日清食品「カップヌードル リッチ 贅沢だしスッポンスープ味」



「花畑牧場 チーズを食べるポテトチップス ラクレットチーズ」を食べました。パッケージの後ろには “北海道限定” と書いてあったんですけど、特にフェアとかが開催されているわけでもなく、関西のコンビニで普通に販売されてたんですよね。さすがラクレットチーズを銘打っているだけあって、どこか酒粕を思わせるような独特の風味が感じられ、きちんと特徴のあるポテトチップスに仕上がっていました。いや、実際のラクレットチーズが酒粕っぽいかと言われると、ちょっと例えが微妙かもしれないんですけどw 良い意味で風味にはクセがあって、原材料でもチーズ以外は特に奇を衒った要素もなく、シンプルにチーズ推しだったのが良かったです。栄養成分の記載が無い、というのが自分は気になってしまったんですけどね(こだわる)そういえば流行ったなー、生キャラメル。

さて、本日の一杯は、日清食品の「カップヌードル リッチ 贅沢だしスッポンスープ味」です。相変わらず出遅れ感満載ですな…w ブランド初のプレミアムタイプということで、随分と話題になりましたよね。基本的にスナック的な路線にあるカップヌードルなので、一見すると本格志向はミスマッチにも思えるのですが、いやはや面白いコンセプトじゃないですか。希望小売価格も通常のカップヌードルより50円お高いので、それだけの価値が見出せることを祈ります。ただ、スッポンスープ味って言われても、そんな頻繁に食べる物じゃないですし、なんかイマイチこう、ピンと来ませんが…果たして自分の駄舌でも解読出来るのだろうかw 今年で45周年を迎えたカップヌードル、世界累計販売食数も400億食を達成したようですし、今回は45周年記念商品の第1弾らしいので、非常に楽しみです。





は、「カップヌードルならではの、しなやかでつるみがある麺」とのこと。原材料を見てみると、「シーフードヌードル」と同じ構成ですね。まさに今回はスープが売りだったので、カップヌードルの中でも最も主張の弱い汎用麺を採用したのでしょう。気持ち普段よりも吸水スピードを緩やかに感じたんですけど、単純に気の所為か、スープとの兼ね合いか。なんか、いつもよりスープ残る感じでしたw 相変わらずフレキシブルの高さが光る万能麺で、スープとの一体感を重視した仕上がりから、今回の高級志向なスープとも違和感なくマッチ。一見するとスナック的なヌードル麺に高級志向なスープというミスマッチな組み合わせですが、それを補って余りあるほどの柔軟性がネガティブな印象を感じさせず、難なく成立しているのがカップヌードルの凄いところ。スナック的でジャンクなスープに合うことは言うまでもありませんが、今回のように高級志向な路線でも問題なくハマることが証明されたようで、この麺が持つポテンシャルの高さを改めて感じたと同時に、カップヌードルの視野が大きく広がったように思います。ちなみに麺量は50gで、レギュラーよりも少なめだったんですけど、特に物足りないとかは思いませんでした。

スープは、「カツオのうまみがたっぷりと効いた和風だしにショウガを利かせ、スッポンの粉末を加えて仕上げたコクのある和風スープ」に、別添で「芳醇なカツオとネギの香りを利かせた香味油」が付き、「コラーゲン1000mg入り」とのこと。体感的に「これがスッポンだー!」ってインパクトは感じられなかったんですけど、ちゃんと原材料にはスッポン粉末が含まれています。端的に見るとチキンをベースに鰹を効かせ、生姜のキレを感じさせる和風スープで、椎茸や野菜の旨味が出汁感をサポートするといった構成なのですが、一般的なスープに使用されている動物系や魚介系の旨味成分とは毛色の違った舌の根に残るような旨味が感じられ、その異端児的な存在に確かな個性を感じました。多分、これがスッポンなのだろう…と(頼りねーw)香味油は鰹から抽出した芳ばしさとネギ油を合わせたようなオイルとなっていて、これによって高級感が加速するのですが、おそらくスッポンの要素は最初から入っている粉末スープにのみ仕込まれていると思うので、やや香味油の油脂感と香味感がスッポンをマスクしているような印象も。ただ、前半は香味油によるネギ油の芳ばしさが楽しめて、後半にかけて香味油が薄れてくると徐々にスッポンが顔を覗かせてくる感じで、表情の変化を楽しめたのがオツな感じでした。麺は普段と大差ないヌードル麺なんですけど、複雑味がありながらも軸のしっかりしたスープだったので、油揚げ麺の風味が邪魔になるようなこともなかったです。カップヌードルなのに高級感がある、みたいなギャップが素直に楽しめました。

具材は、「鶏つみれ、クコの実、白ねぎ、シイタケ」とのこと。さすがにスッポンの肉は入っていないようですねw まずメインの鶏つみれですが、やや湯戻りが悪いような印象を受けました。3分でフタを開けて普通に食べ始めても、まだ完全には戻り切っていないと思うので、スープに沈め、中盤から食べた方がいいかもしれません。ただ、それも質感を踏まえると納得だったんですよね。鶏つみれ系の肉具材はフワフワとした食感が多い中、この鶏つみれは詰まったような肉らしい食感と鶏の風味が強く感じられるタイプ。なるほど、具材でも高級感を意識しているようですね。さらにクコの実がカップ麺の具材として起用されるのも珍しく、その栄養価の高さと効能がスッポンのイメージと相俟って、薬膳料理のような雰囲気を醸し出していました。噛むと独特の甘味も感じられたし、これまた高級感を演出。白ネギも具材としてカウントできる存在感のある大振りのネギで、椎茸が全体の旨味を強く後押し。いやいや、具材もバッチリじゃないですか。

(標準は★3です)

オリジナルから50円アップのカップヌードルでしたが、その値上がりも納得出来る仕上がりだったし、これまでのブランドイメージに反した高級感があって、それでいて違和感は無く、プレミアムタイプの名に相応しい「リッチ」なカップヌードルでした。ちゃんとスープからもスッポンと思われる個性が感じられたし、具材のクコの実が織り成す薬膳らしさとか、本格的な鶏つみれとか、「リッチ」な要素はスープだけにあらず、しっかりとコンセプトが全面に押し出されていて、やりきった感に満ち溢れていたのが好印象。いつものヌードル麺も面白いくらい違和感なくハマっていたし、高級志向なカップヌードルとして見事に体を成していました。スッポンというと味をイメージ出来る人の方が少ない素材だと思うんですけど、それが解読出来なくても漠然と感じられる高級感があって、単純に美味しくもあり、それでいて注意深く観察するとスッポンらしさや薬膳料理を思わせる方向性が感じられる。うん、上出来だと思います。これは「フカヒレ」も期待できそうですね。フカヒレの姿煮は何度か食べたことがあるので、スッポンよりハードルは低そうですw

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:カップヌードル リッチ 贅沢だしスッポンスープ味
製造者:日清食品
内容量:67g (めん50g)
発売日:2016年4月11日 (月)
発売地区:全国
希望小売価格:230円 (税別)
JANコード:4902105232613

麺種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:310㎖
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋 (香味油)

~標準栄養成分表~

1食 (67g) あたり

エネルギー:304kcal
たん白質:9.8g
脂質:12.7g
炭水化物:37.7g
ナトリウム:1.8g
(めん・かやく:0.6g)
(スープ:1.2g)
ビタミンB1:0.79mg
ビタミンB2:0.19mg
カルシウム:77mg

※参考値:調理直後に分別して分析
エネルギー:304kcal (めん・かやく:249kcal / スープ:55kcal)
食塩相当量:4.6g (めん・かやく:1.6g / スープ:3.0g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、醤油)、スープ(チキンエキス、魚介エキス、香味油、豚脂、コラーゲンペプチド(魚由来)、糖類、食塩、ゼラチン、香味調味料、酵母エキス、香辛料、スッポン粉末、椎茸エキス、ポークエキス、野菜調味油)、かやく(鶏つくね、ねぎ、クコの実、味付椎茸)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、増粘多糖類、かんすい、セルロース、ベニコウジ色素、香料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、カロチノイド色素、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(原材料の一部に卵、乳成分、落花生、さば、ごまを含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・落花生・豚肉・鶏肉・さば・大豆・ごま・ゼラチン

引用元URL:https://www.nissin.com/jp/news/5122

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コメント

No title
なかなかおもしろい味のスープで高級感もあってよかったですね!
具もしっかり高級感あったし全体的に満足感高かったです。
ただ、ホントのスッポンの旨みを知らない自分にはちゃんと
製品の評価ができすちょっと悲しかった…(^_^;)

同時発売のフカヒレのスープとの方向性の対比もあって
今回の2製品はいい組み合わせだったと思います。

で、店頭の商品陳列見てると明らかにフカヒレのほうが
売れている感じがします。
1:2か2:3くらいの割合かな??と勝手に想像していますww
Re:たういパパ
スープにも具材にも高級感があったし
尚且つ “いつもの” ヌードル麺も違和感がなくて
ほんと見事な立ち居振る舞いを魅せてくれましたね!

> ただ、ホントのスッポンの旨みを知らない自分にはちゃんと
> 製品の評価ができすちょっと悲しかった…(^_^;)
自分も似たようなもんですよw 何と無く異質な旨味があったので
おそらくそれがスッポンの為せる業だったのだろう! みたいなw

> 同時発売のフカヒレのスープとの方向性の対比もあって
> 今回の2製品はいい組み合わせだったと思います。
「フカヒレ」の記事は明日あがるんですけど素晴らしかったですね!

> で、店頭の商品陳列見てると明らかにフカヒレのほうが売れている
こっちのコンビニでは、ほぼ完売で、スッポンばっかり残ってますw
スーパーでも明らかにフカヒレの方が少ない状態ですね!

やっぱりスッポンは一般的にイメージしにくい題材だったので、
どうせリピートするなら・・・というわけで、詳しい感想は明日w
No title
takaさん、こんにちは!

10年以上前に飲んだスッポンの身が少し入った
缶入りスッポンスープのおぼろげな記憶と比較しながら
記事を書いたことが今でも鮮明に思い出されます!(=゚ω゚)

かつおなどのスッポン以外の要素も強く打ち出してましたが、
たしかにあのときのスープで感じた味わいは感じられましたね!

比較材料が缶入りスープというのが悲しいところですが;
しかも缶詰ではなく缶コーヒーみたいな缶でしたし;

自分としてはどちらも満足できる内容だったのですが、
オリジナリティという点ではこちらに軍配でしたね!

できればもっとスッポン一色にしてほしくもありましたが、
それだと好き嫌いが分かれる上にコストもかさむのでしょうね;

安定感ならフカヒレ、実験性ならスッポンという印象でした!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:かーとさん
こんばんは!

> 缶入りスッポンスープのおぼろげな記憶と比較しながら
「缶入りスッポンスープ」聞いたことはあるのですが、
現物を見たことはないんですよね・・・とても気になりますw

> しかも缶詰ではなく缶コーヒーみたいな缶でしたし;
いやもう尚更w 気になりますww

> かつおなどのスッポン以外の要素も強く打ち出してましたが、
> たしかにあのときのスープで感じた味わいは感じられましたね!
ということは、やはりスッポンパワーは確実に存在していたというわけですね。
自分は何となく手探りで「こ、これかなぁ〜・・・(つんつん)」って感じでした(笑)

たしかにオリジナリティとしてのインパクトは絶大でしたね!
どうせなら自分もスッポン一辺倒でも良かった気がします(笑)

でもやっぱり実際の売れ行きは明らかに「フカヒレ」に軍配でしょうね!

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