エースコック「にたく!! 旨辛 台湾ラーメンorまぜそば」



5月16日発売、ジャパンフリトレーの「チートスエクストラ 特濃チーズ味」を食べました。チーズパウダーを300%に増量したとのことですが…うん、そのまんまですねw オリジナルの濃厚バージョンw その分ちょっと塩気は強めだったんですけど、アテにはイイ感じでした。基本、ストレートな増量系ってハズさないですよねー。故に感想もシンプルになっちゃって、あんまり書くこともなかったりするんですけど…いや、文章量も減るし楽できてラッキー、とか思ってませんよw ところで、全くの余談ですが、コンビニの入口に設置してある巨大扇風機、アレめちゃくちゃ苦手なんですけど…自分だけですかねw

さて、本日の一杯は、エースコックの「にたく!! 旨辛 台湾ラーメンorまぜそば」です。1つの商品で 2つのメニューを選んで楽しむことができる、というのがコンセプトの商品なんですけど、2014年には「2WAY 担担麺」が、2015年には「2WAYどっちーも」というカップ麺が発売されていました。ただ、2WAY系のカップ麺は、自分の中で前回も前々回も良い印象ではなかったんですよね。今回のテーマは「台湾ラーメン」と「台湾まぜそば」ということで、昨今の名古屋めしブームの影響は感じられるのですが、この両者って似て非なるモノなのでは…w 取り敢えず2個あるので、「台湾ラーメン」「台湾まぜそば」の順にレビューしたいと思います。




「台湾ラーメン」ver.

めんは、「生地にたっぷり水を抱かせた多加水めん」で、「プリッとした歯切れの良さともっちりとした食感を併せ持つ生めんのような品質のめんに仕上げ」たとのこと。エースコックの多加水系ノンフライ麺ということで、定評のある「もちもっち多加水麺」に通じるクオリティの高さですね。多加水系のノンフライ麺として現状では特に文句を付けるような部分は見当たらず、非常に完成度の高いノンフライ麺です。もちもちとした多加水麺らしい粘り気のある弾力に、しなやかで自然な質感が好印象。小麦っぽい甘味が強く、香りや風味も自然でリアルですし、不自然に伸びにくいノンフライ麺とは異なり、湯伸びしていくスピードまでもが実に自然なんですよね。麺単体で見ると存在感の強い麺なんですけど、多加水系でありながら表面はスープ馴染みが良く、今回の台湾ラーメンスープとの相性は問題ありませんでした。麺量も80gとレギュラーサイズのカップ麺より多めなので、ここも嬉しいポイントですね。高品質な多加水麺をちょっと大盛で食べられる、という部分だけで製品に価値が見出せるようでした。

スープは、「ガーリックや豆板醤をチキンベースの醤油ダレに加えた、パンチの利いた濃厚スープ」で、「魚粉入りのスパイスを加えることで、辛味の中にも旨みをしっかりと感じることができ、台湾ラーメンとしても、台湾まぜそばとしても、楽しめる味わいに仕上げ」たとのこと。スパイスを入れずに味見してみたんですけど、非常にオーソドックスなタイプのスープですね。動物系の旨味を軸に香味野菜のキレと輪郭のある醤油ダレを合わせたシャープな路線で、やや糖類による甘味も目立っていたのですが、嫌味な甘さではありませんでした。表面に浮かぶラー油も多めに入っていて、無難な路線でありながら、それ故に台湾ラーメンらしさが演出できています。ただ、真っ赤な見た目の割に辛さはピリ辛にも満たない程度だったので、そこは辛さも売りの台湾ラーメン、もうちょっと辣味は欲しかったですね。そして魚粉入りのスパイスですが、これは受け取り方で評価が分かれるポイントかもしれません。通常、台湾ラーメンに魚粉や黒胡椒を用いることは稀だと思うので、単純に見れば魚粉でスープの旨味は増していたし、黒胡椒の清涼感とパンチが刺激の相乗効果を生んでいて好印象だったんですけど、台湾ラーメンらしさは鳴りを潜めてしまうというか、台湾ラーメンに拘って見てしまうと、魚粉と黒胡椒は蛇足的な気がしました。魚粉と黒胡椒のアクセントを新たなスタイルとして受け入れられる柔軟性があれば、それなりに楽しめる内容ではあると思うのですが、硬派な台湾ラーメンを求める人は別添のスパイスは入れない方がいいかもしれません。

かやくは、「程良く味付けした肉そぼろ、色調の良いニラ、唐辛子」とのこと。先日のスーパーカップでは改良が見られて好印象だった肉そぼろでしたが、今回はノンフライ麺にコストを持って行かれたのか、例によって味の無いスカスカなスポンジ系の肉そぼろが入ってました。これはもう明らかなコスト調整による弊害ですよね…。台湾ラーメンにも台湾まぜそばにも挽肉系の具材は必須項目なので、カットすることは出来ないんでしょうけれど、これなら入ってない方がマシだとすら感じてしまいますし、実際に量は多めだったのですが、全く以て嬉しくなかったです…w ニラの存在感は普通だったんですけど、それなりにイメージとして台湾ラーメンらしさは醸し出せていたと思います。


「台湾まぜそば」ver.

めんは、「台湾ラーメン」と同じです(当たり前ですがw)ただ、この多加水麺、今回のような汁無しカップ麺でこそ本領を発揮するんですよ。汁が無いことで麺が主役の立ち位置を確保していたし、手放しに楽しめる完成度の高さから主役として堂々と振舞っています。強めのタレや魚粉入りスパイスのパンチに負けることもなく、むしろ麺の地にある対照的な甘味が引き立っているような印象。時間経過によって湯伸びすることもないので、もちもちとした食感が最後まで持続してくれますし、粘り気のある多加水麺らしい弾力も然る事乍ら、麺そのものの旨味が汁ありよりもダイレクトに伝わってくる為、麺を楽しみたいなら汁無しがお勧めです。

タレは、「お好みにより量を調節してお召しあがりください」とのこと。もちろん液体スープも「台湾ラーメン」と同じなんですけど、スープ(タレ)の味付に関しては基本の方向性が似ているので、何の違和感も無く成立していますね。ややシャープな醤油ダレに豆板醤と多めのラー油、香味野菜のキレに魚粉入りスパイスの明白なパンチなど、きちんと台湾まぜそばらしい要所を押さえていました。唐辛子の刺激に関しては完全に肩透かしレベルだったので、もうちょっと辣味は欲しかったですけどね。ちなみに量を調節しろとのことだったので、とりあえず6割ほど入れて食べてみたんですけど、自分には6割で充分でした。魚粉入りスパイスによる旨味なども汁ありより直接的に伝わってくるので、液体スープは気持ち少なめくらいがいいかもしれません。ただ、この調節が厄介なところでもあって、少しずつ入れれば結果的に自分好みの濃さに調節することは可能なのですが、小袋の切り口の大きさで油脂成分とタレのバランスなんかも変わってきますし、一概に “この味” とは言えないので、今回の感想はニュアンスだけ受け取ってもらえればと思いますw もし液体スープを入れすぎちゃった場合は、卵黄で中和するといいでしょう。若しくは卵黄投入を前提として、多めに入れてみるのも食べ方のひとつだと思います。

かやくは、それぞれ汁ありよりも目立ってますね。ニラと輪切り唐辛子の存在感アップは嬉しかったのですが、粗悪な肉そぼろの存在感が際立ったところで何のメリットも感じられず、台湾まぜそばの定義を無理矢理にでもクリアする為の存在として、とりあえず入れました的な状態だったので、あんまり印象は良くなかったです。これが “必要悪” というやつですかね(違w)

(標準は★3です)

ひとつのカップ麺で同時に2つの味が楽しめるならメリットは大きいんですけど、普通に調理したら1つのカップ麺で1つの味しか楽しめないわけですし、両方を味わう為には結局2つ買わないといけないわけで。しかも両者の要素を取り込もうとした結果、それに伴う代償が少なからず生じてしまうので、これなら超本格的な台湾ラーメンと超本格的な台湾まぜそばを別々に開発してもらったほうが結果的な満足度は高いような気がしました。希望小売価格が230円の商品ですから、どちらか1本に絞れば、そこそこのクオリティは打ち出せると思うんですよね。なにも1つのカップ麺で味の選択を迫らなくても、同期間に2品リリースしてくれれば店頭で台湾ラーメンか台湾まぜそばの好きな方を選択できますしw ただ、これまでの2WAY系の中で最も印象が良かったのは確かです。相変わらず多加水麺の品質は間違いなかったですし、どちらも味としては素直に美味しかったので、コンセプトの遊び心を加味した上で総評は及第点に★ひとつプラスしました。で、台湾まぜそばが結構おいしかった(★5くらいだった)から「+」マーク。つい最近、エースコックは「きみまろペースト」という強力な武器を開発したばかりなので、台湾まぜそばに合わせれば間違いないマッチングを魅せてくれるでしょうし、台湾ラーメンに合わせれば今までに無い新鮮味が感じられそうですし、そういった製品の開発にも取り組んでみて欲しいですね。台湾ラーメンで魚粉入りスパイスを許容できるか(入れるか)否か、台湾まぜそばで液体スープの量をベストな配分に加減することが出来るか否か、そういった部分がハードルになってますけど、仕上がりとしては概ね良かったです。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:にたく!! 旨辛 台湾ラーメンorまぜそば
製造者:エースコック
内容量:113g (めん80g)
発売日:2016年5月2日 (月)
発売地区:全国 (コンビニ・スーパー等)
希望小売価格:230円 (税別)
JANコード:4901071211431

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:360㎖
調理時間:熱湯5分
小袋構成:3袋 (液体スープ・スパイス・かやく)

~標準栄養成分表~

1食 (113g) あたり

エネルギー:415kcal
たん白質:8.2g
脂質:12.7g
炭水化物:67.0g
ナトリウム:1.8g
(めん・かやく:0.6g)
(スープ:1.2g)
カルシウム:238mg

(食塩相当量:4.6g)

原材料名:めん(小麦粉、食塩、植物油脂、植物性たん白、大豆食物繊維、卵白粉)、スープ(植物油脂、しょうゆ、鶏・豚エキス、糖類、香辛料、発酵調味料、食塩、香味油、魚介パウダー、たん白加水分解物、オニオンエキス、酵母エキス)、かやく(鶏・豚味付肉そぼろ、唐辛子、ニラ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酒精、炭酸カルシウム、増粘多糖類、乳化剤、卵殻焼成カルシウム、かんすい、香料、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、カラメル色素、香辛料抽出物、酸味料、(原材料の一部に卵、乳成分、さば、ごまを含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ごま

引用元URL:http://www.acecook.co.jp/news/pdf/1604_YXWR.pdf

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コメント

No title
2個食べお疲れちゃんでした。

たしかに現実的には2個買って両方チャレンジする人は
ごく少数でしょう。
まぁ、基本話題性で惹くひとつのネタの位置付けと考えるべきですね。

今回のは初代よりクオリティ高かったですが、
初代のように戻し湯をスープに使うとかのアイデアがなかったので
その面ではフツーでしたね (^_^;)

ペヤングのハーフ&ハーフみたいな商品を特殊な容器作って
同時食べできるようにするとか考えられますが、
どうしてもコストの問題でボツになるのでしょう。
2アイテム発売も需要の分散の問題がありますからね・・・。

でも自分にとっては格好のネタカップ麺なので(笑)、
今後もどんどん発売して欲しいですww
No title
takaさん、こんにちは!

これまでの2WAY系の中では最も内容が良かったですけど、
台湾ラーメンに魚粉が入るのだけはちと蛇足でしたね!

それによって食べやすく感じる人もいるとは思いますが!(=゚ω゚)

でもそこを除けば全体的によくできてはいましたね!

このシリーズはいつもながら記事を書くまでが大変です;

記事を2回に分けて書くという手もなくはないですが、
1つにまとめようとすると2回食べる必要が出ますしね;

食べる分には「何も2WAYでなくても」とは思う一方で、
一つのアイデアとしては面白さもあるのですよね!

そぼろに関しては・・・評価に値しなかったですね;

このそぼろをこんなに大量に入れなくてもいいので、
普通のそぼろを少なめでいいから入れてくれと思いました!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:たういパパ
> 現実的には2個買って両方チャレンジする人はごく少数でしょう。
たしかにブログをしてなかったら、自分は1個で充分ですね。
ただ、パパみたいに1個で2つの味を試す人も極めて少数派かとw

> 初代のように戻し湯をスープに使うとかのアイデアがなかったので
たしかに! 今回、こういった工夫は無かったですからね;

> ペヤングのハーフ&ハーフみたいな商品を特殊な容器作って
仰る通りコスト的には厳しそうですけど、
このアイディアは素晴らしいと思いました_φ(. .*)

> でも自分にとっては格好のネタカップ麺なので(笑)
パパには同時進行という伝家の宝刀がありますからねw
多分、来年も出ると思うので、バタバタ記事を楽しみにしてます(笑)
Re:かーとさん
こんばんは!

> 台湾ラーメンに魚粉が入るのだけはちと蛇足でしたね!
同じく、ここが自分も引っ掛かってしまったんですよ;

ただ、これに関しては別添なので、自分でカットできますし、
台湾ラーメンの概念を脇に置けばアリかなー、とも思いました。

> このシリーズはいつもながら記事を書くまでが大変です;
> 記事を2回に分けて書くという手もなくはないですが、
> 1つにまとめようとすると2回食べる必要が出ますしね;
そうそう; 去年は前者を取って4日分の枠を喰ったのでw
今年は何とか1つに纏める方向で記事を書きました(苦笑)

実食日は跨いだので実質1日1食ずつだったんですけどね!笑

> そぼろに関しては・・・評価に値しなかったですね;
スーパーカップで夢を見させて…でしたねw

スープか麺の完成度、どちらかひとつ抜きん出ていたら、
具材の肉そぼろに関しては目を瞑るスタンスで行こうと思います(笑)

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