日清食品「日清の咖喱(カリー)うどん」



3月29日発売、サントリーの「クラフトセレクト ペールエール」を飲みました。名前の通りビールスタイルはエール(上面発酵)で、シトラスを思わせる柑橘系のトロピカルな爽やかさが特徴的ですね。エールタイプのビールですが、それほど苦味は強くありません。抵抗なく穏やかに喉を通過していき、爽やかなホップの余韻が残ります。優先的にフルーティさが中心となっていて、軽い飲み口から仕上がりとしては優等生。かなり飲みやすい部類に入ると思うので、ディープ派には物足りない一杯かもしれませんが、それだけにエール系のクラフトビール入門編としての需要を感じますね。クラフトビールやエールビールに馴染みがない人にこそ飲んでみてもらいたい、そんな爽やかなビールでした。ちなみに「クラフトセレクト」第1弾とテーマも商品名も同じで、体感的にも内容に差は感じられなかったんですけど、今回は期間限定商品ではなく、通年商品として継続的に販売されるようですね。同時発売の「ゴールデンエール」と「ヴァイツェン」は期間限定商品みたいですが、どちらも手元にあるので、引き続き冒頭ネタに使わせていただきますw

さて、本日の一杯は、日清食品の「日清の咖喱(カリー)うどん」です。「日清の江戸そば」「日清の京うどん」に続く和風カップ麺ブランド3品目の製品ということで、和風寄りのカレーうどんっぽい雰囲気。以前は希望小売価格が170円のブランドだったのですが、既存の2品は「やげん堀」の七味唐辛子がカットされ、オープン価格になりました。もちろん、このカップ麺もオープン価格です。スーパーなんかだと、平均98円前後で販売されてますね。オープン価格の廉価版とは言え、25種類のスパイス(ホンマか?w)、焼津加工鰹節、やわらか蒸し鶏など、こだわりの素材があるようです。販路と価格帯を踏まえ、コスパの良さに期待したいですね。





は、「つるみのあるまっすぐでしなやかなうどん」とのこと。「日清の京うどん」と同じ油揚げ麺でしょうか。「日清のどん兵衛」のような厚みのあるタイプではなく、湯戻し時間も熱湯3分と短めなんですけど、廉価版製品の麺にしては歯応えがあって、ふかふか感は控えめ。ややサイズは細めですが、そう簡単にはフニャフニャにならないというか、麺の密度も割と詰まった感じで、時間経過による劣化も比較的緩やか。最後まで歯切れの良さを損なうことなく、縮れのない真っ直ぐな佇まいには廉価版らしからぬ高級感すら漂っていて、油揚げ麺臭も気になりません。どん兵衛のような迫力はありませんが、廉価版的なチープさを殆ど感じさせない仕上がりで、価格帯を差し引いても及第点以上の油揚げ麺だと思います。

つゆは、「25種のスパイスと焼津加工鰹節を使用した、クリーミーでスパイシーなカレーつゆ」で、「甘さと辛さのバランスが絶妙」とのこと。25種類のスパイスって何が入ってるんだろう…という疑問は扨置き、確かに複雑味のあるスパイス感で、意外だったのは鰹の効かせ方。もっと和風出汁の効いたカレーつゆを想像してたんですけど、クリーミーさとスパイスのメリハリを主眼として意識した仕上がりで、かつおパウダーによる魚介のテイストは下支えだとすら感じました。スパイスの刺激こそ特筆すべきものではなかったものの、きちんとメリハリの感じられる適度な刺激はあって、甘さと辛さのバランスはイイ感じ。日清食品のカレー味では、今回のように原材料の始めに豚脂の文字を見ることが多いんですけど、動物系のコクを出すという面では確実に機能していたように思いました。クリーミングパウダーや乳等を主要原料とする食品で濃厚さを意識し、軽めの刺激とスパイスの複雑味でメリハリを持たせ、下支え的な鰹の主張が適度に和のテイストを演出。カレーを和風出汁で伸ばしたようなサラサラとしたカレーつゆではなく、粘度の高いクリーミーなカレー味にスパイスのメリハリと鰹を軽く効かせた感じに意外性があって、良い意味で予想を裏切られました。方向性から強めのトロミも不自然ではなかったし、カレーつゆが麺に絡みまくって美味しかったです。食べる前にしっかり底から掻き混ぜないとダマになりそうだったので、食べる際は気を付けてください。

具材は、「やわらかな食感の蒸し鶏、きざみ揚げ、かまぼこ、ネギ」とのこと。オープン価格の製品ですが、大きな不足感を感じさせない内容ですね。蒸し鶏の量は決して多くはなかったものの、ソフトな食感と鶏肉らしい旨味が感じられる質の高い肉具材で、ここは安定のクオリティ。ちょっぴり甘めの味付が施された刻み揚げもカレーつゆとの相性が良く、カマボコとネギで彩りもいいですね。どん兵衛サイズのカマボコが5枚も入ってたので、何かちょっと嬉しかったですw

(標準は★3です)

和の雰囲気よりもスパイスの複雑味やクリーミーな濃厚さをメインに意識したカレーうどんで、この路線には意表を突かれました。どちらかというとカレーを和風出汁で伸ばしたような、サラサラ系の和風テイストを意識したカレー味を想像していたので、良い意味で予想を裏切られたのが良かったです。思ってたよりもコクがあって濃厚で、油揚げ麺の完成度も高く、具材もソツなく大きな不満を与えない。そんな仕上がりにオープン価格というコストパフォーマンスを加味して、★の数ひとつプラスしました。麺量の寂しさは否めませんが、トロミのあるカレーつゆは飲み応えがあったので、全汁したら意外と腹に溜まる感じでした。鰹によって和の要素は確かにあるんですけど、クリーミーな濃厚さやスパイスの複雑味を主軸にしていて、そんな意外性に好感の持てた一杯です。廉価版らしいチープさも感じられなかったし、希望小売価格を設定して内容量を増やし、このままビッグサイズで出してもイケるような気がしました。クリーミーでスパイシーなカレーうどん、この路線のカレーうどんは、ありそうで意外に無かったタイプかもしれません。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:日清の咖喱(カリー)うどん
製造者:日清食品
内容量:71g (めん50g)
発売日:2016年2月29日 (月)
発売地区:全国
希望小売価格:オープン価格
JANコード:4902105238714

麺種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:300㎖
調理時間:熱湯3分
小袋構成:無

~標準栄養成分表~

1食 (71g) あたり

エネルギー:347kcal
たん白質:6.0g
脂質:17.3g
炭水化物:41.9g
ナトリウム:1.5g
(めん・かやく:0.7g)
(スープ:0.8g)
ビタミンB1:0.20mg
ビタミンB2:0.22mg
カルシウム:89mg

※参考値:調理直後に分別して分析
エネルギー:347kcal (めん・かやく:284kcal / スープ:63kcal)
食塩相当量:3.8g (めん・かやく:1.8g / スープ:2.0g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、大豆食物繊維、植物性たん白)、スープ(豚脂、カレールウ、クリーミングパウダー、でん粉、乳等を主要原料とする食品、小麦粉、香辛料、糖類、食塩、醤油、カレー粉、ソース、かつおパウダー)、かやく(味付油揚げ、味付鶏肉、かまぼこ、ねぎ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(キサンタンガム)、リン酸塩(Na)、炭酸Ca、酸味料、カラメル色素、乳化剤、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、酸化防止剤(ビタミンE)、香料、クチナシ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、ベニコウジ色素、香辛料抽出物、パプリカ色素、(原材料の一部にりんご、ゼラチンを含む)

アレルゲン情報:小麦・乳成分・豚肉・鶏肉・大豆・りんご・ゼラチン

引用元URL:https://www.nissin.com/jp/news/4966

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コメント

No title
これは発見時期が遅れたので未食の製品です。
廉価版のうどんの麺も進化しているのでしょうかね?
やはりあのペラペラ感、自分は苦手です (^_^;)
つゆはホントに意外ですね。
このシリーズの製品なら出汁利いた純和風としか考えられません。
でもいい意味での予想外で味に興味惹かれます。
昨日はお騒がせしました。
昨日はお騒がせしました。
怒りをぶつけるのではなく、語り合いから仲間に引き入れるという方針でアプローチしていたので少し残念な結果です。

このカップ麺、大衆向け商品で25種類のスパイスって凄くないですか?都内でサラリーマン御用達の老舗カレー店だって使用しているスパイスは7種類ですよ!
さすがは日清。技術を駆使して長く飽きられない味を組み上げてくるのが日清プライドの職人らしさ。
あとね、
日清といえば、AFURIの柚子塩は食べましたか?AFURIと日清で職人どうしのバチバチなぶつかり合い!
そして、AFURIの味作りの原点はカップ麺。口の悪いユーザーからは、カップ麺みたいな味と酷評されていたくらいですので、カップ麺との相性が悪いはずがないのです。
Re:たういパパ
> 廉価版のうどんの麺も進化しているのでしょうかね?
日清食品の廉価版うどんは他社とは一線を画してますよ!

どんぶり型ほどのモチモチ感は望めませんが、
ペラペラでフカフカなヤツとは一味違うクオリティです。

> やはりあのペラペラ感、自分は苦手です (^_^;)
自分は熱湯3分時代のペラペラどん兵衛が好きだったので、
個人的にはチープな油揚げうどんも大歓迎なんですけどねw

> このシリーズの製品なら出汁利いた純和風としか考えられません。
自分も完全に和風出汁メインのカレーつゆを想像していたので
この方向性には驚きました! ありそうで無かったタイプというか、
落ち着いていながらも新鮮味の感じられるカレーうどんだと思います。
Re:ねぎにく(代理人) さん
> 昨日はお騒がせしました。
いえ、私こそお力添えになれず申し訳ありません。

> 怒りをぶつけるのではなく、語り合いから仲間に引き入れる
> という方針でアプローチしていたので少し残念な結果です。
そうだったのですね。詳しい事情は存知上げませんが、
彼のブログが閉鎖したのは残念です。でも、本人の意思なので…。

> このカップ麺、大衆向け商品で25種類のスパイスって凄くないですか?
これは自分も驚きました!でも一体、何が入ってるんだろう…って(苦笑)
思いつく限りのスパイスを挙げてみても、自分には10数種類が限度でしたから。

今回は和風出汁で伸ばしたカレーうどんをイメージしていたので、
良い意味で予想を裏切ってくれたことに満足できた一杯です。

> 日清といえば、AFURIの柚子塩は食べましたか?
まだなんですよね; 在庫の関係で新商品の紹介が遅れてしまって;
でも初版のAFURIは食べましたよ! 当ブログでは★6を付けました!
なので、今回の第2弾にも期待してます。

> そして、AFURIの味作りの原点はカップ麺。
あ、その話題は前に聞いたことがあるんですけど、
その有名店ってAFURIだったんですね。勉強になりました_φ(. .*)
No title
最近はビールコーナーに行っても手に取るのは、発泡酒以下。
クラフトセレクトなんて夢の夢。
明日くらいチビっと贅沢させて貰おうかなf^_^;
No title
ま...スパイスの種類を増やせば
旨くなるワケじゃないんですけどね...
でもインパクトは確かにありますわ...

カレーを和風出汁で伸ばしたタイプではなく
パンチが利いてそうですね...

コンビニではなく、スーパーの方が
手に入りやすいのかな?
Re:愚昧親爺さん
ちょっと前から発泡酒が身体に合わなくなって、
泣く泣く固い財布の紐を解いているのが現状です(苦笑)

クラフトセレクトシリーズは総じて万人ウケを狙った路線ですが
そういうクラフトビールのスタイルもアリだと思うんですよね!

いかにも日本的ですが(笑)

このシリーズは今後も楽しみに追っていきたいと思います!
Re:ハシダ・メンさん
パッケージに25種類と書かれているだけで
廉価版とは思えないインパクトがありますよね(笑)

カレーつゆの路線に意外性があって
その予想外の展開がイイ刺激になりました!

甘味もあるんですけど、上手くバランスが取れていて、
ありそうで無かったタイプのカレーうどんだったと思います。

> コンビニではなく、スーパーの方が
> 手に入りやすいのかな?
オープン価格の製品なのでスーパー等がメインの販路ですね!

自分の付近でもコンビニで見かけることはなく、
逆に各所スーパーでは山積みで販売されていました(笑)

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