東洋水産「マルちゃん 四季物語 春限定 鯛だしうどん」



昨日の「ポテトチップス いかの塩辛味」に続きまして、隣に並べて売られてた「キャビア味」も食べたんですけど、実は今年が初めての実食で、実際に食べてみると世間で酷評されているほど酷い味だとは思いませんでした。磯の生臭さには一定の耐性があるので、それでかもしれないんですけど、そんなに生臭いとは感じなかったし、端的に言うと、ちょっとクセのある “のり塩” っぽい感じ。独特な磯の香りと塩っぱさでキャビアっぽい雰囲気を演出しようと頑張っていたので、テイストの方向性としては強ち間違ってない気もしますしw それに開封時のニオイや、味としてのクセで言えば、ずっと「いかの塩辛味」の方が個性的でした。思ってたほど酷くなかったとは言え、まぁ美味しい磯の香りが漂うポテトチップスが食べたい時は、のり塩を無難に選びますけどねw そもそも私はキャビアが特別美味しい食べ物だとは思っていないので、そういった意味ではイメージもリンクして…いや、庶民の僻みなのかもしれませんがw 「キャビア味」は1回食べられればいいかなー、って感じだったんですけど、「いかの塩辛味」は普通にリピしたいかもw

さて、本日の一杯は、東洋水産の「マルちゃん 四季物語 春限定 鯛だしうどん」です。これまで汁物2品と焼そばの計3品同時リリースがデフォルトのシリーズだったんですけど、今年の春から焼そばがラインナップから消え、汁物2品のみのリリースとなりました。それに今までは春だと桜海老を採用するなど、季節の素材で四季を表現し、その季節ごとにイメージされる具材を共通のテーマにしていたのですが、今回は「鯛だしうどん」と「あさりだし醤油らーめん」ということで、季節の具材という共通のテーマも廃止された模様。些かマンネリ感が否めなくなってきたブランドでしたが、私は季節毎のリリースを楽しみにしていたので、装いを新たにした四季物語シリーズの仕上がりが楽しみであると同時に、没個性となっていないかが心配でもあります。ダラダラと前置き書いてないで喰えば分かるですねスイマセンw まずは「うどん」からレビューしたいと思います。以前、「マルちゃん 旨み鯛だしうどん」というカップ麺があったんですけど、鯛の出汁感が結構印象に残っているので、ちょっと期待して…はい、さっさと喰えですねスイマセンw





めんは、「なめらかな口当たりで、コシのあるうどん」とのこと。これまでは「赤いきつね」の流れを汲んだ熱湯5分の麺だったんですけど、うどんにしては珍しく熱湯3分の油揚げ麺に切り替わっていて、食感よりも口当たりと主張の弱さから来る物腰の柔らかさを重視しているようなイメージ。もっちりとした食べ応えのあるタイプの麺ではありませんが、つゆの方向性が繊細さの感じられる優しい仕上がりだったので、麺の放つ自己主張の弱さが功を奏しているようでした。油揚げ麺特有の風味もネガティブさを感じさせるような無粋なものではなく、むしろ奥の方から感じる油揚げ麺特有の甘味が好印象とすら思える優しい風味。食べ応えという点では不満を感じてしまうかもしれませんが、取り合わせとしてはバランスが取れていて、自分としては印象が良かったです。少なくとも私はペラペラうどんが大好きなので、そのバイアスが影響していたらスイマセンw でもこのライトな感じが全体の雰囲気に合っていたし、広い層で割と素直に受け入れられるんじゃないですかね。

つゆは、「鯛・チキン・昆布・かつおの旨味をベースに、ほのかにゆずや生姜の風味を利かせた、華やかな味わいの和風つゆ」で、「鯛の旨味を使用した特製スープ付き」とのこと。 “鯛の旨味を使用した” という表現に化学のチカラを感じるのですがw それは扨置き、嬉しいことに予想的中。しっかりと鯛の出汁が効いてます。原材料にはチキンや昆布など、動物性のエキスと昆布による旨味成分が添加されているのですが、まずフロントに構えているのは紛れもなく鯛であって、意識すると若干ながら良い意味で鼻を抜けるような鯛のクセを感じるほど。なんですけど、柚子の清涼感と生姜による香味野菜の風味、そして適度なキレを生んでいた塩気が後味を濁さず、鯛出汁を押し殺さない範疇で上手に中和しています。麺の項目でも触れていますが、繊細で奥行きを感じる和風つゆだったので、自己主張の弱い油揚げ麺を合わせたことに好感が持てたんですよね。もしこれで盛大な油揚げ麺臭を放つようなタイプの麺を合わせていたら、かなり残念な仕上がりになったと思うんですけど、きちんと鯛の旨味や柚子と生姜の繊細さを感じられたのが良かったです。

具材は、「オニオン揚げ玉、たまご、花なると、ねぎ」とのこと。今回は味付の方向性が繊細だったので、揚げ玉は蛇足的な存在になるかと懸念していたんですけど、これが意外にも好印象で、全く以て杞憂だったんですよね。まずオニオンの存在感が強く、特有の甘味と芳ばしさを強く感じます。あ、オニオン系のスナック菓子みたいな感じw そして揚げ玉の油脂感は鯛出汁の繊細さをマスクすることなく、むしろ適度にコクを与えてくれているようで、意識的に食べるとオニオンの甘味と香味が効果的なアクセントになっていました。たまごは「赤いきつね」に入っているような人工的に形成された硬いタイプではなく、食感も風味も自然で、ほんのりとした甘味が優しい和風つゆにピッタリ。花なるとは見た目を盛り上げてくれていたし、ネギもギミックではなかったです。欲を言えば鯛つみれや胡麻なんかが入ってると嬉しかったんですけど、構成も量的にも不足感はありませんでした。

(標準は★3です)

東洋水産の鯛出汁ということで、一定の期待値で挑んだのですが、その期待を裏切らない仕上がりでした。決して派手なカップ麺ではないんですけど、きちんと鯛出汁が効いていて、ほんのり効かされた柚子と生姜が奥行きを生み、具材のオニオン揚げ玉も意外なくらいハマっていたし、全体の雰囲気を壊さない適度な主張の油揚げ麺という組み合わせ。派手なインパクトこそなかったものの、このブランドにそれを求めるのは門違いな話だと思いますし、安定感のある優しさを感じさせながらもパーツの作り込みに手薄な印象はなくて、確かな総合力の高さを感じることが出来ました。個人的には鯛のクセを強く打ち出して欲しくもありましたが、四季物語の窓口の広さを思えば適度な主張とも言えますね。テイスト的にも量的にもガッツリ食べ応えのあるカップ麺ではありませんが、スーパーなら100円前後で捕獲可能だと思うので、コストパフォーマンスも高いと思います。実食前はガラッ、とブランドのイメージが変わってしまったような雰囲気を感じたのですが、これまで培ってきた四季物語らしさを踏襲しつつ、ブランドのブラッシュアップが果たせていたような気がしました。これは「あさりだし醤油らーめん」にも期待できそうですね。今回、総評としては★4にしましたが、コスパ的に満足度はそれ以上でした。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:マルちゃん 四季物語 春限定 鯛だしうどん
製造者:東洋水産
内容量:65g (めん55g)
発売日:2016年4月11日 (月)
発売地区:全国 (CVS・量販店・一般小売店 他)
希望小売価格:180円 (税別)
JANコード:4901990335614

麺種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:280㎖
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋 (特製スープ)

~標準栄養成分表~

1食 (65g) あたり

エネルギー:297kcal
たん白質:5.0g
脂質:14.6g
炭水化物:36.3g
ナトリウム:1.6g
(めん・かやく:0.7g)
(スープ:0.9g)
ビタミンB1:0.25mg
ビタミンB2:0.28mg
カルシウム:112mg

※参考値:調理直後に分別した値
エネルギー:297kcal (めん・かやく:270kcal / スープ:27kcal)
食塩相当量:4.1g (めん・かやく:1.8g / スープ:2.3g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、乾燥酵母、植物性たん白)、添付調味料(食塩、鯛エキス、醤油、チキンエキス、こんぶエキス、砂糖、香辛料、たん白加水分解物、デーツ果汁、植物油、粉末かつおぶし)、かやく(オニオン揚玉、たまご、かまぼこ、ねぎ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、リン酸塩(Na)、炭酸カルシウム、酒精、レシチン、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、増粘多糖類、香料、カラメル色素、ベニコウジ色素、カロチン色素、ビタミンB2、ビタミンB1、クチナシ色素、(原材料の一部に乳成分、ゼラチンを含む)

アレルゲン情報:卵・乳・小麦・ゼラチン・大豆・鶏肉

引用元URL:http://www.maruchan.co.jp/news_topics/documents/1604_sikimonogatari_haru.pdf

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コメント

No title
ホントにずっと追ってきた焼そばがなくなって悲しいです (>_<)

>季節の具材という共通のテーマも廃止された模様・・・
そんなことないです。
四季春バージョンということでしっかり季節感ある素材ですよ!
あさりは春に最も身入りがよくなって美味しいし、
鯛も桜鯛っていうくらいなので春が旬です。

でもなんか廉価版に毛が生えたようなコンセプトに
変わっちゃったのは残念な気がします。

この先もこういうレギュラーカップの廉価版っぽい路線でいくのかな? (^_^;)

Re:たういパパ
> ホントにずっと追ってきた焼そばがなくなって悲しいです (>_<)
パパせっかくエクセルで表まで作ったのに・・・(泣)
でも夏の四季物語では復活かもですね!

> >季節の具材という共通のテーマも廃止された模様・・・
> そんなことないです。
> 四季春バージョンということでしっかり季節感ある素材ですよ!
あ、これはですね、春なら桜海老とか、秋なら鮭つみれとか、
そういう具材としての共通テーマは無くなっちゃうのかなー、って。
ちょっと書き方が語弊を招いてしまう感じでしたね(苦笑) すいません;

> でもなんか廉価版に毛が生えたようなコンセプトに
き、厳しいコメントw でも、言われてみればそんな雰囲気も・・・
兎にも角にも夏のリリースに期待ですね!(まさか廃止ではないでしょうw)
No title
takaさん、こんにちは!

今回のリニューアルでやや小粒になったという感はありますが、
価格帯も下がったことでやや見つけやすくなった印象はありますね!

特に低価格帯の商品をよく扱うドラッグストアやドンキなど、
スーパー以外の販路を上手く獲得できていた気がしました!(=゚ω゚)

スープのほうも鯛だしの旨味を上手く効かせていましたし、
玉ねぎの揚げ玉もいいアクセントになっていましたね!

今後もこうしたややコンパクトなスタイルで行くのであれば、
焼そばもJANJAN的な縦型に移行するのもアリなのかもですね!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
No title
こんにちは、

実はワタシは逆に四季物語、四季物語ないなーと、ずっと探してました笑。。

後で見たら、すでに手に入れてあってビックリ!笑

今までの印象が刷り込まれてたので、今回の変わり様にビックリでした。

でも楽しみです☆
Re:かーとさん
こんばんは!

今回の四季物語は自分の周りでも取り扱っている店舗が多く、
焼そばカットは寂しくもあったのですが、店的には並べやすくなったかも。

スープもコンセプト通りの鯛が感じられたし
オニオン揚げ玉は実に効果的な具材でしたね!

> 今後もこうしたややコンパクトなスタイルで行くのであれば、
> 焼そばもJANJAN的な縦型に移行するのもアリなのかもですね!
お、その発想は確かにアリですね。
そうなると、まずは混ぜやすいカップの開発から
綿密に着手してもらいたいところです(笑)
Re:ものグラムさん
こんばんは!

> 実はワタシは逆に四季物語、四季物語ないなーと、ずっと探してました笑。。
風呂敷パッケージから急にスタイリッシュな感じに変わりましたもんね(笑)

やっぱり内容の雰囲気も変わってるんですけど、
自分としては素直に受け入れられる感じでした。

ものグラムさんの記事も楽しみにしてますね!

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