ヤマダイ「ニュータッチ 汁なし担担麺」



怪談話で有名なタレントの稲川淳二さん、本職は工業デザイナーだったんですねw 今まで怖い話をするだけのおじさんというイメージしかなかったので、それを知ったときかなり意表を突かれました。「車どめ」「バーコードリーダー」「新幹線の検札機」などをデザインしたのがなんと稲川淳二さんだったそうです。ビックリ…。ちなみに車どめはグッドデザイン賞を受賞されたとか。いやはや、人は見かけによりませんなぁ。こんなふうにサラッと意表を突ける人間になりたいものです。

さて、本日の一杯は、ヤマダイの『ニュータッチ 汁なし担担麺』です。知らないか方も多いみたいですが、もともと本来の担担麺は汁なし。麻婆豆腐を日本に広めた料理人の陳健民が日本人向けにと改良して作ったのが現在一般的に食べられている担担麺で、それが広まったため担担麺=ラーメンのように汁のある麺料理というイメージが定着しているわけです。なので、今回のような場合「汁なし」とわざわざ付け加えなければいけなくなってしまったんですね。自分は汁があろうとなかろうと担担麺にはこだわりがあるほうなのですが、今回はふりかけに花椒が入っているということでワクワクしてます。





は『モッチリとした弾力のある油揚げ麺』『麺重量100gで食べ応えが』あるとのこと。170円という価格帯で100gとボリュームのある麺量で、それでいて安っぽさを感じさせないモチモチとした歯応えと弾力が感じられる中太麺です。湯戻し時間は4分ですが、きちんと守ってちょうどって感じですね。最後までもっちもち。中太という太さも今回の担担ソースと相性が良かったし、もちもちとした食感と100gという麺量で食べ応えもあっていい取り合わせだと感じました。今回は凄麺(ノンフライ麺)ブランドではありませんが、さすがヤマダイ、ニュータッチ(油揚げ麺)でも麺はしっかりしてるなーと好印象。弾力のある食感とやや太めなサイズで自らを主張しつつ、主張の強い麺ながら油揚げ麺臭はそれほど前に出ていません。しっかりとした食べ応えを感じさせつつ最後までクドくない感じで良かったです。

ソースは『ポークの白湯エキスに、練り胡麻・唐辛子等を合わせた醤油だれと、唐辛子・花椒の赤いラー油を加えた、やみつきになる旨辛い担担味のソース』とのこと。お、これはたしかにやみつきになる感じ、というのが第一印象。ポークベースの白湯エキスということでちゃんと動物系の旨味があって、練り胡麻の風味もほんのりと感じられました。胡麻油っぽい香りが漂い、その芳ばしい香りが食欲をそそってくれます。辛さはピリ辛くらいですかね。もうちょっと辛味や痺れ感が強くてもいいかなとは思ったのですが、バランス的にはこのくらいがいいのかもしれません。シンプルながらもけっこうしっかりとした担担ソースで、油感は割と控えめの比較的サラッと食べることのできる仕上がり。麺も100gとしっかり入っているので、後半になってくるとこのくらいのバランスがちょうどって感じでした。

かやくは『かやく(チンゲンサイ)、ふりかけ(すりゴマ、花椒、唐辛子チップ)』とのこと。かやく、チンゲンサイ…のみですw 担担麺なのに挽肉系の具材が入っていないのはちょっとさみしいですね。しかし、今回はふりかけにかなり存在感があって、すりゴマと花椒がとても良い仕事をしてくれています。担担麺らしさを醸し出すには充分ですね。花椒の鼻を抜けるような香りが心地よく、特有の痺れ感もあって好印象。あー担担麺食べてるなぁって気持ちになれました。うんうん、やっぱり花椒はこのくらいダイレクトに感じられるほどの主張がないと。どの製品も担担麺系の製品には別添で花椒を付けるべきだ、うん。すり胡麻もソースの練り胡麻の風味と相俟って、胡麻のコクを感じさせてくれます。チンゲンサイはあまり存在感無かったですw 然し乍ら、今回は花椒をふりかけにという部分にはとても好感が持てたし、なかなか別添で花椒ってないので、新鮮味があって個人的に嬉しい演出でした。ナイス。

満足度:★★★★☆☆☆☆☆☆ (4)
(標準は★3です)

何と言っても今回のハイライトはふりかけで、胡麻の風味と花椒がほんといい仕事してくれてました。ソースのオイル感は控えめだったので、同じようなラーメンの汁なしバージョンと言える油そば系のカップ麺というよりも、担担麺的な味付のカップ焼そばって感じです。麺も油っぽくなかったし、ソースのオイル感が控えめだったことと花椒のスパイス感、心地の良い辛味から比較的サラッと食べることができる仕上がりと言えるでしょう。挽肉系の具材が入っていなかったのは少し寂しかったのですが、胡麻の風味、ピリッとした辛味、鼻を抜けるような花椒の香りと痺れ感で担担麺らしさはきちんと感じられました。胡麻の風味はすり胡麻がメインって感じだったので、ソース自体の練り胡麻の風味も強めると尚良かったと思います。まさかのチンゲンサイオンリーという具材構成の貧弱さは否めませんが、その分ふりかけで本格感が漂っていたのは良かったです。担担麺の具材って挽肉と細切りのザーサイという組み合わせが一般的なんですけど、カップ麺でザーサイの入った製品は見かけないので、そのあたりを突いてくれるとまた個性的な製品になるんじゃないでしょうか。他社製品との差別化も図れるし、個性と雰囲気もより強く出るんじゃないですかね。油揚げ麺のカップ麺なので、それなりにジャンクさはありますが、ふりかけを中心に担担麺らしい雰囲気がきちんと醸し出せていて良かったです。具材の貧弱さから★ひとつ下げましたが、花椒がほんと好印象だったので、この花椒のダイレクトな風味を感じられるという点から食べる価値は充分にあると思います。自分は機会があったらまた再食したいと思いました。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。ご了承ください。


【製品情報】

商品名:ニュータッチ 汁なし担担麺
製造者:ヤマダイ
発売日:2014年06月09日 (月)
希望小売価格:170円 (税別)
JANコード:4903088010885

麺種類:油揚げ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:540㎖
調理時間:熱湯4分
小袋構成:3袋 (ソース・かやく・ふりかけ)

内容量 (めん量):123g (100g)

~標準栄養成分表~

1食 (123g) あたり

エネルギー:539kcal
たん白質:8.3g
脂質:23.0g
炭水化物:74.7g
ナトリウム:1.6g

(食塩相当量:4.1g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩)、ソース(糖類、食塩、しょうゆ、植物油脂、ポークエキス、ゴマ、香辛料、香味油)、かやく(ゴマ、香辛料、チンゲンサイ、糖類)、加工でんぷん、調味料(アミノ酸等)、酒精、カラメル色素、カロチノイド色素、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、乳化剤、増粘剤(グァーガム)、香料

アレルギー物質:小麦・ごま・大豆・豚肉

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