日清食品「出前一丁どんぶり 旨辛台湾ラーメン風」



「アサヒ ザ・ドリーム」を飲みました。発売日は3月23日なんですけど、近所のスーパーでは20日から絶賛発売中でして、一足先にフライングゲット。やはり方向性は「スーパードライ」の意思を継いでいて、印象に残るのはキレ。糖質が低いことでコクと旨味に若干の弱さこそ感じるものの、上手くスターチで味を整えていて、糖質がカットされている分だけ面持ちもシャープだったんですけど、それがスーパードライのシャープなイメージと重なり、なかなか落とし所が上手だな、と。じっくり時間をかけて味わうようなビールではありませんが、スーパードライよろしく暑い日に喉を潤すには誂え向きなタイプで、糖質50%オフというビハンドも爽快さが補ってくれています。私は基本、ビールはアサヒよりもキリン(「一番搾り」を除く)派なのですが、同じく糖質50%オフをコンセプトにしたキリンの機能性ビール「晴れやかなビール」と比べると、アサヒに軍配でした。発泡酒(リキュール)のような雑味や人工的な癖も目立って感じられませんし、これで糖質50%オフなら上等だと思います。スーパードライが好きな人は、おそらく大丈夫でしょう。

さて、本日の一杯は、日清食品の「出前一丁どんぶり 旨辛台湾ラーメン風」です。2月22日発売の商品なんですけど、まだ近所のスーパーでは「新商品」の棚に置いてありました。堂々とw きっとこのブログを見た店長が、新商品を記事にするのが遅い私に対しての救済措置を取ってくれているのだと…(違)もともと「出前一丁」は胡麻ラー油が基本ですし、台湾ラーメン風との相性は良さそうなんですけど、「チキンラーメン」然り、オリジナルのイメージを大きく損なえないロングセラーブランドならではの檻があるので、劇的な変化は期待せずに食べたいと思います。





は、「出前一丁のスープによく絡む、中細ウェーブ麺」とのこと。通常の「出前一丁 どんぶり」と同じ油揚げ麺だと思います。2015年にリニューアルしましたが、リニューアル後の麺を食べるのは今回が初めてなのと、そもそもリニューアル前の記憶すら定かではないので、詳細な比較とかは出来ないんですけどw 袋麺と比較すると少し細めで、規定の時間を守ると柔らかめ。断面の丸いオーソドックスな縮れ麺で、食感も風味もスナック的。自己主張の激しいタイプではなく、優しい感じの油揚げ麺で、主張の弱さがスープの馴染みに寄与していたし、ほんのりと後口に残る油揚げ麺特有の風味もプラスに思える雰囲気。メインの販路をスーパーに見据えたカップ麺らしい油揚げ麺というか、その高級感の無さが良い意味でチープなカップ麺らしい雰囲気を味わわせてくれます。特筆すべきような油揚げ麺ではないのですが、もちろん出前一丁の色を濃く残したスープとの相性はバッチリで、食べててホッとするような麺ですね。この価格帯のカップ麺でしか味わえないような美味しさがあるというか、カップ麺が好きな人なら分かってもらえると思うんですけど、この油揚げ麺でしか満たせない時があると思います。

スープは、「『台湾ラーメン』の特徴であるしょうゆベースのスープに赤唐辛子でアクセントをつけた辛さの中にもしっかり旨みを感じるスープ」に、「ヒハツエキス、ショウガ入り」で、別添に「辛さをアップした特製ごまラー油」とのこと。「ヒハツ」これは胡椒の仲間ですね。端的に感想を述べると、辛くなった出前一丁のスープです。いやもうほんとシンプルにw それなりに微調整はしているのかもしれませんが、台湾ラーメンを強く意識しているのではなく、いつもの出前一丁を単純に少し辛くした感じですね。ベースにあるのは慣れ親しんだオリジナルの醤油味で、大幅に手を加えたような様子は見られず、そこに豚脂のコクと辛味成分を追加した調味オイル(特製ごまラー油)で変化を演出するといったハズさないスタイルです。調味オイルの主張が強めに感じられる前半は、思ってたよりもピリピリとした辣味が感じられ、豚脂のコクも相俟って、言われてみれば台湾ラーメンっぽい雰囲気が感じられました。一般的に見ても辛さレベルは、ピリ辛より上だと思います。ヒハツエキスとショウガの発熱作用も手伝って、食べていると身体がポカポカしてきました。後半は調味オイルの主張が薄れてくるので、オリジナルの出前一丁らしさが強くなってきて、前半は刺激的な台湾ラーメン風の出前一丁、後半は慣れ親しんだ安心の味わい、って感じの変化に安心感が得られるスープですね。方向性としてはバランスに間違いはなかったと思うのですが、台湾ラーメンにはニンニクのパンチが強めに効いてるイメージなので、もうちょっとニンニクの押しがあってもよかったかなー。ただ、パンチは具材のニラが結構頑張ってくれてました。

具材は、「肉ミンチ、ニラ、赤唐辛子、炒りごま」とのこと。肉ミンチは挽肉系ではなく、ダイスミンチ系の肉具材となっています。台湾ラーメンには挽肉のイメージが強いのですが、コスト上の関係からダイスミンチの方が合わせやすいのでしょうね。日清食品のダイスミンチは基本的に安定して美味しいですし、味付濃いめのジャンクな肉具材で、個人的には好印象でした。ニラも台湾ラーメンには欠かせない具材なので、意識しなくても存在を感じられるだけの量が入っていたことに好感が持てます。というか、それ以上にニラの存在感は取り分け印象に残るかもしれません。カップ麺のニラって飾り程度な時が多くて、もっと入ってたらなー、と思うことが多々あるんですけど、今回は茎っぽい部分が入っていたり、全体の量としても申し分なく、妥協が見られませんでした。ここで台湾ラーメンらしさを大きく稼いでいたと思います。特に茎っぽい部分は風味にも食感にも存在感があって、しっかりとパンチを演出してくれていました。赤唐辛子は気持ち的な要員だったんですけど、煎り胡麻の芳ばしさは出前一丁の雰囲気にピッタリだったし、肉ミンチにもニラにも不足感は無かったので、無駄なくシンプルで良い構成だったと思います。スープの項目でも触れましたが、もう少しニンニク感が欲しかったので、別添でフライドガーリック系のフリカケとか入ってると嬉しかったんですけどね。

(標準は★3です)

想像通り、オリジナルの出前一丁が濃いめに残っていたので、単純に “辛くなった出前一丁” のイメージで問題ないと思います。想像していたよりも前半は刺激的で、ちょっとサプライズでした。台湾ラーメンを意識している割にニンニクのパンチが無かったり、そこを主眼すると物足りなさは否めなかったものの、台湾ラーメンらしさが皆無というわけではなかったし、それっぽい雰囲気を感じさせながらも最後は出前一丁なんだな、みたいな安心感があって、良い意味で無難に仕上げてあると思います。それも想定の範囲内というか、むしろイメージ通りのバランスだったので、奇を衒ったような派手さこそありませんでしたが、ロングセラーブランドらしい安心感が得られるような落とし所は正解だと思いました。「台湾ラーメン」という名目は流行りに乗ったこじつけに思えたのですが、もともと特製ごまラー油が核となっている製品ですし、今回のようなアレンジは誂え向きだったと思うので、そんな出前一丁のイメージを裏切らない安心感に価値の見出せる一杯だと思います。ちゃんとコンセプトの「からだぽかぽか」も感じられたし、出前一丁が好きなら手に取って損はないでしょう。もちろん今回の総評は、良い意味で★3です。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:出前一丁どんぶり 旨辛台湾ラーメン風
製造者:日清食品
内容量:85g (めん70g)
発売日:2016年2月22日 (月)
発売地区:全国
希望小売価格:180円 (税別)
JANコード:4902105233184

麺種類:油揚げ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:410㎖
調理時間:熱湯3分
小袋構成:3袋 (粉末スープ・かやく・調味オイル)

~標準栄養成分表~

1食 (85g) あたり

エネルギー:387kcal
たん白質:8.0g
脂質:16.5g
炭水化物:51.8g
ナトリウム:2.3g
(めん・かやく:0.8g)
(スープ:1.5g)
ビタミンB1:1.03mg
ビタミンB2:0.21mg
カルシウム:118mg

※参考値:調理直後に分別して分析
エネルギー:387kcal (めん・かやく:353kcal / スープ:34kcal)
食塩相当量:5.8g (めん・かやく:2.0g / スープ:3.8g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、たん白加水分解物)、スープ(豚脂、食塩、ごま、糖類、植物油脂、醤油、小麦粉、香味調味料、ポークエキス、香辛料、たん白加水分解物、香味油、加工油脂、ヒハツエキス、ポーク調味油)、かやく(味付豚ミンチ、赤唐辛子、ニラ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、炭酸Ca、かんすい、pH調整剤、増粘剤(キサンタンガム)、カロチノイド色素、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に卵、乳成分、落花生、鶏肉を含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・落花生・豚肉・鶏肉・大豆・ごま

引用元URL:https://www.nissin.com/jp/news/4952

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コメント

No title
しっかり出前一丁していたのがいちばんよかった点です。
出前一丁味のスープがとても美味しかった。
もっと暑い時期用に販売したらよかったのにと思いました。
梅雨時とか。
この時期なら夏なら賞味期限オーバーしますので。
Re:名無しさん
> しっかり出前一丁していたのがいちばんよかった点です。
ベースは「出前一丁」そのものでしたからね!

オリジナルの味とピリ辛アレンジの方向性がマッチしていて、
違和感のない仕上がりに落ち着きを感じると同時に、
きちんと変化を感じられたのが良かったです。

たしかに販売時期に関しては、少しズレを感じますね;

おっしゃる通り梅雨の時期に販売を開始するか、
コンセプト的に年末あたりのリリースが良かったと思います。
No title
アサヒ・ザ・ドリーム
先行試飲会に出遅れまして、儂はアサヒとは縁のない人間と思い込もうとしていたら、いろんな方がれぽしてて、寝てたあいつもレポしてて、よし、儂もそのうち飲むでぇ〜。
まだ飲んでないんかいって突っ込んでね(^ー^)ノ
Re:愚昧親爺さん
まだ飲んでないんかいっ!

(捻りの無さすぎるツッコミw)

眠れるイタチも記事にしてましたね(笑)

ボディとかコクに期待したら少し違うんですけど、
コロナ系の軽さをイメージしたらハマれる感じでした。

じっくり味わう? …ハッ!
そんなことよりグビッと喉を潤すぜ!
みたいな気分の時に丁度いいかと思います(笑)
No title
takaさん、こんばんは!

前半はラードをミックスしたやや辛めのラー油によって
台湾ラーメンらしい雰囲気をちょっとかもし出しながら、
食べ進めるほどに出前一丁らしさがだんだん高まってくる、
なかなか面白いスタンスで組まれた台湾ラーメン(?)でしたね!

ラードの効果が薄れるにつれて出前一丁度が高まるので、
ベースのスープに関してはほぼ一緒なのでしょうね!(=゚ω゚)

自分の印象としては、麺職人の台湾ラーメンより好きでしたね!
こちらのほうが両者が上手く融合している感じがありましたので!

出前一丁はチキンラーメンなどに比べると新作が少ないですが、
たまにはこうして一風変わった新作を出してほしいですね!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:かーとさん
こんばんは!

> なかなか面白いスタンスで組まれた台湾ラーメン(?)でしたね!
台湾ラーメンは若干こじつけに思えましたけどw
ピリ辛アレンジは出前一丁と上手くハマってましたね!

おそらくベースは同じだと思うんですけど、
これがチキンラーメンだったら上手くハマらないというか、
ごまラー油が売りの出前一丁だからこその安定感を感じました。

> 自分の印象としては、麺職人の台湾ラーメンより好きでしたね!
まだ麺職人の台湾ラーメンは食べてないんですよ;
余裕ぶっこいてたら店頭から姿を消してしまって…w ←阿呆

チキンラーメンはチキンラーメンで我の強いブランドですが、
出前一丁も特製ごまラー油の個性無しには語れないブランドなので、
今回のようなオリジナルと反りの合うテーマで新作を作ってもらいたいです。

出前一丁の酸辣湯アレンジとか結構イケそうな気がするんですけどね!
やはり中華路線が無難で綺麗に纏まりそうです。

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