寿がきや食品「全国麺めぐり 富山白えびラーメン」(2回目)



「ヱビス with ジョエル・ロブション 余韻の時間」を飲みました。前作の「華やぎの時間」が少し自分的に好みではなかったので、今回はスルーする予定だったんですけど、販売を開始してから永らく姿を見なくて、そうなってくると気になってきてw で、たまたま見かけたので、こりゃもう飲むっきゃないとw 商品名の通り、特筆すべきは余韻にあって、パッションフルーツを思わせる爽やかでフルーティな香りが鼻を抜けた後、後口に芳醇な旨味と微かな苦味が微睡みます。白ワインを彷彿とさせるような独特の香りがあって、フレンチの巨匠も認めた、というのも何と無く納得。ホップは “モザイク” という品種が使用されていて、自分の記憶には無い品種だったのですが、酸味のあるジューシーなフルーティさがモザイクホップの特徴なんでしょうね。ビールよりもワインやシャンパンに寄った印象を受けたので、相変わらずヱビスっぽくはなかったですけど、今回は自分も素直に楽しめました。ワイングラスに半分ほど注ぎ、時間をかけて温度の変化を楽しみながら飲むのがオススメです。最近、こういうタイプのビール多いですよね。これも流行りなのかなー。

さて、本日の一杯は、寿がきや食品の「全国麺めぐり 富山白えびラーメン」です。「全国麺めぐり 富山ブラックラーメン」の姉妹品として開発されたカップ麺で、当ブログでも紹介した前回の記事では、総評「★6+」という高評価。ちなみに今回は地域限定販売との事だったんですけど、公式HPでは肝心の販売地域が記載されていませんでした。前作からの変更点で目立っているのは、あの “とりあえずチャーシュー” がカットされ、新しく海苔が入ったということ。ちなみに前回の記事では、「具材(チャーシュー)に改善があったら、★7つけてました」「っていうかチャーシュー入ってなかったら★7かもw」などと書いていたので、きっと私の意見がリニューアルのポイントとして採用されたのだと…えっ、違いますかねw





めんは、「生めんのようなしっかしとしたコシと粘りのある、口当たり滑らかなノンフライめん」とのこと。いつもの寿がきや食品らしいノンフライ麺で、しっとりとした口当たりが特筆すべきポイント。サイズは細身なんですけど、きちんとコシや粘り気を兼ね備えていて、それでいて表面はスープの馴染みが良く、ノンフライ麺ということで、秀逸なスープをボカさないのも大きな利点。スープのリフト性能も高く、麺を食べている時にもスープの芳醇な海老の旨味がダイレクトに伝わってきます。前回はスープの塩気的に、もう少し太めの麺でも良かったかもと書いたのですが、今回はスープの塩分濃度が落ちていたので、前作以上にベストマッチだと思いました。やはり私の意見が少なからず影響しているのだと思わr…(違)

スープは、「富山湾産白えびのパウダーを使用し、白えびの旨味にホタテ、ネギの香ばしさをプラスした塩ラーメンスープ」とのこと。うん、相変わらず芳醇な海老の旨味が味わえるスープですね。海老殻を思わせる甲殻類系の芳ばしさだけでなく、それとは違った濃度の高い海老のコクを感じることが出来ます。そのコクは海老味噌を思わせ、芳ばしさだけでない海老の旨味が何と言っても特筆すべきポイント。生の海老や有頭海老が苦手な人は鼻に付くかも…と、思えるほどの海老感で、このような海老の濃厚さをカップ麺で感じることが出来たのは、このスープが初めてでした。まろやかな豚骨の旨味と、すっきりとした鶏ガラの旨味が土台を支え、ホタテの旨味が白えびの旨味と混じり合うことで、多方面から旨味の相乗効果を演出。後にも先にも実直に海老が主役と呼べるスープで、中でも海老味噌を思わせるような芳醇で濃厚な海老の旨味は、現状このカップ麺でしか味わえないものだと思います。そして前回よりも海老油の主張が増し、さらに塩気も控えめになったことで、より海老の存在感を強く感じられました。確実にレベルアップしてますね。

かやくは、「ネギ、白ネギ、フライドオニオン、フライドネギ、糸唐辛子、焼のり」とのこと。あのケミカルな “とりあえずチャーシュー” がカットされ、新たに焼海苔が加わりました。ほんと好印象w この焼海苔が抜群にスープと合っているかと言われれば、そこは好みで分かれるポイントになるかもしれませんが、あの価値が見出せないチャーシューよりも明らかに好感が持てるのではないでしょうか。焼海苔が持つ磯の香りとスープの海老は喧嘩することなく、海老油の芳ばしさを纏った海苔で麺を巻いて食べるとアクセントになっていて、自分は素直に楽しめました。後入れのネギは風味が良く、フライド系の薬味も非常に効果的で、意識しなくても麺に絡んで口の中に入って来てくれますし、フライド系特有の芳ばしさが的確な引き立て役に。それでいてスープの海老を台無しにするような無粋な主張はしてこないので、絶妙な薬味となっていました。寿がきや食品は具材に貧弱なイメージのあるメーカーですけど、今回のように薬味系の後入れ具材を駆使してきた場合、かなりレベルが高いんですよね。ケミカルなチャーシューがカットされたことにより、具材が秀逸なスープを阻害することなく、今回はスープが主役と言っても過言ではないので、その引き立て役に徹していた具材構成を高く評価したいと思います。

(標準は★3です)

はい、宣言通り★7です。具材の改善は勿論のこと、スープの質も明らかにレベルアップしているように感じられたし、それによって麺とスープのバランスも向上しましたね。食塩相当量が7.9gから6.4gに下がり、エネルギーや脂質の数値は若干アップしているのですが、塩気よりも旨味が前に出てくるような感じで、海老油の存在感も含め、前作以上に海老の濃度が高まった気がします。うん、今回は紛れもなく “改良” だと感じました。具材の変更やスープの向上など、まさにバージョンアップしての再登場に大満足です。強いて残念なポイントを挙げるとすれば、販売エリアが限られていることでしょうか。それも一体どこのエリアで? って感じなんですけどw 少なくとも関西圏では手に入ると思います。海老好きであれば、まず間違いのない一杯だと思いますよ。taka :a 的オススメです。さて、次回のリニューアルでは後入れかやく入スープに乾燥小海老の導入を検討していただけないですかねw

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:全国麺めぐり 富山白えびラーメン
製造者:寿がきや食品
内容量:104g (めん65g)
発売日:2016年3月14日 (月)
発売地区:地域限定
希望小売価格:218円 (税別)
JANコード:4901677081834

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:450㎖
調理時間:熱湯4分
小袋構成:3袋 (液体スープ・後入れかやく入スープ・海苔)

~標準栄養成分表~

1食 (106g) あたり

エネルギー:341kcal
たん白質:10.0g
脂質:9.9g
炭水化物:52.9g
ナトリウム:2.5g
(めん・かやく:0.7g)
(スープ:1.8g)
カルシウム:114mg

(食塩相当量:6.4g)

原材料名:めん(小麦粉、でん粉、食塩、植物油脂、小麦たん白、大豆多糖類、たん白加水分解物)、スープ(チキンエキス、動植物油脂、香味油、食塩、チキンブイヨン、ポークエキス、乳糖、昆布エキス、ホタテエキス、白えびパウダー、たん白加水分解物、酵母エキス)、かやく(ねぎ、フライドオニオン、海苔、唐辛子)、加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工デンプン、アルギン酸Na、増粘多糖類)、酒精、かんすい、炭酸カルシウム、香料、乳化剤、着色料(クチナシ、カラメル)、酸化防止剤(V.E、V.C)、酸味料、(原材料の一部にごま、ゼラチンを含む)

アレルゲン情報:乳・小麦・えび・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン

引用元URL:http://www.sugakiya.co.jp/products/sokuseki/soku_n_8183.html

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コメント

No title
あの存在価値のないチャーシュー状の物体なくなったのは改善ですね!
初代製品であの物体だけがヘンに浮いていたのを思い出します。
まぁ、本音なら焼き海苔じゃなくその分は乾燥(白)えびだったら
ベストだったんでしょうけど。
スープは今回もあの独特の生っぽい風味が漂っているのかな?
スープで頑張らないとね!
Re:たういパパ
> あの存在価値のないチャーシュー状の物体なくなったのは改善ですね!
これはもう見事な改善でしたね!
昨年はコイツのせいで★が落ちましたからw

> まぁ、本音なら焼き海苔じゃなくその分は乾燥(白)えびだったら
> ベストだったんでしょうけど。
そうそう、本当は乾燥海老だと嬉しかったんですけど、
少なくとも今回のリニューアルは素直に好印象でした。

> スープは今回もあの独特の生っぽい風味が漂っているのかな?
はい! さらに今回は海老油の芳ばしさもアップしてます。
食塩相当量が減ったので、お湯は気持ち少なめに入れて、
海老の濃度を高めるのもアリだと思いますよ。
No title
へぇ〜っ...こりゃ美味しそうですね...
でも、店頭で見かけた事ないけど...

僕は甲殻類にし、魚介にしろ
極端に前に出過ぎたのは苦手なんですが
これは本当に美味しそうです。
Re:ハシダ・メンさん
甲殻類特有の芳ばしさだけでなく、
生の海老を思わせる濃度の高さが印象的で、
それによって明白な差別化が図れてるんですよね。

それでいて他の旨味にも抜かりがなかったり、
スープを引き立てる効果的な薬味系具材など、
まさにスープ特化型のカップ麺と言えるかもしれません。

> 僕は甲殻類にし、魚介にしろ
> 極端に前に出過ぎたのは苦手なんですが
だとしたら、ちょっと海老感が強いかもしれません;

でもコレは食べてみてほしいですね!
是非、ハシダさんの感想も聞きたいです。
No title
takaさん、こんにちは!

いつもは寿がきやの新作はスルーしがちなのですが、
このカップ麺はつい気になって購入したのですよね!

そしてそれが大正解という見事な出来栄えでした!(●・ω・)

清湯の海老系としては珠玉の内容と言っていいでしょうね!

清湯系ではエースコックの「芳醇香味 塩そば」も秀逸でしたが、
あちらが海老油を軸にした仕上がりだったのに対して、
こちらはスープそのものからしっかりと海老が感じられ、
海老スープとしての総合力の高さを見せてくれましたね!

寿がきやもいいカップ麺を作るなぁと再確認させてくれた一杯でした!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:かーとさん
こんばんは!

今回のリニューアルは素直に好印象でしたね!

スープにある海老の濃度を目立って落とすことなく、
価値の見出せない汎用チャーシューを焼海苔に置換。

芳ばしさだけでない海老の旨味が相変わらず印象的で、
そんなスープを引き立てる蛇足感の無い薬味の構成と、
そこに違和感なくマッチしている汎用のノンフライ麺。

今後も富山ブラックの姉妹品として
継続的なリリースを希望したい逸品です!

もう具材に力を入れるのは諦めて、
今回のようにスープがメイン、具材は薬味、
そして汎用のノンフライ麺を上手に合わせる。

これで寿がきや食品は随分と安定すると思います!
個人的に寿がきや食品の汎用ノンフライ麺は大好きですしw

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