2017年01月の記事 (1/7)

エースコック「タテロング わかめラーメン しじみだし・しょうゆ」



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さて、本日の一杯は、エースコックの「タテロング わかめラーメン しじみだし・しょうゆ」です。お酒を愛す全国の皆様、お待たせ致しました。しじみ200個分のオルニチン入りということで、漠然と肝臓に良さそうなカップ麺の紹介です。とは言うものの、このカップ麺を食べて肝機能の向上が見込めるのかどうかは定かではありませんが、まさに呑み〆なんかに誂え向きなイメージですよね。と、こんなこと食べる前に書くのもアレなんですけど、オルニチンの最低必要摂取量は1日400mgと言われていて、しじみに換算すると約1400個分相当に値します。つまり…まぁ200個分なんて大したことありませんw で、カップ麺に含まれている諸々の有害成分を解毒する為に肝臓が酷使されることを思えば、肝臓にとってはイーブンどころかマイナスな気がしないでも…なーんて考えるのは野暮ですねw 漠然と健康的な雰囲気は感じられるし、わかめ(ミネラル)だしw わかめラーメンに貝出汁とか想像するだけで相性が良さそうなので、オルニチンの機能性を抜きにしても楽しみです。





めんは、「適度な歯切れの良さがある、滑らかな丸刃のめん」とのこと。現在のエースコックが得意とする「カドメン」系の油揚げ麺ではなく、比較的オーソドックスでクセのないタイプの油揚げ麺で、少し硬めの食感。新進気鋭の目新しさこそ感じられないものの、わかめラーメンって素朴なイメージですし、そう考えたら着地点はココで間違ってないと思うんですよね。ただ、どんぶり型のオリジナルに使われている油揚げ麺と比較して、やや口当たりと食感にエッジが感じられるので、ちゃんとタテ型用に調整されている模様。製品説明には丸刃とありますが、カドメンほどではないものの、断面は四角に近いです。個人的には断面が完全に丸いスナック的な油揚げ麺のほうがイメージ的な違和感がなかったりするんですけど、わかめラーメンのイメージから目立って逸脱しているわけではなかったし、ちょっとした差別化になっていて良かったと思います。もしスーパーカップに入ってるようなカドメン系の油揚げ麺だったら、間違いなく浮いてしまっていたと思いますが、適度に存在感がありながら、全く以て自己主張は強烈なタイプではなかったので。

スープは、「醤油にしじみの旨みや魚醤のコクをバランスよく配合することで、風味豊かな味わいに仕上げ」て、「アクセントにジンジャーや白コショウを利かせ、最後まで飽きのこない味を表現してい」るとのこと。ベースラインからは特に目立った捻りは感じられず、基本いつもの味わいで、しじみの旨味が上品に重ねてある感じですね。二枚貝特有のクセを感じさせるほどの主張は見せてこないものの、オリジナルのスープと比べて旨味の層が一枚厚くなったというか、本家の雰囲気を踏襲して安心感を演出しつつ、確かなブラッシュアップを果たしています。わかめによる磯の香りも随分とスープに幅を利かせてきますが、それもブランドの醍醐味だと思いますし、今回はスープにも海の素材である貝の要素が付与されているので、ベクトルの違う海の香りが重なることで相乗効果が生まれていたというか、そんな雰囲気が感じられたんですよね。さらに魚醤のアクセントも交わってくるのですが、一層の相乗効果が見られます。ジンジャーやホワイトペッパーのアクセントも強過ぎず弱過ぎず、適切な効かせ方から磯の香り一辺倒にさせない工夫として効果的で、製品説明通り最後まで飽きのこない味を表現することに対して確実に寄与。全く以て目新しい味ではないものの、ロングセラーブランドらしい安心感を踏襲しつつ、しじみ出汁の旨味で確かな印象の違いと、奇を衒わずとも相乗効果を上手く利用したブラッシュアップを感じられたことに好感の持てたスープでした。

かやくは、「風味の良いごま、磯の香りがするわかめ、色調の良いコーン、程良い味付けのメンマ」とのこと。 “程良い味付けの” というフレーズを見ると思わず反応してしまう私 taka :a なのですが…例の味が無い肉そぼろではなくメンマなのでw 全く関係ないですね。エースコックの乾燥メンマは安定して美味しいイメージなんですけど、今回も例に漏れず、コリコリとした歯応えと特有の発酵感で楽しませてくれました。コーンは飾り程度の量にも思えますが、わかめ一辺倒にならない工夫として意識的に食べるとメンマと同じく箸休め的に貢献してくれています。そして欠かせないのが多めに入っている胡麻のアクセントで、わかめラーメンと名の付く製品には、この胡麻の存在が必要不可欠だと思うんですよね。特有の芳ばしい風味がスープを引き立てていて、わかめラーメンらしいと思えるイメージを確立させているような、わかめに負けず劣らずのマスト素材だと思います。で、わかめのクオリティは相変わらず申し分の無い質の高さですね。強い磯の香りが製品のアイデンティティとなり、わかめ単体で見ても肉厚で歯応えのある食感から、さすがエースコックと称賛したくなるクオリティでした。ペヤングの「わかめMAXやきそば」を食べた時に痛感したんですけど、わかめ具材はエースコックが取り分け強いイメージですね。どんぶり型と比較して、ちょっと全体的な量は少なかったのですが、しじみ出汁とのトレードオフと思えば許容できる誤差の範囲内だと思います。

(標準は★3です)

取り立てて非難すべき点は感じられず、さして優れているわけでもなく、どちらかと言えば地味~なカップ麺だったんですけど、それを無難の一言では終わらせない説得力の持ち主でした。ロングセラーブランドの変わり種と言えば、各社どのシリーズも思い切って捻りを加えてくるようなパターンは少なく、今回もオリジナルの雰囲気を大切にしている安心感を売りにしたような仕上がりだったのですが、しじみ出汁を起用することでオリジナルと差別化を図りつつ、同じ路線にある素材を重ねることで相乗効果を狙ってブラッシュアップさせたというか、さらにオルニチンの付加価値も上手く利用していて、わかめラーメンに抱かれている健康面にも配慮したブランドのイメージと、オルニチンの健康作用を合わせることでブランドのコンセプトも濃厚に。というわけで、このような評価とさせていただきました。栄養成分表の炭水化物が糖質と食物繊維に分けられているのも、わかめラーメンらしい拘りですよね。塩分の摂取量には注意しなければいけませんが、オルニチンの健康面に於ける恩恵は少なからず得られるでしょうし、しじみ出汁とオリジナルの味わいも絶妙にマッチしていたので、わかめラーメンが好きなら確実に楽しめるでしょう。わかめラーメンが好きだー! って人にとっては、文句無しで★6な一杯だと思うので、好みによって★の数は微調整してやってください。あ、ちなみに余談かもですけど、「この商品のオルニチンは、しじみ由来ではなく、発酵法で製造されたアミノ酸」だそうですw でも原材料には、ちゃんとシジミエキスも入ってますよ。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

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日清食品「チキンラーメン 酉年記念 ビッグカップ 5つの鶏素材」



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今回の冒頭ネタは、ファミリーマート・サークルK・サンクス限定商品「サッポロ ビアサプライズ 至福のコク」です。前回の第1弾では “苦み” がコンセプトだったんですけど、寒い季節のリリースに合わせてか、今回はコクにスポットを当てたんですね。アルコール度数は6.5%と高めの設定で、タイトル通り喉越しよりもコクを意識したテイストが特徴です。ただ、そんなに重たいテイストではなく、どちらかと言えば飲み易いタイプで、ボディの厚みよりも甘味を意識してコクを演出しているような雰囲気でしょうか。フルーティで華咲くようなホップの軽やかさを感じたので、なおさら飲み易かったのかも。膨よかな甘味が中心で、苦みは穏やか。度数の高さから懸念していたアルコール臭は、思っていたよりも控えめでした。でもキンキンに冷やした状態で飲み始めると、気になる人は気になるかも。室温に馴染んで温度が移ろぐとアルコール臭が和らいでいき、より味わいも深く感じられたので、そんな温度変化による表情の移り変わりを楽しみながら、長く続く余韻まで、じっくりと時間をかけて味わいたくなるような一杯でした。もっとボディに厚みを持たせて欲しかった、という不満を感じてしまったのと、突き抜けて印象に残るほど個性的でサプライズな一杯ではなかったものの、コクの指標を改めて見直す切っ掛けになったというか、そういった部分に得るものがありました。

さて、本日の一杯は、日清食品の「チキンラーメン 酉年記念 ビッグカップ 5つの鶏素材」です。すっかりと正月らしさも消え去り、節分モード真っ只中での紹介になってしまいましたが、チキンラーメンから酉年を記念した変わり種で、今回は “5つの鶏素材” がポイントとのこと。ちなみに5つの鶏素材とは、「チキンスープ」「エシャロット香る特製鶏油」「炭火焼チキン」「たまご」「ひよこちゃんナルト」…ん? ひよこちゃんナルト…お前は “鶏” じゃなくて “魚肉練り製品” だろw っていうかチキンラーメンなんだからチキンスープなのは当たり前じゃないかw と、お目出度い雰囲気のチキンラーメンですし、このようなツッコミを入れるのは野暮な行為ですかね。誰もが知っているロングセラーブランドだからこそ、あまり思い切ったアレンジが出来ないというか、せっかくの変わり種でも無難な仕上がりに落ち着いてしまう傾向にあり、ややマンネリ感の否めないイメージが強いブランドなんですけど、今回はエシャロット香る特製鶏油が面白そうですし、ベースのチキンラーメンを尊重しつつ個性が感じられそうなので、ちょっと期待してます。


1匹だけブサイクなヒヨコちゃんがいるw


カワイイけど…意識して並べたら、ちょっと不気味かも…w(キャラクターナルトあるある)

は、「しょうゆベースのチキンスープで味付けした、香ばしい『チキンラーメン』の麺」とのこと。いつもチキンラーメンの変わり種を食べる度に、「どうやって麺の項目で文字数を稼ごうか…」と、悩んでいたのですが、今回すっぱり諦めました。何の変哲も無い “いつもの芳ばしいチキンラーメンの麺” です。以上w

スープは、「国産チキンを100%使用したローストしょうゆ味の元祖鶏ガラスープ」に、別添で「上品なエシャロットの香りが特徴の特製鶏油」付とのこと。今回は事前に粉末スープが仕込まれているわけではないので、ベースのスープから捻ったような要素は全く感じられず、お馴染み味付け麺から滲み出た風味が、そのままスープの味を構成している芳ばしい醤油味の元祖鶏ガラスープです。そして注目の特製鶏油ですが、これは効果的な仕掛け人ですね。鶏ガラスープに鶏油という組み合わせから、お互いの相性は申し分なく、何の違和感もなくマッチ。そして取り分けエシャロットの香りは明白で、普段のチキンラーメンとは明らかな差別化が図られています。それでいて人を選ぶようなアクの強い個性ではなく、芳ばしい鶏ガラスープに芳ばしい鶏油、そしてエシャロットの香りからも芳ばしさの相乗効果が感じられ、 “芳ばしさ” という共通のワードをテーマに方向性を統一しつつ、それぞれが縦横斜めから変化を与えてくれているような印象。エシャロットは香りだけでなく、特有の芳ばしさと独特な甘味が味覚にも働きかけ、確かなパーソナリティーを打ち出してくれています。突拍子もない変化や思い掛け無いサプライズこそなかったものの、オリジナルのチキンラーメンを逸脱しない範囲で上品に、それでいて確実にブラッシュアップさせたような味わいには素直に好感が持てまた。

具材は、「食べごたえのある炭火焼チキン、たまご、かわいらしいひよこちゃんナルト、ネギ、レッドベルペパー」とのこと。炭火焼チキンは鶏素材の中で唯一? 紛うことなき鶏素材と呼べる存在で、質の高さは安定のクオリティ。蒸し鶏のようなササミっぽいソフトな食感ではなく、ムネ肉に近いタイプの肉具材なんですけど、食べ応えがあっていいですね。ただ、今回ちょっと焼きが甘かったかな。個体差かな。タマゴは…まぁ一応、鶏素材としてカウントして問題ないでしょう。ほんのり甘い定番の味付卵で、タマゴの甘味とエシャロットの甘味が重なってイイ感じでした。そして問題のナルトですが…たしかに見た目は可愛くて、非常にキュート(でも集合させると軽く恐怖w)な具材ではあるものの、果たしてキミを鶏素材として認めてもいいのだろうか…w まぁでも雰囲気ですからね、いいでしょう(笑)食べたらフツーに魚肉練り製品なんですけど、その味が鶏ガラ醤油スープと合っていたかと言われたら…まぁでも雰囲気ですからね、いいでしょう(笑)

(標準は★3です)

基本、いつものチキンラーメンから逸脱するような仕上がりではなかったものの、エシャロット香る特製鶏油の効果は記憶に残る水準にあったし、ちょっと上品にバージョンアップしたチキンラーメン、みたいな仕上がりには素直に好感が持てたので、及第点に★ひとつプラスしました。5つの鶏素材については些か怪しい項目が無きにしも非ず…というか、大半が強引に捻り込んだような内容だったんですけどw いつものチキンラーメンらしさを尊重しつつ、それでいて変わり種としての個性を演出していて、チキンラーメンが好きな人が求めているであろう安定感と個性を両立させているようなバランスだったので、ある意味このカタチがチキンラーメンの理想的なアレンジと言えるかもしれません。目覚ましい変化や派手なインパクトの感じられるアレンジではありませんでしたが、チキンラーメンが好きな人は素直に安心して食べられると思うし、戸惑いを感じるような変化ではなかったので、幅広い層の方が楽しめるカップ麺だと思います。劇的な変化を求めるのではなく、ちょっと上品で謹製な雰囲気のチキンラーメン、みたいなスタンスで手に取ると大きなギャップは感じられないでしょう。エシャロット香る特製鶏油の個性を引き立たせる為にオイル成分は攪拌せず、仕上げに入れてスープの表面に浮かべたまま食べ進めたんですけど、途中で攪拌させてみても最後まで主張していたので、あんまり気を使わなくていいと思います。そんなエシャロットの個性が好印象でした。

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サンヨー食品「サッポロ一番 麺屋よこじ監修 三河ブラック 煮干し香る黒醤油ラーメン」



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今回の冒頭ネタは、カルビーの新商品「じゃがりこ コーンバター味」です。2017年…じゃがりこのトラウマも克服しつつあるので、今年は攻めますよw ファミリーマート・サークルK・サンクス限定品で、テーマはコーンバター。ほんと想像通りの味というか、最初は芋の旨味と塩気が先行するんですけど、じっくり噛んでいると濃厚なバターのコクとコーンの甘味がジワジワと押し寄せてきて、余韻に残る味は紛うことなきコーンバター。砂糖と人工甘味料も手伝っての甘味ですが、コーンパウダーの主張が明白なので、コーンの甘味とイメージが上手にリンクしてますね。意外とバターのコクもしっかりしてたし、きちんと期間限定らしい個性が感じられたのも良かったです。税込価格は152円とコンビニ仕様ですけど、じゃがりことコーンバターが好きな人はイメージとのギャップが生じることはないと思いますし、値段を踏まえても満足できるでしょう。やっぱり美味しいなー、じゃがりこ。でも油断した頃に刺さりそうなんでw まだ完全に気を許すことは出来ませんが…

さて、本日の一杯は、サンヨー食品の「サッポロ一番 麺屋よこじ監修 三河ブラック 煮干し香る黒醤油ラーメン」です。ファミリーマート・サークルKサンクス限定発売のカップ麺なんですけど、公式のアナウンスは一切ありませんでした。恥ずかしながら今回のカップ麺で初めて「麺屋よこじ」というラーメン屋さんの存在や、「三河ブラック」というジャンルのラーメンがあることを知ったのですが、麺屋よこじは愛知県豊田市にあるラーメン屋さんで、三河ブラックはサブタイトルの通り、煮干黒醤油系のラーメンみたいですね。煮干系は大歓迎なんですけど、黒醤油系は醤油の主張が過度だと私の苦手ジャンルなので、ちょっと不安な要素があったり…でも、「富山ブラック」とかは大好きなんですけどね。





は、ちょっと面白いですよ。同社の「とら食堂」に使われていた “手打ち風めん” に近い印象の縮れた平打ち麺で、あの麺を細くサイズダウンさせた感じ。原材料を見ると構成は違うものの、片側は薄く、もう片側には厚みが持たされ、両端に非対称な差をつけた形状から、ランダムな口当たりが個性となっていて、オーソドックスな油揚げ麺とは一線を画した存在となっています。やや油揚げ麺特有の風味を手前に感じるタイプではあるものの、サイズダウンが功を奏したか、とら食堂の時に感じたようなネガティブさは控えめでした。相変わらず早い段階から柔らかくなってくるので、経時劣化耐性には弱みがあったんですけど、スープとの一体感は抜群だったし、何と言っても手打ち風のランダムな口当たりが個性的で、きちんと印象に残る油揚げ麺だと思います。もうちょいモチモチ感が持続してくれたら言うことないんですけどね。柔麺が気になる人は、ちょっと早めに食べ始めたほうがいいかもです。って、硬麺がデフォのユーザーさんは、基本的に時間なんて守ってないと思いますけどw 場合によってはフライングしたらヤバいパターンの時もありますが、今回は30秒~1分くらいなら早めに食べ始めても全く問題無いと思います。

スープは、さすが黒醤油らしい真っ黒な迫力のある見た目から、対面時にはプレッシャーを感じてしまったんですけど、実際に味わってみると意外や意外、そんなに醤油の主張が強くないんですよね。いや、それでも黒醤油ベースなので、一定の醤油感と醤油特有のクセや酸味を感じるのですが、あくまでも醤油のコクと旨味を重点的に意識しながら抽出しているような雰囲気で、見た目ほど攻撃的なスープではありません。そして煮干の旨味が強く、かなり骨格が太いです。特有のエグ味を打ち出すほど強烈な効かせ方ではなかったものの、煮干の存在感は明白で、こちらも黒醤油と同じく煮干の旨味を丁寧に抽出して濃度を高めている感じ。そんな魚介感は基本、煮干系の魚粉を中心としたシャープな面持ちなんですけど、宗田節粉末などの膨よかな鰹による節系の旨味がサポート的に組み込まれ、昆布エキスによって旨味の相乗効果が図られています。さらに仕上げの小袋からも煮干から抽出したと思われる魚介エキスが仕込まれているような雰囲気で、小袋の縁に付着したオイルを単体で舐めてみると明白な煮干の存在が感じられました。動物系の旨味はサポート的な要員でしたが、魚介だけでは出せないコクを漏れ無く補っていたし、黒醤油らしさと煮干を主軸にした構成で個性を演出しつつ、意外にも取っ付き易い仕上がりだったので、私と同じように「黒醤油ってことは醤油カラいのかなぁ…」と、不安に思っていた人は、そんなに構えなくても大丈夫ですよ。

具材は、フライドオニオン,味付豚肉,メンマですね。味付豚肉は情緒の感じられないチップ状のチャーシューで、あまり印象に残る肉具材とは言えませんが、入っていて邪魔になるような具材ではないです。メンマは厚みがあり、コリコリとした歯応えで自己アピールしてくるタイプで、定期的に食べると箸休めに嬉しい具材ですね。肉具材とメンマは汎用的でしたが、フライドオニオンは秀逸ですよ。フレッシュな食感と香味野菜特有の香味感がシャープなアクセントを演出しつつ、それでいて玉葱特有の甘味も兼ね備え、量もタップリと申し分の無い存在感です。煮干の効いた黒醤油スープとも抜群にマッチしていたし、かなり好感の持てた具材でした。通常、この手には具材に汎用的な葱も加わるはずなのですが、フライドオニオンの量を考慮してカットしたんでしょうね。これなら情緒の感じられないチップ状の抜く具材でコスト調整も納得というか、具材に対する不満は特に無かったです。

(標準は★3です)

しっかりとした煮干の旨味を軸に据えつつ、あくまでも煮干の旨味を丁寧に抽出したような洗練された煮干感と、予想に反して黒醤油の尖った攻撃性が控えめな仕上がりだったので、三河ブラックというインパクトのあるネーミングから想像していたよりも取っ付き易い一杯でした。逆に黒醤油の攻撃性や煮干のエグ味に期待して手に取った人は優しさに物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、あくまでもサブタイトルは煮干し “香る” ですし、それでいて煮干の旨味は明白、黒醤油らしさも希薄というわけではなかったので、きちんと楽しめる一杯だと思います。ランダムな口当たりが印象的な油揚げ麺も個性の演出に一役買っていたし、たっぷり入ったフライドオニオンから具材に対する満足度も高く、個性的でありながらも良い意味で敷居の低かった窓口の広さから、お店の雰囲気や三河ブラックの特徴が感じられました。そして単純に再現度や監修云々を抜きにして、ひとつのカップ麺として見た時の総合力も高かったです。おそらく皆さんは、我々カップ麺ブロガーのように日頃からメーカーのニュースリリースで発売日をシビアにチェックしたり、予め下調べした上でカップ麺を購入する方は少ないと思いますが、完成度の高い一杯だったので、もっと大々的に公式でリリース発表して欲しかった、というのがマニア的不満でしょうかw とは言え、シンプルでスタイリッシュなパッケージは店頭でも目立っていたし、私の行動圏内にあるファミリーマートでは今でも専用のポップを表示して意欲的にアピールしていたので、積極性のある店頭での販売方針には素直に好感が持てました。その割にブログのネタとして取り上げられていない所為か、まだ売れ残ってるような印象が無きにしも非ずだったりするんですけどw 煮干と油揚げ麺さえ苦手でなければ、一見の価値は大いにアリな一杯だと思います。

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サンヨー食品「サッポロ一番 みそラーメン BESTレシピ 肉味噌ラー油仕立て タテビッグ」



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今回の冒頭ネタは、サントリーの新商品「ザ・プレミアム・モルツ〈初仕込〉(2017)」です。醸造日の違いや輸送の状態にも左右されますが、通常のプレモル(2016年12月下旬醸造)と比較して、やや甘味とコクが増しているような印象でしょうか。ファインアロマホップの芳醇な香りとモルトによる甘味、繊細な酸味と適度な苦味が相変わらず洗練されたバランスで、さすが質の高いプレミアムビール、間違いないです。ただ、初仕込ではないプレモルとの違いを探ろうと2日に分けて3本ほど通常版と飲み比べてみたんですけど、まぁアレですよ…言われなきゃロット差の枠を出ないニュアンスですよw というわけで、パッケージを見なければ「お、今日は体調が良いのかな」くらいの差だったりするのですが(って書いたら何だか体調悪いのがデフォな人みたいですけどw)オリジナルのプレモルが好きな人は間違いなく満足できます。プレモル好きだし、鮮度の高いうちにリピしとこー。

さて、本日の一杯は、サンヨー食品の「サッポロ一番 みそラーメン BESTレシピ 肉味噌ラー油仕立て タテビッグ」です。タイトルとパッケージ写真から察するに味の想像が容易に付いてしまうのですがw 「BESTレシピ」シリーズ? 第2弾ですかね。前回も同じく「みそラーメン」で、味のテーマは「たっぷりコーンバターオイル仕上げ」でした。今回のサブタイトルを見ると “肉具材” が多い “ラー油仕立ての味噌ラーメン” なのか、はたまた “肉味噌” が売りの “ラー油仕立ての味噌ラーメン” なのか…って考えたら、別物な気はしないでもないですけど、おそらく雰囲気的に仕上がりは前者だと思うので、サッポロ一番みそラーメンらしい安定感に期待しつつ、肉具材の質とボリュームに注目したいと思います。





は、「スープがよく絡む、なめらかさとつるみのある中太麺」とのこと。おそらく第1弾と同じ油揚げ麺だと思うんですけど、やっぱり中太ではないと思いますw どうもサンヨー食品は麺のサイズ感にズレがあるというか、今回の麺も中太というか中細でしょコレ、みたいな。ちなみに麺の量は72gという中途半端な数値だったんですけど、そういえば前回のBESTレシピでも麺量は72gでしたね。みそラーメンどんぶりの麺には味噌が練り込まれているのですが、そういった類の仕掛けはありません。ふわっと奥から上がってくる油揚げ麺特有の甘味がサンヨー食品らしく、油揚げ麺特有のスナック的な風味も割と手前に感じるのですが、ブランドのイメージ的に油揚げ麺のスナック感もプラスに作用してくれているような印象でした。私はロングセラーブランドに洗練さを求めていないので、ちょっぴりレトロでチープな油揚げ麺は今回のカップ麺にピッタリだと感じたんですよね。経時劣化耐性に優れているわけではない為、割と早い段階から伸びて柔らかくなってくるんですけど、それだけにスープとの一体感はバッチリです。食感的にも量的にも食べ応えのあるタイプではありませんが、カップ麺でしか味わえない油揚げ麺だからこそのメリットは、評価できるポイントと言えるのではないでしょうか。「和ラー」みたいに秀逸な新世代系の油揚げ麺も作れるのに、こういったノスタルジックな麺を使ってくるあたり、ニクいですよねー。って、それとは別の話かw で、やっぱり時間が経って伸びて膨れても最後まで中太ではなかったですw

スープは、「特徴ある数種のみそをブレンドし、ジンシャー、ガーリックの香味野菜と肉感のあるポークエキスで肉のうまみとコクを付与し、ラー油でピリ辛に仕上げ」たとのこと。仕上げの小袋(辣油)を入れる前のスープは、あの馴れ親しんだサッポロ一番みそラーメンの味わいそのものですね。既存の「みそラーメンどんぶり」と原材料を比較すると、かつおエキスや野菜エキスなどのカットされた成分があったり、逆に豚脂や米粉などの追加された成分があったり、糖類の含有量が増えていたり、テーマに沿った微調整は見て取れるのですが、体感的には “いつもの” みそラーメンと大差ありませんでした。そして別添の辣油は意外と量が多く、タテ型カップという口径の狭い形状も相俟って、なかなかの存在感。辛さは一般的に見てもピリ辛の範疇は超えないと思うので、見た目の割に刺激は強くなかったんですけど、アレンジの演出としては申し分ないでしょう。それでいて既にベースが完成系にあると言っても過言ではない為、ロングセラーブランドらしい安定感も兼ね備えています。辣油が苦手じゃなくて(そもそも苦手ならスルー対象だとは思いますがw)サッポロ一番みそラーメンが好きなら、なんの抵抗もなく楽しめる味わいですね。あまりにもイメージ通りというか、安定感と引き換えにサプライズ的な要素は殆ど感じられず、やや無難な印象が平行するスープではあったものの、単純にベースのスープと辣油の相性が良かったので、特に大きな不満もなく楽しめました。

具材は、「みそラーメンと相性抜群の肉そぼろのうまみがスープとよく合い、食欲をそそ」り、「ねぎを加えて彩りよく仕上げ」たとのこと。肉そぼろと葱だけのシンプルな構成ですが、肉そぼろの質は高くて量も申し分無く、不満は一切無かったですね。東洋水産の挽肉ほどリアルではなかったんですけど、カップヌードルの謎肉(ダイスミンチ)ほどジャンクではなくて、香辛料の効いたスパイシーな味付けと挽肉系の質感が好印象な肉そぼろでした。どこぞの程良く味付けした肉そぼろに見習っていただきたいw これは今後、是非とも担担麺や台湾ラーメンなど、挽肉が核と言えるテーマの製品で積極的に使用してもらいたいです。スープに辣油の刺激があったので、みそラーメンどんぶりに入っているコーンやフリーズドライの野菜の甘味も恋しくもなったのですが、一点突破型の極端さは素直に印象が良く、全体のワイルドな雰囲気を底上げしてくれていた食べ応えの演出にも好感が持てました。ちょこまかと目立たない具材を多種類入れるよりも、肉! 以上! あ、葱ちょっと、くらいが潔くて良いですね。あ、でも葱は食感が意外と目立ってて、単なる飾りではなく、きちんとアクセントに寄与してくれていたのが良かったです。そういえば第1弾も大量のコーンと少量の葱という構成だったし、このシリーズの具材は今後も一点突破型が基本になってくるのでしょうか。だとしたら、楽しみです。

(標準は★3です)

まんま実食前のイメージ通りというか、多めの肉具材が入った辣油仕立てのサッポロ一番みそラーメンで、オリジナルよりもワイルドな仕上がりだったんですけど、それ以上でもそれ以下でもなかったです。ただ、オリジナルを実直に踏襲した味噌スープと辣油の相性はバッチリだったし、肉盛り系カップ麺と言っても差し支えのない肉具材のボリュームから、無難で面白味のないノーサプライズなネガティブさよりも満足感の高さが最終的に打ち勝っていたので、及第点に★1.5ほどプラスしました。サプライズ感のない想像通りの一杯だったのですが、たっぷり肉具材と辣油で印象は結構変わるもんですね。それでもやっぱり紛うことなくサッポロ一番みそラーメンで、このバランスは絶妙だと思いました。袋麺を調理する際にも挽肉を炒めてトッピングして、仕上げに辣油を浮かべたら絶対に美味しいと思いますし、その状況に持っていく為の相乗効果を狙ったレシピ訴求の意味合いも兼ねたシリーズなんでしょうね。家庭でもアレンジしてもらいたいという想いを前提に考えたら、敢えて大きな捻りをいれてこないことにも納得できますし、実際に試したくなったしw 派手なインパクトこそ感じられないものの、ひとつのカップ麺としての完成度は素直に印象が良く、尚且つ袋麺の売り上げにも貢献できそうな営業っぷりから、なかなか絶妙な立ち位置にあるシリーズだと感じました。きっと第3弾もサプライズの無い変わり種になるかもしれませんが、地味に楽しみです。なんて書いてたら今度は意表を突くような新作が出たりしてw 今のところ「みそ」が連チャンしてるので、今度はアレンジ系で定番の「塩」で来るか、それとも亜種製品の少ない「しょうゆ味」で攻めるか、まさかの「ごま味」で驚かせてくれるのか、そんなベースのチョイスも気になるし、具材の構成と素材のテーマにも注目したいと思います。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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セブンプレミアム「中華蕎麦とみ田 鶏白湯煮干そば」



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今回の冒頭ネタは、カルビーの新商品「春ぽてと サワクリチーズ味」です。パッケージの雰囲気…春というよりも夏っぽくないですか?w 「あま旨塩味」と同じく、こちらも砂糖や甘味料による甘味の演出があったんですけど、カルビーの中にある春らしさの指標なんですかね。ただ、サワクリチーズ味のイメージと実際の味わいのギャップは少なくて、ほんのり軽めの酸味に、まったりとしたチーズのコク、それらを包み込む甘味から、とても柔らかいイメージのサワクリ系です。シャープなサワクリを想像すると物足りないかもしれませんが、どうもコンセプト自体が柔らかいイメージなので、この着地点で正解なのでしょう。ちょっと甘味が人を選びそうなテイストではあるものの、やや甘塩っぱい系のサワクリ味には新鮮味を感じました。うん、私は結構好きですコレw ただ、砂糖だけではない人工甘味料特有の甘味を感じたので、もうちょい甘味に対してサワクリ感が強くても良かったかなー。

さて、本日の一杯は、セブンプレミアムの「中華蕎麦とみ田 鶏白湯煮干そば」で、製造者は明星食品です。前回の馬肉会(定例のオフ会)にて、「IPPUDO NY クラムチャウダーヌードル」とセットで貰いました。「地域の名店シリーズ」から、どんぶり型は通年商品として絶賛発売中ですが、こちらは期間限定商品でしょうか。どんぶり型は魚介豚骨醤油がテーマなんですけど、タテ型では鶏白湯煮干と変化球。ちなみに以前、実際の店舗でも土産品として数量限定販売されていたらしく、即完売だったそうです。実際のメニューを再現した幻の復刻版的なカップ麺は珍しくありませんが、カップ麺の復刻カップ麺って何だか面白いですよね。どんぶり型では★7を叩き出しているので、実食前の期待値は高めです。非常に高めですw





は、縮れの強い平打ちの油揚げ麺で、漠然としたイメージで例えるなら、カップヌードルの麺を熱湯5分仕様にサイズアップしたような雰囲気でしょうか。湯戻し時間は熱湯5分と長めですが、そこまでサイズの太い麺ではなかったのと、時間を守ると柔らかめに仕上がったので、柔麺が気になる人は3分くらいでフタを開けちゃっても問題ないかもしれません。今回は粘性の高いスープということもあり、念入りに掻き混ぜる必要がある為、それも考慮して。さすがにカップヌードルほど耐久性の低い麺ではなかったものの、吸水性に優れw 柔らかめの食感から麺単体としての自己主張は弱く、油揚げ麺特有の風味も控えめで、今回のような濃度の高いスープに合わせる麺にしては珍しい一体感を重視しているようなタイプです。バランスで言えば完全に麺がスープに押され気味だったんですけど、あえて埋没させようとしているような気がしたというか、スープの濃度をダイレクトに運ぶ為の媒体というか、故意に麺の主張を抑えているように思えたんですよね。単純にコスト調整の兼ね合いかもしれませんがw ややヌードルタイプの太麺でも、全く以てネガティブさは感じられませんでした。麺を食べている時にもスープの魅力がダイレクトに感じられたし、そんなスープを主役に立てているかのような雰囲気が良かったです。

スープは、「濃厚な旨みの鶏白湯スープをベースに、烏賊の旨みと、とみ田こだわりの煮干をふんだんに使用して仕上げ」たとのこと。おおっとぉ…ちょっとコレはダメなヤツですねぇ…「とみ田」らしく? “またおま系” の雰囲気だったんですけど、それだけに間違いなく美味しいパターンのヤツですコレw どろ系とまでは言えないものの、それなりに粘度の高いスープなのですが、ベースの鶏白湯が濃厚の指標を履き違えていなかったので、粘性の高さを不自然に思わせません。さらに煮干の主張も明白で、舌の根と脇に若干のエグ味(私としては加点要素)を感じさせるあたり、非常に好印象です。それでいて鶏も煮干も人を選ぶほど強烈なわけではなく、尚且つ白湯好きも煮干好きも満足させられるレベルにあるという秀逸な立ち位置。ラードや豚エキスも使用しているので、純粋な鶏白湯ではありませんし、トロミも小麦粉や澱粉による演出ですが、それをギミック的に感じさせない旨味の濃度に好感が持てました。そして製品説明にもある烏賊(イカ)の旨味なんですけど、烏賊に煮干と言えば、同社の「麺の底力 烏賊煮干醤油」を思い出しますね。そこまで烏賊は顕著に主張してきませんが、奥のほうに一般的な魚介エキスとはベクトルの違う旨味が確かに存在していました。煮干がガツンと効いた濃厚白湯系が好きな人にとっては、どストライクなスープだと思います。(←どストライクだった人)

かやくは、味付鶏肉,メンマ,葱というシンプルな構成ですが、抜かりはないですよ。味付鶏肉は蒸し鶏系で、しっとりとしたパサつきのないソフトな食感が好印象。味付けの塩梅も程よく、きちんと鶏肉らしい風味が感じられ、謎肉(ダイスミンチ)とは違ったリアル系の肉具材です。スープのテーマが鶏白湯なので、イメージ的にもピッタリですよね。そして何より量が多く、ひとつひとつのサイズも大きくて、存在感は絶大でした。メンマは発酵感こそ軽めだったんですけど、程良い歯応えから主張し過ぎない適度なバランスで、量は申し分なく、濃厚スープの箸休めに嬉しい具材ですね。葱も薬味系の小葱ではない大きめにカットされた高級感のある具材系だったし、シンプルながらも物足りなさは皆無に等しい内容でした。

(標準は★3です)

お土産用として実際の店舗で販売されていたら、有名店のネームバリューや物珍しさなんかも手伝って即完売したんでしょ、みたいに想像しちゃったりもしてたんですけど、実際に食べてみて、完売した理由は話題性に頼ったものではない、そんな雰囲気を感じる完成度の高さでした。失礼な想像してゴメンナサイw 麺の方向性には賛否両論あるかもしれませんが、個人的には一体感を重視した仕上がりが結果的に功を奏していたと感じたし、シンプルながらも高い充足感の得られた具材構成は素直に印象が良く、何よりスープの完成度はカップ麺の域を逸脱しちゃってるようなレベルの高さだったと思います。なので、そんなスープを最大限に活かそうとしているような姿勢を感じた油揚げ麺の立ち位置も計算されてのチョイスに思えたし、ひとつのカップ麺として総合力の高い一杯でした。もちろん煮干が苦手な人にはオススメできませんし、 またおま系(典型的な豚骨魚介スープで、その雛形的な仕上がりから「またお前か…」と、感じてしまうタイプのスープ)が苦手な人にとってはネガティブに映ってしまうカップ麺かもしれませんが、濃厚な煮干白湯系のラーメンが好みの人は、まず満足できること請け合いですよ。特にラーメンを食べる際、スープにウェイトを置いている人にとっては、なおさら印象の良いカップ麺になるでしょう。一見すると奇抜な印象の感じられない路線ですが、然りげ無くも確かな烏賊の旨味が個性の演出に一役買っていたし、濃度の指標も履き違えておらず、またおま系の路線を硬派に極めたような質の高い一杯だと感じました。本家を真似て柚子皮なんかをトッピングすると、本格さが増して良さそうですね。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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