日清食品「日清麺ニッポン 函館塩ラーメン」



「ポテトチップス 俺のフレンチ うにとカラスミの極上クリームソース風」を食べました。「俺の株式会社」と言えば、「明星 そば 俺のだし監修 俺のラー油肉そば」というコラボカップ麺もありましたよね。思っていたよりもカラスミっぽい雰囲気が演出できていて、クリームソースを彷彿とさせる円やかさと、ふわっと奥から上がって鼻を抜けるようなウニの香りが上品なポテトチップスでした。脱脂粉乳調整品にオニオンパウダーやマッシュルームパウダーが交わることで、クリームソースっぽさに複雑味が加わって、魚介エキスパウダーや魚醤パウダーがカラスミとの相乗効果を生んでいるような印象。ちゃんと “からすみパウダー” も入ってるんですね。パッケージや商品名からも高級感が漂っていますが、予想していたよりも内容は伴って繊細で、小腹が空いた時なんかの間食に食べるよりも、じっくりと上品な味わいをワインやシャンパンなんかと一緒に楽しみたくなるようなオシャレなポテトチップスでした。と、このように冒頭ネタでポテトチップスなんかのスナック菓子を持ってくる事が多々ありますけど、自分は間食とか一切しないので、基本はビールのアテに5,6枚つまむ程度なんですよね。なんと頼りない感想だろうかw

さて、本日の一杯は、日清食品の「日清麺ニッポン 函館塩ラーメン」です。「青森濃厚煮干ラーメン」と同時リリースされたカップ麺なんですけど、北海道新幹線開業を記念して、「青函」と掛けているんですね。函館の塩ラーメンと言えば、札幌の味噌と旭川の醤油に並ぶ北海道三大ラーメンのひとつと称されていますが、個人的なイメージとしては、前者の味噌と醤油ほど目立っていないような印象。函館の皆様スイマセンw 透き通った塩スープ、北海道産ホタテエキス使用、中細ストレート麺が特徴みたいなので、ホタテの旨味に期待して食べたいと思います。





は、「スープとよく絡む、つるみとコシのあるノンフライ麺」とのこと。「青森煮干ラーメン」よりも加水率が高く、色も黄色が強めですね。どちらかというと「尾道ラーメン」に採用されていたノンフライ麺と似ていたのですが、こちらのほうが若干ながら細身でしょうか。微妙なニュアンスかもしれないんですけど、きちんとスープに合わせて開発されているのだと感じました。中細という麺のサイズと適度な小麦の風味が旨味重視のスープとマッチしていて、麺単体として主張し過ぎず、尚且つ小麦の存在は確かに感じられるバランスは印象が良いですね。プリプリとした歯切れの良さも心地いいですし、時間経過による劣化も緩やかで、自分は食べ始めよりも後半の質感が好みでした。もともと自己主張の強いタイプではありませんが、コシの強さと比例したゴムっぽさというか、ノンフライ麺特有の癖を少し感じたので、わざと時間を置いて馴染ませたくらいが自然で美味しかったです。

スープは、「ホタテの甘味と旨みがたっぷりの、鶏ガラベースの透き通った塩スープ」とのこと。期待していたホタテの旨味ですが、きっちりと打ち出していますね。ホタテを思わせる膨よかな甘味と丸みを帯びた確かな旨味が印象的で、昨今流行りの二枚貝を使った貝出汁とは違うんですけど、そこに通じる面持ちも感じます。豚脂やチキンエキスなど動物性の原材料も使われているのですが、あくまでも動物系の要素は下支えで、まずホタテの旨味を主軸としていることに好感が持てました。さらに具材のカニ風味カマボコや、ワカメから滲み出す磯の香りがスープの海鮮らしさに寄与していて、雰囲気と旨味を底上げしてくれています。方向性は派手さを感じない地味な路線のスープですが、前面に押し出されたホタテの旨味が印象深く、隠し味の椎茸エキスが奥行きを生んでいて、とても滋味深い味わいに仕上がっていました。極端に目覚ましいインパクトを感じるようなスープではなかったものの、身体に染み渡るような旨味を感じさせてくれる塩スープで、その海鮮を中心とした確かな旨味から、味に対する不足感は無かったです。スープ単体で飲むには自分的に塩気が強めだったんですけど、麺を食べている時には丁度でした。

具材は、「チャーシュー、メンマ、カニ風味かまぼこ、わかめ、ネギ」とのこと。チャーシューは、「尾道」「青森」に入っていたチャーシューと同じだと思います。サイズは小振りですが、ジューシーな旨味から高い満足度が得られるんですよね。メンマは食感も風味も特筆すべき点は無く、もう少し存在感は欲しかったのですが、主張し過ぎて優しいスープに侵食してしまわないのはメリットにも思えました。カニ風味カマボコは「シーフードヌードル」に入ってるカニカマと同じだと思うんですけど、シーフードヌードルのような厚みはなくて、縦に裂いた感じというか、細くてバラバラになってます。ふっくら具材としての存在感を際立たせるのではなく、敢えて細かくすることで、全体に馴染んで海鮮の要素を底上げしているような配慮に思えました。練り製品ですけど、海鮮っぽい雰囲気を演出するには効果的な具材ですよね。ワカメは磯の香りがスープの味にも寄与していて、実際に食べても当たり前にワカメなのでw 製品の方向性とマッチしていて良かったです。量が多いと全体がワカメ味になってしまうので、このくらいが適量だと思いました。あとはイメージ的に、お麩とか入ってると嬉しかったかなー。

(標準は★3です)

特徴のひとつとしていたホタテの旨味をハッキリと打ち出し、スープの原材料や具材構成からも海鮮を主体としていることが明白で、それを体感的にもきちんと感じる事が出来たし、パンチや派手さこそなかったものの、滋味深く奥行きのある仕上がりに満足度が高かったです。ちゃんと麺もスープに合わせて開発されているのが分かりますし、そういった拘りも高く評価したいポイントですね。総合力としても安定していて、相変わらず220円という価格帯にしては良く出来た製品で、高コスパだと思いました。人によってはインパクトの無さに物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、ホタテの旨味を是非とも評価してあげてほしいですね。派手さが無かったとはいえ、ここまでホタテを前面に押し出した仕上がりも珍しいですから、そういった意味では個性的でした。函館にある実際の塩ラーメンには様々な種類があり、定義付け自体が難しいみたいなんですけど、そんな中でホタテにスポットを当て、それを個性として打ち出したのはカップ麺として正解だったと思います。今回は「尾道」「青森」「函館」と、全国的に知名度の高いテーマでのリリースだったので、次回は知名度の低いディープなご当地ラーメンにも注目してもらいたいですね。あと、いずれ登場するであろう本場九州の豚骨系にも期待したいです。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:日清麺ニッポン 函館塩ラーメン
製造者:日清食品
内容量:101g (めん70g)
発売日:2016年2月29日 (月)
発売地区:全国
希望小売価格:220円 (税別)
JANコード:4902105239919

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:440㎖
調理時間:熱湯4分
小袋構成:3袋 (液体スープ・2つのかやく)

~標準栄養成分表~

1食 (101g) あたり

エネルギー:329kcal
たん白質:8.2g
脂質:7.9g
炭水化物:56.5g
ナトリウム:2.7g
(めん・かやく:0.9g)
(スープ:1.8g)
ビタミンB1:0.19mg
ビタミンB2:0.22mg
カルシウム:134mg

※参考値:調理直後に分別して分析
エネルギー:329kcal (めん・かやく:284kcal / スープ:45kcal)
食塩相当量:6.9g (めん・かやく:2.3g / スープ:4.6g)

原材料名:めん(小麦粉、食塩、植物油脂、大豆食物繊維、チキンエキス、醤油、卵粉)、スープ(魚介エキス、豚脂、醤油、魚介調味油、食塩、発酵調味料、糖類、チキンエキス、魚粉、椎茸エキス)、かやく(チャーシュー、魚肉練り製品、味付メンマ、ねぎ、わかめ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、かんすい、増粘多糖類、酒精、炭酸Ca、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE)、ベニコウジ色素、香料、カロチノイド色素、ビタミンB2、ビタミンB1、カラメル色素、香辛料抽出物、(原材料の一部に乳成分、えび、かに、さばを含む)

アレルゲン情報: 小麦・卵・乳成分・えび・かに・豚肉・鶏肉・さば・大豆

引用元URL:https://www.nissin.com/jp/news/4987

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コメント

No title
すっきりと美味しい製品でした。
でも自分は舌が鈍感なせいでホタテの旨みが
あまりわからなかったです (^_^;)
麺はこのスープにぴったりの細麺、マッチングよかった。
ホタテの旨みを演出するためでしょうが、
あまり油系のものがスープに入ってなかったのもよかったです。
こちらに書き込みをするのもどうかと迷ったのですが、当サイト管理人様を師匠と慕うHNカブトムシさんのブログに対して、多数のブログより、常習的な表現の盗用に関するクレームが集まっております。しかし、カブトムシさんが頑なに話し合いの門戸を閉ざした状態となっています。師匠から彼に対して御指導頂けないでしょうか?
Re:たういパパ
自分はホタテの旨味を強く感じたので
その真っ直ぐな主張に個性を感じました!

やっぱり味覚って個人差がありますし、意見も様々ですよね。

でも美味しいカップ麺というのは共通の結果だったようで♪

ちゃんとスープに合わせて麺を変えているのもポイントですし、
このシリーズは本当に安心して手に取れるイメージになりました。

海鮮が主体のスッキリ路線は多くの人が楽しめるでしょうね!
Re:代理人さん
個別に問い合わせてみたところ、
ブログを閉鎖するとの連絡をいただきました。

私から、これ以上の応対は致しかねますので、
ご理解くださいます様、お願い申し上げます。
No title
takaさん、こんばんは!

ホタテの持つ甘さをこれだけ軸に立ててきた
カップ麺はあまり他にないように思いますね!

ホタテというとチャルメラなどが思い浮かびますが、
チャルメラの場合はアクセント的な使われ方ですし!

最近は貝系のダシが流行りながらも基本は二枚貝で、
あえて貝のクセを押し出す形が多い中で
このスタイルは大いに楽しませてくれましたね!(●・ω・)

このあたりの特徴の立て方もさすがは日清という感じでしたね!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:かーとさん
こんばんは!

ホタテの旨味と言えば「チャルメラ」ですけど
それとは違ったホタテの旨味を体感できましたね!

函館=ホタテというイメージは、やや強引にも思えましたけど、
それだけに理解しやすく、分かり易い個性になっていて良かったです。

> 最近は貝系のダシが流行りながらも基本は二枚貝で、
> あえて貝のクセを押し出す形が多い中で
> このスタイルは大いに楽しませてくれましたね!(●・ω・)
そうなんですよね! 貝出汁=二枚貝のイメージが強い中、
ホタテの丸みを帯びた旨味が軸になっているのは好印象でした。

自分は二枚貝特有の癖を感じる貝出汁が好みなんですけど、
確かなホタテの旨味から、きちんと満足できたんですよね。

ほんとに今後が楽しみなシリーズです! 次は何処かなー。

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