東洋水産「マルちゃん 四季物語 夏限定 はもだし塩らーめん 梅風味」



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ケンタッキーのツイスター、いつの間にか「野菜たっぷりツイスター」にリニューアルしてますね。価格が290円から340円に値上がりしちゃったんですけど、野菜好きとしては素直に嬉しいリニューアル。もともと入っていたレタスの量が増え、新たに水菜と人参が追加されたのですが、あんまり水菜は目立ってなかったかなぁ。でも人参は量の割に主張が強くて、かなりツイスターの印象が変わったように感じました。なんかこう、人参の存在感によって “野菜を意識してます” 感が明白になっているというか、ちょっと人参の存在感を見くびってましたw 見直したぜ人参(別に見損なっていたわけではありませんがw)

さて、本日の一杯は、昨日の「青唐辛子ちゃんぽん」に続きまして、東洋水産の「マルちゃん 四季物語 夏限定 はもだし塩らーめん 梅風味」です。これまでは揃えて入手するのに骨が折れるシリーズだったんですけど、2品とも取り扱っている店舗が多く、今回は容易に入手できました。夏に旬を迎える鱧(はも)ですが、まさかカップ麺のテーマに起用されるとは思いませんでしたね。 「旨みふぐだしうどん」の時にも感じたことなんですけど、素材に対して攻めの姿勢にあるというか、意欲的ですよね。梅の風味にも注目しつつ、頑張って鱧を探したいと思いますw





めんは、「なめらかでソフトな弾力のある麺」とのこと。原材料にコンニャクが練り込まれている油揚げ麺で、おそらく春限定の「あさりだし醤油らーめん」に使われていた油揚げ麺と同じだと思います。規定の時間を守ると柔らかめに仕上がり、どちらかと言うとヌードル系の油揚げ麺に近い印象なんですけど、コンニャクが練り込まれていることによって独特の弾力が生まれ、ヌードル麺とは一味違った個性が感じられるんですよね。麺単体としての自己主張は弱く、食べ応えよりもスープとの馴染みを意識しているような傾向にあって、油揚げ麺特有の風味も控えめ。ただ、今回のスープは極めて繊細さを売りにした路線だったので、若干ながら油揚げ麺特有の風味が気になってしまう節もあったんですけど、スープに激しく干渉しているようなネガティブさは感じられなかったし、この程度の風味であれば許容範囲内かと。欲を言えばノンフライ麺で食べたかったのですが、価格帯を思えば油揚げ麺なのは仕方ないですよね。スープの邪魔をしないよう努力している姿勢は確かに感じられたし、実際に麺とスープの均衡は保たれていました。

スープは、「はもと昆布の旨味をベースに、梅の風味でアクセントをつけた、すっきとしたスープ」とのこと。まず好印象だったのが、原材料(添付調味料)で真っ先に鱧エキスが書かれていたこと。原材料の並びは含有量の多い物ほど手前に記載されるんですけど、その中で鱧が先頭とは、なかなか粋なことしてくれるじゃないですか。それに粉末野菜や昆布エキスの下支えがあったとは言え、鱧以外の魚介エキスや動物エキスは含まれておらず、実に潔い構成です。その味わいは非常に淡白で、近い例を挙げると鯛出汁を彷彿とさせるのですが、鯛ほどの力強さや癖は感じられず、それでいて淡白でありながら脂の乗りを感じさせてくれる旨味に鱧らしさが見え隠れしていて、繊細な滋味深さを演出している出汁の風味には確かな個性を感じました。他の魚介エキスや動物エキスが加わると、この繊細な旨味が陰に隠れてしまっていたと思うんですけど、あくまでも旨味の相乗効果を図ることに徹底していた昆布エキスと、主役となるエキスを鱧1本に絞ることによって、これが鱧だという旨味が的確に表現できていたと思います。この潔さ、素晴らしい。梅の風味は前に出てくるタイプではなくて、あくまでも優しく香る程度。そして梅は酸味だけでなく、きちんと梅らしい風味も意識していたのが良かったです。あまり梅の酸味が強いと鱧の個性が掻き消されてしまうのではないか、という危険性を感じていたのですが、全く以て杞憂に終わりました。文字通り、良い塩梅だと思います。

具材は、「味付鶏挽肉、花形なると、たまご、ねぎ」とのこと。味付鶏挽肉は味付が薄めだったんですけど、おそらくスープの繊細さを壊さない工夫だったのでしょう。ただ、今回のスープに肉具材は蛇足的だと私は感じてしまったので、メイン具材には白身魚の摘入を2,3個とかが嬉しかったかなぁ。花形ナルトは見た目に可愛かったし、ふわふわのタマゴは優しいスープと相性が良くて美味しかったです。飾りで終わらない高級感のあるネギも好印象。全体的な量はカップのサイズを考慮しても少なかったんですけど、スープの個性を思えば量は致し方ないでしょう。残念ながら味付鶏挽肉には価値が見出せなかったものの、邪魔になるほど目立っているわけではなかったし、小さくて適度な主張の梅肉も(上の写真では見えてませんけど…)程好いアクセントに効果的でした。

(標準は★3です)

力強い方向性にあった「青唐辛子ちゃんぽん」とは対照的な仕上がりで、まさに繊細さが売りの一杯だったんですけど、きちんとスープからは題材になっている鱧の優しい旨味が感じられたし、繊細でありながら確かな個性を放っていて、それを邪魔しない油揚げ麺の存在感と、適度な塩梅の梅風味がアクセントに心地好く、きちんと印象に残る一杯でした。派手さを求めると肩透かしを喰らうと思いますが、鱧らしい優しさと繊細な梅のアクセントを味わうスタンスで臨めば、鱧という題材の珍しさも相俟って、きちんと楽しめるカップ麺だと思います。物珍しさという付加価値も含め、★の数は5でも差し支えないかと迷ったんですけど、具材に対する不満(味付鶏挽肉)が拭えなかったので、★の数ひとつ落としました。でも四季物語シリーズらしい侘び寂びは確かに感じられたし、鱧という題材には確実なインパクトがあったので、それだけでも手に取る価値は充分に見出せるでしょう。梅の爽やかな風味が暑い時期に嬉しく、胃にも優しそうなカップ麺でした。春は「アサリ」夏は「鱧」の流れから、秋の題材には何を起用してくれるのか楽しみです。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:マルちゃん 四季物語 夏限定 はもだし塩らーめん 梅風味
製造者:東洋水産
内容量:68g (めん55g)
発売日:2016年6月27日 (月)
発売地区:全国
希望小売価格:180円 (税別)
JANコード:4901990335850

麺種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:280㎖
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋 (特製スープ)

~標準栄養成分表~

1食 (68g) あたり

エネルギー:303kcal
たん白質:7.3g
脂質:13.7g
炭水化物:37.7g
ナトリウム:1.6g
(めん・かやく:0.6g)
(スープ:1.0g)
ビタミンB1:0.22mg
ビタミンB2:0.25mg
カルシウム:116mg

※参考値:調理直後に分別した値
エネルギー:303kcal (めん・かやく:271kcal / スープ:32kcal)
食塩相当量:4.1g (めん・かやく:1.6g / スープ:2.5g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、こんにゃく)、添付調味料(はもエキス、醤油、食塩、乳糖、粉末野菜、たん白加水分解物、ゼラチン、香辛料、梅肉、こんぶエキス、植物油、発酵調味料)、かやく(味付鶏挽肉、たまご、かまぼこ、ねぎ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、トレハロース、かんすい、増粘多糖類、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、酒精、酸味料、カロチン色素、クチナシ色素、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部にごま、豚肉を含む)

アレルゲン情報:卵・乳・小麦・ゼラチン・大豆・豚肉・鶏肉・ごま

引用元URL:http://www.maruchan.co.jp/news_topics/entry/2016/06/post_1234.html

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コメント

No title
鱧という今までになかった素材を使うというのが
タイヘンすばらしいですね。
マルちゃんの真骨頂を改めて実感しました。

スープも繊細な鱧出汁をジャマしない塩味ベースが正解!
いい感じに仕上がっていましたね!
ほんのりの梅風味も高級感演出にもよかったです。

これ、こんどはぜひ鱧だしのカップ素麺で
純和風つゆで出してほしいですね・・・。
でも、マルちゃんは素麺のカップ麺用は作っていない?? (^_^;)
No title
鱧出汁って…

ああ、なんかしみわたる感じ

ニンジンって歯ごたえと甘さがいいですね~

私はオリーブオイルで炒めて保存して、おやつのようにちまちま食べています。幸せ!
Re:たういパパ
カップ麺で鱧を起用したのは予想外でしたね!

東洋水産って素材を活かすのが上手ですし、
コンセプトはハッキリと攻めの姿勢にありながら、
実際に食べると受け入れやすい仕上がりは好印象でした。

それでいて鱧の個性は感じられたし、
麺とスープのバランスも悪くなかったし、
あとはもうちょっと具材に捻りがあると嬉しかったです。

> これ、こんどはぜひ鱧だしのカップ素麺で
> 純和風つゆで出してほしいですね・・・。
おーっ! たしかに素麺でも合いそうですよね!

ただ、東洋水産の作る麺ですから、
縮れた素麺とか出てきそうですけどw

調べてみたら通年商品でカップ素麺も作ってました!
http://www.maruchan.co.jp/products/search/1638.html

そして今さっき調べて初めて知った “ミニまる” の存在…w
Re:やよ~ん♪(ヤヨ)さん
そんなに鱧がグイグイ攻めてくるわけじゃないんですけど
ちゃんと鱧らしさの感じられる仕上がりだったのが良かったです!

梅のアクセントも出しゃばり過ぎず、
程よい主張だったのも功を奏していました。

自分は具材に少し違和感を感じてしまったんですけど
スーパーで安売りしてたら買って損はないと思いますよ!

人参の歯応えと甘味、いいですよね〜。

> 私はオリーブオイルで炒めて保存して、おやつのようにちまちま食べています。幸せ!
お、それ美味しそう_φ(. .*) いただき♪
自分は野菜スティックで何も付けなくてもイケちゃう派ですw
No title
takaさん、こんにちは!

鱧をカップ麺の素材に使ってきたのは驚きでしたね!

東洋水産ってこうした素材を使う際の思い切りが非常に良くて、
鯛でもふぐだしでも、あえて他の魚介素材を外すのですよね!(●・ω・)

まとまりの良さだけを考えると、他の魚介も加えたほうが
良くはなるのでしょうが、あえてそうしないことによって、
その素材の特徴を伝えようとする姿勢は好感が持てますね!

赤いきつねシリーズでもはもだしを使ってみてほしいですね!

どうしても鯛だしと比べても優しい風味となるので、
わかりやすさという点では多少の弱さもありましたが、
それでも鱧だしらしさはしっかり感じ取れましたし、
東洋水産らしいいいうどんに仕上がっていましたね!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:かーとさん
こんばんは!

こちらのテーマは斬新でインパクトがありましたね!

> 鯛でもふぐだしでも、あえて他の魚介素材を外すのですよね!(●・ω・)
そうそう、この思い切りの良さは賞賛に値すると思います_φ(. .*)

かーとさんの言う通り総合力を意識したら
他の魚介エキスも加えた方が纏まりは良いだろうし
体感的な旨味を分かり易く表現できると思うのですが
敢えてそうしないことに東洋水産の拘りを感じますよね!

しかもちゃんと仕上がりは納得できる水準にありますし、
こういった製品開発の傾向は強く好感が持てるポイントです。

> 赤いきつねシリーズでもはもだしを使ってみてほしいですね!
安定感が増しそうですね! 自分としては「また食べたくなるラーメン」の
「柚子香る塩味」がリニューアルされる際に起用してもらいたいです!(←無茶振り?w)

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