日清食品「麺ニッポン 尾道ラーメン」



早くも2016年は4月になりまして、今月から新生活をスタートされる方も多いでしょう。私は相変わらず季節の変わり目はおろか日付や曜日の感覚すら危ういのでw ただただ早いなぁ〜…と、絶賛時の流れの残酷さを体感中です。新年度なんでね、たとえ些細な事でも何か変化させてみましょうか。

さて、本日の一杯は、日清食品の「麺ニッポン 尾道ラーメン」です。ご当地ラーメンをテーマに「地域密着型」をコンセプトとして、これまではエリア限定販売を経た後に全国展開されるという流れだったんですけど、この「尾道」は初版から発売地区が全国だったので、ちょっとビックリしました。ちなみに「瀬戸内ブランド」認定商品ということで、しっかりと地域密着型のコンセプトが体現出来ている模様。このシリーズは総じてコストパフォーマンスに優れていて、ご当地ラーメンの特徴を分かり易く捉えている部分にも好感が持てますし、日清食品らしい安定感のある完成度の高さが光っているブランドなんですよね。今回は広島の尾道ラーメンということで、いりこ出汁と背脂の素朴な味わいに期待したいと思います。





は、「つるみとコシのあるノンフライ麺」とのこと。実にシンプルな製品説明ですが、多くは語らずに完成度の高さを実力で示しているようなノンフライ麺ですね。でも地味にパッケージでは「生めん風ノンフライ麺」と小さな字で記載されていて、ブランド名にもなっている「麺ニッポン」という名前然り、麺に拘っていることが伝わってきます。プリプリとした歯切れの良さが印象的な中細ストレート麺で、小麦の香りも嫌味なく、それでいて確実に感じられる小麦の甘さ。王道の中華そば的なスープとの相性は申し分なく、麺単体としてのクオリティも日清食品らしく高い位置にあって、凡そ万人が手放しに楽しめるようなノンフライ麺だと思います。撮影の関係で早めにフタを開けたので、ちょっと解れにくかったのが気になったんですけど、湯伸び耐性とコシの強さは一級品でした。こと生麺風のナチュラルさに関しては、やはり「マルちゃん正麺 カップ」の牙城は崩れそうにありませんが、ひとつのノンフライ麺として、完成度は高い水準にあると思います。

スープは、「瀬戸内産いりこ粉を使用したしょうゆスープ」で、「背脂をたっぷりと加え」たとのこと。油脂成分の量は表面を覆い尽くすほど多くはありませんでしたが、背脂の主張は確かに感じられ、スープを口に含んだ時、まず最初にやってくるのが背脂特有の心地よい甘味と動物性油脂による厚みのあるコク。次いで奥からイリコがフワッ、と上がってきて、鮮度の高い醤油感と共に旨味がじんわりと口一杯に広がっていきます。派手さのない素朴でシンプルな味わいなんですけど、だからこその奥深さがあって、尾道ラーメンの特徴がしっかりと感じられるスープに仕上がっていました。醤油の主張もキリリとしたタイプだったのですが、油脂成分が醤油のカドを適度に包み、後味にキレを生みながらも闇雲に尖っているわけではありません。まさに王道の中華そば的なスープで、だからこそ誤魔化しの効かない路線だと思うんですけど、丁寧な作り込みを感じるスープには好感が持てました。昔ながらの中華そばが好きな人は、ほんと素直に楽しめると思いますし、ひとつのスープとして完成度の高さを実感できる内容に満足度が高かったです。

具材は、「チャーシュー、メンマ、ネギ」とのこと。まさに、ザ・中華そばな構成ですね。とてもシンプルな内容ですが、全体が王道路線にあるので、綺麗に纏まっています。ちなみに具材の小袋は葱だけ別包装だったので、独断で後入れしました。チャーシューは「ラ王」や「行列シリーズ」に入っているような厚切焼豚ではありませんが、食感や風味にチープな印象はなく、とりあえず入ってるような薄っぺらいチャーシューとは一線を画しています。小振りでサイズも特別大きいわけではなかったものの、確実な食べ応えが感じられました。メンマは歯応えが強く、サイズも大きめで箸休めにピッタリ。多めの葱は麺に絡んで口に入った時には小麦感と、スープを飲んでいる時には素朴な路線とマッチしていて美味しかったです。

(標準は★3です)

本場の尾道ラーメンを食べ歩いた経験はありませんが、漠然としたイメージから典型的な尾道ラーメンらしい一杯というか、王道の尾道ラーメンってこんな感じなんだろうなー、と思いました。さすが全国的な知名度を誇る尾道ラーメン、全体的な方向性も昔ながらの中華そばっぽい路線なので、派手さとかは皆無に等しかったんですけど、多めの背脂とイリコ出汁の効いたスープには安堵できるような落ち着きがあって、それでいて滋味深く、麺の出来映えも定評のクオリティ。220円という価格設定ですが、それも安いとすら感じました。もう少し個人的にはイリコや油膜の主張を強めてもいいように思いましたが、どちらも存在感は明白だったし、いきなりの全国展開を考慮すると、バランス型の仕上がりにも納得です。尾道ラーメンの特徴はしっかりと感じられたし、素朴な味わいのオーソドックスな中華そばが好きな人は、まず手に取って損はないでしょう。相変わらずコスパが高く、今後のご当地ラーメンも楽しみになりました。エリア限定発売だった「青森」と「函館」が、このカップ麺の登場と同時に全国へと販売地域が拡大されたので、そちらも順番に記事にしますね。ちなみに尾道(広島)と言えば、私は真っ先にこの方が思い浮かぶので、是非このカップ麺の感想を聞いてみたいです(笑)

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:麺ニッポン 尾道ラーメン
製造者:日清食品
内容量:120g (めん70g)
発売日:2016年2月29日 (月)
発売地区:全国
希望小売価格:220円 (税別)
JANコード:4902105239667

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:440㎖
調理時間:熱湯4分
小袋構成:3袋 (液体スープ・2つのかやく)

~標準栄養成分表~

1食 (120g) あたり

エネルギー:422kcal
たん白質:10.6g
脂質:16.4g
炭水化物:58.0g
ナトリウム:2.9g
(めん・かやく:0.8g)
(スープ:2.1g)
ビタミンB1:0.53mg
ビタミンB2:0.37mg
カルシウム:140mg

※参考値:調理直後に分別して分析
エネルギー:422kcal (めん・かやく:301kcal / スープ:121kcal)
食塩相当量:7.4g (めん・かやく:2.1g / スープ:5.3g)

原材料名:めん(小麦粉、食塩、植物油脂、大豆食物繊維、チキンエキス、醤油、卵粉)、スープ(醤油、動物油脂(豚、鶏)、糖類、ポークエキス、食塩、香味油、いりこ粉末(瀬戸内産)、魚介調味油、香辛料)、かやく(チャーシュー、ねぎ、味付メンマ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、かんすい、増粘多糖類、炭酸Ca、酒精、カラメル色素、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE)、香料、カロチノイド色素、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(原材料の一部に乳成分を含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・豚肉・鶏肉・大豆

引用元URL:https://www.nissin.com/jp/news/4964

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コメント

No title
呼ばれて飛び出てジャジャジャジャ〜ンの愚昧親爺じゃけんのぉ( ̄^ ̄)ゞ

久しぶりにこのフレーズで登場してまいりましたぁ(^○^)
だって、呼ばれちったんだもんf^_^;

尾道ラーメン。
瀬戸の小魚をベースに・・・
って感じでしょうかね。でも、一番有名な朱華園さんなんて、鶏ガラがベースですし、豚骨ベースのお店もあれば、魚介スープがメインのお店とか雑多なのであります。基本は、澄んだスープの醤油味ではありますが。
全国的には知名度は低いですが、広島ラーメンってのがあります。豚骨醤油で、私はどちらかといえばこっちで育ったのであります。
広島ラーメン、有名どころは陽気や小鳥系。多くのお店がラーメン一本で勝負しておられます。
書いてたらラーメン食べたくなてきたわ(^○^)
No title
麺ニッポンシリーズも着々と新製品登場で育ってますね!
今回の3製品では函館しか食べていないのですが、
この尾道もなかなかオーソドックスでしっかりした内容のようですね。
せっかくですから今後はメジャーどころじゃない
マイナーなご当地食べたいです。
Re:愚昧親爺さん
ハーックション! アラビン ドビン ハゲチャビ〜ン
呼ばれて飛び出てのご登場ありがとうございます♪

澄んだ清湯系の醤油スープを基本としながら
鶏ガラから豚骨まで幅広い手法が取られているのですね!

そしてやはりベースの共通点はイリコですか_φ(. .*)

> 全国的には知名度は低いですが、広島ラーメンってのがあります。
尾道ラーメンとは違う広島のご当地ラーメンなんですね!
いやー、気になります。こっちにスポットを当てて欲しかった(笑)

愚昧親爺さんのブログにも記事ありますかね?
ちょっくら検索させていただきます(笑)
Re:たういパパ
ほんと順調に育ってますよね!

毎回コスパが高く、完成度も高いですし、
なかなかのヒットブランドだと思います。

「青森」はパパ絶対にヤメといたほうがいいですけどw
「尾道」はイリコの主張が激しいタイプではなかったので、
キリリとした醤油感とオーソドックスさから、パパでもいけるかも。

> せっかくですから今後はメジャーどころじゃない
> マイナーなご当地食べたいです。
それは思いますね! 「近江ちゃんぽん」とか
よく拾ってきたよな〜、って感心しましたもん。

今回はメジャーどころ3品でしたが(予約投稿済み)
今度はマイナーご当地ラーメンをピックアップしてほしいですね1
No title
お疲れ様です♪

このシリーズは八王子ラーメンが大好きでした♪

北海道限定のどん兵衛食べましたよ~。
特筆すべきはやはりつゆ。まろやかで、いつものとは明らかに違いました!
これならつゆも全部飲めてしまいます( *´艸`)
Re:くま子さん
お疲れ様です!

「八王子ラーメン」美味しいですよね!

機会があってリニューアル後に改めて食べたんですけど、
前回の自分が付けた評価から★プラスしたい感じでした(笑)

> 北海道限定のどん兵衛
やはり特筆すべきは和風つゆにありましたか・・・
北のどん兵衛は総じて和風つゆの味が美味しいですからね!

嗚呼、羨ましい…近くで物産展やってくれないかな(笑)
No title
takaさん、こんにちは!

背脂の甘みとコクにいりこの旨味がどちらもしっかりあって、
無難ながらも尾道ラーメンらしい良さはよく出ていましたね!

今回出た3商品の中でこれが一番のお気に入りと言えるかもです!
3つとも内容が良かっただけに甲乙つけがたくはありますが!(=゚ω゚)

ほんとこのシリーズはどれも上手くまとめてきますよね!

その中で個性を立てるところはしっかり立ててきますし、
今後の展開も含めて大きな期待を持たせてくれますね!

自分も次回はもっとマイナーなご当地系を期待したいですね!
「八王子ラーメン」ぐらいにコアなところを突いてほしいです!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
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Re:かーとさん
こんにちは!

尾道ラーメンの中でも大人しい部類に入るんじゃないかと
勝手に想像では思ったのですが、きちんと特徴は捉えていたと思います。

背脂もイリコもガンガンに効かせて欲しかったところですけど、
全国展開を考えると良い意味で無難なバランスでしたよね。

> 今回出た3商品の中でこれが一番のお気に入りと言えるかもです!
3品中だと自分は「青森」が気に入りました!
単純に煮干系のラーメンが好きというバイアスかもしれませんがw
煮干を前面に押し出したスタイルに強く魅力を感じました。

> 「八王子ラーメン」ぐらいにコアなところを突いてほしいです!
もともと八王子ラーメンがシリーズの発足ですもんね!
ナポリタンの登場もあったりして、活気付いていたのを覚えています。

次はどんなご当地ラーメンが来るのか楽しみですね!

そろそろ九州かな?

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