東洋水産「マルちゃん 本気盛(マジモリ) 辛赤ねぎ豚骨」



マクドナルドの「ロコモコバーガー」今年も発売されましたね。ややバンズとパティに難ありな印象の強いマクドナルドですが、比較的いつもソースは好印象なイメージがあります。今回もロースト感のあるグレイビーソースの出来は悪くなかったし、スイートレモンソースとの兼ね合いも良好。果たしてコレがロコモコなのかと問われると、些か疑問に思う節は無きにしも非ずですけどw 今年も良い意味で普通に美味しかったです。漠然とアロハでした(使い方は分かっていない模様w)

さて、本日の一杯は、東洋水産の「マルちゃん 本気盛(マジモリ) 辛赤ねぎ豚骨」です。本気盛といえば、角刃でカットされた厚みのある食べ応え重視の無骨な油揚げ麺、というイメージが強くあると思うんですけど、最近では今回のように熱湯2分の丸刃でカットされた細めの油揚げ麺も登場するようになってきて、バリエーションが広がったように思います。ただ、毎度この手の「辛」にはサッパリ期待出来ないので、そこは予め割り切って(苦笑) 今回の本気盛、漠然と同社の「ハリガネ」の大盛バージョンな雰囲気を感じているのは私だけでしょうかw





めんは、「硬く歯ごたえのある極細の丸麺」とのこと。かなりスナック的な油揚げ麺で、イメージ通り「ハリガネ」の麺を一回り太くした感じですね。風味も食感もスナック的で、食べ始めは歯応えがあるんですけど、単に戻り切ってないだけ、みたいな印象が無きにしも非ずw 個人的に東洋水産のスナック的な油揚げ麺が大好きなので、麺単体として自分は素直に楽しめたんですけど、今回のスープとの相性を考慮すると、ちょっとバランスは悪かったかなぁ…。と言うのもスープが意外とシャープな路線だったので、いくら普段の本気盛よりも自己主張が控えめな麺とは言え、隠し切れない特有のスナック感が独り歩きしているような感じ。おそらく麺は汎用だと思うので、スープ側に問題アリだと思います。

スープは、「香辛料で味のバランスを調えた豚骨スープに、豆板醤ベースの辛ダレを合わせた、見た目にも赤いピリ辛味の豚骨スープ」で、「益都唐辛子入り」とのこと。思いの外に豆板醤ベースの辛ダレが主張していて、キレを意識したような豚骨味となっています。スープだけ味わうと、スナック的でありながらもポークの旨味が感じられたし、方向性としては豆板醤の個性に面白味はあったんですけど、時間の経過と共に油揚げ麺特有のスナック感が侵食してきて、結果的にスープの表情がボヤけてしまっていました。もともと豚骨自体も厚みのあるタイプではなかったので、浅いというか、コクや旨味が薄っぺらいというか、後半にかけて油脂成分が減ってくると薄っぺらさに拍車がかかって、輪をかけるように油揚げ麺の風味が滲み出てくるもんだから、余計にスープを弱く感じてしまったんですよね。豚脂の含有量を増やして強制的に厚みを持たせるか、いっそ豆板醤一辺倒くらいのインパクトがあれば油揚げ麺のネガティブさも払拭できたのかもしれませんが、残念ながら今回は麺とスープのバランスが悪かったです。基本的に東洋水産はスナック感を上手く利用しているメーカーだと思ってるんですけど、そのスナック感が裏目に出たのは少し予想外でした。ちなみに辛さは想像通りピリ辛にも満たないレベルだったんですけど、製品説明にもある益都唐辛子とは辛味が弱く甘味のある品種で、キムチや辛子明太子などの色付けに適している唐辛子の品種です。つまり、「辛赤」というネーミングですが、そもそも辛さにウェイトは置いてないんだぞ、というメーカーからの説明に思えますよねw

具材は、「FD 豚挽肉ブロック、ねぎ」とのこと。さすが豚挽肉はフリーズドライなだけあって、一般的な乾燥肉そぼろとは一線を画した仕上がり。食感も風味もリアリティを強く意識していて、それを体現していることに東洋水産の強みを感じます。ただ、今回は麺のスナック感が全体に強く影響していたので、具材だけリアルなのも何だかなぁ…って感じだったんですよね。普通の乾燥肉そぼろを多めに入れた方が印象は良かったかも。それに「ねぎ豚骨」というネーミングですが、ネギの存在感は薄くて、あんまり意識していないように思いました。

(標準は★3です)

「辛赤」の辛味に関しては一先ず置いといて、「ねぎ豚骨」なのに然程ネギを意識してなかったり、麺とスープのバランスが悪かったり、スナック的な油揚げ麺をジャンクに楽しむ製品と割り切ればいいのかもしれませんが、ネーミングやコンセプトを踏まえると結果的に体を成していなかったので、今回は心を鬼にして★2にしました。私は基本的に本気盛が好きなのと、東洋水産が作るスナック感全開の油揚げ麺が好きなので、そのバイアスから満足度は★3確保できた感じだったんですけど、冷静に判断したら手放しには楽しめない内容だったな、と。もともと辛味には期待してなかったので、そこは裏切られることもなかったのですが、スナック的な油揚げ麺でもバランスが取れるようスープに強めに豚脂を効かせるとか、ねぎ豚骨なんだからネギにも力を入れるとか、ちゃんと押さえるとこ押さえとかないとボヤけちゃうよ、って感じだったんですよね。で、実際にボヤけてたし(苦笑)それに具材にフリーズドライを使う余裕があったなら、普通の肉そぼろでよかったので、もうちょっとスープにウェイトを寄せて、全体の方向性を麺に合わせて徹底的にジャンクな路線に絞った方が仕上がりとしては無難だと思いました。辛味とか獣臭とか、油揚げ麺のスナック感を丸め込めるだけの柱が一本通っていれば、もっと素直に楽しめたような気がします。今回のように悪い意味で麺が柱になってしまった場合、露骨に本気盛の弱点が浮き彫りになってしまうんですよね…。で、実は食べ終わってから気が付いたんですけど、2015年に本気盛から「辛赤とんこつ」というカップ麺が出ていてですね、比較すると麺や添付調味料の原材料は同じ構成で、栄養成分表の数値に至っては全く同じっていう…w で、しかも昨年は★5を付けていて、今回は★2…いやもうほんと自信なくなってきたw この落差は一体どういうことだw

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:マルちゃん 本気盛(マジモリ) 辛赤ねぎ豚骨
製造者:東洋水産
内容量:107g (めん80g)
発売日:2015年4月25日 (月)
発売地区:全国 (CVS他)
希望小売価格:205円 (税別)
JANコード:4901990335546

麺種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:430㎖
調理時間:熱湯2分
小袋構成:1袋 (特製スープ)

~標準栄養成分表~

1食 (107g) あたり

エネルギー:492kcal
たん白質:16.6g
脂質:23.3g
炭水化物:53.9g
ナトリウム:2.5g
(めん・かやく:0.9g)
(スープ:1.6g)
ビタミンB1:0.41mg
ビタミンB2:0.34mg
カルシウム:179mg

※参考値:調理直後に分別した値
エネルギー:492kcal (めん・かやく:402kcal / スープ:90kcal)
食塩相当量:6.4g (めん・かやく:2.3g / スープ:4.1g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、醤油、卵白)、添付調味料(ポークエキス、植物油、醤油、豚脂、食塩、砂糖、豆板醤、香辛料、でん粉、香味油脂、たん白加水分解物、粉乳、発酵調味料)、かやく(味付豚挽肉、ねぎ、ゼラチン)、調味料(アミノ酸等)、加工でん粉、炭酸カルシウム、トレハロース、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、増粘多糖類、酒精、pH調整剤、クチナシ色素、香料、パプリカ色素、カラメル色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に乳成分、ごま、鶏肉を含む)

アレルゲン情報:卵・乳・小麦・ゼラチン・大豆・豚肉・鶏肉・ごま

引用元URL:http://www.maruchan.co.jp/news_topics/documents/1604_mazimori_karaakanegitonkotu.pdf

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コメント

No title
あらら・・・これは残念ですね (^_^;)
自分的には本気盛には珍しい丸麺の中細麺使用って
かなりインパクトあるし、スープはマルちゃんなので
おそらく安心!って思ってました。
でも、これなら自分でもOKだったかな?

なんかバランス崩しちゃったのですね。
マルちゃんにしてはスープの完成度の低さも珍しい。

やっぱりあのいつもの縮れの強いあの本気盛麺のほうが
よかったのかな??

自分の場合は評価の差の半分は食べた時の体調と空腹度が
関わっている気がします・・・ (^_^;)

まぁ、自分なりの評価なので気にする必要ないでしょう!
Re:たういパパ
本気盛の無骨な油揚げ麺が苦手なパパでも今回の麺は安心です!

ただ、それでもスープが弱い気がしたんですよね。

> やっぱりあのいつもの縮れの強いあの本気盛麺のほうが
> よかったのかな??
もし太めの本気盛麺だったら、それこそ★1だったかもw

内容が数値的には2015年と全く同じだったので、
体調の関係か、「ねぎ豚骨」の名に引っ張られたか…(苦笑)

なんにせよ自分の中では後味の悪い製品になってしまいました…w
No title
takaさん、こんにちは!

細麺ということで今回は安心できるかと思っていたら、
麺のスナック感の強さに完全にやられてしまいましたね;

ひさびさに「本気盛」のネガな部分を痛感させられました;

豆板醤を効かせたシャープ系のスープはそこそこ良かったのですが、
豚骨や油脂が弱めだっただけに麺の風味が暴れまくりましたね(;゚ω゚)

スナック感の強い麺の扱いの持つ難しさも感じましたね!

日清が作るセブン向けのカップ麺でもこういうことがよくありますが、
麺の風味とスープの相性ってほんと大事なんだなと思わされますね!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:かーとさん
こんばんは!

この細麺もシリーズの汎用麺だと思うので、
今回のバランスとしてはスープに問題アリだと感じました。

そう思うと「ハリガネ」のバランスは秀逸なんですよね!

もうちょっとスープにスナック感を活かす工夫があれば、
麺のスナック感も素直に楽しめたような気がします。

ただ、記事の中でも触れてるんですけど、
昨年と原材料や栄養成分表が同じっていうのが何よりショックで(苦笑)

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