日清食品「有名店シリーズ 鳴龍 担担麺」



5月17日発売、サッポロ「ヱビス マイスター」を飲みました。いきなりですが、結果的感想…これ好きだーw さすがヱビスの最高峰ですな。ヱビスを知り尽くした総勢50名超の技術者が集結して開発されたらしく、ホップはオリジナルのヱビス同様 “ハラタウトラディション種” を使用し、さらに “ロイヤルリーフホップ” を一部使用とのこと。グラスに注ぐと琥珀がかった色合いで、まず濃度の高さを目で楽しむことが出来きます。香りにはトップノートから複雑味を感じ、密度のある芳香。口に含むとヱビスらしい重心の低さを訴えつつ、それでいて磨かれたような高級感のある洗練された面持ち。ヱビスらしい一定の苦味を持ちながら、あくまでも旨味を強調している感じで、重厚感がありながらも重た過ぎず、全体の雰囲気として確実に高級感を演出しているのですが、決して敷居が高い味ではありません。しっかりとヱビスらしさが踏襲されていることで、突っ撥ねるような印象は受けないんですよね。余韻には舌の根に残る旨味を残しながら、後味には雑味がなく、深みがありながらも重くなり過ぎないテイスト。まずオリジナルのヱビスを尊重し、それを限りなくストレートに昇華させた感じですね。かなり洗練された路線ですが、割り切ってて良いと思います。本家よりも1本あたり30円ほど高かったんですけど、値段の差以上の価値を見出すことが出来ました。ランクのイメージとしては、「ザ・プレミアム・モルツ」と「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム」の中間点に位置しているような雰囲気で、まぁ値段的にもそうなんですけどw しかもこれ、嬉しいことに期間限定ではなく、通年商品なんだとか。よくやったサッポロビール! ちなみに私は、日本の大手酒造メーカーが作る一般販売向けのビールの中でヱビスを贔屓する傾向にあるので、そのような者の感想であることをご理解ください。いやでもほんと、日本初のウェットルック缶で手に取った瞬間から高級感がありますし、サッポロのプレミアムブランドであるヱビスを純粋にブラッシュアップした雰囲気で、なかなかにラグジュアリーな一杯でした。わぁ〜オレこれハマるぞw ヤバいぞw 5月24日から樽生も出ているそうなので、そっちも激しく気になってます。

さて、本日の一杯は、日清食品の「有名店シリーズ 鳴龍 担担麺」です。前回の「有名店シリーズ」は、まさかの丼型だったんですけど、再びタテ型でカムバック。なんですけど、ちょっとニュースリリースを見て気になったのが、今回の「鳴龍」でシリーズ第10弾となっていて、ひとつ前に当たる第9弾は「マタドール」なんですよね。つまり、丼型はカウントされていない…謎が謎を呼ぶ丼型の存在w それは扨置き、監修店の「創作麺工房 鳴龍」は、「東京・大塚で連日売り切れ続出の人気店」で、「店主の斎藤一将氏は、ホテルの中華料理店で料理長として腕をふるった経歴を持ち、看板メニューの『担担麺』以外のメニューも評価が高い、今注目の有名店」だそうです。このシリーズは基礎クオリティが高いので、いつも安心して手が出せる印象ですね。自分は担担麺に胡麻の濃度を求める傾向にあるのですが、今回は醤油ベースとのことなので、予めスタンスを切り替えて食べたいと思います。





は、「のどごしのよい細ストレート麺」とのこと。いつもの上品で繊細な油揚げ麺らしからぬ油揚げ麺で、加水率が低めの質感から歯切れの良さが光っていて、担担スープのイメージともマッチしていました。自分は担担麺に低加水麺を合わせたがる傾向にあるるので、そのバイアスが多少なりとも干渉しているかもしれませんw ただ、それを差し引いても麺自体の完成度は相変わらず秀逸で、油揚げ麺特有のネガティブさは極めて弱く、繊細で本格的なスープを阻害しない、というのが最大のメリット。麺単体としても素直に評価できるし、油揚げ麺でも再現モノとして難なく成立してしまうことから、やはりこの麺ありきのシリーズだと思います。今回はスープがスッキリとした路線だったので、追って探すと油揚げ麺特有の風味を普段よりも前に感じたのですが、油揚げ麺の持つ負のイメージよりも特有の甘味を素直に楽しめる感じだったし、その風味がスープと合っていてオツな感じでした。

スープは、「丸鶏などから取った旨み溢れるスープとしょうゆダレに、胡麻の甘味とコクを利かせた上品な担担スープ」で、別添に「唐辛子の辛みが食欲をそそる『特製油』」付とのこと。醤油ベースの担担スープということで、それなりに醤油感が強いのかと思いきや、そうでもないのですね。まず印象的だったのは、極めてバランス型だったこと。それでいて中途半端な仕上がりではなく、丸鷄の旨味と豚脂によって動物系の厚みを打ち出し、重なって芝麻醤がコクを深めています。胡麻の風味がフロントにあるわけではないのですが、食べ進めることによって蓄積されていくというか、後半にかけて頭角を現してくる感じ。そこへ絶妙な配分の酸味が相俟って、方向性としてはスッキリ路線だったのですが、追って奏でるような旨味から食べ進めていく毎に美味しさが増していくような味わい深いスープでした。ちなみに唐辛子の辣味や花椒の麻味など、刺激的な要素は控えめだったんですけど、明確な動物系の旨味と緻密に計算された酸味と甘味のバランスが絶妙で、刺激を欠いても補って満足できる要素を感じられたのが良かったです。

具材は、「肉ミンチ、ネギ」とのこと。ネギは特筆すべき具材ではなく、至って普通の小葱だったんですけど、肉ミンチの満足度は非常に高いですね。凝縮されたような肉の旨味が印象深く、自然な歯触りにも好感が持てたし、量も申し分ありません。今回はスープが繊細な路線だったので、人によってはインパクト不足な印象を受けてしまうかもしれませんが、存在感の明白な肉ミンチが分かりやすい旨味となっていて、力強さを補完してくれる感じ。そんな明瞭に存在感のある肉具材ですが、決してスープの繊細さを壊さず、適度にパンチを与えてくれている雰囲気が好印象でした。かなりシンプルな構成なんですけど、メインの肉具材は量も質も申し分なく、かなり満足感が高かったし、いろいろゴチャゴチャと品数を入れるよりも今回のように質の高い具材で一点突破してくれる方が良心的だと感じました。

(標準は★3です)

強烈に胡麻の濃度を打ち出したスープをイメージしていたり、粘度の高いコッテリ系や、辣味や麻味などの刺激的な要素を求めると物足りなさを感じてしまいそうですが、それを補って余る丸鷄の旨味と緻密に計算されたバランスの秀逸なスープ、そして一点突破型の肉具材に価値が見出せたので、納得の★5としました。製品説明にもあるように上品な出で立ちの担担スープだったんですけど、今回もスープの繊細さを壊さない秀逸な油揚げ麺が面目躍如な活躍振りだったし、相変わらず油揚げ麺を採用したタテ型の再現モノとは思えないバランスで、このブランドが持つ強みを活かせていたのが良かったです。カウントされてなかった丼型の存在が不透明なまま第10弾としてタテ型が登場してしまいましたけどw 今後も安心して手に取ることが出来そうですね。今回のようなシャープな路線の担担麺も最近では珍しいですし、こういうバランス型の担担麺もアリだなー、って素直に思えました。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:有名店シリーズ 鳴龍 担担麺
製造者:日清食品
内容量:103g (めん80g)
発売日:2016年4月25日 (月)
発売地区:全国
希望小売価格:205円 (税別)
JANコード:4902105235751

麺種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:410㎖
調理時間:熱湯4分
小袋構成:1袋 (特製油)

~標準栄養成分表~

1食 (103g) あたり

エネルギー:489kcal
たん白質:11.5g
脂質:23.0g
炭水化物:59.1g
ナトリウム:2.4g
(めん・かやく:1.0g)
(スープ:1.4g)
ビタミンB1:0.90mg
ビタミンB2:0.27mg
カルシウム:134mg

※参考値:調理直後に分別して分析
エネルギー:489kcal (めん・かやく:389kcal / スープ:100kcal)
食塩相当量:6.1g (めん・かやく:2.5g / スープ:3.6g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、香辛料)、スープ(豚脂、ポークエキス、植物油脂、小麦粉、ごま、醤油、糖類、でん粉、ねりごま、チキンエキス、食塩、香辛料、香味油)、かやく(味付肉そぼろ、ねぎ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、酸味料、かんすい、増粘多糖類、セルロース、カラメル色素、香料、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、ビタミンB2、香辛料抽出物、ビタミンB1、(原材料の一部に卵、乳成分を含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・豚肉・鶏肉・大豆・ごま

引用元URL:https://www.nissin.com/jp/news/5146

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コメント

No title
自分はタイミング的に偶然イオン専売の「多賀野」の後に食べたので
対極的な担担麺でとても良い比較ができました。
多賀野のこってり濃厚に対してのこの製品のすっきりシャープ・・・
とてもおもしろかったです。

多賀野の濃厚も感動したのですが、
この製品のシャープさにも感動しましたね!
夏場なんかはこういうタイプのほうが食べやすい感じがします。

肉具材がとても美味しく麺といっしょに食べたらとくによかったですね!
No title
おぉ〜、
いつもに増して長文の前書き。
エビスマイスターベタ褒めじゃぁないっすか。
エビスというだけで既に高級ビールですからね( ̄O ̄;)
大手ならではの安定の美味さの特別なビールとして通年販売は嬉しいですね(^○^)
Re:たういパパ
自分も「多賀野」の後に食べたので
全く方向性の違う両者にメリットを感じました!

仰る通り肉具材のクオリティも高かったですし!

かなりスッキリとした路線の担担麺には新鮮味があって、
相変わらずの総合力の高さに今回も納得の★5をつけることが出来ました。

ただ、ニュースリリースの第9弾と第10弾の位置付けだけが謎でしたけど…w
Re:愚昧親爺さん
長々と語ってしまいました(笑)

いやでもほんと好印象だったんですよね!

まさにイメージ通りの仕上がりだったというか、
純粋にブラッシュアップされた様子に好感が持てました。

しかも嬉しい通年商品! 既に6本パックを消費してしまいました(笑)
No title
takaさん、こんにちは!

ここ最近のカップ担担麺としては珍しいキレ重視の内容でしたね!

ただ、キレは重視しつつも動物系のコクがしっかりとあって、
キレとコクが両立したバランス型という感じもありましたね!(=゚ω゚)

自分としてはあえてもっとキレ寄りでもいいかとも思いましたが!
酸味がよりキリリと効いた担担麺というのもおいしいですしね!

そして今回は麺とスープの相性がいつも以上に良かったですね!

担担麺というと、こうした歯切れ重視の麺がよく合いますし、
そういう点からすると「有名店シリーズ」とは相性抜群ですね!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
No title
おお!

これは楽しみすぎますね!
なんとなく想像はしてみるも、やはりこれを見てしまったら、たまらん!

だいぶ先になりますが、楽しみにしておきます笑
Re:かーとさん
こんばんは!

スッキリとコクのバランスが絶妙でしたね!

サラサラしてるのに、きちんと旨味があって、
ちゃんと個性が印象に残る仕上がりが好印象でした。

最近このタイプの担担麺は珍しいですし!

確かに自分も酸味は強めてもいいような気はしたんですけど、
バランス型としての酸味の効かせ方は秀逸でもありましたよね。

仰るように麺とスープのイメージもマッチしてて良かったです!

ところで、次回作のカップが気になるところ(笑)
丼型は何故かシリーズとしてはノーカウントだったし;
Re:ものグラムさん
バランス型の担担麺としてクオリティの高さを感じました!

最近この手の担担麺も少ないですし、
そういった意味では新鮮なカップ麺かもしれませんね。

懐かしい頃合いでの記事アップを楽しみにしています(笑)

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