サンヨー食品「サッポロ一番 パスタデリ ペペロンチーノ スパゲッティ」



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ヤマザキビスケットの「チップスター バターチキンカレー味」を食べました。今年の9月1日から「ヤマザキナビスコ」が「ナビスコ」ブランドのライセンス契約を終了し、社名変更したんですよね。「オレオ」や「リッツ」クラッカーの「プレミアム」などの製造は終了したらしいのですが、「チップスター」などの自社ブランド製品は今後も引き続き製造販売されるそうです。さて、昨今流行りのバターチキンカレーですが、自分はスナック菓子や総菜パン、日清食品の「カレーメシ」などで実食経験があるものの、専門店などで本格的なバターチキンカレーは食べたことがないんですよね。とりあえずバターチキンカレーを題材にした製品で共通しているポイントは、トマトの風味,バターのコク,丸みを帯びた乳製品系のマイルドさと柔らかなスパイス感でしょうか。今回の味わいも然り、まずトマトの旨味と軽い酸味が来て、マイルドなスパイス感が後を追いかけ、バターのコクが全体を柔らかく包み込んでいます。カレーらしいスパイスの刺激に振ったようなタイプではなく、あくまでも香り重視な印象。スパイスの刺激に期待すると物足りなさを感じてしまうものの、実際のバターチキンカレーもマイルドな刺激が特徴みたいですし、これで正解なのでしょう。もともとタンドリーチキンを作る際、余ったソースにトマトやバターを加えてアレンジしたのが始まりとされているので、香辛料とヨーグルトに漬け込んだ鶏肉を焼くタンドリーチキンのアレンジという起源から、乳製品系のマイルドさにも納得。と、調べながら食べて、またひとつ勉強になったw 本物は食べたことはありませんが、そんなイメージからバターチキンカレーの特徴は上手く再現されているように思いました。マイルドなカレー味が好きな人は、素直にハマれるチップスターかと。ちなみに「オレオ」「リッツ」「プレミアム」は、「モンデリーズ・ジャパン」(「クロレッツ」や「リカルデント」などを販売している会社)が国内販売を引き継いだそうです。

さて、本日の一杯は、サンヨー食品の「サッポロ一番 パスタデリ ペペロンチーノ スパゲッティ」です。パスタ系のカップ麺と言えば、日清食品の「カップヌードル パスタスタイル」や、異色の立ち位置ではあるものの、「日清焼すぱ」など、油揚げ麺を採用したブランドと、そして同じく日清食品から生タイプ麺を起用した「日清Spa王」などがポピュラーですが、サンヨー食品はノンフライ麺を起用したパスタ系のカップ麺を意欲的にリリースしてくれていて、油揚げ麺や生タイプ麺よりもノンフライ麺のパスタが好きな自分としては、いつも好印象に思っていました。そんな中、なんとノンフライ麺なのにオープン価格の廉価版という立ち位置で発売されたのが今回のカップ麺。日清食品の「日清焼すぱ」然り、エースコックの「茹でたて名人」然り、最近は廉価版とは思えないクオリティのカップ麺が多数リリースされていますし、今回はノンフライ麺を起用したパスタということで、需要的にも取り敢えず★3は確定的なオーラを放っているw いやいや、それでも所詮は廉価版、みたいな仕上がりである可能性も否定できないので、実際に食べてみないと分かりませんけどね。なんてダラダラと語ってないでサッサと食えですねスイマセンw





は、「デュラムセモリナを使用することで、よりパスタらしいコシとハリのある食感を実現し」たとのこと。うーん、これは…廉価版だからと侮るなかれ。デュラム小麦を100%使用したノンフライ麺ということで、かつての「デュラムおばさん」シリーズや、「ポルチーニが香るクリームソーススパゲッティ」「激辛トマトソーススパゲッティ」など、定価の設定された変わり種のスパゲッティがありましたけど、それらと比較しても引けを取らない完成度の高さです。ただ、少し麺の密度が落ちたというか、みずみずしさが控えめになって、やや粉っぽくなったように感じました。湯戻しの加減かな? でも値段を考慮したら全く以て許容範囲内な仕上がりだと思います。しっかりと小麦っぽい香りと風味も感じられたし、生タイプ麺が得意としないアルデンテ食感を意識することで、他社製品との差別化も図られていて良かったです。これでオープン価格の廉価版という立ち位置ですから、素直に上出来な内容だと思いますよ。麺の量は70gと汁なしカップ麺の平均値(90g)よりも少なめだったんですけど、そんなに気になりませんでした。

ソースは、「ガーリックのうまみにアンチョビペーストの風味をアクセントにし、香り高いエキストラバージンオリーブオイルで仕上げた、 ガーリックベースのパスタソース」とのこと。麺と同じく、廉価版だからと侮るなかれ。まず基本となるオイルに、きちんと香り高いエキストラバージンオリーブオイルを使用していることが好印象。香味食用油や食用こめ油も使われているのですが、オリーブ油の含有量は多く、こだわりを感じました。オリーブオイル特有の風味と香りが確かに感じられたし、オイルべース系のパスタとして上質なオイルを使用してくれたことには好感が持てますね。強烈にフロントから攻めてくるわけではなかったものの、ペペロンチーノには欠かせないガーリック感も押さえ、アンチョビペーストの風味を加えることで味に複雑味と奥行きを生み出しています。シンプルな内容ですが、オリーブオイルの香りとアンチョビペーストの風味が本格さを演出する上で効果的だったし、きちんと基本を押さえた上でオイルにも拘りを見せるなど、廉価版とは思えない本格さが感じられたパスタソースでした。もっとガーリック感が強ければ、もっとアンチョビペーストの風味にクセがあっても、という不満の声が聞こえてきそうな懸念は無きにしも非ずではあったんですけど、オープン価格の製品ですからね。その立ち位置を思えば、申し分の無い内容だと思います。

具材は、「フライドガーリックの香ばしい風味が食欲をそそり、唐辛子のピリッとした辛みがソースのおいしさをいっそう引き立」て、「パセリを加えて彩りよく仕上げ」たとのこと。フライドガーリックも唐辛子も特筆すべき量ではありませんでしたが、ペペロンチーノとして必須の具材ということで、ソツなく押さえてくれています。フライドガーリックは厚みがあって、大きめサイズが好印象。ただ、食感は妙にサクサクとライトだったのでw ちょっと廉価の差を感じたんですけどね。でもフライドガーリック特有の芳ばしさがソースのガーリック感を確実に後押していたし、唐辛子によるピリッ、とした引き締め効果も味に寄与ていました。さらにパセリが入ることで見た目にも彩りが良く、その香りと風味もアクセントに効果的で、ギミックではない存在価値を見出せたのが良かったです。

(標準は★3です)

まずテーマとなっているペペロンチーノですが、これを題材として採用したのが大きな勝因のひとつと言えるでしょう。もともと多彩な具材の入らないシンプルなテーマですから、コスト調整の面でスパゲッティとソースに集中できますし、きちんと具材の項目ではペペロンチーノに必須のガーリックと唐辛子を押さえつつ、彩りに気を遣ってパセリまで入れる余裕すら見せてくれたことが好印象。それでいてスパゲッティの完成度は、これまでのノンフライパスタと比較しても酷評すべき目立った落ち度は感じられず、ソースも廉価版とは思えない本格さを兼ね備えていたし、オープン価格の廉価版という立ち位置を超えた説得力の持ち主でした。細かく追求していくと、廉価版であることがネックに感じてしまったポイントとして、ちょっと麺が粉っぽかったり、具材のフライドガーリックが軽かったりと、そのビハンドはゼロではなかったものの、ノンフライパスタがオープン価格で食べられる、という価値を思えば全く以て許容範囲内の不満かと思います。兎にも角にも、結果的に廉価版とは思えない本格さと完成度の高さが感じられたことから、かなり気合を入れて製品開発に取り組んだことが汲み取れるような内容だったので、とても印象が良かったですね。食塩相当量の数値も2.2gと汁なしカップ麺の中では低い数値だったし、基本的に汁ありカップ麺のようにスープを捨てて調整できない仕様上の問題から、この控えめな数値も評価できるポイントになってくるのではないでしょうか。単純に味だけなら★3+かなー、と思ったんですけど、ペペロンチーノとして成立させる為の根本として押さえるべきポイントを押さえつつ、廉価版だからと言って大きな物足りなさを感じさせない本格さを兼ね備えていたり、そんな取得価格以上の価値が見出せたことと、ノンフライパスタという需要を加味して、★ひとつプラスしました。平均的な販売価格は100円前後、店舗によっては余裕で税込価格100円を切るでしょうし、コストパフォーマンスに優れた一杯だと思います。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:サッポロ一番 パスタデリ ペペロンチーノ スパゲッティ
製造者:サンヨー食品
内容量:90g (めん70g)
発売日:2016年8月29日 (月)
発売地区:全国
希望小売価格:オープン価格
JANコード:4901734028833

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:610㎖
調理時間:熱湯5分
小袋構成:2袋 (パスタソース・トッピング)

~標準栄養成分表~

1食 (90g) あたり

エネルギー:379kcal
たん白質:10.5g
脂質:15.0g
炭水化物:50.4g
ナトリウム:860mg

(食塩相当量:2.2g)

原材料名:めん(小麦粉(デュラムセモリナ)、植物油脂、食塩、大豆食物繊維、粉末卵)、ソース(香味食用油、オリーブ油、アンチョビペースト、食塩、食用こめ油、糖類、香辛料、酵母エキス)、ふりかけ(フライドガーリック、唐辛子、パセリ)、酒精、レシチン、トレハロース、調味料(アミノ酸等)、香料、加工でん粉、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、増粘剤(キサンタン)、香辛料抽出物、(原材料の一部に乳成分、豚肉を含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・大豆・豚肉

引用元URL:http://www.sanyofoods.co.jp/products/more/more_product_0556.html

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コメント

No title
これこれ、大好きなんです。
私、カップ麺食べるようになったのは
ハシダさんやtakaさんの影響が大きいのですが
スパ的なのは好きで時々食べていたんですよ~
特に最近の麺の感じは素敵ですよね~
Re:やよ~ん♪(ヤヨ)さん
おっ! 「パスタデリ」既に実食されていましたか_φ(. .*)

コレほんと、廉価版とは思えない仕上がりでしたね。

オープン価格でノンフライ麺、というだけで需要を感じるのですが、
さらにパスタというジャンルですから、かなり強力なブランドかと。

> 私、カップ麺食べるようになったのは
> ハシダさんやtakaさんの影響が大きいのですが
そういっていただけて嬉しいです♪

自分はカップパスタだと生タイプ麺よりも
ノンフライ麺派だったので今後のリリースが楽しみです!
No title
これ、スパ王ペペロン食べた直後なので
スルーしてしまったんですよね~ (^_^;)
今になって思えば誤ったチョイスでとても後悔しています。

よく考えたらこの製品(シリーズ)はカップパスタ界では
とても画期的な製品かもしれませんね。

あえてのオープンプライス設定。
具をセーブしたメニュー提案。
今までにない斬新な取り込みが盛り込まれた製品!
なんとなく日清の焼すぱに通じるものがあります。
ってか、ライバルはスパ王じゃなく焼すぱでもいいかもね?
No title
takaさん、こんにちは!

この商品はほんと素晴らしかったですね!

これまでどうしても価格の高さがネックだったカップパスタを
そこそこの値下げではなく、いきなりのオープンプライス化ですからね!

お店で見たときに「安いなぁ」とは感じましたが、
オープン価格だと知ったときにはびっくりしました!(=゚ω゚)

でもって、麺、具材、ソースのどれもオープンプライスとは
思えないぐらいの安定感があり、これはかなり強そうですね!

今ではスーパーでも目立つ位置で並んでいることが多いですし、
これはサンヨー食品にとって起死回生の商品になりそうですね!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:たういパパ
Spa王のペペロンを食べた直後だったなら
なおさら比較の記事を書いて欲しかった!w

オープン価格でノンフライ麺というだけで
一定の需要が見込めますし、しかもノンフライ麺ですからね。

ちょっと贔屓目に見ている部分があるかもしれませんが(苦笑)
自分としては非常に好印象なカップ麺に映りました!

> なんとなく日清の焼すぱに通じるものがあります。
> ってか、ライバルはスパ王じゃなく焼すぱでもいいかもね?
うん、イメージ的に「Spa王」よりも「焼すぱ」が対抗馬になりそうですね。
これは今後の展開が非常に楽しみなブランドになりました_φ(. .*)
Re:かーとさん
こんばんは!

いやー、サンヨー食品さん思い切っちゃいましたね(笑)
ノンフライパスタをオープン価格化には本当に驚きました!

それでいて投げ遣りな製品じゃなくて、
ちゃんと美味しいんですよね。ひと昔前なら
普通に定価でも通用しそうな完成度でしたし!

ちょっと麺の粉っぽさが自分は気になったんですけど、
これに関しては湯戻し時間の延長で解決できそうな問題だったし、
中でもソースの作り込みは本格的で、値段以上の価値が見込めました。

かーとさんの「Spa王」との比較を読んで感じた事ですが、
これからカップパスタ界にも盛り上がりが期待できそうで楽しみです。

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