東洋水産「マルちゃん 本気盛(マジモリ) 合わせ味噌ど豚骨」



本日の一杯は、昨日の「マルちゃん 本気盛(マジモリ) 白だし煮干味」に続きまして、東洋水産の「マルちゃん 本気盛(マジモリ) 合わせ味噌ど豚骨」です。「第7回 最強の次世代ラーメン決定戦!」で、準優勝に輝いたお店の再現カップ麺ですね。監修店の「麺処 若武者」は、「福島県二本松市に2009年12月にオープン」したお店で、「中華料理店出身の店主による、素材にこだわった独創性の高いメニューに定評があ」り、「現在では、ラーメン専門雑誌や全国のラーメンイベントに多数出店するなど福島県を代表する有名店へ成長し」たとのこと。 “ど豚骨” なんて言われると、豚骨好きとしては豚骨感に期待してしまうのですが、東洋水産の豚骨味は基本的にスナック系ですし、味噌との兼ね合いにも若干の不安があるんですよね。こっちは麺も本気盛らしい油揚げ麺が使われてるみたいですし、実食前の不安要素が的中しなければいいのですが…まぁ本気盛は無条件で好きですけどw





は、「なめらかでコシのある、太めの角麺」とのこと。いつもの本気盛らしい無骨な油揚げ麺なんですけど、個人的に好きなタイプの油揚げ麺なので、いつも割と手放しに楽しんじゃってたりするんですけどねw 今回はスープが強かったので、自己主張の強い油揚げ麺でもバランスとしては悪くなかったのですが、スープの細かいニュアンスは伝わりにくいかもしれません。その分、食べ応えは感じられると思います。相変わらずフタを開ける時には麺の上部が浮いて顔を出しているので、粉末スープや具材までもが一緒に浮いてしまうんですよね。途中でフタを開けて沈めてケアしてやれば、多少は均一に戻せますが、ここは改善点だと思います。

スープは、「赤白の合わせ味噌と濃厚な豚骨スープをベースに、煮干粉末を合わせた濃厚な味噌豚骨スープ」で、「別添のラー油でアクセントをつけ」たとのこと。どっしりとした豚骨の重厚感が好印象な味噌豚骨スープで、味噌の風味も確かなんですけど、特有の塩カドは豚骨によって丸みを帯びていて、豚骨感を喰わない味噌感には好感が持てました。反面、煮干の存在感は下支えに過ぎず、辣油の辛味も見た目以上に弱いです。辣味に関してはピリ辛以下だったので、苦手な人でも全く以って問題ないレベルでしょう。パッケージには「ラー油が利いた」とありますが、そのような印象は皆無に等しかったです。ただ、発酵調味料の風味でしょうか。特製スープには少し酸味があって、ちょっとキムチっぽさを感じたので、そこは面白かったんですけどね。豚骨の重厚感あふれる豚骨味噌スープとしての完成度は高い位置にあると感じたものの、新世代を演出する為であろうアクセントの類いは主張が弱くて、コンセプト的に見るとインパクトに欠けるような印象は拭えませんでした。どっしりとした豚骨味噌スープという方向性がブランドのイメージとマッチしていたので、本気盛好きとしては素直に楽しめるスープだったんですけど、そのハマり具合が新鮮味を感じられなかった要因となってしまっていたのかもしれません。繰り返しますが、スープ自体の完成度は高かったです。

具材は、「味付挽肉、コーン、たまねぎ、ねぎ」とのこと。味付挽肉は粒が大きく、風味も食感も肉らしくて、質の高い肉具材でした。相変わらず良い仕事してますね。東洋水産のコーンは甘味が強く、今回はスープに重厚感がありながらも丸みを帯びた仕上がりだったので、コーンの甘味が同化してボヤけないか心配だったんですけど、スープに味噌の風味があるから浮いてはなかったと思います。ただ、個人的にコーンの甘味は蛇足に思えました。玉ねぎの存在感は好印象。食感と風味がきちんと感じられるサイズで、定期的に感じるスープとは対照的なシャープでフレッシュなアクセントが効果的な変化を与えてくれます。脇役を超えた存在感だったので、ある意味コイツが最も印象に残った具材かもしれません。

(標準は★3です)

うーん、全体的なバランスも悪くなかったし、ひとつのカップ麺としては美味しかったんですけど、次世代ラーメンとして見た場合、インパクト不足なイメージが拭えませんでした。豚骨は濃厚だったし、麺とのバランスも良かったし、実食前の懸念は見事に杞憂となってくれたんですけどね。きっと実際のラーメンは、もっと複雑味のある味わいなんだろうなー、っていうイメージは湧くんですけど、本気盛ブランドで製品化するには制約が多かったんだと思います。いや、逆にブランドのイメージとハマり過ぎていたのかもしれません。どっしりとした豚骨の濃度には好感が持てたものの、煮干も辣油も突出した主張は感じられなかったし、個性として目立たせることの出来る要素がバランス型だったので、それが仇になっているような気がしました。煮干か辣油、どちらかに的を絞ってインパクトを出していれば、もっと印象に残ったと思います。味としては悪くないんですけど…っていうか、味だけで言えば上出来だと思ったのですが、コンセプト的に不完全燃焼な感じだったので、総評は及第点の★3としました。もしこれが企画モノのカップ麺ではなく、単純に本気盛の新商品としてリリースされていれば、★4以上は付けていたかもしれません。次世代ラーメンというコンセプトと、ラーメン店監修というハードルが足を引っ張って★3になっちゃった感じだったので、単純に味だけの満足度で言えば★4以上で付けたい感じでした。なので、このシリーズのファンであれば手に取っても損のない一杯だと思います…ってファンだったら無条件で食べますよねきっとw

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:マルちゃん 本気盛(マジモリ) 合わせ味噌ど豚骨
製造者:東洋水産
内容量:109g (めん80g)
発売日:2016年1月25日 (月)
発売地区:全国 (CVS 他)
希望小売価格:205円 (税別)
JANコード:4901990335003

麺種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:430㎖
調理時間:熱湯4分
小袋構成:1袋 (特製スープ)

~標準栄養成分表~

1食 (109g) あたり

エネルギー:497kcal
たん白質:12.9g
脂質:22.3g
炭水化物:61.2g
ナトリウム:2.6g
(めん・かやく:1.5g)
(スープ:1.1g)
ビタミンB1:0.34mg
ビタミンB2:0.44mg
カルシウム:220mg

※参考値:調理直後に分別した値
エネルギー:497kcal (めん・かやく:395kcal / スープ:102kcal)
食塩相当量:6.6g (めん・かやく:3.8g / スープ:2.8g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、粉末野菜、チキンエキス、香辛料、卵白)、添付調味料(みそ、ポークエキス、植物油、食塩、豚脂、香辛料、たん白加水分解物、粉末煮干し、でん粉、砂糖、香味油脂、発酵調味料)、かやく(味付挽肉、コーン、たまねぎ、ねぎ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、炭酸カルシウム、カラメル色素、かんすい、酒精、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、クチナシ色素、パプリカ色素、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に乳成分、ごま、ゼラチンを含む)

アレルゲン情報:卵・乳・小麦・ゼラチン・大豆・豚肉・鶏肉・ごま

引用元URL:http://www.maruchan.co.jp/news_topics/documents/1601_yahoo_majimori.pdf

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コメント

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No title
この製品はまさに本気盛らしい雰囲気ですね。
味噌、豚骨、煮干し、辣油と複雑そうな味?
でもそれぞれが悪い意味でごちゃ混ぜになってしまったのかな?

コメ欄が閲覧制限されてますね・・。
No title
う〜〜む...豚骨に味噌、煮干しに辣油...
色々と詰め込みすぎて、全体的にボケて
しまったのかもしれませんね...

使用してる麺が主張が強いので
ある程度ズシッとスジの通ったスープじゃないと
負けてしまうでしような気がします。
Re:たういパパ
本気盛のイメージにハマり過ぎていたのか、
あまり次世代っぽさは感じられなかったんですけど、
マイルド系の濃厚な味噌ラーメンとしての完成度は高かったです。

単純に本気盛としてみたら上出来だと自分は思いました!

> 味噌、豚骨、煮干し、辣油と複雑そうな味?
> でもそれぞれが悪い意味でごちゃ混ぜになってしまったのかな?
豚骨はしっかりとしていたし、味噌感もマイルドで、
重厚感のある味噌スープは素直に美味しかったんですけど、
煮干とラー油はインパクトなかったなぁ…って感じですね。

新世代ラーメンとしてみた場合はインパクト不足ですが
本気盛シリーズが好きなら買って損のない仕上がりだと思いました!
Re:ハシダ・メンさん
味だけで言えば★4以上つけたい感じだったんですよね!
ひとつのカップ麺としての出来は上々に思えました。

ただ、新世代ラーメンの再現カップ麺として評価した場合、
ちょっと個性が見えないように思えたので、総評は厳しめに。

煮干は下支え、ラー油は適度なアクセント、って感じだったので、
味だけで言えば、ちゃんと美味しい仕上がりだったんですけどね。

今回はスープに明確な動物系の重厚感があったので
主張の強い麺とのバランスは問題なかったと思います!
まろやか味噌豚骨
takaさん、こんばんは!

豚骨、味噌、辛味、煮干といろんな要素をぶち込みながらも、
実際に食べてみると何だかきれいにまとまっていましたよね!

豚骨の重厚さに関してはなかなかのものがありましたが、
ほぼその豚骨と味噌の丸みとコーンの甘みが軸になっていて、
ジャンクっぽく見えながらも実際は「まろやか系味噌ラーメン」
と形容したほうが合うような仕上がりになってましたからね!(=゚ω゚)

特に辛味と煮干はどこに行ったのやらという感じでしたし!

これはこれでまとまりがあっておいしくはあったのですが、
もっと全体としての攻めの要素が欲しかったというか、
先に優勝の煮干のほうを食べてしまったこともあって、
余計にインパクト不足に感じたところはありましたね!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:かーとさん
こんばんは!

かなり色々な要素が入っているようで、
意外にも大人しく仕上がっていましたね。

豚骨の厚みをベースに、味噌にも尖りが無くて、
かなり丸みを帯びていたのが好み的に嬉しかったです。

ただ、自分はコーンが蛇足に思えてしまったのと、
次世代の要とも言えるラー油と煮干の主張が弱かったので、
美味しいのは美味しかったんですけど、評価としては伸び悩みました。

> 先に優勝の煮干のほうを食べてしまったこともあって、
> 余計にインパクト不足に感じたところはありましたね!
これもありますね! あくまでもイメージですが、
いつも優勝と準優勝の仕上がりには大きな差があるような気がします(笑)

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