渡辺製麺の記事 (1/3)

渡辺製麺「神田ラーメン わいず 豚骨醤油味」



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今回の冒頭ネタは、キリンの「一番搾り 神戸づくり」です。「岡山づくり」「滋賀づくり」「仙台づくり」「取手づくり」「福岡づくり」「北海道づくり」「名古屋づくり」「横浜づくり」と、勝手に飲み比べてきた「9工場の一番搾り飲みくらべセット」のラストは、我らが兵庫県の一番搾り「神戸づくり」に飾ってもらいましょう。原材料に山田錦を使用しているのが特徴なんですけど、米の使い方が他の一番搾りとは一線を画しているというか、ビールに於ける一般的な米の使い方に有り勝ちな副原料として米を使用しているのではなく、山田錦を軸に全体の構成を組み立てているような仕上がりなんですよね。洗練された上品な面持ちと、華やかな印象を両立していて、麦芽とは違う、すっきりとした米の旨味を立てつつ、それでいてライトに感じさせない米の膨よかな旨味が山田錦の底力でしょうか。雄町米を使用した「岡山づくり」や、ササニシキを使用した「仙台づくり」など、他にも米にフォーカスを当てた一番搾りがあったんですけど、米の使い方が最も秀逸だと感じたのは、やはり「神戸づくり」だったんですよね。いや、地元柄プッシュしたいというバイアスが干渉しているのかもしれませんがw なんにせよ、いいビールですよ。


さて、本日の一杯は、渡辺製麺の「神田ラーメン わいず 豚骨醤油味」です。「ラーメンデータバンク有名店コラボ」第11弾商品で、今回もローソンストア100を除く全国のローソンにて販売されています。「神田ラーメン わいず」は、2000年3月に創業した東京・神田のラーメン激戦区に店舗を構える行列の絶えない人気店で、「コクと旨味が凝縮されたワイルドでクセになる濃厚豚骨醤油スープは、ゲンコツを軸に、背ガラ、鶏胴ガラ、昆布などの食材を長時間煮込むのではなく食材の旨味が出た段階で取り出し、また新たな食材を継ぎ足すという独自の製法を用いている」スープが特徴だそうです。また、実際の店舗ではブームになる前からいち早く提供していた、わいず流の「台湾まぜそば」も人気なんだとか。で、毎度お馴染み「一般的な監修商品は『店の味に近づける』というものが多い中、本商品は『店の味をベース』にコンビニ向け商品として」という何とも不透明なコンセプトを掲げて製品化されている為、もはや何を参考にしたらいいのか分からなかったりもするんですけどw 初期の頃と比べてシリーズの印象は随分と良くなってきたので、あんまり構えずに肩の力を抜いて食べたいと思います。




一瞬で海苔がヘタってしまった…w

スープは、「濃厚でふくよかな豚骨の風味と、旨味引き立つ3種の醤油による家系風の旨味とコクのあるスープ」とのこと。家系風の…と、製品説明にもあるように、ベースは豚骨醤油、ほんのり表面に鶏油を浮かべた典型的な構成です。そんなに油脂の量は多くなかったので、やや鶏油の主張が中途半端にも思えたのですが、それが店の方針(特徴)なのでしょうか。意外にも嬉しかったのが豚骨の骨っぽさで、豚骨特有の癖や豚骨臭こそ抑えられていたものの、きちんと骨らしさの感じられる太くて芯のある旨味には好感が持てました。ただ、如何せん塩気が強い…最初は豚骨らしい骨っぽさに価値の見出せた(それこそ手放しに★5確定レベルの)スープだったんですけど、途中から蓄積されていく塩気から、醤油の主張がフロントを占め、膨よかな豚骨は後ろに回り、サポート的な立ち位置に。最初は “豚骨醤油” なんだけど、途中から “醤油豚骨” のニュアンスというか、それによって重さの中でも明白な後味のキレが演出できていたものの、せっかくの豚骨感が鳴りを潜めてしまったのが勿体無いと自分は感じてしまいました。とは言え、家系ラーメンって塩カドも売り、みたいな部分もあると思うので、それを思えば納得できない塩気ではなかったです。ラーメン+白御飯がデフォの人にとっては、まさにドンピシャなスープになるんじゃないですかね。ただ、スープの占める割合は記載されていなかったものの、全体の食塩相当量は9.6gという超弩級の数値だったので、血圧の高い人は気を付けてくださいw ちなみに必要なお湯の目安量は400mlだったんですけど、ほぼ喫水線ジャストで400mlに達した為、この塩気も計算のうちなのでしょう。かなりキレを感じるスープだったので、もう少し塩カドを和らげてくれるコッテリ要素が欲しかったかなー。それなりに油脂成分も含まれていたのですが、キレの印象が後半にかけて加速していたからか、家系なのに食べやすい(軽い)印象でした。

は、「氷結乾燥したノンフライ麺」で、「生めんに近いもちもち感が楽しめ」るとのこと。おや? 今回は「北海道産小麦使用」の文字が製品説明に見当たりませんね。それに、前回の「ひらこ屋 煮干し中華そば」では使われていた小麦たん白も使用されていません。まず麺の見た目からして色が違うんですけど、その内容も然り。熱湯4分+特製スープを混ぜる工程を考慮して、お湯を注いでから4分30秒ほどで食べ始めましたが、初期の頃に感じていた氷結乾燥ノンフライ麺らしいゴリゴリとした特有の強付きが残っていて、かなり主張が強く、なかなかスープに馴染みません。然し乍ら今回のスープは体感的な塩分濃度が高かった為、バランスとしては悪くなかったです。ただ、麺自体の塩気も強めに効かせてあったので、スープとの歯車となっている反面、やや全体的な塩気を加速させる要因にもなっていました。ちなみに自分は撮影の関係もあって、いつも早めにフタを開けて調理を始めるんですけど、解れにくさとかは全く気にならなかったです。初期の頃に感じた氷結乾燥ノンフライ麺特有のネガティブさを多少なりとも感じてしまいましたが、昔は時間を守っても解れにくかったので、きちんと改善されてるんだなぁ…と、改めて。

は、「叉焼、ほうれん草、ねぎ、のり」とのこと。王道の家系ラーメンを思わせる構成ですが、希望小売価格を思うと貧弱さは否めません。叉焼は使い回しの汎用だと思うんですけど、今回は寿がきや食品っぽいケミカルな風味が少し気になりました。ほうれん草は特有の風味が感じられ、クタクタな食感がリアル? だったりもしたのですがw 量的に混ぜたら目立ってなかったかなー。海苔は家系風のスープと相性バッチリだったんですけど、小さかったので…大切に大切に食べましたw


(標準は★3です)

個人的に鶏油の主張が中途半端にも思えたんですけど、構成自体は家系の雛形的な内容で、その中からキレにフォーカスを当てて食べやすさを演出している、そんな雰囲気を感じる一杯でした。実際のラーメンも家系らしいジャンクな印象よりも、洗練された印象を意識しているのかもしれませんね。味は体感的な塩分濃度の高さがターニングポイントになる仕上がりではあるものの、家系(風)というジャンルの中に於いてのハードルは低いほうだと思います。ただ、コンビニ専売品なので、まず定価購入が必須であることと、取得価格278円の製品にしては没個性感が否めなかったので、評価は厳しめに見ざるを得ませんでした。然し乍ら食べ方次第では、かなり化ける一杯だと思うんですよね。と言うのも、サイドに白御飯をスタンバイさせてみてください。多分、最強の組み合わせになると思います。で、生おろしニンニクなんかをトッピングしちゃえば…相当ヤバイと思いますよw それこそ満足度は余裕で★5クラスに昇格すると思います。強めの塩気に対して身体が自然と白御飯を欲していたので、そういうスープって実際に白御飯を合わせたら、ほんと理屈抜きでヤバいですからね。でも、わざわざその為だけにローソンで278円も払って買う価値は無いと思います。一応、作り込みは決して粗末な内容ではなかった為、★の数は及第点にしようか迷ったのですが、258円なら★3かなぁ…と、感じたので、絶対的な取得価格を考慮して差し引きました。家系ラーメンの雰囲気をカップ麺で感じたいのであれば、ヤマダイ(ニュータッチ)の「凄麺 横浜とんこつ家」か、日清食品の「麺ニッポン 横浜家系ラーメン」の方が高パフォーマンスだと思います。



あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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渡辺製麺「ひらこ屋 煮干し中華そば」



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今回の冒頭ネタは、湖池屋の新商品「乳酸菌ポリンキー 発酵バター味」です。なんとポリンキー1粒0.8g当たりEC-12株(乳酸菌)を3億個以上配合しているらしいのですが、顕微鏡でも使わない限り肉眼で確認できるような大きさではないので、3億個以上と言われてもピンと来なかったりするんですけどw そもそも3億って…グリーンジャンボかよ。と、くだらない前置きは扨置き、一世を風靡した?「KOIKEYA PRIDE POTATO」に続く「新生 湖池屋」記念第2段の商品で、流行りの菌活がテーマ。気になる仕上がりは、まさに乳酸菌の味が…するわけではないんですけどw 少なからず発酵感に寄与しているのか、思っていたよりもバターが濃いめ。いや、おそらく乳酸菌は先入観だけで、味には関係していないと思われますがw バターの風味は発酵バターの名に恥じない濃さでした。で、ミルク感というか、ほんのり甘くて、やや塩気は強めだったんですけど、甘塩っぱい系に通じるテイストで、ベースのトウモロコシ生地とも絶妙にマッチ。乳酸菌という機能性を抜きにしても、素直に満足できる美味しさでした。スナック菓子に含まれる乳酸菌が一体どれほど体に良い影響を及ぼしてくれるのかは分かりませんが、単純に美味しくて、お腹にも良さげなのは大きな付加価値だと思います。バター系のスナック菓子が好きな人は、かなり印象が良いと思いますよ。個人的には機能性の付加価値を抜きにしても、濃厚バターが素直に美味しくて、単純にリピートしたくなったポリンキーでした。

爽快ドラッグ

湖池屋 乳酸菌ポリンキー 発酵バター味(50g)

湖池屋 乳酸菌ポリンキー 発酵バター味(50g)

140円

(2017/03/01 14:02 時点の価格)


さて、本日の一杯は、ローソン限定発売品、渡辺製麺の「ひらこ屋 煮干し中華そば」です。「ラーメンデータバンク有名店コラボ」第10弾で、「まるで宇宙。あなたは、煮干しに溺れる覚悟、ありますか?」と、今回も自らのハードルを上げる強気なキャッチコピーですね。監修店の「中華そば ひらこ屋」は、「青森の行列店」で、「青森県津軽地方で古くから親しまれている『青森煮干しラーメン』を青森出身の店主が独自に進化させた『煮干し中華そば』を提供」しているらしく、「煮干しスープは平子を中心に厳選した煮干しをふんだんに使用」し、「煮干しを長時間水出ししたスープにさらに追い煮干を加え煮干しのうまみを凝縮したもの」だそうです。ここまで引用しといてアレなんですけど、このコラボは毎度お馴染み「一般的な監修商品は『店の味に近づける』というものが多い中、本商品は『店の味をベース』にコンビニ向け商品として」という体のいい? コンセプトなのでw どこまで期待していいのやら…とは言え、今までコスパの悪い印象しかなかったラーメンデータバンク有名店コラボですが、最近ちょいちょい当ててくるので、ちょっと期待してます。ふと自分は発作的に煮干系のラーメンが食べたくなる時があるんですけど、いま丁度その周期ど真ん中な感じなので、煮干が肩透かしだったらイタイな…





は、「北海道産小麦使用」の、「氷結乾燥したノンフライ麺」で、「生めんに近いもちもち感が楽しめ」るとのこと。いや、ちょっとコレ…間違いなく進化してますよ。まず普段よりも見た目が白っぽくて、熱湯を注ぐ前から変化を感じていたのですが、実際に食べてみるとノンフライ麺特有のクセが随分と穏やかになり、小麦の風味も実にナチュラル。これまで風味も質感も典型的なノンフライ麺らしいノンフライ麺(しかも旧世代の)みたいな印象が強かったんですけど、ちょっと今までよりも生麺に近づいてきてますよ。熱湯4分で食べ始めると氷結乾燥ノンフライ麺らしいゴリゴリ感が若干ながらに残っていたのですが、後半に馴染んでくると不自然な食感も気にならなくなってきて、もっちりとした自然な食感と芳醇な小麦の香りが中々リアル。スープは激アツ派の人も、硬麺派の人も、イラチな人もw 3分くらい余分に待ったほうがいいです。もちもち食感を意識した太麺ですが、スープ馴染みはナチュラルで、自然で豊かな小麦感と煮干の効いたスープの相性も絶妙にマッチ。あ、中華そばというよりも、ちょっと饂飩っぽい雰囲気かもしれない。ここ最近、好印象になってきた氷結乾燥ノンフライ麺だったんですけど、今回は飛躍的なバージョンアップを感じました。ポイントは熱湯7分ですよ、最低でも熱湯7分。

スープは、「煮干しを全面に押し出した、濃厚で温かみ溢れる醤油スープ」とのこと。煮干特有のエグ味まで打ち出しているようなタイプではなかったので、キャッチコピーほどのインパクトは感じられませんでしたが、旨味の中心は間違いなく煮干です。取り分け魚粉の含有量は特筆して多く、液体スープ投入時には煮干の銀色を意識しなくても目視できるほど。その割にクセは強くなかったので、頭や内臓を取り除いて粉末状にしているような印象でしょうか。混合削り節粉末も含まれていますが、比率としては圧倒的に煮干が多いですね。動物系の旨味は豚骨が担っていて、きちんと畜肉系の旨味も感じられるのですが、油脂成分の量は少なく、コクがありながらもスッキリとした面持ち。タレの主張も程々に、それでいて醤油の香りは感じられ、味醂と砂糖による気にならない程度の自然な甘味が適度に醤油のカドを包み込み、同時に魚介出汁の旨味を引き立てながらスープのコクを深めます。コアなニボラー的には物足りなさを感じてしまう煮干感かもしれませんが、魚粉が苦手な人を除いて万人が楽しめるバランス型の煮干スープとしては、かなり秀逸な立ち位置にあるのではないでしょうか。とにかく煮干の旨味で喰わせるタイプのスープで、煮干の存在感が明白にありながら、どこか気品を感じさせる、大胆さと繊細さを兼ね備えたスープでした。食べている最中は底に魚粉が溜まっていくので、定期的に何度も混ぜながら、魚粉を舞わせるようにして食べるのがポイントです。

は、「叉焼、メンマ、ネギ」とのこと。麺とスープは絶賛しましたが、具はショボいですw 毎度お馴染みの叉焼は、値段を思うと力不足。反面、メンマは小振りながらも厚みがあって量も多く、煮干の効いたスープと相性は抜群だったんですけど、250円オーバーのカップ麺にしては淋しさが否めません。スープの中心が紛うことなき煮干だったので、海苔とか入ってると嬉しかったんだけどなー。

(標準は★3です)

コアなニボラーを唸らせるようなクラクラするほどの煮干感に期待すると、やや物足りなさを感じてしまうものの、スープの中心は間違いなく煮干だったので、バランス型の煮干スープとして受け入れてやれば、煮干系が好きな方も素直に楽しめるのではないでしょうか。若干、キャッチコピーは誇大広告に思えなくもないんですけどw スープの味はカップ麺らしからぬ本格的な味わいでした。それに全体の食塩相当量の数値も6.1gと煮干系にしては低く、体感的な塩分濃度も然り。食べ易い煮干系ラーメンとして、煮干入門編に誂え向きなカップ麺だと思います。煮干の指標はオイル系ではなく、完全に魚粉がメインと言っても過言ではなかったので、やや工夫に欠ける印象が無きにしも非ずではあったものの、ストレートな魚粉の主張は分かりやすくて好印象だったし、油脂成分の少なさが功を奏していたというか、これなら普段はカップ麺を食べない人でも嫌味なく受け入れられると思います。確かな煮干の旨味と大きな存在感、それでいてクセを抑えた丁寧な仕事ぶりと、油脂成分は少なくとも豚骨の下支えにグラつきは感じられず、明らかに進化を遂げていた氷結乾燥ノンフライ麺ということで、価格帯を加味しても素直にオススメできる一杯でした。強烈な煮干のインパクトや、エグ味などのクセを求めてしまうとパンチに欠けますが、煮干入門編的なバランス型のイメージでいけば、味の満足度は高いと思います。かなり魚粉の含有量が多いので、定期的に混ぜながら食べることをお忘れなく。あ、それから最低でも熱湯7分ですよ、7分。何だったら合計9分くらい待ってもいい。いやマジでw 騙されたと思ってw 参考にしていただけると幸いです。

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渡辺製麺「初代けいすけ 海老味噌ラーメン」



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今回の冒頭ネタは、サッポロの新商品「ヱビス with ジョエル・ロブション 華やぎの時間」です。フレンチの巨匠、ジョエル・ロブション氏との共同開発品で、昨年も発売されていましたね。シャンパーニュ産の麦芽を使用し、3種類のホップ(ネルソンソーヴィン種,ハラタウブラン種,ハラタウトラディション種)を使用した素材への拘りが感じられる逸品。シトラス系の香りが特徴的で、苦味は控えめ。ガス圧は低く、泡のキメは細やかで、何よりも印象的なのは、シャンパーニュを彷彿とさせる独特の余韻。その華咲くように広がる香りが唯一無二の存在であることを確立し、確かな個性とクラフト感を演出しています。目を閉じて意識を集中させると、これがビールであることを忘れてしまうかのような錯覚に陥るほど。昨年は「まぁ1回飲んだらいいや」って感じだったのですが、好みが変わったのか今年はリピートしたいと素直に思いました。オリジナルのヱビスは和食にも合うビールですが、こちらは完全に洋食、または食前酒として嗜むのに向いているビールと言えるでしょう。飲み易くも一癖あるテイストなので、人を選ぶビールだと思うんですけど、ビールは苦くてちょっと…という人にとっては、印象を変えてくれる切っ掛けになるかもしれません。方向性としては全く以てオリジナルのヱビスとは懸け離れているのですが、なかなか面白いビールですよ。グラスはタンブラータイプではなく、ワイングラスかシャンパングラスが合うと思います。間違ってもジョッキには注がないようにw それでは、ワインだけでなくシャンパーニュにも精通しているバカワインさんにも誠意レビューしていただきましょうか(強制召喚w)


さて、本日の一杯は、ローソン限定発売のカップ麺で、渡辺製麺の「初代けいすけ 海老味噌ラーメン」です。紆余曲折を経て? 気が付けば「ラーメンデータバンク有名店コラボ」も第9弾。「一般的な監修商品は『店の味に近づける』というものが多い中、本商品は『店の味をベース』にコンビニ向け商品として」という相変わらずのコンセプトで、今回は「『初代けいすけ』の『海老味噌らーめん』の特徴である『濃厚味噌に海老風味が香るバランスのよいスープ』という個性を最大限に活かした」とのこと。「初代けいすけ」自分は初めて耳にするラーメン屋さんだったのですが、「フレンチを12年、和食を5年手がけた店主・竹田敬介氏が2005年東京・本郷に『黒味噌らーめん 初代 けいすけ』を開店」し、「7種類の味噌に竹炭や生クリームを用いた黒味噌らーめんを提供し話題を呼んだ」そうです。「その後も『海老』、『渡り蟹』、『鴨』、『ふぐ』など店舗ごとにコンセプトの異なる新たなラーメン作りに挑戦し続けている」らしく、もう聞くだけで食べに行っちゃいたくなるようなラーメン屋さんですよね。渡辺製麺にはハードルが高すぎないか?w いやいや、ここは忘れちゃいけない中途半端なコンセプトですよ(笑)おそらく麺は毎度の氷結乾燥ノンフライ麺だと思うんですけど、基本的にスープが味噌ベースだと相性の良い麺なので、今回は少し期待を抱いても大丈夫かもしれませんね。海老味噌ラーメンということで、気になる海老の存在感も然る事乍ら、このシリーズが抱える最大の問題点、販売価格に内容が伴っているか否か、そこが最も大きな不安要素です。今回は税込278円なので、このシリーズにしてはミドルクラスですね。





は、「氷結乾燥したノンフライ麺」は、「生めんに近いもちもち感が楽しめ」て、「北海道産小麦使用」とのこと。おや? 製品説明に「北海道産小麦使用」の文は今回が初めてでしょうか。製造メーカーが北海道に拠点を構えているので、これといってサプライズな内容ではありませんし、今までにも使用していたのか、今回から新たに起用されたのかは分かりませんが、ちょっと氷結乾燥ノンフライ麺また進化したんじゃないですかね。指定の熱湯4分で食べ始めると、それなりに相変わらずのゴリゴリとした氷結乾燥ノンフライ麺らしさを感じるのですが、まず麺の解れにくさが一切気にならなかったことと、2分ほど余分に待ってやればゴリゴリ感は随分と控えめになり、やや低加水よりにシフトしていた前作と比べ、みずみずしさが増しているような印象。それでも食べた瞬間に氷結乾燥ノンフライ麺と分かる代物ではあるものの、今回の麺を食べて進化を確信しました。いやいや、ちょっと面白くなってきたんじゃないですかね。スープとの兼ね合いか、北海道産小麦使用の恩恵か、小麦感も適度な位置に落ち着いていたし、スープを弾くような素振りを見せることもなく、自己主張のバランスには適切な配慮が感じられました。

スープは、「芳醇な海老味噌のコクが味わい深いスープ」とのこと。まず液体スープを入れた瞬間から海老の芳醇で濃度の高い香りが湯気に乗って広がり、実際に味わってみても海老の濃度は香りに違わぬ存在感…いやいや、ちょっとスープもイイじゃないですかw どうした渡辺製麺w 味噌は米味噌がベースなので、それなりの輪郭を感じるタイプではあるものの、いつものような塩分濃度の高さによる塩カドのネガティブさは控えめ。そして海老感が実に膨よかな層を感じる風味で、海老殼を彷彿とさせる芳ばしさを意識した分かり易いタイプの海老感も然る事乍ら、有頭海老のミソを思わせる特有のコクがポイントとなっていて、一枚岩ではない断層が実に印象的だったんですよね。動物系の旨味は主張し過ぎずも確かにスープの土台を支えていたし、何より芳ばしさだけではない海老の旨味には本格さと個性が感じられ、味噌に一定の輪郭を持たせつつも海老を掻き消さない絶妙な立ち位置。ほんのちょっと一味唐辛子のアクセントもイイ感じだったし、渡辺製麺にしては(失礼w)硬派で本格的な内容です。原材料の成分を見ると、海老系の素材は3種類含まれていて、えびエキスで海老の旨味を、えびエキスパウダーで海老殻の芳ばしさを、さらに甘海老の頭から抽出した香味油、コレが正鵠ですね。海老殼では決して出せない海老の旨味演出していて、記憶に残るスープでした。どうした渡辺製麺w

は、「叉焼、もやし、メンマ、ネギ」とのこと。叉焼は寿がきや食品のペラチャーほど質の悪い個体ではないものの、税込278円のカップ麺にしては物足りないですね。ただ、モヤシは太く、そこそこ量も入っていて、存在感のある具材でした。メンマは食感こそクタクタなんですけど、渡辺製麺のメンマは味付けが程よく、風味はリアルなんですよね。取得価格を踏まえると、やや貧弱なイメージは否めませんが、企業の規模を考慮すると致し方ない項目でしょうか。もともと再現度を重視したカップ麺ではないので、好き勝手に書かせてもらいますけど(そうじゃなくても普段から好き勝手に書いてますがw)乾燥の桜海老やアオサなんかを入れたら、スープの海老と相乗効果が見込めそうですし、製品価値も飛躍的に高まるような気がしました。まぁ桜海老やアオサに掛かるコストの相場が一体どんなもんなのかは知りませんけど(本当に無責任なコメント極まりないw)

(標準は★3です)

★の数は4にするか5にするかで迷ったんですけど、渡辺製麺なので…サービスw いやいや、でも今回のローソン限定ラーメンデータバンク有名店コラボは当たりですよ。まず氷結乾燥ノンフライ麺ですが、確実に日々進化しています。それでも旧世代な印象に変わりありませんが、以前のようなネガティブさは随分と控えめになってきました。それからスープ、濃厚な海老の風味に期待して大丈夫です。海老殼系の芳ばしさで分かり易い海老の風味を演出しつつ、芳ばしさだけでは終わらせない甘海老の頭を使った出汁感が印象的で、それを掻き消さない味噌の塩梅など、意外なほど隙を感じさせない完成度の高さでした。やや具材の貧弱さは否めないのの、この仕上がりであれば価格帯もネックにはならないでしょう。エビラーは勿論、スープにウェイトを置いている人は買って損のない一杯だと思います。ほんと…どうした渡辺製麺w 今回ちゃんと美味しいじゃないかw(失礼)前回の「錦城 四川担々麺」では酷評する結果となり、今回は上出来の★5と、如何せん当たり外れの多いシリーズではあるものの、麺のブラッシュアップ然り、今回の海老が濃厚なスープ然り、第10弾のリリースも楽しみになってきました。この出来栄えが継続すれば、コスパの悪いイメージも払拭可能だと思います。ちなみに熱湯の量ですが、目安の420㎖きっかり計って喫水線ジャストでした。当ブログではコスパが悪いと連呼していたシリーズですが、今回の海老味噌ラーメンは素直にオススメしたいと思います。

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渡辺製麺「錦城 四川担々麺」



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今年の抱負として、“逆” ダイエット宣言した私 taka :a ですが、大晦日から正月にかけての勢いで、なんとか700gの増量を果たしたものの、普段の生活リズムに戻った途端、安定に減少し始めまして…すっかり元通りw いや、こういう事を書くとね、「うらやましい」とか、中には内心ハラワタ煮え繰り返ってる方もいらっしゃるかとは思いますが…減らすのと同じくらい増やすのも大変なんだぞw(知らんがな)

さて、本日の一杯は、渡辺製麺の「錦城 四川担々麺」です。ローソン限定発売の「ラーメンデータバンク有名店コラボ」第8弾に当たる製品で、名古屋の人気店「錦城」が監修したカップ麺とのこと。錦城のカップ麺と言えば以前、プライムワンからも「四川担々麺」がリリースされてたんですけど、製造はヤマダイ(ニュータッチ)でした。今では渡辺製麺の売りとなっている氷結乾燥ノンフライ麺ですが、生みの親である「とかち麺工房」が元々プライムワンから錦城の四川担々麺を出していて、自己破産してからヤマダイが製造を引き継ぎ、今回は渡辺製麺が担当で、ローソン限定商品なわけですけど、なんか勢力図とか大丈夫なんですかねw 当ブログではヤマダイの時に★6を叩き出した錦城の担々麺、渡辺製麺お手並み拝見ですよ。





は、「氷結乾燥したノンフライ麺(特許出願中)を使用」し、「生めんに近いもちもち感が楽しめる」とのこと。相変わらず旧世代感の否めないノンフライ麺ではあるものの、前回の「カドヤ食堂」から渡辺製麺の氷結乾燥ノンフライ麺にはマイナーチェンジを感じていて、やはり今回も以前と比べて旧世代らしいノンフライ麺特有のゴリゴリとしたゴムっぽいクセが控えめになり、随分と食べ易くなった印象を受けました。自分の好みとしては、もっと粉っぽい丸刃の低加水麺を合わせて欲しかったんですけど、これまでのデフォルトにあった汎用麺よりも低加水寄りにシフトしていて、この確かな変化は素直に好印象ですね。ただ、麺自体の塩気が強いことと、スープのライトな方向性から、バランスとしては完全に麺が勝ち気味に思えました。塩気の強さが一体感に寄与しているような効果は見込めなくもないですが、逆に麺の存在感を孤立させているように感じてしまったんですよね。低加水寄りになったとは言え、それでもスープを弾くタイプのノンフライ麺だったので、ちょっとバランスが悪かったです。あと、湯戻し時間は標準で4分となっていますが、やっぱり5~6分は待ったほうが自然ですね。それでもスープを拾わないので、最後まで麺が勝ち気味のまま試合終了でしたけど。

スープは、「ゴマのまろやかさに薬念醤の旨さと辛さを効かせた、辣油が香り立つ四川担担スープ」とのこと。醤油と和味噌がベースの担担スープで、醸造酢の酸味が軽いアクセントに。ただ、ヤマダイのスープほど酸味に輪郭はなく、印象的だった芝麻醤の存在感は圧倒的に弱くなり、スターアニス(八角)やシナモンの存在感が随分と目立ってます。唐辛子の辛さはピリ辛アクセントの範疇を超えないレベルだったし、四川と謳う割に辣味や麻味などの刺激的な要素は控えめで、それよりもスターアニスやシナモンの存在が表立っていた為、ヤマダイの作った錦城のスープとは随分と雰囲気が違いました。薬念醤の本格感さは、それなりに効果的だったとは思うんですけど、辣油の存在感も随分と大人しく、ベースも旨味に欠ける印象というか、ちょっと薄っぺらいスープですね。刺してくるような塩気ではなかったものの、塩分濃度の高さだけは一丁前でした。実際の味を知らない私は再現度云々を評価できませんが、ひとつの担担スープとして単純に評価すると、この水準では他社の強力な担担スープと比べて見劣りしてしまいます。この価格帯であれば、もっと強力な担担スープがありますからね。それに途中から和味噌の存在感が随分と強くなってきて、花椒や芝麻醤の存在感が控えめなもんだから、途中から担担スープなのか八角とシナモンの入った辛味噌スープなのか曖昧になる感じでした…w

は、「チンゲンサイ、肉そぼろ」とのこと。肉そぼろの原材料に含まれている “その他” の表記が漠然と怖いんですけどw っていうか形からして疑ってしまったのですが、予感的中。食感がエースコックの “程良く味付けした肉そぼろ” と非常に近いですw いや、アレと違って味はあったんですけどね。なんかこう、従兄弟的なw エースコックが製造に関わっているのでは…? と、思ってしまったほどです。反面、青梗菜超優秀w これ多分、フリーズドライの青梗菜ですね。青梗菜特有のホロ苦さと甘味が実にリアルで、サイズも厚みがあり、量もタップリ。正直、麺とスープはイマイチな仕上がりだったんですけど、この青梗菜は軽く感動レベルでした。っていうか原材料の “その他” って何なんだろうマジで…w

(標準は★3です)

まずヤマダイ製造の時に感じた印象とは随分と違っていたし、この価格帯でコレはちょっと…。いや、青梗菜だけは値段に相応しいクオリティだったので、ここだけは手放しに高評価ですw が、それだけじゃ及第点は付けられない感じでした。麺は汎用で、スープは深みに欠ける。麺に関しては致し方ないとは言え、スープもっと頑張れたんじゃないですかね。少なくとも、ヤマダイが作る四川担々麺のほうが数段上手だと思いました。そもそも違うコンビニのPBカップ麺ですし、渡辺製麺の製品と他社メーカーの製品を比べること自体がナンセンスな話なのかもしれませんけど、ちょっと今回はゴメンナサイ…。あと、妙にスターアニスとシナモンが目立って感じられたので、独特の甘味が苦手な方は避けたほうが賢明だと思います。もちろんコレはコレで個性的だったし、それなりに面白い担担麺ではあったものの、芝麻醤のコクだったり、四川=刺激的のイメージで臨むと肩透かしを喰らうことになるでしょう。一応、渡辺製麺のカップ麺ということで、評価のハードルを下げ、大目に見て及第点にするか悩んだのですが、麺とスープのバランスだったり、ひとつの担担麺として見たときの総合力だったり、それにコンビニ限定で税込288円という値段を踏まえると、ちょっと及第点は難しい感じでした。そもそも「一般的な監修商品は『店の味に近づける』というものが多いなか、同商品は『店の味をベース』にコンビニ向け商品として」という曖昧なコンセプトを掲げている為、評価に困る再現カップ麺シリーズなんですよね、コレ…でも一応、お店の監修商品なわけですし、一体どこに価値を見出すのが正しいシリーズなんでしょうね(苦笑)

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渡辺製麺「カドヤ食堂 しょうゆ味」


仮名:「キャサリン」骨犬。尚、性別は不明。

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今回の冒頭ネタは、ハウス食品の新商品「オー・ザック ローストビーフ味」です。熟成肉だったりTボーンステーキだったり、いろんなビーフフレーバーがあるんですねー。で、どのようにしてローストビーフ感を演出しているのか確認してやろうと原材料を見てみたら、ローストビーフ風味シーズニングなる成分が。いや、集約し過ぎだろw そもそも何だよローストビーフ風味シーズニングってw と、心の中でツッコミを入れつつ開封すると、オー・ザック特有の旨味成分を感じさせる独特の香りが漂ってきて、なんだろうこの安心感w オー・ザックならではの香りというか、うん。ちょっと例えるの難しいんですけど、ひとくち食べた瞬間、即座に断言できる「あ、オー・ザックだ」的な(漠然とし過ぎているw)そんなオー・ザックらしい旨味成分とビーフを軸に、ホースラディッシュとブラックペッパーの軽いアクセントでローストビーフ感を演出している模様。「ガパオ味」の時にも思ったんですけど、果たしてコレが何も言われずに出されてローストビーフだと分かる味か、そう問われたら答えはノーですw でもジャンクな旨味はバッチリなので、オー・ザックが好きなら特に不満なく楽しめるでしょう。ちょっと卑怯な気もしますけどねw 独特な旨味とホースラディッシュのアクセントが美味しいポテトチップスでした。

さて、本日の一杯は、渡辺製麺(「一風堂万能調味料」が気になる…)の「カドヤ食堂 しょうゆ味」です。「カドヤ食堂」まだ私は実際のラーメンに漕ぎ着けていないのですが、大阪は西長堀にある関西では非常に有名なラーメン屋さんで、もともとは大衆食堂としてオープンし、後に醤油ラーメンが名物になって、2001年から中華そば専門店にリニューアルされたのだとか。ちなみにローソン限定のカップラーメンで、「ラーメンデータバンク有名店コラボ」第7弾です。ただ、このコラボシリーズは基本的にコストパフォーマンスが非常に悪いイメージが強いのと、スープの塩カドが強い傾向にあるので、実食前の不安は否めませんが…。調べてみると2011年にもサークルKサンクスのオリジナルカップ麺として、「とかち麺工房」が中華そばの再現カップ麺を製造販売していたようですね。関西では名高い有名店が監修製品している期待感と、製造担当が渡辺製麺という不安から、複雑な心境で実食です…w





は、「氷結乾燥したノンフライ麺」で、「生めんに近いもちもち感が楽しめ」るとのこと。生麺に近いモチモチ感よりも、昔ながらのノンフライ麺を彷彿とさせるゴリゴリ感が強いので、生麺に近いは語弊のある表現ですね。指定の熱湯4分だと、まだゴムっぽくて不自然なので、1~2分は余裕を持って調理したほうが賢明かと思います。ただ、今回は普段よりも加水率が低めになっていて、ノンフライ麺特有のクセは幾分か控えめに感じました。他社のハイエンドカップ麺と比較すると、どうしても見劣ってしまうものの、単純に汎用麺だと思っていたので、この体感的な差は大きな収穫でしたね。ゴリゴリとした不自然な食感も後半になったら目立って気にならなかったし、ちょっと氷結乾燥ノンフライ麺に対する印象が変わりました。スープとの相性も良かったし、質感の差異は嬉しい誤算でしたね。

スープは、「旨味の詰まった鶏のエキスをベースに、豚骨をじっくり焼き醤油で煮込んだ焼きガラ醤油と魚介などを合わせた深みのある鶏清湯しょうゆ味」とのこと。まずフロントには醤油特有のクセを感じるほどの醤油感が待ち構えているので、体感的な塩分濃度は高く、醤油の強いスープが苦手な人は尻込みしてしまうかもしれません。斯く言う私がそうなので、ファーストインプレッションでは先制パンチを喰らってしまったのですが、多めに入った動物性の油脂成分が醤油のカドを包み込んでくれていたことと、醤油が引いたあとにジワジワと頭角を現してくる旨味への移ろいに滋味深さを感じられたことに好感が持てました。スープ単体で続け様に飲んだらヤバそうな雰囲気ではあったものの、ひとくち含み、ゆっくりと飲み込んだ後、じんわりと上がってくる旨味の余韻に真価が現れるような奥深さが印象的です。やや酸味のある醤油感も闇雲に尖っているわけではなく、むしろ醤油特有のクセが本格さに寄与していたし、チキンエキスに加えて焼きガラ醤油という見慣れない成分が本格さを増長しているようで、さらに砂糖とは違う味醂の深みや混合削り節の下支えなど、醤油のキレを尊重した正統派の中華そばとしての完成度は渡辺製麺とは思えないレベルでした。私個人的な好みで言えばスープ単体だと厳しい濃さだったんですけど、麺を食べるには程よい塩梅だったし、途中で熱湯を足して薄めても物足りなさは皆無だったので、結果的な印象は非常に良かったです。普段から塩気に敏感な人は、気持ち熱湯を多めに準備しておくのがいいかも。

は、「叉焼、メンマ、ネギ、海苔」とのこと。叉焼は如何にもカップ麺的なペラチャーで、高級感は皆無。寿がきや食品のように邪魔な存在になってないだけマシってもんですが、やはり価格帯を思うと貧弱な肉具材ですね。メンマも汎用的で、相変わらず柔らかめの食感だったんですけど、特有の発酵感に輪郭があるのは好印象。葱は完全なる小葱だったので、勝手に後入れしたのですが、香りが一段と際立ち、麺に絡んで口に入った時の風味がアクセントとして非常に効果的でした。そして海苔は今回のスープと相性抜群で、中華そばらしい正統派の醤油スープに浸して旨味を染み込ませ、油脂成分を纏わせて麺と一緒に食べたら最高に美味しかったです。でも、たったの1枚っていう…しかも小さいw ビジュアル的には貧弱さに拍車が掛かってしまうことになりますが、個人的にはペラチャー要らないから海苔もう1枚増やして欲しい感じでしたw 焼海苔の追加投入、オススメです。

(標準は★3です)

いつもの氷結乾燥ノンフライ麺に醤油カラいスープなんだろうなぁ…と、実食前の不安が拭えないままのスタートだったんですけど、なんのなんの。まず麺のゴリゴリとした態とらしい食感が普段よりも控えめだったったことに驚いたし、確かに想像通り醤油感の強いスープではあったものの、熱湯の量で調節しても問題のない確かな旨味と作り込みの丁寧が感じられたスープは非常に印象の良いものでした。価格帯を思うと具材に関しての貧弱さは否めませんでしたが、ここ最近の氷結乾燥ノンフライ麺と比べて確かな変化の感じられたノンフライ麺にクオリティの高いスープということで、270円オーバーという値段を踏まえても★4で差し支えないと思いました。やっぱり熱湯を足しても希薄なスープになることがなく、自分好みに調整できるという好みの幅に対する適応力が好印象でしたね。醤油の存在感が光る正統派の中華そばらしいスープが好みであれば、満足度は★5のポテンシャルを兼ね備えた一杯と言えるかもしれません。いやー今回ちょっと良い意味で予想を裏切られましたよ。確かに前評判の高いレビューもあったのですが、自分の好み的にどうなのかな…って思いつつ、疑い晴れぬままの実食だったのでw そんな自分でもスープの満足度だけで言えば、全く以て★5で差し支えないクオリティの高さだったのが予想外に嬉しかったです。もし希望小売価格が税込298円だとギリギリ★3クリアかな…だったかもしれませんが、何気に税込278円だったので、今回の作り込みであれば価格帯も妥当なラインですかね。あくまでも中小企業的に。ただ、願わくば一律260円までに抑えてくれると嬉しいかな。「ローソンストア100」で売ってたらコスパ最強なんですけど、残念ながらローソンストア100を除く全国のローソンで販売中ですw

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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© Posted by taka :a
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