エースコック「一度は食べたい名店の味 ぜんや 行列必至の塩ラーメン」



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ユニーホールディングスとファミリーマートの統合記念商品第1弾として発売された、カルビーの「きわじゃが うすしお味」を食べました。記念商品の第1弾にしては随分とシンプルなイメージなんですけど、「カルビーが、『最もおいしいポテトチップス』をコンセプトに、全国のファミリーマート・サークルK・サンクス店舗に向けて開発した商品」ということで、ニュースリリースからは確かな気合の入れようを感じますね。開封するとパッケージに描かれているような波型のポテトチップスが入っていて、食べ易くタテにカットされています。同社の「堅あげポテト」程ではなかったものの、通常のポテトチップスよりも厚みがあり、思っていたよりもザクザクとした堅めの食感。味付けが素材の風味を尊重したシンプルな塩味なのと、じっくり噛んで味わえる堅めの食感が相俟って、ジャガイモの持つ素材の旨味がダイレクトに感じられました。全く以て飾り気はなく、派手さや奇抜なインパクトこそ感じられませんでしたが、純粋に塩味のポテトチップスを極めてきたような職人気質を感じる仕上がりから、確かな手応えを感じられたのが良かったです。シンプルイズベスト。内容量は40gなので、ちょっと少ないんですけど、量を質が補うようなスタイルということもあり、実際の仕上がりも伴っていた為、内容量の少なさも良い意味でリッチな印象に作用していると自分は感じました。決してコスパが高いとは言えませんが、コスパよりも質を重視する人は確かな価値が見出せると思います。おそらく第2弾以降もベースのポテトを踏襲した上で、味付けを変えて展開していくカタチになってくると思うんですけど、このポテトにはポテンシャルの高さが見込めたし、今後のリリースが素直に楽しみです。何より「最もおいしいポテトチップス」っていうコンセプトが魅力的じゃないですか。次は何味かなー。

さて、本日の一杯は、エースコックの「一度は食べたい名店の味 ぜんや 行列必至の塩ラーメン」です。「一度は食べたい名店の味」というエースコックの新シリーズなんですけど、有名店の再現カップ麺が主流の昨今、不安その1「新シリーズなのに新鮮味が感じられない」、不安その2「これ続くの?」w 最近は「EDGE」シリーズの新作も疎かになってますし、「全国ラーメン店マップ」のように1年に1回しか新商品のリリースが行われないようなシリーズものとして体を成していないブランドもあるので、存続とリリースの頻度が気になるところ。っていうか、既に忘れ去られつつある「全国ラーメン店マップ」と立ち位置が被ってないですかねw 今さら有名店再現カップ麺の新シリーズっていうのもアレですけど、監修店となった「ぜんや」の塩ラーメンは、「1999年創業、埼玉県の有名店」だそうで、「『1日100食限定』売り切れ必至であることから、『究極の一杯』と謳われ、連日長蛇の列をつくる人気のラーメン」だそうです。行列必至の有名店で1日100食限定かぁ…あっという間に売り切れちゃうんだろうなー。タテ型であることに若干の不安を感じつつも、再現カップ麺らしく有名店監修らしさが感じられることに期待して。





めんは、「しっかりとした噛み応えのある角刃の太めん」で、「スープとの相性もよく、食べ応えのあるめんに仕上げ」たとのこと。縮れの付けられた厚みのある熱湯5分の太麺で、麺の密度が高く、麺単体としての存在感から強い自己主張を放つ油揚げ麺です。なんか、油そば系のカップ麺でも使えそうな勢いですよw でも今回のスープは複雑味を売りとしながらも力強さを兼ね備えていたので、結果的に太めの油揚げ麺でも成立していました。ただ、規定の時間で食べ始めると少しゴワゴワとした食感で、それが大きなネックに感じてしまったんですよね。時間の経過によって適度に緩み、スープとの馴染みが増してくれたので、結果的には自然に楽しめたものの、気持ち2,3分…いや、思い切って4,5分くらい余分に待った方が無難かもしれません。実際、食べ始めて、うーん…。からの5分経過以降が自分的に食べ頃でした。麺の密度が高いので、そう簡単にヘタレることはありませんし、時間に余裕を持って調理する事をオススメします。そんな麺単体としての存在感を放ちつつも油揚げ麺特有のネガティブな印象はサイズに反して控えめだったので、同社の「カドメン」で培われてきたノウハウを感じました。原材料には砂糖が練り込まれているのですが、油揚げ麺特有の甘味と砂糖の適度な甘味が塩スープの中で映えていて、その兼ね合いが美味しかったです。(← 油揚げ麺の甘味が好きな人w)

スープは、「鶏と豚や野菜の旨みを加えた、シンプルながらもクセになる塩ラーメンスープ」に、「ホタテや昆布の風味豊かな旨みにジンジャー等の香辛料をバランスよく利かせることで、行列必至のこだわりの一杯に仕上げてい」るとのこと。ひとつ一点に特化したような分かり易いインパクトを持たせたり、塩のキレで喰わせるようなタイプではなく、複雑味を売りした奥床しい塩スープです。原材料では鶏・豚エキスや動物油脂の表記が手前にあるように、まず動物系の明白な厚みが好印象。ファーストインプレッションでは鶏油の芳ばしさを効かせつつ、奥から動物系のコクに負けないホタテの旨味がグイッ、と上がってきて、二枚貝のようなインパクトこそ感じられないものの、丸みを帯びたホタテらしい貝の旨味が確かに存在しています。そして昆布の下支えが旨味の相乗効果を図り、適度な煮干の主張が魚介の旨味を増幅。エースコックが香味野菜を用いた場合、香味野菜特有のキレを立ててシャープさを効かせてくる傾向にあるんですけど、今回は生姜を中心とした香味野菜のキレを演出しつつ、あくまでもバランスブレイカーにならない主張に止めてあって、各旨味を相殺していなかったことに好感が持てました。煮干の存在感も魚粉のインパクトで攻め立てるような主張ではなく、あくまでも魚介の要素に幅を持たせ、フレームワークの一部としてホタテと共に骨格を固めているような存在感で、動物系のコク、ホタテの旨味、昆布の下支え、煮干の主張、そして各要素の個性を壊さない範疇で引き立て役に徹していた香味野菜と香辛料の絶妙なバランスは素晴らしかったです。繊細な複雑味を感じる構成から、欲を言えばノンフライ麺で食べたかったんですけど、旨味に層を感じる厚みと力強さを兼ね備えていた為、油揚げ麺でも成立していた、というのも今回の大きなポイントのひとつですね。きちんと丁寧な作り込みの感じられる仕上がりで、実際のラーメンを食べたことがない自分でも、お店の個性が垣間見れました。そんな印象から、再現カップ麺というジャンルのコンセプト的にも為すべき役割が果たせていたし、確かな価値が見出せたのが良かったです。タテ型でも侮るなかれ、って感じでした。

かやくは、「食べ応えのある焼豚をメインに、程良く味付けしたメンマ、色調の良いほうれん草、ねぎ」とのこと。タテ型カップに丸型の焼豚が如何にもエースコックらしいビジュアルを醸し出していますが、質は可も無く不可も無しw 取り立ててチープな肉具材ではないものの、取り立てて特筆すべき点も無いのが本音ですw ただ、雰囲気を醸し出す上では効果的な存在となっているし、鼻に付くようなケミカルな風味も感じられず、値段を思えば及第点の肉具材だと思います。メンマはサイズこそ小さいものの、食感と風味には輪郭があって、乾燥メンマに強い安心と実績のエースコック品質。そして塩ラーメンにホウレン草という組み合わせが個性の演出になっていたし、実際に塩スープとの相性は良好。ほのかに青葉特有の苦味や、特有の風味が感じられる存在価値のある具材でした。エースコックのタテ型は、基本的に汎用の丸型焼豚,メンマ,葱というオーソドックストリオが恒例だったりするんですけど、今回はホウレン草が加わることで確かな個性が感じられたし、印象に残る工夫が見られたのが良かったです。

(標準は★3です)

欲を言えばノンフライ麺で食べたかったんですけど、タテ型で油揚げ麺を採用した製品にしては特有のネガティブさが控えめで、お店の個性が感じられる仕上がりに好感の持てた一杯でした。ただ、ファーストインプレッションで受けた麺とスープのバランスが尾を引いてしまい、それが自分は気になってしまったので、総評は少し厳しめに見ています。カドメンの流れを汲んだ平打ちタイプの麺を採用すれば、もっと素直に楽しめるような気がしました。とは言え、時間経過によって結果的にスープと麺の均衡は保たれていたし、お店の個性が垣間見れた鶏豚のコクに負けないホタテと煮干の旨味を感じる多重奏なスープのバランスは、複雑味と個性を感じさせつつも小難しい難解さは与えず、単純に美味しいと思える受け入れやすさを兼ね備えていたので、本格的でありながら敷居の高かさを感じさせないのが良かったです。ことバランス感に関しては特筆に値する仕上がりだったので、塩ラーメンが好きな人は手に取って損のない一杯と言えるでしょう。さて、あとは兎にも角にも続編のリリース頻度ですね。いろいろ書きましたけど、結果的に今回は印象が良かったので、まず第1弾で打ち切りはないでしょう。取り敢えず、第2弾の発売が忘れた頃の2017年夏になったり、シリーズ第2弾にして早速「ぜんや」の焼き直しでないことを祈ってますw リリースの頻度と監修店のレパートリーが少な過ぎたことから、シリーズ系のブランドとして機能していなかった「全国ラーメン店マップ」ですが、もしかたら今回の「一度は食べたい名店の味」シリーズとして生まれ変わったのかもしれませんね。また忘れた頃に新作が出てきたら笑いますけど…w

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:一度は食べたい名店の味 ぜんや 行列必至の塩ラーメン
製造者:エースコック
内容量:90g (めん70g)
発売日:2016年8月22日 (月)
発売地区:全国 (コンビニ・スーパー等)
希望小売価格:205円 (税別)
JANコード:4901071278854

麺種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:440㎖
調理時間:熱湯5分
小袋構成:1袋 (液体スープ)

~標準栄養成分表~

1食 (90g) あたり

エネルギー:362kcal
たん白質:8.0g
脂質:12.0g
炭水化物:55.4g
ナトリウム:2.6g
(めん・かやく:0.7g)
(スープ:1.9g)
ビタミンB1:0.25mg
ビタミンB2:0.23mg
カルシウム:189mg

(食塩相当量:6.6g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、砂糖)、スープ(鶏・豚エキス、動物油脂、食塩、魚介エキス、糖類、植物油脂、しょうゆ、野菜エキス、香辛料、たん白加水分解物、全卵粉、コンブエキス、でん粉、発酵調味料)、かやく(焼豚、メンマ、ほうれん草、ねぎ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、酒精、かんすい、香料、カラメル色素、カロチノイド色素、甘味料(ソルビット、甘草)、微粒二酸化ケイ素、酸化防止剤(ビタミンE)、増粘多糖類、香辛料抽出物、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に卵、乳成分、ゼラチン、ごまを含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン・ごま

引用元URL:http://www.acecook.co.jp/news/pdf/1607_TLSO.pdf

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コメント

No title
なんかフツ~に美味しいのですが
フツーにすぐ忘れる感じの内容でしたね。

麺はエラく太麺で困惑しましたww
まぁ7分戻しで事なきを得ましたがww

スープは魚介系も入っていましたがこれくらいなら大丈夫!
むしろそれが美味しいと感じられました。

で、今さら感満々のこの有名店コラボシリーズ・・・
やはりここは頑張って発売頻度を短くして
話題性と高めなきゃしんどいでしょう。

せめて1製品/3ヶ月程度の頻度で!

この程度の製品ならどのメーカーでも作っているので、
シリーズとしてデザインを統一するとかすればいいのでしょうが、
このデザインではそういう雰囲気も感じられませんね。
No title
takaさん、こんにちは!

エースコックというと白湯系でギミックに走ったりして、
いろいろと滑ってしまうことも多い印象があったりしますが、
今回は様々な魚介要素の重ね方が上手かったのが印象的でしたね!

動物系の旨さもしっかりとあり、魚介は煮干やホタテが合わさり、
どれかが突出するわけではないけど旨味にちゃんと重層感があり、
なおかつきれいにまとまっているなど、お店のスープの持つ良さが
伝わってくるようなスープに仕上げられていたのは見事でしたね!(●・ω・)

ただちょっと麺についてはこれでいいのかどうか迷いもしましたが;

最近のエースコックの麺は油揚げ麺臭が弱いのはいいのですが、
スープを壊しはしないものの食感やスープとのなじみで難を見せて、
麺とスープの相性について首をかしげるケースがありますよね;

ちょうどこの次の記事で紹介されている「味覇」もそれに近いですが!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:たういパパ
スープは出来が良くて、素直に好印象だったんですけど、
油そば系のカップ麺に入ってそうな麺が浮いてる感じで、
そこがちょっと残念な印象を残してしまったんですよね。

> まぁ7分戻しで事なきを得ましたがww
自分は7分でも足りないと思いましたw

このくらいスープの煮干ならパパでもOKみたいですね♪

> で、今さら感満々のこの有名店コラボシリーズ・・・
そうそう、この今さら感も否めないところ…
やはり2,3ヶ月に1回は新作を出してもらわないと、
シリーズとして体を成していないと思わざるを得ませんからね。

> この程度の製品ならどのメーカーでも作っているので、
それを言っちゃぁ…w でもタテ型で有名店再現系と言えば、
日清食品の「有名店シリーズ」が飛び抜けた出来栄えですから、
なんとか差別化を図ってブランドの存続を心掛けてもらいたいです。
Re:かーとさん
こんばんは!

今回のスープは最近のエースコックが作る豚骨系で有り勝ちな
ギミック的なネガティブさが無くて素直に印象が良かったです!

> どれかが突出するわけではないけど旨味にちゃんと重層感があり、
そうそう、味わい深さとバランスの良さに店の個性が垣間見れたんですよね。

具材のホウレン草も個性を演出する上で効果的でしたし!

ただ、次記事の「味覇」然り(苦笑)

やはり麺はチョイスミスだったと思います。、
もうちょっと他にあったと思うんですけどね。

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