーにあるベーカリーコーナーの片隅に、余ったバゲットの切れ端を使って甘さ控えめのラスクを作りましたよー、みたいなノリで一緒に並べてあっても違和感なさそう。見た目こそスナック菓子的な容姿ですが、カフェオレなんかと一緒に小腹を満たす為の軽い軽食にも使えそうな勢いでした。パンっぽい風味がリアルだったので、尚更そのイメージが強かったのかもしれません。実は正直、そこまで食べる前は期待してなかったんですけど、しっかりバゲット、しっかりバター、程好い塩気…と、まさに “バゲットスナック” な仕上がりで、かなり満足度が高かったです。オススメ。


さて、本日の一杯は、サンヨー食品の「サッポロ一番 和ラー 北海道根室 かにの鉄砲汁風」です。自称なんちゃって食通の私 taka :a ですが、かにの鉄砲汁は1回か2回くらいしか食べた記憶がないんですよね。要は蟹を使った味噌汁(漁師飯)と解釈してるんですけど…大丈夫ですかねw 廃盤との噂も流れている第1弾の「能登 海老汁風」と、「津軽 帆立貝焼き味噌風」も題材は味噌でしたが、今回はテーマの核が海老と同じく甲殻類なので、能登の海老汁に近いニュアンスでしょうか。風味に違いこそあれど、能登で感じたような甲殻類特有の芳ばしさには期待したいところですし、願わくば蟹ミソっぽい風味があれば…と、まぁでも希望小売価格180円のシリーズなんでね、期待値は上げ過ぎないでおきましょうか(なんて書きながら結構いまワクワクしているw)とりあえず前回記事にした「両国 ちゃんこ鍋風」が予想以上に濃い味だったので、お湯の量は気持ち多めに注いで食べてみたいと思います。





スープは、「かにエキスやかに殻パウダーをベースに、昆布のうまみと味噌を合わせた風味豊かなスープ」とのこと。いやいやいや…ちょっとコレは参りました。あんまりラーメンのスープっぽくはなかったんですけど、上品な椀にスープだけ分別して、海の近くに構える旅館の朝ご飯なんかで出されたら、多分…何の違和感もなく「やっぱり旅館の朝ご飯は美味しいね~」なんて言っちゃいそうなレベルw まず蟹を思わせる甲殻類特有の、それでいて海老殻とは違う芳ばしい旨味を感じるのですが、インパクトで喰わせるようなタイプではなく、ふわっと奥から上がってきて、ゆっくりと滋味深く舌を包み込むような優しい旨味。そんな優しくも膨よかな蟹の芳ばしさと旨味も然る事乍ら、蟹の身や殻の旨味とは違う、蟹味噌を彷彿とさせるコクのある風味が顔を覗かせていたことに感激しました。決して表立って主張してこないんですけど、蟹のハサミや脚だけでなく、ミソ付きの甲羅ごと出汁を取っているような雰囲気。和味噌の存在感は、あくまでも風味の香り付けに過ぎず、蟹から出た磯の塩気を活かしているというか、塩のニュアンスは磯の香りに任せ、仕上げに軽く味噌を溶きました、みたいな。味噌ラーメンのスープとして味わってしまうと、好みによっては物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、その不満を補って余りあるほどの滋味深さには唸ってしまうものがあると思うし、旅館の朝食で提供される蟹汁を思わせる本格さには、素直に価値が見出せると思います。

は、「コシがあり、湯のびが少なく密度感のあるなめらかな麺」で、「生麺にひけをとらない食感」とのこと。おそらく麺は3品すべて共用だと思うので、詳細についての感想は省きますが、兎にも角にも油揚げ麺特有のネガティブさが最小限に抑えられているので、本格的で繊細だったスープのニュアンスを全く邪魔してこないんですよね。それによって麺を食べている時にも蟹の旨味がダイレクトに…というか、麺を食べている時にこそ蟹の繊細さが感じられる、そう思えるほどの逸材だったので、相変わらず文句の付け所が見当たりませんでした。素晴らしい。

具材は、「風味豊かなかに身風かまぼこに、ふわふわした食感のかき卵、キャベツ、細切りかに風味かまぼこ、ねぎ」とのこと。うん、相変わらず具材の充実感も申し分ないですね。まず手前に写っているカニ身風かまぼこですが、一般的なカップ麺のカニカマとは一味違います。蟹の身というよりも、水で戻した干し貝柱に近い食感なんですけど、旨味が濃く、量的にも食べ応えがあって、主軸に蟹を捕捉した蟹汁風スープとの相性は語るまでもありません。細切りのカニカマは魚肉練り製品らしい風味と甘味を感じるオーソドックスなタイプだったので、似たような加工品でもカニ身風との役割は全く異なります。これによって味のバリエーションが広がっていたし、個性の違いが賑やかでいいですね。掻き玉は混ぜると存在感が薄れてしまいましたが、ふわふわとした優しい口当たりが繊細なスープとマッチしていて、意識的に食べた時の甘味がイイ感じ。キャベツは汎用的な個体ではあったものの、食べ応えに寄与していたし、ネギは食感がアクセントに効果的でした。


(標準は★3です)

毎度お馴染みの秀逸な油揚げ麺も然る事乍ら、兎にも角にも磯の香りと蟹の旨味を最優先して大切にしていた繊細なスープには唸るものがあったし、具材にも物足りなさは一切感じられず、かなり出来の良い一杯でした。突き抜けて奇抜な味のインパクトを打ち出しているようなカップ麺ではありませんが、鉄砲汁の雰囲気をハッキリと感じられたのが良かったです。どうしても味噌ラーメンとして食べてしまうと、蟹汁(味噌汁)のイメージにコケてしまうかもしれないので、味噌ラーメンとしてではなく、蟹汁に麺を入れました、みたいなニュアンスで実食されるのが賢明かと思います。その姿勢で行くと、かなり満足度の高い一杯になると思いますよ。もちろん今回の和ラー専用麺とスープの相性には文句の付け所が見当たりませんでしたが、ちょっと素麺(煮麺)でも食べてみたいです。麺を食べ終わった後、替え玉に追い素麺したい感じでしたw 蟹の鉄砲汁感に期待して手に取っても裏切られることはないでしょうし、むしろカップ麺らしからぬ蟹汁感には衝撃が走るかもしれません。かなり蟹汁らしさの高い、繊細で本格的な一杯でした。


あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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© Posted by taka :a
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