東洋水産「マルちゃん正麺 カップ 辛こく塩担担麺」



湖池屋の「ポテトチップスプレミアム 黒豚のポルケッタ味」を食べました。ポルケッタとは、「イタリア中部地方の伝統料理」で、「豚のばら肉や丸ごと一頭の豚肉を塩漬けにしハーブなどで味付けしてじっくりとローストした料理」だそうです。あんまり自分には馴染みのない料理がテーマになってたんですけど、ワインとも良く合うポテトチップスなんだとか。実際に食べてみると醤油の風味とポークの旨味が先行して、ほんのり追ってハーブの香りが漂います。意識すると若干ながら香草らしいクセのある風味も感じられるのですが、もうちょっとハーブは強く効かせた方がインパクトあって良かったかなー。パッケージの表には「黒豚の旨味が口いっぱいに広がり香草とペッパーの風味が “顔をのぞかせます” 」と書いてあるんですけど、その通り香草もペッパーも後から顔を覗かせる程度の主張でした。下支えとしては確実に寄与していたものの、「〜香草オーブン焼き〜」という副題なので、せっかくのプレミアムな変り種ですし、ハーブの香りやオーブン焼きの調理感などを強調してほしかったかなー、って。じっくり味わうをコンセプトにした堅めの食感は好印象だったし、アルコールのアテにはイイ感じでしたよ。何枚か枚数を重ねていくとハーブの存在感も増してきたのですが、私はスナック菓子を一気に食べられないので、ハーブがハッキリと見えてくる頃には腹一杯だったのが残念ですw

さて、本日の一杯は、東洋水産の「マルちゃん正麺 カップ 辛こく塩担担麺」です。すっかりスーパーの陳列棚で定番のポジションを獲得した「マルちゃん正麺 カップ」シリーズですが、ほんと意欲的に新商品の開発に取り組んでますよね。「塩担担麺」といえば、同社の「本気盛」や、エースコックの「三つ星スーパーカップ」からも出ていましたが、それ以外では記憶にないので、まだまだ新鮮味のあるテーマかと思います。麺のクオリティは間違いのないシリーズなので、あとは麺とスープのバランスと、如何にして塩担担麺を表現しているのかに注目ですね。塩担担麺の定義はイマイチ分かってないんですけどねw





めんは、「生麺のようななめらかな口当たりと粘りのある食感が特長の、透明感のある麺」とのこと。テイストに合わせて微妙に変化を付けているのかもしれませんが、基本いつものノンフライ麺と同じ印象を受けました。豚骨だろうと担担だろうと大きく路線は変えてこないので、おそらく今後もナチュラルな中華麺を意識してくるでしょうね。担担麺には加水率の低い麺が合うイメージですし、できれば豚骨ラーメンにも合うような低加水麺も食べてみたいのですが、今回の担担スープは担担麺よりも塩ラーメン寄りの雰囲気だったので、この加水率でもマッチングに問題は感じませんでした。それにしても相変わらず秀逸ですね、このノンフライ麺。ことナチュラルさに関しては他社の追従を許さない再現度の高さで、香り,風味,質感の全てが自然でリアル。確かに伸びにくいのですが、時間経過による質感の変化までもが自然なスピード。おそらくオーソドックスな中華麺を意識した生麺風のノンフライ麺を作らせたら、現段階で東洋水産の右に出る者はいないでしょう。

スープは、「ポークの旨味をベースに、にんにくの風味を強く利かせた、ラー油の辛さが特長の塩担担味のスープ」で、「豚・鶏ガラや香味野菜などを煮込んだ自家製だしを配合してい」るとのこと。「マルちゃん正麺 カップ」は、どのスープにも “自家製だし” を配合してますよね。まず花椒の香りや刺激、胡麻や芝麻醤などのコクは感じられないので、一般的な担担麺をイメージしていると裏切られると思います。しかし、売りのひとつである自家製だしの効果は明白に体感できる位置にあって、しっかりとしたコクの深い旨味が印象的でした。白濁した豚骨スープとは違う豚の旨味が活きた清湯スープをベースに鶏ガラの旨味が相まって、さらに香味野菜が旨味を引き立てます。そして表面に浮かぶ辣油がピシッ、と全体を引き締め、ニンニクも強く効かされているので、味わい深く奥行きがありながらもパンチの効いたテイストに仕上がっています。食欲増進効果の得られるスープだったので、これからの季節にもピッタリですね。担担麺の定義に拘らず、スタミナ感のある塩ラーメンとして素直な気持ちで食べれば違和感なく楽しめる完成度の高さでした。

具材は、「たまご、味付鶏挽肉、ねぎ、唐辛子」とのこと。パンチの効いたスープとは対照的な印象を与えてくれるタマゴは効果的で、ふわふわとした口当たりと優しいタマゴの風味や甘味がスープと対比を描いていて、その優しいアクセントがスープとベストマッチ。鶏挽肉は量やサイズ的に目立った存在感ではなかったものの、小さめのサイズが功を奏して自然に口の中へと入ってくるので、具材単体として楽しませるよりも、スープの旨味を増幅させることに寄与していました。ネギも多くはありませんが、きちんとリアルなタイプを採用してくれていますし、タマゴの満足度が高かったので、具材に対しての不満はなかったです。辣油の浮いた赤いスープにタマゴの黄色がコントラストになっていて、見た目にも綺麗ですよね。

(標準は★3です)

一般的な担担麺をイメージしてしまうと、花椒の香りや麻味が感じられなかったことや、胡麻や芝麻醤が入っていないことに物足りなさを感じてしまったのですが、辣油の刺激が心地良い出汁の効いた塩ラーメンとして素直に美味しかったので、結果的な満足度は高かったです。一般的な担担麺と比較してしまうと全くの別物なんですけど、麺は相変わらず高品質で秀逸な完成度を誇ったノンフライ麺だったし、具材のタマゴもスープと絶妙にマッチしていて、こういう塩ラーメンの一種なんだと受け入れてやれば違和感なく楽しめるでしょう。ヒーヒー言うほど辛いわけではありませんが、辣油の引き締め効果は的確だったし、ニンニクを中心とした香味野菜のパンチと相俟って、これからの季節もってこいの一杯だと思います。自分は担担麺を意識して少し物足りなさを感じてしまった為、食べ終わる直前くらいに一味唐辛子(激辛)と粉末状の花椒をトッピングしてみたんですけど、ベースは優しさを兼ね備えながらも骨組みは頑丈だったので、刺激を足しても全体のバランスが崩壊することなく、花椒のアクセントも相性バッチリでした。★の数は4にするか5にするかで最後まで迷ったのですが、塩担担麺の定義も曖昧ですし、ひとつのカップ麺として確かな総合力の高さを感じたので、思い切って★5にしました。一般的な担担麺のイメージに囚われず、素直な気持ちで手に取ってみてください。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:マルちゃん正麺 カップ 辛こく塩担担麺
製造者:東洋水産
内容量:102g (めん65g)
発売日:2016年5月30日 (月)
発売地区:全国 (CVS・量販店・一般小売店 他)
希望小売価格:205円 (税別)
JANコード:4901990335775

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:410㎖
調理時間:熱湯4分
小袋構成:3袋 (液体スープ・かやく2袋)

~標準栄養成分表~

1食 (102g) あたり

エネルギー:345kcal
たん白質:10.2g
脂質:8.7g
炭水化物:56.5g
ナトリウム:2.4g
(めん・かやく:0.8g)
(スープ:1.6g)
ビタミンB1:0.24mg
ビタミンB2:0.29mg
カルシウム:139mg

※参考値:調理直後に分別した値
エネルギー:345kcal (めん・かやく:274kcal / スープ:71kcal)
食塩相当量:6.1g (めん・かやく:2.0g / スープ:4.1g)

原材料名:めん(小麦粉、でん粉、食塩、こんにゃく、植物性たん白、大豆食物繊維)、添付調味料(ポークエキス、ラード、香辛料、砂糖、香味油脂、たん白加水分解物、食塩、チキンエキス、酵母エキス)、かやく(たまご、味付鶏挽肉、唐辛子、ねぎ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、レシチン、酒精、かんすい、炭酸カルシウム、カラメル色素、香辛料抽出物、カロチン色素、酸化防止剤(ビタミンC、ビタミンE)、クチナシ色素、増粘多糖類、パプリカ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に乳成分、ごまを含む)

アレルゲン情報:卵・乳・小麦・大豆・豚肉・鶏肉・ごま

引用元URL:http://www.maruchan.co.jp/news_topics/entry/2016/05/post_1226.html

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コメント

No title
塩担々麺ということでなんか珍しく、
なかなかおもしろい製品だったと思います。
フツーの担々麺は既に品揃えされていますので
ここまで明確に内容を違うものにしたのは評価できますね。

フツーの担々麺で重たいな~・・
って感じるときにこのスープはとてもいいと感じます。
また麺はこちらのほうがしっかり味わえる感じですしね!

ぜんぜん表情の違う2つの担々麺名の貴重です。
どちらも引き続き品揃えされることを期待します。

しかし、再来週の正麺カップ黒マー油豚骨が楽しみで楽しみで(^O^)/
待ちきれませんワww
Re:たういパパ
「塩担担麺」の定義は曖昧なようですが
まだまだ注目されていないジャンルだと思うので
各社からも試行錯誤を凝らして欲しいテイストですよね!

一般的な担担麺と比較してしまうと物足りなさは否めなかったものの、
そんな不満を感じさせないだけの旨味とコクがしっかりと感じられたし、
質の高いノンフライ麺も相俟って、非常に良く出来た製品だと思いました。

> フツーの担々麺で重たいな~・・
> って感じるときにこのスープはとてもいいと感じます。
確かにそういった需要を感じますね!
地味に油脂は多い胡麻が入ると必然的に重厚感は上がるので。、

でもコレはスッキリとした塩ベースだったので、
辣油が入っても重たくならず、ノンフライ麺でヘルシーな印象も。

具材の玉子も結構大きなポイントになっている部分だと思いました!

> しかし、再来週の正麺カップ黒マー油豚骨が楽しみで楽しみで(^O^)/
自分も先週から楽しみにしてます!鼻息
おそらく麺の加水率は大幅に下げてこない気がするので、
それに匹敵するような黒マー油のインパクトに期待ですね。

いや、もしかして初の低加水麺が来るのか…?
どっちにしても期待値が上がってることに違いはないですw
No title
takaさん、こんばんは!

この塩担担麺は非常に良かったですね!

塩担担麺ってどんなのだろうとちょっと不安でしたが、
基本は塩ラーメンに担担麺的な要素を少し取り入れた感じで、
担担麺らしい軽いピリ辛と香味野菜の刺激、そしてごまのかわりに
ふわふわ卵でまろやかさを出すという構成はすごく良かったです!(=゚ω゚)

そして何より塩ラーメンのときにちょっと不満に感じた
スープのパンチの弱さがこちらでは完全に払拭されていて、
塩ラーメンとしての完成度の高さが光っていたのが見事でした!

「担担麺」という言葉を意識しすぎると少し外れるかもですが、
そこさえ割り切ればほぼ文句のつけどころのない内容でしたね!

そして何より麺についてはカップ麺業界で最高と言えるものなので、
それだけでいつでも安心して手に取れるのは最大の強みですね!

今後も「正麺カップ」シリーズには期待していきたいです!(`・ω・´)

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:かーとさん
こんにちは!

一般的な担担麺を思い浮かべていると畑違いに感じますが
完成度の高さと素直な美味しさに満足することが出来ました!

胡麻も花椒も感じられない部分に担担麺のバイアスがあると
物足りなさを感じてしまったものの、それを払拭できるだけの
旨味やコク、そして麺とスープと具材が調和していたのが良かったです。

> そして何より塩ラーメンのときにちょっと不満に感じた
> スープのパンチの弱さがこちらでは完全に払拭されていて、
> 塩ラーメンとしての完成度の高さが光っていたのが見事でした!
確かに同じような印象を受けました!

前回の塩では、ちょっと麺勝ちしているような気がしたので、
そういった若干のマイナス面が今回は感じられなかったですし。

というか自分はメンマの異常な数が強烈に残ってるんですけどもw

> そして何より麺についてはカップ麺業界で最高と言えるものなので、
> それだけでいつでも安心して手に取れるのは最大の強みですね!
これは自分も食べる度に常々感じていることなのですが、
SNSでマルちゃん正麺の麺は好みじゃない、というコメントが入ったりして、
なるほど全ての人が認めているわけではないんだなぁ、と勉強になりました_φ(. .*)

次の黒マー油も楽しみですね!!

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