エースコック「ご当地最前線 新潟燕三条系 煮干背脂しょうゆラーメン」



カルビーの「堅あげポテト 明太チーズ味」を食べました。思ってたよりもチーズのコクが深くあって、まろやかな味わい。明太子の辛味はピリ辛の枠を出ず、それでいてアクセントとして確実に作用している絶妙なライン。イメージ的に生の明太子を使った料理というよりも、明太子を混ぜたクリーム系のソースにチーズを乗せて、オーブンで焼いて加熱したような明太子感と言いますか(わかりますかねw)チーズのコクも相俟って、インパクトよりも全体的に丸みを帯びた味わい深さが個性となっていました。今回のテイストは20代〜30代の女性をターゲットにアンケートを募り、「いま、堅あげポテトで食べたい味」で支持率No.1だったらしく、そういった客層を意識しているようです。ちなみに発売日はコンビニ先行で6月13日から、それ以外の店舗では本日6月20日からとなっています。この記事は丁度1週間前からの予約投稿なんですけど、おかげで鮮度の高い冒頭文になりましたw

さて、本題の鮮度は相変わらず、発売日とのラグが約1ヶ月ほど生じているエイジングされた記事で申し訳ないのですがw 本日の一杯は、エースコックの「ご当地最前線 新潟燕三条系 煮干背脂しょうゆラーメン」です。エースコックの燕三条系といえば、ファミリーマートの専売品「新潟燕三条系背脂醤油ラーメン」の良い印象が強いので、思わず期待してしまいますね。ちなみに今回のポイントは、しっかりめの煮干に鶏や豚の旨味を加え、まろやかかつ濃厚な味わいが進化した最前線だそうです。燕三条系ラーメンって、煮干の主張は勿論、スープはキレのある醤油ダレをベースにして、そのカドを適度に背脂が包み込む、みたいなイメージが漠然とあるんですけど、今回はベースからして丸みを帯びているのでしょうか。だとすれば、塩カドが苦手な自分としては好都合なアレンジですw





めんは、「滑らかで適度な弾力を持つ角刃の太めん」で、「適度な味付けを施し、スープと相性の良いめんに仕上げ」たとのこと。同社の「カドメン」の流れを汲んだ太めの油揚げ麺で、麺単体としての存在感は確かなんですけど、カドメンほど角ばってはおらず、なめらかな口当たり。燕三条系ラーメンの特徴として、うどんのような太麺というのがポイントとして挙げられるので、それを意識して口当たりの良い太めの油揚げ麺を採用したのでしょう。カドメンのノウハウを感じるだけあって、油揚げ麺特有の風味も比較的穏やかだったのですが、少なからず影響している部分はありますね。でも酷く気になるわけではなかったし、太めでも闇雲に無骨なタイプではなかったので、バランスは良かったです。スープの表面に浮かぶ動物性の油脂成分と背脂が麺の表面をコーティングして、それによって感じる独特の甘味と芳ばしさの兼ね合いがオツでした。今回はスープの方向性がエッジよりもマイルドに寄った路線だったので、お湯を入れてから標準時間よりも気持ち長めに待って麺を馴染ませ、スープとの一体感を高めた方が楽しめるかもしれません。少々時間が経っても簡単にヘタれるようなコシのないヤツではなかったですから。

スープは、「すっきりとキレのある醤油の味わいを残しつつ、クリーミーでまろやかな白湯の鶏・豚エキスをたっぷり使用することで、コクのある美味しさに仕上げ」て、「どっしりとした煮干しの風味と別添の背脂が一層スープに深みを与え」るとのこと。特有のエグみが感じられるほどの主張ではなかったものの、しっかりと軸には煮干が存在していて、鶏・豚エキスによる動物系の旨味が骨組みを的確にサポート。そして何より印象深かったのは、別添の小袋に入っていた上質な背脂。エースコックの背脂は非常に質が高く、背脂特有の柔らかい粒感や、背脂らしい甘味がリアルに感じられ、多めに投入されていることによって明白に動物系のコクを打ち出しているのですが、確かな質の高さからクドさや野暮ったく感じるようなネガティブな印象を与えず、純粋にスープのクオリティを高い位置に引き上げてくれています。カドを立たせ過ぎずも後味にはキレを感じる醤油の適度な主張に、きちんと特徴である煮干の風味を効かせ、リアルでクオリティの高い背脂が本格感を演出。とても美味しいスープだったので、油揚げ麺だったのが少し勿体無く感じるほどだったんですけど、時間が経っても油揚げ麺特有のネガティブな風味なんかは気にならなかったので、最後まで素直にスープの旨味を楽しめたのが良かったです。

かやくは、「風味の良い玉ねぎ、程良く味付けした鶏肉そぼろ、メンマ、彩りの良いなると、ねぎ」とのこと。玉葱は燕三条系に必須の具材なので、そこはキッチリ押さえてますね。フレッシュな食感と玉葱特有の香味感がアクセントとして確実に寄与しているのですが、玉葱の甘味と背脂の甘味がリンクして、変化のあるアクセントをもたらしながら、同時に相乗効果も生んでいるようでした。量も多かったし、絶妙にスープとマッチしていて、とても印象が良かったです。程良く味付けした鶏肉そぼろは、ちゃんと程良く味付けされていたのが好印象w これといって特筆すべき点こそなかったものの、あのスッカスカな茶色い肉そぼろとは違い、きちんと肉具材として素直に評価できる質でした。メンマも箸休めに良かったし、ナルトが見た目に華を添えてくれていて良いですね。玉葱の他は量的にオマケ程度だったんですけど、それぞれに価値を見出せたので、印象の良い構成でした。

(標準は★3です)

随分と大人しく丸みを帯びた燕三条系だったのですが、それが今回の最前線ポイントみたいですし、確かな旨味とリアルな背脂には価値が見出せると思います。マイルドな路線のスープに太めの油揚げ麺を合わせているのですが、口当たりの良さが麺の孤立を防ぎ、バランスは良好。きちんとマイルドな路線の燕三条系として成立していて、確かな煮干の旨味に背脂のコク、多めに入っていた具材の玉葱など、燕三条系らしい個性も感じられたので、納得の★5としました。今回は敢えて個々の癖やインパクトを抑えているような雰囲気を感じたのですが、それが功を奏している一杯ですね。さすがに本格度はノンフライ麺を使用した丼型に及びませんが、タテ型ということを考慮すると、これはこれで素直に楽しめたし、ひとつのカップ麺として総合力の高い一杯でした。やはりエースコック、別添でリアルな背脂を使わせたら強いですね。ちなみに液体スープの中身は、ほぼ背脂だったので、小袋湯煎派は注意してください。背脂の粒が溶けますw とは言え、動物性の油脂成分が中で固まっていると思うので、出しやすくする為に熱湯を注いでからフタの上で1,2分ほど置く程度が理想でしょうか。今回のマイルド路線も非常に好印象でしたが、次は極端に攻めの姿勢にあるゴリゴリに尖った燕三条系とかも食べてみたいですね。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:ご当地最前線 新潟燕三条系 煮干背脂しょうゆラーメン
製造者:エースコック
内容量:92g (めん70g)
発売日:2016年5月16日 (月)
発売地区:全国 (コンビニ・スーパー等)
希望小売価格:205円 (税別)
JANコード:4901071278694

麺種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:440㎖
調理時間:熱湯5分
小袋構成:1袋 (液体スープ)

~標準栄養成分表~

1食 (92g) あたり

エネルギー:392kcal
たん白質:8.4g
脂質:14.3g
炭水化物:57.4g
ナトリウム:2.4g
(めん・かやく:0.6g)
(スープ:1.8g)
ビタミンB1:0.61mg
ビタミンB2:0.28mg
カルシウム:194mg

(食塩相当量:6.1g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、砂糖)、スープ(豚脂、鶏・豚エキス、食塩、植物油脂、しょうゆ、魚介エキス、砂糖、たん白加水分解物、香辛料、オニオンパウダー、酵母エキス)、かやく(玉ねぎ、味付鶏肉そぼろ、なると、メンマ、ねぎ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、カラメル色素、増粘剤(増粘多糖類、加工でん粉)、かんすい、微粒二酸化ケイ素、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、カロチノイド色素、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、香料、紅麹色素、香辛料抽出物、(原材料の一部に卵、乳成分、ごまを含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ごま

引用元URL:http://www.acecook.co.jp/news/pdf/1604_TLNS.pdf

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コメント

No title
あのどんぶり型とはまたぜんぜん違った
コンセプトの燕三条カップでしたね!
でもなんか上手いことまとめていたと思います。

自分の苦手な煮干しもちょっと控えめで美味しくいただけました。
玉ねぎと鶏になると俄然美味しくなるそぼろ(笑)もよかったですね。

>次は極端に攻めの姿勢にあるゴリゴリに尖った燕三条系・・
あ~、それは自分は許して~ww、それなら食べられない (^_^;)
Re:たういパパ
どんぶり型も秀逸な出来栄えですが
こちらも上手く纏まっていましたね!

エースコックと新潟コラボのカップ麺って
他にもありますし、何気に繋がりが深い地域なんだなー、と。

たしかにパパにとっては
このくらいの煮干感が丁度だったでしょ!

これ以上キツいと間違いなく
拒否反応を示してしまうでしょうからね…w

具材の鶏肉そぼろもマトモだったし(笑)
玉葱が多かったのも好印象! 燕三条系の決め手ですからね。

背脂も高品質で、エースコックの良さを活かした一杯だと感じました。
今後もエースコックの燕三条系は安心して手に取って大丈夫そうですね!
No title
takaさん、こんにちは!

やはりエースコックの背脂系は間違いがないなぁ、
と思わせてくれる仕上がりになっていましたね!

縦型でも後入れ背脂の量は十分なものがありましたし!(●・ω・)

また、エースコックは煮干の扱いも意外と上手いですし、
そこまで煮干で強く攻めてくるスープではないものの、
エースコックの得意分野が上手く生きた内容でしたね!

満足度という点ではやはりどんぶり型のほうが上でしたが、
縦型でこれだけきれいにまとめてくれれば上々ですね!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:かーとさん
こんにちは!

「燕三条系」「EDGE」の鬼背脂とんこつ醤油
「博多でみつけた 背脂とんこつラーメン」など
エースコックの背脂系は基本的にハズさないですよね!

タテ型らしいインスタントらしさはありましたが、
質の高い背脂によってリアリティが感じられたし、
対照的な両者が喧嘩することもなく、綺麗に仕上がっていたと思います。

> また、エースコックは煮干の扱いも意外と上手いですし、
煮干特有のインパクトは東洋水産に軍配ですけど、
旨味という点に於いてはエースコックも中々ですよね。

今回は自分の期待値以上だったし、
思っていた以上の満足感を得ることが出来ました。
No title
こんにちは!

コレもたのしみですね!
背脂と煮干し、鶏豚の旨味が想像出来ました☆

これまただいぶ先ですが、しっかり記憶に残しておきたいと思います笑
Re:ものグラムさん
こんばんは!

かなりバランス型だったんですけど
そのバランスに価値が見出せると思います!

背脂は相変わらず高品質だったし、
ここも大きな加点要素になると思いますよ。

> これまただいぶ先ですが、しっかり記憶に残しておきたいと思います笑
きっとその頃には忘れてると思うのでw
また改めて読み直してやってくださいな(笑)

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