エースコック「全国ラーメン店マップ すすきの編 らーめん空監修 コク味噌ラーメン」(2回目)



最近、竜田揚げを作るのにハマってるんですけど、鶏肉じゃなくて豚ばら肉を使います。豚ばら肉のブロックを角切りにして、前日からタレに漬け込み、次の日に片栗粉と上新粉を合わせた粉をまぶして揚げる。と、何の捻りもないんですけどw ちょっと冷めたくらいが丁度というか、揚げたてよりも少し時間を置いてやった方が脂身の甘味とか食感とかが引き立って美味しいんですよね。スーパーで綺麗な豚ばら肉の塊を見付けた時、内なるテンションが表情に出てないか心配ですw ところで “唐揚げ” と “竜田揚げ” の違いは何と無く自分の中で処理出来てるんですけど、いつも疑問に思うのが “ザンギ” の存在…奴は一体ナニモノなのだ…w 唐揚げや竜田揚げと同じだと言う人もいれば、全くの別物という人もいるわけで、やっぱり地元道民にしか分からないニュアンスがあるのでしょうか…詳しい方お願いしますw

さて、本日の一杯は、エースコックの「全国ラーメン店マップ すすきの編 らーめん空監修 コク味噌ラーメン」です。すっかり存在を忘れていた「全国ラーメン店マップ」シリーズですが、第1弾は “なにわ編” の「麺や而今」で、第2弾は “すすきの編” の「らーめん空」だったんですけど、今回で第3弾に当たる約1年越しのシリーズ新作が第2弾の焼き直しって…w 一応、栄養成分表の数値は違うので、まったくの再版というわけではなさそうですが、久々の新作なのに印象は良くないですね。





めんは、「滑らかさと適度な弾力を併せ持った太めん」で、「スープとの相性もよく、食べ応えのあるめんに仕上げ」たとのこと。熱湯5分の太麺ですが、カドメンほど主張の強い油揚げ麺ではありません。油揚げ麺特有の風味も控えめで、表面はツルツルと口当たりが良く、もちもちとした粘り気のある密度の高さが好印象。きちんと存在感はあるんですけど、太めの油揚げ麺に有り勝ちな無骨なタイプではなかったです。ただ、かなり表面がツルツルとしているので、ちょっとスープの乗りはイマイチでした。今回のスープは押しの強さよりも繊細さが売りなので、もうちょっと細い麺のほうがバランスとしては整うと思います。とは言え、存在感に嫌味はありませんし、麺単体として素直に出来は良く、スープの繊細さをぶち壊してしまうような無粋な印象を与えませんし、美味しい油揚げ麺だったんですけどね。でもやっぱりスープの完成度を考慮すると、ノンフライ麺でも食べてみたいです。

スープは、「直火で炒めた香ばしい味噌をはじめ、数種の選び抜いた味噌に、豚エキスや豚脂でしっかりコクを付けた味噌スープ」で、「お店の特徴でもある生姜やにんにく、玉ねぎなどの香味野菜をたっぷり加え、アクセントに山椒の華やかな香りと辛みを付与してい」るとのこと。概ね方向性は前作と同じで、まず印象的なのが直火で炒めたような芳ばしい味噌の風味。この芳ばしさが明確な個性となっていて、強めに効かされた香味野菜でパンチがあります。それでいて粋な山椒のアクセントが複雑味を生んでいて、パンチと繊細さを兼ね備えた仕上がり。味噌感に鋭さはありませんし、ちょっと小難しいタイプのスープなんですけど、そこに雰囲気が感じられると思います。なかなか練られた本格的なスープなので、タテ型で油揚げ麺なのが勿体ないですね。ちなみに前作よりも少し油脂感が低かったので、繊細な面持ちは際立っていたものの、全体的に厚みが落ちたというか、ややコク不足な印象を受けてしまいました。麺が太めの油揚げ麺なので、麺のサイズをダウンするか、スープの油脂成分を増やした方が安定すると思います。食塩相当量の割にカドのないスープなので、お湯は気持ち少なめに入れた方がいいかもしれません。

かやくは、「程良く味付けした肉そぼろ、風味の良い玉ねぎ、色調の良いねぎ、もやし、唐辛子」とのこと。 “程良く味付けした肉そぼろ” という説明文から、例の如く “アイツ” かと思いきや、前作同様 “まとも” な肉そぼろでした。珍しくw ややザラついた舌触りに多少の違和感はあったものの、ひとつひとつのサイズは例のスポンジ肉そぼろよりも大きく、味付もしっかりめ。量は多くないんですけど、価値の見出せないスポンジ肉そぼろを使われるよりも好感が持てました。玉ねぎのフレッシュな食感と香味感は実に効果的だったのですが、如何せん量が少ないですね。モヤシに存在感が無かったので、コストは玉ねぎに振って欲しかったです。いや、モヤシは札幌味噌ラーメンの象徴的な具材なので、やっぱり必要なんですかね。

(標準は★3です)

久々のシリーズ第3弾なのに、第2弾の焼き直しというのが残念だったんですけど、相変わらずスープは個性的で好印象でした。ただ、どうしても前作からコクが落ちたような印象が否めなかったので、★ひとつマイナスです。決して完成度の低いカップ麺ではありませんが、やはり前作を知っている身としては焼き直しという印象が悪く映ってしまったので、少なからず評価にも影響しているかもしれません。一応、差し引いてるつもりですけどね。★ひとつマイナスとは言え、直火で炒めたような芳ばしい味噌の風味や香味野菜のパンチに山椒のアクセントなど、複雑味のあるスープの方向性には実際のラーメンを思わせる雰囲気が感じられると思うので、買って損するような製品ではないと思います。第4段が出るのか、このまま自然消滅するのか、シリーズの今後は分かりませんが、タテ型で展開していくのなら別の店を、カップの形状に拘らないのであれば「而今」や「空」の焼き直しでも構わないので、どんぶり型で本格志向のノンフライ麺バージョンを食べてみたいです。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:全国ラーメン店マップ すすきの編 らーめん空監修 コク味噌ラーメン
製造者:エースコック
内容量:99g (めん70g)
発売日:2016年3月14日 (月)
発売地区:全国 (コンビニ・スーパー等)
希望小売価格:205円 (税別)
JANコード:4901071278656

麺種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:440㎖
調理時間:熱湯5分
小袋構成:1袋 (液体スープ)

~標準栄養成分表~

1食 (99g) あたり

エネルギー:389kcal
たん白質:10.3g
脂質:11.8g
炭水化物:60.3g
ナトリウム:2.7g
(めん・かやく:0.8g)
(スープ:1.9g)
ビタミンB1:0.29mg
ビタミンB2:0.28mg
カルシウム:208mg

(食塩相当量:6.9g)

原材料名:揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、砂糖)、スープ(みそ、糖類、鶏・豚エキス、豚脂、香辛料、食塩、おからパウダー、香味油、植物油脂、ねりごま、酵母エキス、オニオンエキス、ポークコラーゲン、ごま、全卵粉)、かやく(鶏・豚味付肉そぼろ、ねぎ、もやし、玉ねぎ、唐辛子)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、香料、増粘多糖類、酒精、微粒二酸化ケイ素、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、香辛料抽出物、カラメル色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に卵、乳成分、ゼラチンを含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・豚肉・鶏肉・大豆・ゼラチン

引用元URL:https://www.acecook.co.jp/news/pdf/1602_TLAMM.pdf

ブログランキングならblogram にほんブログ村 グルメブログ カップ麺・カップラーメンへ
本日の一杯 -Cupmen Blog of taka-
Update notification:Facebook / Twitter / Instagram
関連記事

コメント

No title
そうですね、この製品はどんぶり型で出してもらって
もうちょっと本格的にするのもありだと思います。
でもこのスープ美味しかったですね~。
自分はこのシリーズ初めて(だと思う)なのですが、
空腹も手伝ってあっという間に食べきってしまいました。
Re:たういパパ
シリーズ第3弾で早くも焼き直しを図り、
しかも前回と同じくタテ型カップでしたからね;

ちょっと今後が心配なブランドです…。

スープには個性があって完成度も高いので
ぜひノンフライ麺でも食べてみたいですね!

> 自分はこのシリーズ初めて(だと思う)
パパ「而今」食べて記事にしてますよ(笑)
http://blogs.yahoo.co.jp/taui_3_var2/MYBLOG/yblog.html?fid=0&m=lc&sk=0&sv=%BC%A9%BA%A3
No title
おはようございます。

ザンギ?「つぼ八」でしかメニュー見たことないので、北海道のから揚げだと思っていました。

我が家でも油料理は私の担当、から揚げもよく作ります。
漬け込みの下味がみそですね、醤油、ニンニク、濃縮麺つゆにはちみつ等工夫しています。

取材というわけではないのですが、但馬に帰省しました。

すれ違うMINIが気になって(笑)

そういえば、カップ麺の立型は買わないな~なぜだろう?形にも好き嫌いがあるのかな?
カップヌードルだけは買ってしまうのですが。
Re:市良右衛門さん
こんにちは!

> ザンギ?「つぼ八」でしかメニュー見たことないので、
> 北海道のから揚げだと思っていました。
自分もニュアンスとしては “北海道の唐揚げ” なんですけど、
“唐揚げであって唐揚げでない” みたいな意見も耳にするので、
その微妙な違いが気になって気になって(笑)

ちなみに「つぼ八」は行ったことないんですよね…(まさかのw)

> 我が家でも油料理は私の担当、から揚げもよく作ります。
市良右衛門さんは料理上手なイメージがあるので
もっとブログでも家飯を紹介して欲しかったりします!笑

> 漬け込みの下味がみそですね、
> 醤油、ニンニク、濃縮麺つゆにはちみつ等工夫しています。
自分も下味には拘っているのですが、
少量の胡麻油を加えると隠し味に良いですよ。

蜂蜜いいですね! いただきました_φ(. .*)

お、但馬に帰省されてるんですね♪

私のMINIは但馬に1台しかないと思うので、
特徴を言えば、すれ違ったら一発で分かると思いますよw

> そういえば、カップ麺の立型は買わないな~なぜだろう?
基本的にタテ型は手軽さが売りになってくるので、
本格感よりもカップ麺らしさが目立つ製品が多い傾向にあります。

なので、カップ麺らしさに価値が見出せれば
楽しめる製品がたくさんあると思うんですけど、
どんぶり型でノンフライ麺の高級指向なカップ麺が好きな人は、
タテ型で油揚げ麺のスナック的な製品と相性が悪いかもしれません。

少なからず、どんぶり型とタテ型ではイメージが違いますし、
市良右衛門さんの中にあるタテ型のイメージが趣向と合わないのかもですね。

日清食品の「有名店シリーズ」など
最近はタテ型でも本格感を重視したカップ麺が増えてきたので
カップ麺に抵抗さえなければ手に取って欲しい製品は沢山ありますよ!
No title
takaさん、こんにちは!

このシリーズって、シリーズとしてはもはや機能してないですよね;

1年ぶりの第3弾が第2弾と同じって、普通はありえないですし;

でも、そのことを横において考えれば、
バランスのいい味噌ラーメンなのは間違いないですね!(=゚ω゚)

丸みのある味噌の風味に香味野菜がバチッと効いて、
さらに山椒の香りなどでアクセントもつけるという、
まとめ方の上手さが光る味噌ラーメンと言えますね!

なんだか今後このシリーズは年に1回だけ
この「空」が発売されるだけになるような気もします;

そうならないように純粋な第4弾にも期待したいですね!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)

Re:かーとさん
こんばんは!

> このシリーズって、シリーズとしてはもはや機能してないですよね;
シリーズとしては完全に機能してないですね;

やっつけ感というか、取り敢えず的なリリースでしたし、
一応、まだ続いてるんだよー、みたいな(苦笑)

もはや完全に忘れてましたよシリーズの存在をw

ただ、仰る通り製品としての出来は悪くないと思います。

直火で炒めた香ばしい味噌の風味は印象的だし、
山椒の効果的なアクセントなど、複雑味が記憶に残る味でした。

それだけにノンフライ麺でも食べてみたいんですけどね!

> なんだか今後このシリーズは年に1回だけ
> この「空」が発売されるだけになるような気もします;
幾ら何でも、それだけは避けて欲しいですね…w

せめて夏までには第4弾を拝みたいものです!

管理者のみに表示

トラックバック