エースコック「池袋大勝軒 55周年記念 中華そば 大盛り」



山芳製菓「ポテトチップス パクチー&ポーク味」を食べました。袋を開けると確かにパクチーの香りが漂ってきたし、実際に食べると鼻を抜けるような独特の風味を感じたのですが、思っていたよりもパクチーの主張は強烈ではありませんでした。もちろん苦手な人は気になるレベルにあると思いますが、嫌いじゃないけど多すぎるのはちょっと…って人には適量かと。反面、鮮烈なパクチーのインパクトに期待していると、少し物足りないかもしれません。自分は前者だったので、適度なパクチーのエスニック感を素直に楽しむことが出来て好印象でした。合わせるドリンク(アルコール)は、バカルディのモヒートなんかが良さそうです。本格的だと評判のパクチーポテトチップス(カルディ)も気になってるんですけど、あんまりパクチーが強烈だと苦手なので、ちょっと自分にはハードルが…でも気になるw

さて、本日の一杯は、エースコックの「池袋大勝軒 55周年記念 中華そば 大盛り」です。タイトルにもなっていますが、池袋「大勝軒」の創業55周年記念商品だそうで、タテ型の油揚げ麺ではなく、しっかりノンフライ麺で出してくれたのが嬉しいですね。今回のテーマは中華そばなので、55周年記念を機に原点回帰を思わせるような雰囲気ですし、派手さよりも中華そばらしい素朴で正統派な仕上がりに期待したいと思います。





めんは、「プリッとした歯切れの良さともっちりとした食感を併せ持つ多加水めんをボリューム満点に仕上げ」たとのこと。「大勝軒」の再現カップ麺は、いつも麺が大盛仕様(90g)なんですけど、山岸氏の “量も美味しさのうち” という信念に基づいての仕様だそうです。かなり存在感の強い太麺で、たっぷりと水分を抱かせたような多加水麺らしい重量感。つけ麺にも応用できそうな力強さが印象的で、コシや歯応え、小麦感や風味など、しっかりと自己主張してきます。歯切れの良さよりも密度の高い粘り気にウェイトを置いているようで、もちもち感に関してはエースコックが作ってきた多加水系ノンフライ麺の中でも過去最強レベルかもしれません。清湯スープに多加水麺という組み合わせですが、スープを弾いて孤立しているようなネガティブさは感じられず、今回はスープの塩分濃度を強めに感じたんですけど、この麺を支える為と思えば納得でした。かなりクオリティの高いノンフライ麺だったのですが、規定の戻し時間を守っても熱湯5分の段階では少し戻り切っていないというか、麺のポテンシャルを活かし切れてないような印象を受けたので、気持ち2,3分ほど長めに待った方が麺の良さを自然に楽しめると思います。

スープは、「複数種の豚・鶏エキスをベースに、魚介の豊かな風味を使って池袋『大勝軒』の味わいを再現し」て、「ガーリックや生姜をしっかり利かせることで、コクがありながらも最後まで飽きの来ない味わいに仕上げ」たとのこと。想像通り、かなりオーソドックスで正統派の中華そばらしい素朴な味わいですね。鶏・豚エキスを中心に魚介が旨味を底上げし、香味野菜のキレが全体を引き締めます。奇を衒ったような派手さや新鮮味は一切感じられませんが、だからこそ感じられるクラシカルな雰囲気に価値の見い出せるスープかと。それが王道の路線ならではの強みとも言えますし、全体的に油脂感は控えめだったんですけど、丁寧な動物系のコクと豊かな魚介の旨味、香味野菜のアクセントで物足りなさは感じなかったです。やや醤油のカドが強く、自分には塩気の強いスープだったのですが、麺の項目でも触れたように、麺とのバランスを思えば必要な濃度だと思えました。

かやくは、「食べ応えのあるワンタン、磯の風味豊かな焼のり、色調の良いねぎ、なると、程良く味付けしたメンマ」とのこと。麺とスープの満足度も然る事乍ら、具材の充足感も素晴らしいですね。まずワンタンですが、エースコックらしく高品質。つるんと滑り込んでくるような口当たりの良さが心地良く、中の餡も中華風の程よい味付で、大盛仕様の麺に対して個数が3つというのも嬉しいポイント。焼き海苔は魚介の風味が漂う正統派のスープと相性が良く、スープに浸してから麺を包んで食べると麺の小麦感とも絶妙な相性で、きちんと価値が見出せました。ネギは強めの風味と食感が確かなアクセントになっていたし、メンマもコリコリとした歯応えが箸休めになり、きちんとした発酵感が素朴な中華そばらしさを高めてくれています。ナルトも同様に中華そばらしさを演出する上で効果的で、こういうビジュアル的な雰囲気も大切ですよね。もちろん、食べたらちゃんと魚介練り製品らしい風味が感じられました。大盛仕様のカップ麺ですが、具材に対しての不満は一切感じられず、バラエティに富んだ具材を意識的に挟むことで飽きの来ない工夫となっていて、そういった意味でも好印象。チャーシューなどの肉具材は入っていませんでしたが、日清食品のスーパー厚切焼豚でもない限り、ワンタンはチャーシュー以上の具材だと思うので、肉具材の有無は全く以て気になりませんでした。

(標準は★3です)

メーカーの希望小売価格が税抜価格260円という強気な価格設定なので、★の数ひとつ落とそうかと迷ったんですけど、クオリティの高いノンフライ多加水麺を大盛で食べられることと、ワンタンや海苔などの充実した具材を思えば、値段を踏まえても評価は落とせませんでした。というわけで、納得の★5です。高くて美味しいのは当たり前ですけど、全てのカップ麺がそれを体現しているわけではありませんし、今回のように実食前のイメージと仕上がりに大きなギャップを感じさせず、値段は高いけど美味しくて満足度も高い、そこを素直に評価したいと思いました。自分としては醤油のカドと塩分濃度が気になるスープだったんですけど、存在感の強い多加水麺を思えば塩分濃度も許容できたし、麺,スープ,具材の質が三拍子揃っていて、大盛カップ麺に有り勝ちな質より量といったネガティブさも皆無に等しかったです。方向性としては非常にオーソドックスで、派手さのない正統派な路線だったのですが、しっかり創業55周年記念という気合が伝わってくる一杯でした。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:池袋大勝軒 55周年記念 中華そば 大盛り
製造者:エースコック
内容量:131g (めん90g)
発売日:2016年6月6日 (月)
発売地区:全国 (コンビニ・スーパー等)
希望小売価格:260円 (税別)
JANコード:4901071211448

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:480㎖
調理時間:熱湯5分
小袋構成:3袋 (液体スープ・かやく・焼のり)

~標準栄養成分表~

1食 (131g) あたり

エネルギー:415kcal
たん白質:10.3g
脂質:7.1g
炭水化物:77.4g
ナトリウム:3.1g
(めん・かやく:1.1g)
(スープ:2.0g)
カルシウム:275mg

(食塩相当量:7.9g)

原材料名:めん(小麦粉、植物油脂、植物性たん白、食塩、たん白加水分解物、大豆食物繊維、卵白粉)、スープ(鶏・豚エキス、しょうゆ、食塩、砂糖、豚脂、植物油脂、たん白加水分解物、ガーリックエキス、魚介エキス、オニオンエキス)、かやく(ワンタン、ねぎ、なると、メンマ、焼のり)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酒精、乳化剤、炭酸カルシウム、かんすい、カラメル色素、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、酸味料、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、香辛料抽出物、紅麹色素、(原材料の一部に卵、乳成分、さば、ごまを含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・豚肉・鶏肉・さば・大豆・ごま

引用元URL:https://www.acecook.co.jp/news/pdf/1605_PXTAS.pdf

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コメント

No title
バランス取れた王道の雰囲気のいい製品でしたね。
スープはオーソドックスで飽きの来ない美味しいスープ、
具もワンタン入りでなんかうれしかったです。
そしてエースコックお得意の多加水麺でのどごしよかった!
どの要素も平均点以上で安心していただけました。

ほんとにどの要素も食べる前の自分の期待値どおりで
裏切られることのない内容!
さすが、エースコックが力入れてる大勝軒シリーズ!
って感じでした。

ワンタンはtaka :aさんのも3個でしたか!
自分のと同じ個数でちょっと安心ww

これは3個がデフォでOKなんですね!
なんかワンタンは意外と個体差があるので
みなさんの食べたのの個数が妙に気になったりしますww
Re:たういパパ
まさしく正統派で直球勝負してきたような仕上がりでしたね!

希望小売価格を思えば高価格帯のカップ麺でしたが、
パパも書いてたみたいに内容が伴っていて好印象でした。

大勝軒とのコラボは基本的にハズさないですし
その中でも今回は気合いが入ってて良かったです!

> ワンタンはtaka :aさんのも3個でしたか!
ワンタンはパパの為に必ず数えるようになりましたよw

かーとさんのも写真で見たら3個だったし、
おそらく3個がデフォで間違いないでしょう_φ(. .*)

たしか前にワンタンの個体差が激しいのありましたよねw

大勝軒は油揚げ麺でも一定のクオリティを確保してくれていますが、
やはりハイクオリティな多加水麺が味わえるノンフライ版が好みです♪
No title
ポテチに最近うるさくなってきているのですが、カロリーが高くて太ってきました。食べすぎですね。かぶやんです。

最近、仕事をさぼりつつ記事を作り、手を抜いているのですが、来月仕事の山場があり(監査とかw)、これを切り抜けなければ橋の下で暮らすことになるので頑張ろうと思っています。ラーメンばかり食べてる場合じゃないですねw

しかし、記事をしっかりあげてるつもりなんですよ。

さて、大勝軒、一度もいったことがないのでお店にいきたいのですが機会がない。困っていますができれば遠征をしたいのです。カップ麺が先ですかね。お店チェックしにいきます。

もひとつ話はかわりますが、9月に予定で九州へと言う話がありまして、九州のラーメンを食べるつもりではいます(佐賀牛と烏賊も食べるんですがw)

お店も増やしていくので、またよかったらいらしてください。コメントにもまたきます。
No title
量も美味しさのうち
・・めっちゃかっこいい信念です

最近のノンフライ麺のカップ麺
レベルが上がってきてて美味しいですよね!
No title
takaさん、こんにちは!

これはほんと超正統派と言っていい仕上がりでしたね!

スープも動物系と魚介がバランス良く組み合わされて、
正統派としての良さがしっかりと感じられましたし、
具材もワンタンを中心に非常に充実していましたね!

そして何より多加水麺のクオリティが良かったですね!(●・ω・)

「正麺カップ」が出たことでやや存在感は薄れたものの、
今のカップ麺の中でかなり優れた存在なのはたしかですし、
特にこうした正統派のラーメンではその威力を発揮しますね!

価格帯はやや高めだったものの非常にまとまりが良く、
価格に不満を感じさせない仕上がりになっていましたね!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:とおりすがりのかぶやん
ポテチに限らずですが、食べ過ぎは身体によくないですよ…。
と、冒頭ネタにしている自分にも言い聞かせるようなコメントw

自分も大勝軒の本店や支店は見経験で、
暖簾分けした店の記憶も曖昧なんですよね…。、

でもカップ麺では毎度安定の美味しさですし
基本的にハズさない印象が強いシリーズです!

お、九州ですか。本場の豚骨ラーメンの記事
是非ともアップお願いしますぜ(佐賀牛と烏賊の感想も写真付きで♪)

ちゃんと毎日ブログのチェックしてますから!

とりあえず監査なんとか乗り切ってくださいねw
Re:AKIOさん
> 量も美味しさのうち
素敵な信念ですよね! お腹いっぱいになってもらいたい、
そんな山岸さんの優しさや温もりが伝わって来る言葉です。

カップ麺の麺も随分とレベルがあがってきましたね!

最近で言うと今回のエースコックが作る多加水系の麺や、
日清食品の「魚雷」、東洋水産の「マルちゃん正麺 カップ」など、
各社レベルの高い麺を次々に開発中で、日々の進化を楽しみにしています。
Re:かーとさん
こんばんは!

まさに超正統派な中華そばでしたね!

ひとくちに中華そばと言っても様々な路線がありますけど、
その中でも極めてオーソドックスなスタイルに思えました。

素直に王道としての完成度を感じたし、
クオリティの高い多加水麺が大盛仕様だったり、
具材の充足感など、値段に見合う価値のある一杯でした。

> 「正麺カップ」が出たことでやや存在感は薄れたものの、
それでも多加水麺に関してはエースコックという印象が今でも強いですね!

中華そばらしい中華麺としてのナチュラルさは「正麺」に軍配ですが、
徹底的な多加水路線に振らせたら、まだまだエースコックにも分があるかと_φ(. .*)

今回はきちんと55周年記念らしい気合の入れようを感じたし
この勢いに乗ってもういっちょノンフライ麺で再現して欲しいです!

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