明星食品「明星 大盛 新新潟 背脂煮干醤油ラーメン」



本日、3月18日(金)より3日間、兵庫県は豊岡市の出石にて、「出石初午大祭」絶賛開催中です。三丹(但馬・丹波・丹後)一の大祭とも言われているお祭りで、出石の初午を過ぎると雪が降らないという俗諺もあり、但馬の春を告げる神事としても有名なんですよね。このブログを読んでくださっている方々の中で、このローカルな話題についてこられる方が何人いらっしゃるのかは分かりませんがw 興味があって、距離的にも余裕があって、お時間の許される方は(まさにローカルw)是非ご参拝ください。と、言ってる本人は行けそうにありませんが…w

さて、本日の一杯は、明星食品の「明星 大盛 新新潟 背脂煮干醤油ラーメン」です。大盛バケツ型で展開されている「新○○」シリーズですが、今回は新潟がテーマということで、製品名は例に漏れず “新新潟” …って、ややこしいw 「燕三条系」のアレンジですね。香り立つ “焙煎唐辛子” が、進化系を演出する “新” の要素らしいです。燕三条系は好きなラーメンですし、焙煎唐辛子は言わずもがな。想像での相性は間違いなさそうな組み合わせなので、仕上がりが楽しみです。





めんは、「しっかりとした食感の、食べ応えのある太麺」とのこと。燕三条系は極太麺が基本なので、湯戻し時間も太麺仕様の熱湯5分となっています。さすがに極太とは言えないものの、軽く縮れた太めの油揚げ麺で、表面は滑らかで口当たりが良く、プリプリとした歯切れの良さが特徴的。明星食品はストレートタイプの低加水麺を作るのが上手なんですけど、こういったタイプの油揚げ麺も面白いですね。ただ、油揚げ麺特有のスナック感は強めにあって、それほど麺の密度も高くなかったので、時間が経つとフカフカとした軽い食感に変わってきます。風味も食感もスナック的な油揚げ麺でしたが、スープとの相性は問題なかったです。

スープは、「豚骨と煮干のだしを合わせ、表面に背脂を浮かべた、燕三条系新潟ラーメンの特長を表現した背脂煮干醤油味」で、「新潟のラーメン店には、辛みを効かせたパンチのある『辛みメニュー』を提供しているお店が多く、"後のせ" で焙煎唐辛子をふりかけて仕上げる、『新ご当地ラーメン』としてのアレンジを加え」たとのこと。一応、粉末状の煮干は入ってるみたいなんですけど、煮干の主張は非常に弱く、表面の油脂成分を差し引いても煮干よりポークの要素が強くて、ちょっと燕三条系らしくないスープです。単純に味だけで言えば、ほんのり煮干が下支えをしたコクのあるスープなのですが、煮干が下支えという時点で燕三条系らしさが鳴りを潜めてしまっているような気がしました。表面に浮かぶ背脂加工品は好印象だったんですけど、油脂成分の量は少なく、量でもインパクトでも前回の「旭川」とは比べものになりません。これぞ! っていう燕三条系らしい特徴を感じさせてくれるような核となるポイントが皆無に等しくて、かえしの醤油も主張は控えめ。個人的に醤油の主張に関しては良い塩梅ではあったものの、燕三条系なら醤油に適度なカドを持たせつつ、それを多めの油脂成分がカバーする、といった演出が欲しかったです。で、煮干はガツンと力強く。と、このようにベースには致命的な問題を感じてしまったんですけど、アレンジ要素の焙煎唐辛子は好印象。辛味は至って常識の範囲内で、もはやピリ辛以下だったのですが、焙煎したことで唐辛子特有の芳ばしさが際立ち、焙煎唐辛子ならではの香りと風味を重視した仕上がりには素直に好感が持てました。しっかりとベースに燕三条系らしい押しの強さがあれば、さぞ効果的で相性の良いアレンジだったんだろうなぁ…これはこれでキレイに仕上がっていて、ちゃんと美味しいスープなんですけど、燕三条系らしいかどうか、そこにスポットを当ててしまうと不満は拭えなかったです。

かやくは、「挽き肉、ネギに加え、新潟ラーメンの特長であるタマネギ」とのこと。挽肉は肉の旨味がきちんと感じられ、スパイスっぽい味付も程よく、挽肉らしい歯触りも好印象。素直に美味しい肉具材だったのですが、サイズは大きくなかったし、量も少なかったので、混ぜた後は次に会うのが大変でしたw 具材に玉葱を入れるのが燕三条系の特徴なので、当然の様に入っていたのは嬉しかったのですが、燕三条系を謳うにしては量が少ないですね。玉葱は後入れかやくの焙煎唐辛子と一緒に入っていたので、赤い玉葱には新鮮味があったし、焙煎唐辛子の芳ばしさを纏った風味は面白かったのですが、意識しないと存在感は希薄でした。

(標準は★3です)

ガッツリ煮干のパンチが効いていて、油脂成分の量にも容赦が無かったら、焙煎唐辛子のアレンジが個性的なインパクトのある仕上がりになっていたと思います。ひとつのカップ麺としては普通に美味しいのですが、進化系の燕三条系アレンジとして見た場合、ベースの燕三条系らしさが控えめ過ぎて、どうしても不満を感じてしまいました。いや、これはこれで美味しいんですけどね。でもやっぱりテーマは燕三条系と銘打ってるわけですし、ちょっと厳しめに見ざるを得ないかな、と。なので、本格的な燕三条系ラーメンを期待すると肩透かし感は否めませんが、全体的なスナック感然り、「一平ちゃん」感覚で食べたら素直に楽しめるかもしれません。前回の「旭川」が結構よく出来た製品だったので、自分の中で期待値が高かった、というのも敗因なのかも。繰り返しますが、味だけで言えば決して悪くないですよ。燕三条系のイメージに囚われず(というのも変な話ですけどw)煮干が下支えをするポークベースのスナック的な醤油味で、焙煎唐辛子の芳ばしさに価値が見出せるのであれば、買っても損は無いかな、と思います。兎にも角にも、 “燕三条系” という一種のブランドとも言えるイメージからハードルが上がってしまい、そこに生じたギャップで点数が伸び悩んでしまった感じですね。でも焙煎唐辛子の芳ばしさは個人的に大きな加点要素だったので、激辛とか関係なく、ぜひ多用してもらいたいと思いました。一味唐辛子として市販されてたら買っちゃうレベルw

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:明星 大盛 新新潟 背脂煮干醤油ラーメン
製造者:明星食品
内容量:107g (めん90g)
発売日:2016年2月15日 (月)
発売地区:全国
希望小売価格:205円 (税別)
JANコード:4902881418331

麺種類:油揚げ麺
容器材質:プラ (PS)
容器胴巻:紙
必要湯量:500㎖
調理時間:熱湯5分
小袋構成:3袋 (粉末スープ・調味油・あとのせかやく)

~標準栄養成分表~

1食 (107g) あたり

エネルギー:493kcal
たん白質:9.3g
脂質:22.2g
炭水化物:64.1g
ナトリウム:2.6g
(めん・かやく:0.7g)
(スープ:1.9g)
ビタミンB1:0.24mg
ビタミンB2:0.30mg
カルシウム:143mg

※参考値:調理直後に分別した値
エネルギー:493kcal (めん・かやく:439kcal / スープ:54kcal)
食塩相当量:6.6g (めん・かやく:1.8g / スープ:4.8g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、しょうゆ)、スープ(食塩、ラード、ポークエキス、たん白加水分解物、背脂加工品、ポークオイル、しょうゆ、香味油、にぼし粉末、酵母エキス、粉末油脂、香辛料、ねぎ、植物油脂、香味調味料)、かやく(豚・鶏味付肉、香辛料、玉ねぎ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、トレハロース、増粘多糖類、炭酸カルシウム、かんすい、香料、セルロース、乳化剤、酸味料、クチナシ色素、甘味料(スクラロース)、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、微粒二酸化ケイ素、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に卵、乳成分、ごまを含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・豚肉・鶏肉・大豆・ごま

引用元URL:https://www.nissin.com/jp/news/4908

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コメント

No title
たしかに「新」の意味合いがちょっとぼやけていた感じがしますね。
まぁ、エースコックのふつうの燕三条のほうがおいしいww
好みが分かれるスープだったのも災いしたかな?
自分は前半はイマイチかな?~
って思いながら食べ進めたら後半どんどん美味しくなってきた
不思議なスープのイメージです。
Re:たういパパ
焙煎唐辛子による「新」の要素は明白だったと思うのですが、
如何せんベースの燕三条系を履き違えている感が致命的でした…;

> まぁ、エースコックのふつうの燕三条のほうがおいしいww
バランス型の燕三条系ならエースコックのファミマ専売品ですね!
背脂のクオリティも高く、毎年恒例になってほしいカップ麺のひとつです。

ひとつのカップ麺としては、それなりに美味しかったんですけど、
肝心の燕三条系らしさに大きな不満を感じたので、評価は厳しめにしました。
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
Re:鍵コメさん
自分も随分と長く行けてないので
(それこそ10数年以上は経ったかも?)
今年こそは…と、思いながらも時間が取れず;

いつでも行けるというか、近いからこそ遠くて、
その余裕がよくないんでしょうね、きっと(苦笑)

> お化け屋敷
何と無く記憶にあるような、無いような…
でも基本お化け屋敷は苦手なので、絶対に入らないですw

> その頃はなぜか、お蕎麦よりも屋台のリンゴ飴がほしかった(笑)
わかります(笑) やっぱり祭りですからね!
冷静に考えると恐い食べ物ですけど…祭りですからね!w
No title
takaさん、こんばんは!

さすがにこれは「燕三条系」の特徴を知っていると、
ちょっと厳しい評価をせざるをえない内容でしたね!

大雑把なイメージとしては豚系+背脂+煮干なのかもですが、
本来はベースのスープに動物系を使わないことが多いほどで、
主役が背脂+煮干である以上、この2つが弱いのはダメですし、
ベースも豚系がメインだと、やっぱり大きく違うのですよね!(=゚ω゚)

しかも燕三条系はエースコックがいいものを出しているだけに、
下手なものを出してしまうとその差が大きく見えてしまいますし、
そういった点も含めて今回はちょっとばかし残念でしたね!

次の「新○○」では、また納得のできるものを出してほしいです!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:かーとさん
こんにちは!

味としては酷評するような内容でもなかったと思うんですけど、
「燕三条系」として見た場合、厳しめに評価せざるを得ませんでした。

ベースに於ける動物系の有無は許容範囲だとしても、
メインの背脂と煮干が弱いのは根本的な弱点だったし、
それって燕三条系としてどうなのよ…って感じだったので;

やはり現時点ではエースコックのファミマ専売品が
安定して高い完成度にありますよね!

まぁ麺の種別的にも、カップの形状的にも、
比べること自体が角違いな話ではあるんですけど(苦笑)

次回の「新○○」ではオリジナルの特徴を大切にしつつ
それでいて新鮮味の感じられるアレンジに期待したいです!

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