2016年03月の記事 (1/7)

プライムワン「井手ちゃんぽん」



キリンの「一番搾り 小麦のうまみ」を飲みました。買ってから気が付いたんですけど、アルコール度数は4.5%なんですね。ふんわりとしたパッケージと度数の低さから、香りがメインの軽いビールを想像していたのですが、これが良い意味で予想を裏切ってくれる展開に。たしかに方向性は苦味も穏やかで、ハードなビールではないものの、きちんと厚みの感じられる飲み応えがあって、コクの合間を縫ってくるような酸味の兼ね合いが絶妙じゃないですか。通常の「一番搾り」は好んで飲まないんですけど、「小麦のうまみ」は自然ともう一本欲しくなる感じでした。同じくキリンの「クラシックラガー」は大好きで、こちらは頻繁に好んで飲んでいるのですが、ちょっと通じるものがあったんですよね。ザックリとした雰囲気的ですけど、ハーフ&ハーフ的な合いの子っぽい面持ちで、オリジナルの「一番搾り」よりも美味しかったです。「一番搾り 神戸作り」もそうでしたけど、オリジナルとはイマイチ反りが合わないのに、派生の亜種とは概ね相性が良いようです(笑)

さて、本日の一杯は、プライムワンの「井手ちゃんぽん」で、製造はエースコックです。プライムワンブランドということで、サークルKサンクスのオリジナルカップ麺ですね。「佐賀県に店を構える『井手ちゃんぽん』監修商品」だそうです。自分は初めて聞くラーメンだったので、軽く調べてみたんですけど、とにかく野菜がドカ盛り並みに入る、海鮮具材が蒲鉾のみ、スープは海鮮の旨味よりも豚骨を重視したタイプ、というのが特徴になるみたいです。ちゃんぽんと言えば、やはり長崎ちゃんぽんのイメージが強いので、海鮮の旨味が軸になっているのが一般的だと思うんですけど、こちらは動物系を重視しているような雰囲気が漂っていて、一般的な長崎ちゃんぽん系とは一線を画してそうですね。海鮮具材が蒲鉾のみ、というのもカップ麺での再現上ありがたいポイントかもしれないw 野菜たっぷりもエースコックなら頑張ってくれそうですし、動物系ちゃんぽんな雰囲気が楽しみです。





は、丸刃で切られた太めの油揚げ麺で、非常に表面が滑らか。ツルツルと口当たりが良く、ちゃんぽんらしく密度の高さが好印象。時間経過による劣化も緩やかで、後半にかけてプリプリとした歯切れの良さが目立ってきます。湯戻し時間は熱湯3分ですが、しっかりとした油揚げ麺だったので、余分に1分〜2分ほど待った方がいいかもしれません。スープとの一体感が高まるし、後半の方が馴染んで自然な感じでした。この価格帯で油揚げ麺というのが意外だったんですけど、それが功を奏していたというか、油揚げ麺特有の油脂感やジャンクな雰囲気がスープと見事にマッチしていて、敢えてノンフライ麺を選ばなかったような意図さえ感じたんですよね。油揚げ麺であることがプラスに作用している、というのがハッキリと体感できる位置にあったし、油揚げ麺特有の風味にも全く嫌味がなくて、ほんと素直に楽しむことが出来ました。エースコックが作るノンフライ多加水麺ほどの重量感や密度こそ感じられなかったものの、口当たりの良さや存在感のある食感から、ちゃんぽん系の雰囲気は充分に感じられたし、油揚げ麺であることを全く以てネガティブに感じさせない、というのが最大のポイントでした。

スープは、「鶏・豚エキスと魚介エキスを組み合わせた豚骨風味のスープ」とのこと。原材料でも鶏・豚エキスと豚脂が真っ先に記載されているように、動物系の重厚感を軸にしたスープなのですが、ちゃんぽんらしい野菜を炒めたような調理感を演出している油脂成分の香りと、野菜の旨味や魚介の下支えが重なりあって、なかなか正統派なスープに仕上がっています。適度なペッパーのアクセントもイイ感じ。公式ホームページを見る限り、もっと実際のラーメンは豚骨こってりな味にも思えましたが、動物系のコクと厚みは明白で、それに伴った飲み応えが得られました。海鮮の旨味は特筆すべきものではありませんでしたが、動物系だけでは出せない旨味が確実に下支えとなっていたし、明らかに動物系の要素が主軸となっていたので、一般的な長崎ちゃんぽん系のスープとは違った表情が見られたのが良かったです。油脂成分の調理感も印象に残るもだったし、それによって本格さが増していて、確かな動物系の要素で飲み応えがある。正統派を思わせる路線でありながら、きちんと個性が感じられました。今回は油揚げ麺でしたが、麺の項目でも触れているように、スープの方向性と絶妙にマッチしていたし、むしろ油揚げ麺特有の油脂感がスープに対してプラスな印象を与えてくれていたほどで、スープの味に油揚げ麺特有のメリットが寄与していたのが良かったです。

かやくは、「キャベツ・味付豚肉・かまぼこ・もやし・きくらげ・ねぎ・玉ねぎ」とのこと。具材のボリュームはキャベツを筆頭に品数も豊富で、具材たっぷりのイメージを裏切らない内容。ちゃんと蒲鉾も入ってたし、中でも玉ねぎが印象的で、キャベツやモヤシとは違う香味野菜特有の風味とフレッシュな歯触りが確かなアクセントになっていました。そして肉具材も “あの” 最低な肉そぼろではなく、リアル系の豚肉だったのが好印象。サイズは小さかったんですけど、入ってるだけで評価を下げたくなるような出来の悪い肉具材を入れられることを思うと、よっぽど好感が持てますよね。スープの表面に浮かぶ油脂成分に野菜を炒めたような調理感があったので、その調理感を具材が纏うことで雰囲気が高まり、たっぷりな量も相俟って、ちゃんぽんらしい満足感の得られる内容でした。

(標準は★3です)

想像していたような野性味を感じさせてくれるほど荒々しいスープではありませんでしたが、全体的な総合力は高く、ちゃんぽん系のカップ麺として素直に楽しめる一杯でした。希望小売価格が258円の商品なので、税込価格278円というハイエンドプライスな価格設定に納得できるか、という部分がポイントになってくると思うんですけど、この価格帯では珍しい油揚げ麺でも全体の纏まりは良かったし、むしろ敢えて油揚げ麺をチョイスしてきたような雰囲気すら漂っていて、具材もキャベツを筆頭に納得の量で、あのエースコック史上最悪の肉そぼろも無しw 総評としては希望小売価格を加味して★ひとつ下げようかとも思ったのですが、油揚げ麺とスープの絶妙なマッチングや、イメージ通りの豊富な具材など、ちょっと点数を下げられない感じでした。ちゃんぽん系のカップ麺が好きなら、定価で買っても損のない一杯だと思います。全体の食塩相当量も4.8gとカップ麺にしては低い数値で、体感的にも塩分による尖りが弱く、そこも個人的に嬉しかったポイントでしたw ジャンキーな高級志向、そんなイメージと仕上がりがピッタリと当て嵌まるような出来映えで、満足度は高かったです。カップ麺が好きな人なら、値段を踏まえても素直に評価できる一杯だと思います。エースコックにはリンガーハットとの実績もありますし、ちゃんぽん系のカップ麺には安心感がありますね。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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ヤマダイ「ニュータッチ 九州じゃんがら東京とんこつ」



「堅あげポテト 黒みつきなこ味」を食べました。少し焦がしたようなホロ苦さの残る黒蜜の上品な甘味と、黄な粉の芳ばしさの相性は疑う余地もなく、堅あげポテトで和風な甘じょっぱさというのには新鮮味を感じました。取り分け軽く焦がしたような黒蜜の芳ばしさが印象深く、そこへ重なるように馴染んでくる黄な粉の芳ばしさが相乗効果を生んでいて、そのバランスが絶妙だったんですよね。意外にも堅あげポテトと合っていたし、味もクセになるタイプだったのが嬉しかったです。初めて見たしブログの冒頭ネタくらいにはなるかー、程度の軽い気持ちで買ったので、嬉しい発見でした。今の内に何個か買っとこw(予想以上にハマった模様w)

さて、本日の一杯は、ヤマダイの「ニュータッチ 九州じゃんがら東京とんこつ」です。第一弾の「辛とんこつラーメン(からぼん)」は食べ損なったのですが、第二弾の「熊本風とんこつ(こぼんしゃん)」は、自分的に高評価だったんですよね。ちなみに今回の第三弾は、お店の人気一番メニューの再現だそうです。前回の熊本風が美味しかったので、ちょっと期待してるんですけど、パッケージにある「マイルド」の文字に懸念が…。たしかに前回もベースはマイルド系だったし、そこから黒マー油を抜いた感じなのかなぁ…。だとしたら、ちょっとヤバいかも…w





は、「豚骨ラーメンらしさを麺質で再現した本格細ストレート麺」とのこと。第二弾は熱湯90秒だったんですけど、今回は熱湯2分のノンフライ麺になってますね。「凄麺」シリーズの常時販売品「熟炊き博多とんこつ」が、たしか五代目にリニューアルしたとき、熱湯90秒から熱湯2分のノンフライ麺に変更されたので、そこからの汎用だと思います。相変わらず完成度が高いですね。博多系の細麺は硬めで食べたいのと、撮影時間の逆算もあって、最初からフタを全部剥がして調理したので、おそらく熱湯を注いでから90秒くらいで食べ始めたんですけど、さすがに硬すぎましたw 普段から豚骨ラーメンの博多系極細ストレート低加水麺はバリカタ指定がデフォだぜ、って人は早めにフタを開けても大丈夫だと思いますけど、最短でもフタを開けるまで90秒は我慢した方がいいかもしれません。2分以上経ってからの方が食感は自然でした。表面は滑らかだったし、ザラついた舌触りや特有の粉っぽさこそ明星食品には劣るものの、完成度は折り紙付きだと思います。細さの割に時間経過による劣化が緩やかで、最後までパツパツとした歯切れの良さと、少し硬めの歯応えが持続してくれていたのが良かったです。ただ、今回のスープには豚骨らしい特徴や個性が至極控えめだったので、麺の持つポテンシャルを発揮できていないようにも思えました。麺自体の完成度は高いので、ちょっと勿体無かったです。

スープは、「本格的で風味豊かな味わいのとんこつエキスをベースに、たっぷりの野菜、鶏がらを合わせ、繊細なあっさりマイルドなとんこつに仕上げ」たとのこと。パッケージにも製品説明にもマイルドとは書かれてますけど、いやもう “超” が付くほどのマイルド豚骨ですw いや、マイルドを通り越して旨味が…(苦笑)私は元来、豚骨スープには特有の癖や豚骨臭を求める傾向にありますが、あっさりとした豚骨スープも嫌いではないんですよ。ただ、さすがに軽過ぎませんかね…これ。まさにノンくっちゃい系の鑑w 個性が無いだけならまだしも、コクも旨味も欠けているような印象で、肝心の豚骨感が希薄。いや、実際のラーメン屋さんでは角煮とか明太子とか、いろいろトッピング出来るみたいなので、様々なトッピングとスープが合うようにベースは控えているというか、トッピングが入ることを前提に敢えて大人しめにしてて、こんな感じのアッサリとした豚骨味なのかなー、とも思ったんですけど、希薄な豚骨感をサポートするような素材も見当たらず、この状態で食べなければいけないカップ麺だと核が抜けたまま、みたいな。実際のラーメン屋さんの味を知らないので、あまり偉そうなことは言えませんが、知らないからこそ単純にカップ麺の豚骨味として見て場合、あまりに物足りなさの否めないスープでした。何かしら個性の強い具材を各自でトッピングしろってことですかねw

かやくは、「チャーシュー、小ネギ、ごま、別添『カピタン』」とのこと。チャーシューは200円オーバーの製品にしてはチープな印象ですが、脂身の部分は甘味があってジューシーで、なかなか美味しいチャーシューです。寿がきや食品は論外としてw 東洋水産やエースコックが取り敢えず入れてくる味付濃いめの薄いチャーシューより美味しい肉具材でした。ちなみにチャーシューだけ先入れして、小葱と胡麻は独断で後入れしたんですけど、小葱は後入れすることで風味が際立ち、胡麻の芳ばしさは大人しいスープの中で特に目立っています。というか、スープの豚骨よりも胡麻の風味が目立っていたw 別添の「カピタン」は、フライドガーリックのことみたいですね(何で「カピタン」って言うんだろ…)フライドガーリック特有の確かな主張がスープにパンチを与えていて、非常に効果的でした。今回、この子に随分と救われてますね。でも如何せんスープが頼りなかったので、この倍は欲しい感じだったんですけど、それでもカピタンだいぶ頑張ってたと思いますw

(標準は★3です)

うーん、自分の好みは評価対象から外してるつもりなんですけど、それを差し引いても本当に個性が無さ過ぎて、ひとつのカップ麺としてイマイチだと思ってしまいました。ベースの豚骨感が控えめ過ぎるし、フライドガーリックは兎も角、胡麻の方が目立ってるってどうよw みたいな。悪く言うと薄っぺらさがお店の個性なのかもしれませんが、お店のラーメンを知らない身としては、ひとつの再現カップ麺としての価値が見出せず、これなら常時販売品の「熟炊き博多とんこつ」を買った方が確実だよなぁ…と思ってしまいました。その「熟炊き博多とんこつ」も度重なるリニューアルによって、以前と比べて随分と大人しくなっちゃいましたけど…でもメーカーの希望小売価格は210円と同じ価格設定ですし、個人的には凄麺シリーズの豚骨をオススメします。このメニューとは対極にある「ぼんしゃん」や、他にも「じゃんがらみそ」「むぎちゃん」「レッドじゃんがら」などなど、まだ他メニューの再現も続きそうなので、第四弾は今回のマイルド系に相対すると言われている「ぼんしゃん」を食べてみたいです。やっぱりマイルド豚骨との相性が根本的に悪いのかなぁ…もし★2の原因が単純にそれだとしたらゴメンナサイ(汗)

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サンヨー食品「サッポロ一番 濃厚鶏白湯ラーメン ガーリックバター風味ブロック付き」



ホクトのブナピー(ホワイトぶなしめじ)を食べました(超いまさらw)プルンッ、ツルンッ、とした食感が心地いいキノコですね。前々から気にはしていたものの、実は食べるの初めてだったんですよ。肝臓に嬉しいオルニチンも豊富なんだとか(それで買い物カゴに入れたw)最近は積極的にキノコを摂取しているので、いろんなキノコが食べたいんですけど、田舎のスーパーじゃエノキとか、シメジとか、シイタケとか、品揃えはメジャーな品種ばかりで、どのスーパーも似たり寄ったり…なんかこう、食べられるの? みたいな怪しいキノコが食べたいんですけどねw

さて、本日の一杯は、サンヨー食品の「サッポロ一番 濃厚鶏白湯ラーメン ガーリックバター風味ブロック付き」です。バター状ブロックを採用したカップ麺に最近あまり良い印象がなかったんですけど(なんかフツーな感じで…)ガーリックバター風味ブロックというのには新鮮味がありますね。しかもバターと言えば、スープは味噌か塩が定番なのに、今回のベースは鶏白湯。「人気の『鶏白湯』仕立ての濃厚スープに、バターの風味をたっぷりと加えて、さらに濃厚な味わいを追求したラーメン」だそうなんですけど、自分は鶏白湯に漠然と洋風なイメージを持っているので、ガーリックバターとの相性には期待しています。





は、「コシがありながら歯切れがよく、のどごしが滑らかな細麺」とのこと。湯戻し前の段階から細いなー、とは思ってましたけど、実際けっこう細麺ですね。豚骨ラーメンに合わせるような麺ほど加水率が低いわけではありませんが、低加水寄りのノンフライ麺で、しっかりとした歯応えが印象的。低加水系の細麺と洋風なスープは相性がピッタリで、細めの麺がスープをガッチリ絡めて拾ってくれますし、確実な歯応えから濃厚なスープの中でも埋没することなく、麺の存在感を感じることが出来ました。濃厚なスープだからと言って、濃度に負けないような加水率の高い太麺を合わせていたら、今回の洋風テイストとはズレが生じてしまいそうだったので、歯応えしっかりめの細麺を合わせたのは正解ですね。麺単体として見ても、素直にクオリティが高いと思えるノンフライ麺でした。

スープは、「チキンエキスのうまみにポークエキスのコクが合わさった濃厚な鶏白湯スープに、ガーリックバター風味ブロックを溶かし入れることで、ガーリックとバターの風味がスープの味をより濃厚に仕上げ」るとのこと。ポークエキスの支えがあるので、純粋な鶏白湯ではありませんが、ガーリックバターが入る時点でアレですからねw ガーリックバターを加える前に味見してみたんですけど、しっかりとした香味野菜の旨味と、そこにホワイトペッパー系のアクセントが軽めに効かされていて、そのままでも洋風チックな雰囲気を醸し出しています。鶏油の芳ばしさなんかも控えめで、動物系を軸に捉えながらも癖がなく、チキンとポークを優等生に乳化させた感じ。次にガーリックバターを全体に溶かしてみると、乳製品特有のコクがクリーミーさを後押して、ホワイトソースを思わせるような洋風の雰囲気が一気に確立。想像以上にガーリックの要素は強めだったんですけど、癖のないベースにジャンクな刺激を与えてくれていて、そこに細やかなパセリのアクセントが交わることで、動物系を軸にしたホワイトソースを連想させるような濃厚でクリーミーな洋風スープに仕上がっていました。それでいてラーメンのスープとしても問題なく成立していたので、全体的な雰囲気にも違和感が無かったです。後半は粗挽きにした黒胡椒を投入してみたのですが、想像通り相性は最高でした。トロミのあるスープでしたが、クリーミーな洋風路線が粘度を不自然に思わせず、自然に濃厚さを加速させていて良かったです。コクと重厚感のある洋風路線な濃厚スープだったので、〆にライスをダイブさせて、ラーリゾ風に浚えたら美味しいと思います。

具材は、「肉そぼろ、赤ピーマン、ねぎを組み合わせ、おいしさを引き立て」るとのこと。美味しさを引き立てているかはどうかは置いといて、しわ寄せが否めない具材構成ですね。葱は取り敢えず、って感じだったし、肉そぼろは普通に美味しかったのですが、小さくて量も少なくて、あんまり印象に残らない感じでした。でも時々ふと口に入ってきたとき美味しかったw 反面、赤ピーマンは特有の風味がきちんと感じられて、ガーリックバターの効いた洋風スープと相性が良く、ここは好印象でしたね。スープの雰囲気的に、キャベツが欲しかったです。スープと黒胡椒の相性が最高だったので、「田子ノ浦部屋監修 がっぷり鶏塩ちゃんこラーメン」の時くらい黒胡椒のガッツリ効いたフリカケとか別添で欲しい感じでしたw

(標準は★3です)

うん、想像通りの仕上がり。いや、もちろん良い意味で。ひとつ想定外だったのは、予想していたよりも強かったガーリック感なんですけど、そのガーリック感がラーメンらしいパンチを与えてくれていたし、全体の方向性も気持ち良く定まっていて、変わり種としての新鮮味を兼ね備えていながらも着地点は落ち着いている一杯でした。鶏白湯として見るとキワモノ路線な雰囲気を感じてしまうかもしれませんが、鶏をベースにした洋風テイストのカップ麺として食べれば、特に違和感なく楽しめると思います。バター風味が苦手な人や、ガーリックはちょっと…って人には向いてないですけど、ガーリックバターの効いたクリーミーで濃厚なスープは素直に美味しかったし、洋風テイストなラーメンでもイけちゃうよ、って人なら問題なくハマれるでしょう。希望小売価格は240円という少し高めの設定ですが、パセリ入りのガーリックバターは斬新で新鮮味があったし、ベースの鶏白湯とも上手く噛み合っていて、ノンフライ麺のクオリティも高い。ということで、コンビニで定価購入しても納得できる感じでした。あとはキャベツならコスト的にも何とかなりそうだったのと、スープと黒胡椒の相性が抜群に(それはもう本当に本当にw)良かったので、この2つが入ってたら★5だったかなー。でも個人的な満足度としては、黒胡椒を入れて★5です。シチュエーション的に用意できる人は、是非お手元に粗挽きの黒胡椒をスタンバイさせて食べてみてください。パンチのあるスープパスタっぽい雰囲気で、めちゃ美味しかったです。〆のラーリゾは自己責任でw

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明星食品「明星 長田本庄軒 ぼっかけ焼きそば」



本日の一杯は、明星食品の「明星 長田本庄軒 ぼっかけ焼きそば」です。「長田本庄軒」最初は神戸にある老舗店とのコラボ商品だと思ってたんですけど、「株式会社トリドール」(「丸亀製麺」などが有名)が展開しているチェーン店だったんですねw 関西では馴染みの深い「ぼっかけ」ですが、牛スジ肉とコンニャクを醤油や味醂で甘辛く煮込んだ料理で、お好み焼きに入れても良し、たこ焼きの具材にしても良し、ぼっかけうどんにしても良しと、結構レパートリーの幅を広げてくれる料理なのですが、単品でアテにしても最高なんですよねw 基本的に粉もんとの相性が良いので、仕上がりが楽しみです。ちなみに “神戸で作った” とパッケージには記載されているのですが、ちゃんと西日本明星(株)神戸工場にて製造しているらしいですよ。それからこれは完全に余談なんですけど、商品名の表記が「焼そば」じゃなくて「焼きそば」なのが妙に気になりましたw たまーに送り仮名の “き” が入るんですよね。入ったり入らなかったり…何か定義でもあるのかな?





めんは、「しっかりとした食べ応えの油揚げ太麺」とのこと。熱湯5分の太麺で、ちょっとゴワゴワした感じの無骨な油揚げ麺だったんですけど、甘濃い味付との相性が良く、関西のB級グルメ感に合っているというか、うん。モチモチとした粘り気よりも粉っぽさを感じるような舌触りで、なんかこう、「粉もん!」みたいなw その漠然としたイメージが製品の雰囲気に合っていたので、ワイルドな無骨さや粉っぽさを自分は素直に楽しめました。麺量も120gと大盛仕様で、食べ応えがあって良かったです。ただ、甘濃い味付と無骨な食感と量的なことが相俟って、どうしてもゴワゴワ大盛に途中で飽きが来る感じだったので、アオサや紅生姜、一味唐辛子やブラックペッパーなど、アクセントになるような小袋が入ってると嬉しかったです。無論、ビールの清涼感に手伝ってもらうのも攻略法のひとつでしょうw

ソースは、「ウスターソースと中濃ソースをベースに、スパイスミックス(シナモン、クローブ、ナツメグ、ローレルなど)を加え、マンゴーチャツネで果物の甘さを効かせた甘濃い液体ソース」で、「ぼっかけの甘さや濃厚さを再現し」たとのこと。ベースのソースも確かに濃い目ではあるんですけど、フルーツの甘味を効かせながらもソースの方向性はシャープな路線で、油脂成分も少なく、ややコクが不足しているというか、部分的に欠けているような印象を受けます。ただ、その欠けた溝が功を奏していたんですよね。物足りなさを感じた溝にレトルト具材の味付がピッタリとハマることによって、ひとつの味として完成するような仕上がり。あくまでもベースはソース焼そばの味付なんですけど、ぼっかけの甘濃い味付と牛スジ肉から滲み出た旨味が絶妙に絡み合い、お互いの主張が手を取り合うようなバランスにあって、ソースの風味とレトルト具材の味付が何の違和感もなく調和していました。ぼっかけ具材を入れてから再度しっかり混ぜて、全体に味を馴染ませてから食べるのが正解なんだと思います。兎にも角にも、そのレトルト具材の完成度が異様に高かったんですけど、詳しくは次の項目で。

かやくは、「牛スジ肉とこんにゃくを甘辛ダレで煮込んだレトルトかやく」と、「ほんのり甘い色鮮やかなキャベツ」とのこと。このレトルト具材が何と言っても今回の売りなんですけど…とにかく完成度が秀逸! カップ麺用に開発されたレトルト調理品というレベルは軽く超えていて、湯煎して小皿に盛って青葱でも散らしたら、立ち飲み屋の一品メニューとして何の問題もなく提供できそうなクオリティにあります。ほんと、これ単体でアテに出来ますよw 牛スジ肉はトロトロに柔らかくなるまで丁寧に煮込まれていて、しっかりと牛スジ肉の持つ旨味が感じられ、不自然さも皆無と言って差し支えない再現度の高さ。さらにコンニャクも実に自然でリアルな食感と風味を感じさせてくれるもので、こちらもカップ麺の具材とは思えない完成度の高さです。「オタフク」がレトルトの「専門店の味 牛すじコンニャク煮」という商品を出してるんですけど、あれに匹敵するレベルなんじゃないですかね。キャベツは何の変哲もない至って平凡な具材でしたが、相性としては申し分なく、きちんと役割を果たしていました。もうちょっと多いと嬉しかったです。

(標準は★3です)

希望小売価格は税抜258円という強気な設定ですが、あまりにもレトルト具材のクオリティが高かったので、全く以て頷ける値段設定でした。レトルト具材を売りにしながらも全体のバランスが緻密に計算されていて、大盛太麺にレトルト具材で食べ応えもバッチリ。ただ、そのままだと後半は飽きてくると思うので、ぼっかけのイメージ的に輪切りにした青葱なんかを添えたら間違いなく合うでしょうし、自分は途中から一味唐辛子と粗挽きの黒胡椒で引き締めたんですけど、それはもう当たり前に相性抜群で美味しかったですw 標準装備されてたら★5かな。ことレトルト具材に関しては、ほんと手放しに楽しめるようなクオリティの高さだったので、ぼっかけ具材を食べる為だけに買う価値がある、と言っても過言ではないと思います。兎にも角にも、このレトルト調理品は今後も大きな武器になると思うので、次はアクセントになるような要素を別添して飽きさせないようにするとか、色々と工夫を凝らしながら定期的に開発して、年に1度のペースで販売してもらいたいですね。全体の雰囲気としてはB級なのに、なんかちょっとバブリーなカップ麺でしたw

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東洋水産「マルちゃん ジャンクストーリー 濃厚貝だし味噌」



3月15日、サッポロの「ヱビスビール」が33年ぶりにリニューアルしましたね。今回のリニューアルでハラタウ産のアロマホップを増やしたそうなんですけど、確かに今までと比べてフルーティになりました。オシャレに洗練されたような印象を受ける反面、ヱビス特有の重厚感が控えめになった気がして、随分と飲み易くなってしまったなぁ…と。うーん、風潮的に良しとする意見は多そうな気もしますけど、私はリニューアル前のヱビスが好きです。今のうちに前の買い溜めしとこー。

さて、本日の一杯は、東洋水産の「マルちゃん ジャンクストーリー 濃厚貝だし味噌」です。「第7回 最強の次世代ラーメン決定戦!」にて、審査員特別賞に輝いたラーメン店の再現カップ麺なのですが、優勝準優勝は「本気盛」ブランドで製品化されていて、審査員特別賞はノンフライ麺どんぶり型での再現となっています。 “シェルラー” という単語が現れたように、去年からカップ麺界でも貝出汁系の製品が目立ってきてますよね。今回は貝出汁+味噌という組み合わせなので、漠然とシジミやアサリの味噌汁をイメージしてしまうのですがw 仕上がりが楽しみです。ちなみに審査員特別賞に選ばれた「JUNK STORY」というラーメン店は、大阪府大阪市にある有名店で、ブロ友さんの記事でも何度か拝見している関西の有名店なんですけど、自分は未経験…ということで、相変わらず比較は出来ませんです(泣)





めんは、「なめらかな口当たりとコシをあわせ持つノンフライ麺」とのこと。縮れの付けられた平打ち麺で、小麦っぽい風味が強く、歯触りには密度を感じるのですが、タイプとしては優しい雰囲気のノンフライ麺ですね。小麦感と粘り気のあるモチモチとした食感で存在感はあるんですけど、自己主張の激しい麺ではなく、まずスープとの馴染みを大切にしているような印象。その方向性から味噌の尖りがない優しいスープとバランスが良く、小麦感と貝出汁の旨味、優しい食感とマイルドな味噌感がピッタリとマッチしていました。取り立てて個性的なノンフライ麺ではないのですが、基礎クオリティは高く、ちゃんと全体の方向性やスープとの相性を計算した上での取り合わせだと感じられたのが良かったです。時間経過によって優しさが増していき、それと同時にスープとの一体感が更に高まっていて、その適度な主張から麺を食べている間にもスープの貝出汁が強く感じられたので、そういった部分も印象が良かったポイントでした。ちょっと柔らかい麺でしたが、スープのタイプや全体のバランスを考えると正解だったと思います。

スープは、「ポークとチキンをベースに、アサリ・ホタテの風味を強く利かせた、貝の旨味が濃厚な味噌味のスープ」とのこと。味噌感に鋭利なカドは感じられず、味噌の甘味を思わせるような柔らかい風味を立てた優しい味わいで、そこにしっかりとした貝の旨味が感じられます。舌が痺れるほど強烈ではないんですけど、若干ながら舌の脇で二枚貝特有の癖を感じられたことに好感が持てました。さらにホタテの膨よかで丸みを帯びた柔らかい旨味が貝の要素を底上げし、全体的に素朴な路線にあるのですが、動物系の確実な厚みよってボディの軽さは感じさせません。味噌の風味を活かした味噌感、明確な貝出汁の主張、動物系の厚み、それぞれの歯車が上手く噛み合いバランスが整っていて、幅広い層に受け入れられそうな優しさと、貝出汁好きも納得できるような貝の旨味を兼ね備えたスープに仕上がっていました。貝の味噌汁を思わせるような温もりがあって、でもちゃんとラーメンのスープで、貝さえ苦手でなければ、この味が嫌いな人は少ないと思います。

具材は、「チャーシュー、メンマ、ねぎ」とのこと。具材は特に高級感があるわけでも捻りがあるわけでもなく、何の変哲もない構成です。チャーシューは価格帯を考えると少しチープな印象で、サイズこそ気持ち大きめではあるものの、質は低価格帯のペラチャーと何ら変わりありません。メンマも汎用的な具材でしたが、コリコリとした歯応えが心地よく、意識的に食べると箸休めになって良かったです。もうちょっと特有の発酵感も強いと嬉しかったんですけどね。葱の量は少なかったんですけど、手前の白葱を筆頭に、大きめカットに好感が持てました。今回はスープの完成度が高かったので、オマケ程度の具材でも許容範囲内です。

(標準は★3です)

きちんと貝の旨味を打ち出していて、味噌の主張が貝出汁を殺すことなく豊かに香り、動物系の要素でラーメンらしさも感じられ、麺とスープの相性はバッチリ。具材に個性こそ無かったものの、それを踏まえても納得の仕上がりでした。実際のラーメンと比較して記事を書かれていたブロ友さんの意見では、カップ麺での再現度が高いとのことだったんですけど、なるほど雰囲気は感じられたような気がします。方向性としては味噌汁を思わせるような素朴さを感じる路線なのですが、素朴でありながらも貝と動物系の旨味はしっかりとあって、どこか落ち着くような優しさと明確な個性を兼ね備えたスープから、実際のラーメンも食べてみたくなるような一杯でした。商品名にも付けられた “濃厚” の指標は、あくまでも “貝” の要素にあって、そういった部分も今回の大きな加点要素となっています。これなら貝出汁好きも頷ける内容でしょうし、それでいて優しい方向性から貝出汁初心者でも楽しめるような味だと思うので、ハマれる人は多いと思いますよ。のっけからインパクトで喰わせるような貝出汁ではなく、じわじわ美味しい一杯でした。もはや完全に味噌汁のイメージですけど、ご飯入れて〆に “ねこまんま” したくなりましたw

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