東洋水産「マルちゃん 縦型ビッグ 麺屋 極鶏 鶏だく」



カルビーの「ポテリッチ 極旨レモンステーキ味」を食べました。最初にレモンの爽やかな風味が来て、次いで肉やソースの旨味が広がる感じ。とは言え、レモン果汁のインパクトは思っていたよりも強くなかったんですけど、程よくスッキリ系の効果は得られました。ソースは醤油ベースの和風ステーキソースにガーリックでアクセントを付けていて、どれかが突出しているわけではありませんが、レモンステーキ味という商品名から受けるイメージを裏切らない味付だと思います。ただ、パッケージ正面左下の写真や、裏の製品説明では牛肉のステーキが味のイメージとして用いられているのですが、体感的にはビーフよりもチキンが優勢かとw ビーフステーキというよりも、グリルチキンを例えた方がイメージは近いですね。原材料を見ても含有量はビーフパウダーよりもチキンパウダーの方が多いみたいですし、そういった意味では少しギャップを感じてしまうかもしれません。

さて、本日の一杯は、東洋水産の「マルちゃん 縦型ビッグ 麺屋 極鶏 鶏だく」です。「麺屋 極鶏」自分でも店の名前を聞いたことがある有名なラーメン屋さんで、京都にある濃厚な鶏白湯が売りのお店ですね。メーカーの説明を引用すると、「老舗人気ラーメン店での修行を経て、2011年5月に京都府のラーメン激戦区・一乗寺で『麺屋 極鶏』をオープン」したお店で、「オンリーワンの極濃鶏白湯ラーメンを展開し、現在では京都府を代表するラーメン店」だそうです。何と言っても濃厚さが売りみたいですし、昨今の東洋水産は鶏白湯にポジティブな印象が強いので、食べるのを楽しみにしていたカップ麺なんですけど、同時に東洋水産のタテ型ビッグ製品は当たり外れの差が激しい為、不安と期待が入り乱れてますw





めんは、「なめらかでコシのある、太めの角麺」とのこと。同社の「本気盛」に使われている油揚げ麺と酷似していたので、もしかしたら汎用かもしれません。原材料の構成も同じだったので。しかも今回は熱湯5分のタイプが使われている為、麺単体としての自己主張がハッキリと強く、油揚げ麺特有の風味も幾分かスープに干渉してきます。とは言え、今回はスープも強烈だったので、このくらい存在感のある麺を合わせないと埋没していたかもしれません。難しいですね…w 個人的には好きなタイプの油揚げ麺ですし、これまでの傾向から受けてきたイメージ的に割り切って食べているようなスタンスなのでw タテ型で再現するに当たっては適正なチョイスだったと思います。欲を言えば、ノンフライ麺で食べたかったですけどね。

スープは、「チキンの旨味をベースにゼラチンのとろみを合わせた、濃厚な鶏白湯スープ」で、「粗挽唐辛子と黒胡椒を加え、味を引き締め」たとのこと。うん、なかなか強烈な鶏白湯ですね。兎にも角にも濃度の高さに一点集中したような仕上がりで、そこに振り切っています。スープの粘度も高く、もはやポタージュ状となったスープが麺に自ずと絡みついてくるので、意識して飲まなくても後半はスープが殆ど残っていないような状態でした。ゼラチンで粘性率を上げているので、ドロ系をコンセプトに掲げている製品と比べても遜色の無いトロミだったのですが、ベースに炊き出したような鶏の丁寧な旨味が感じられたことと、野菜粉末によるコクが重なって、不自然で態とらしいイタズラな粘度ではありません。鶏油好きとしては、もっと鶏油のパンチも効かせて欲しかったところですが、確かに感じられる特有の芳ばしさがスープに一枚層を重ねていて、その主張はバランスという観点から見ると程よく、何より鶏油に頼らなくても明白に鶏であることを感じさせてくれる鶏の実直さには素直に好感が持てました。スープの原材料を見ても動物性食品は鶏一本ですし、きちんと濃厚な鶏白湯スープで、とても印象が良かったです。粗挽唐辛子と黒胡椒の刺激は大したことなかったんですけど、やはり在るのと無いのとでは仕上がりも異なっていたでしょう。時折ふと黒胡椒の爽やかさを感じたのが嬉しいアクセントでした。ただ、少なからず油揚げ麺の風味が影響してくるので、もしノンフライ麺だったら…という不満というか、欲求を感じてしまったのですが、そこまで仕上がりとしてはネガティブではなかったです。

具材は、「味付豚肉、メンマ、ねぎ」とのこと。味付豚肉は相変わらずクオリティの高い肉具材で、そんじょそこらのチャーシューチップじゃ太刀打ちできないようなリアリティを感じさせてくれます。量としても申し分なかったし、素直に高い満足度が得られました。ただ、実直な鶏白湯に豚肉という組み合わせだったので、イメージ的に味付鶏団子か、味付チキンダイスの方が相乗効果を得られたかもしれません。まぁそんなの関係なく手放しに楽しめる高品質な肉具材なんですけどねw メンマもサイズが大きくて、ハッキリとした繊維質から食感も力強く、強烈なスープの中で埋没せずに自己主張を放っていたのが良かったです。このカップ麺はスープが最大の売りだと思うんですけど、だからと言って具材が疎かになっていないのが好印象ですね。で、妙にメンマの数が多かったので、ちまちま数えてみたら、24個ほど入ってましたw 個体差ですかね? 一瞬また事故かと思ったw

(標準は★3です)

東洋水産のタテ型ビッグ製品に有り勝ちなネガティブさが若干とは言え足を引っ張る面があったんですけど、それを踏まえても上出来だと思いました。何と言っても濃厚の指針を履き違えていないスープの濃度が好印象だったし、そこに特化した仕上がりだったので、いかに実際のラーメンが濃厚な路線なのか、というのが伝わってきますよね。自分は実際のラーメンを知らないので、再現度は分かりませんし、相変わらず汎用的な麺に関しては再現度の欠片も伝わってこないんですけどw お店の雰囲気が伝わってきたことに再現カップ麺としての価値が見出せました。自分としてはタテ型の油揚げ麺でも全く以て成立していたと感じたのですが、これは是非どんぶり型でノンフライ麺を採用し、再び製品化して欲しい一杯ですね。事前に入っている粉末スープの量が多いことと、「本気盛」系の油揚げ麺の仕様上、お湯を入れる際に量が分かりにくいことや、ただ時間が過ぎるのを待っていると麺の上部が浮いてしまい、具材や麺の一部が戻りにくかったり(だからメンマがコリコリだったのかもw)東洋水産のタテ型カップ麺に有り勝ちな調理に於ける難点を感じてしまったものの、それを払拭してくれるだけの濃度を誇った鶏白湯ラーメンでした。濃厚な鶏白湯やドロ系が好きな人は、しっかり満足できるカップ麺だと思います。客観的に見て総評は★5にしたんですけど、個人的な満足度は★6でした。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:マルちゃん 縦型ビッグ 麺屋 極鶏 鶏だく
製造者:東洋水産
内容量:112g (めん80g)
発売日:2016年5月23日 (月)
発売地区:全国 (CVS・量販店・一般小売店 他)
希望小売価格:205円 (税別)
JANコード:4901990335720

麺種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:430㎖
調理時間:熱湯5分
小袋構成:1袋 (特製スープ)

~標準栄養成分表~

1食 (112g) あたり

エネルギー:501kcal
たん白質:13.0g
脂質:22.1g
炭水化物:62.5g
ナトリウム:2.9g
(めん・かやく:1.4g)
(スープ:1.5g)
ビタミンB1:0.45mg
ビタミンB2:0.40mg
カルシウム:286mg

※参考値:調理直後に分別した値
エネルギー:501kcal (めん・かやく:395kcal / スープ:106kcal)
食塩相当量:7.4g (めん・かやく:3.6g / スープ:3.8g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、粉末野菜、チキンエキス、香辛料、卵白)、添付調味料(チキンエキス、粉末野菜、植物油、醤油、鶏脂、食塩、砂糖、ゼラチン、粉乳、でん粉、香辛料)、かやく(味付豚肉、めんま、ねぎ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、炭酸カルシウム、かんすい、酒精、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、カラメル色素、pH調整剤、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に乳成分を含む)

アレルゲン情報:卵・乳・小麦・ゼラチン・大豆・豚肉・鶏肉

引用元URL:http://www.maruchan.co.jp/news_topics/entry/2016/05/post_1224.html

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コメント

No title
こういう鶏スープもひとつの京都ラーメンと言えるでしょうね。
天天有系とでも言いましょうか・・。
同じ鶏系でも天一はまた別物ですし、
第一旭系、新福菜館系など京都ラーメンは
多岐すぎて訳わかりませんww

この製品、麺の再現性がどうもかなり違うようですね・・・。
具はマルちゃんらしくとてもよかったです。
スープはエースコックほどギミックじゃないので
OKとしましょうか?・・・ (^_^;)

しかし自分はかき混ぜ不足で失敗しましたよ!
No title
極鶏さんに食べに行きましたけど
シチュー喰うてんか?て思うくらいに
ドロドロでした(* ̄m ̄)プッ
あのスープをカップ麺で再現するのは無理かと思いますけど
これはこれで美味しそうですわぁ~♪
Re:たういパパ
京都のラーメンって、それぞれ個性は強くありますけど、
他のご当地ラーメンみたいに一括りの定義付けが出来ませんからね(苦笑)

店舗によって多少のブレが…とかなら未だしも
そもそもラーメンのジャンル自体が違いますしw

> この製品、麺の再現性がどうもかなり違うようですね・・・。
東洋水産のタテ型に麺の再現性を求めるのはナンセンスw
と、自分は諦めて、単純にスープとのバランスだけ見るようにしました(笑)

もし麺まで再現度の高い有名店系が登場したとしても、
それは東洋水産が実際のお店の麺を再現したのではなく、
たまたま店の麺に近かった、みたいな結果だと思いますしw

> しかし自分はかき混ぜ不足で失敗しましたよ!
掻き混ぜ不足で失敗は勿体無かったですね;

スープが冷めたら煮凝り状態のトロミだったので、
もし豚骨だと態とらしくあるものの、スープの核が純粋に鶏メインだと
ゼラチン系でも納得できる感じでした。鶏の炊いたんとか煮凝りできますし!
Re:めーめーさん
やはり実際のラーメンもドロ系なんですね!

自分は高粘度スープが大好きなので、
いっかい実際のお店でも食べてみたいんですよ。

なんて思ってる間にカップ麺化されちゃって、
先に体験することになってしまったのですが…w

再現カップ麺は数あれど、やはりカップ麺の限界がありますからね。

でも何と無く雰囲気は感じられた気がするので
やはりそういった部分に需要があるのだと思います!
No title
takaさん、こんにちは!

今回のスープはかなり攻めて来てましたね!(●・ω・)

東洋水産の鶏白湯って鶏油に頼らないのが大きな特徴で、
油脂感は控えめながらも鶏ならではの風味を引き出すのが上手く、
その良さがしっかりと生かされていたという印象でした!

以前のどんぶり型での「JET」もそんな感じでしたしね!
濃度という点ではこちらのほうが上ではありましたが!

一方で東洋水産の縦型特有の弱点も満載な一杯でしたね!

とにかくスープが溶けにくく、上のほうが固まりやすいので、
スープの溶け残りが起きてしまいがちなのは弱点ですよね;

自分なんかはそうした特徴を知ってるので対処しましたが、
その罠にハマって楽しみ切れなかった人も多いでしょうね!

麺に関してはいつもこうなので最近は気にしなくなりました!笑
東洋水産の縦型の麺はスープを壊しさえしなければOKとしています!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:かーとさん
こんにちは!

東洋水産の鶏に対する安心感が確かなものになってきましたね!

> 東洋水産の鶏白湯って鶏油に頼らないのが大きな特徴で、
自分は鶏油の芳ばしいパンチが好きなんですけど

> 油脂感は控えめながらも鶏ならではの風味を引き出すのが上手く、
ここが抜かりないので不満に感じませんでした!

> 以前のどんぶり型での「JET」もそんな感じでしたしね!
このカップ麺も完成度が高かったですよね!
「きんせい」も印象的でしたし、今後の鶏系も楽しみです。

> 一方で東洋水産の縦型特有の弱点も満載な一杯でしたね!
そうそう; ここは割り切らないと厳しい弱点ですね(苦笑)

今回のような高粘度スープだと尚更、粉末スープの
溶け残りが目立ってきますし、麺も例の麺ですから(苦笑)

> 東洋水産の縦型の麺はスープを壊しさえしなければOKとしています!
自分も同じスタンスですw 大らかな気持ちで楽しもうかとw

あまりに浮いてると総評は下げますが、本気盛系の麺は好きなので、
個人的な満足度としては割と手放しだったりするんですけどねw

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