日清食品「日清麺職人 柚子香るとろみ醤油」



先日、黒胡椒をゴリゴリしながら食事をするのにハマっていると書きましたが、今度はミル付きの山椒を見つけまして、もう思わず即購入ですよw で、これが通常の乾燥山椒と風味が全く違う。挽きたてだとココまで差が出るのか…と、感動しました。よくある瓶入りの山椒と違って風化したような風味は皆無に等しく、香りだけでなく辛味もきちんと感じられて、風味に輪郭があるんですよね。そこで、この前記事にした「ご当地最前線」で得た知識(鶏白湯に黒胡椒と山椒でアクセント)を活用し、お気に入りの「はじめ屋 こってり鶏白湯」で試してみたんですけど、これが超おいしくてw 唐辛子も追加しちゃったりなんかして、かなり効果的な味変になりました。挽きたて山椒いいなー、次は何にゴリゴリしようw

さて、本日の一杯は、日清食品の「日清麺職人 柚子香るとろみ醤油」です。相変わらずパッケージの松岡修造さんに違和感を感じているのですが…w 寒い季節に嬉しいトロミ系で、柚子香るというのもシリーズの雰囲気にピッタリですね。コストパフォーマンスの高さは随一と言っても過言ではないシリーズですし、麺のクオリティには定評があるので、柚子香るとろみ醤油という題材のハマり具合なども含めて安心感があります。ほんと間違いなく美味しそうw





は、「"まるで、生めん。" のような食感の3層ノンフライ麺」で、「とろみのある和風スープにマッチするしなやかな中細ストレート麺」とのこと。いつもの麺職人シリーズらしいノンフライ麺で、相変わらず希望小売価格が180円とは思えないクオリティの高さですね。ちょっと麺量を増やして200円台の高価格帯カップ麺に使用しても、何ら不満は感じないと思います。しなやかさとコシを兼ね備え、何と言っても小麦の風味が非常に豊かで、小麦っぽい甘味が印象的。今回は繊細さの中にも力強さを感じさせてくれるスープだったので、適度なトロミも相俟って、強めに感じる小麦の風味が普段以上にバランス良く楽しめました。

スープは、「昆布のだしを利かせたとろみのある和風醤油スープ」で、「柚子がほんのりと香るすっきりとした味わいに、唐辛子で辛みのアクセントを加え」たとのこと。これは後入れかやくの柚子皮も大きな効果を示しているものと思われますが、 “柚子がほんのりと” なんてヤワな主張ではなく、しっかり爽やかに効いてますね。これは好印象。そしてベースには昆布の下支えがきちんとあって、魚介エキスに魚介調味油、さらに粉末状のアジを使うことで魚介の要素も力強く、鰹とも煮干とも違うクセを持ったパンチのある魚介感と昆布の旨味が重なり、爽やかな柚子の香りと共にバランス良く各々の主張が感じられ、トロミがそれらを纏め上げています。魚介感には若干のクセを感じますが、柚子の清涼感で嫌味がないんですよね。しっかりと柚子を主役に立てながら、ベースにも全く妥協が感じられず、とても希望小売価格180円のスープとは思えない仕上がりでした。トロミの効果か魚粉の主張か定かではありませんが、普段よりも味を濃いめに感じたので、お湯の量は意識的に少なくしなくても大丈夫そうです。原材料に目立った動物性エキスの表記は見当たりませんが(アレルゲンには含む)和風でも違和感なく中華麺と絶妙にマッチしていて、そういった部分も印象に残りました。時折ふと感じる唐辛子の辣味も繊細なアクセントになっていたし、ちょっとコレは規格外のスープだと思いますよ。

具材は、「柚子の皮、白髪ネギ」とのこと。スープの項目でも触れましたが、この柚子皮が非常に秀逸で、爽やかな柚子の香りを明確に主張。乾燥具材の柚子皮ですが、意識して追いかけると柚子皮特有の苦味が若干ながらに感じられ、それが個人的に大きなプラスポイントでした。柚子の皮であることが明白で、実にリアルな存在感です。そして白髪葱も麺とスープを引き立てるという面に於いて抜群の効力を発揮していて、柚子とは違った爽やかさを感じさせてくれる白髪葱の風味には滋味深いものがあったし、特に自然と麺に絡んで来たときの繊細かつ明確な表情の変化には味わい深さを感じることが出来ました。魚介感にクセがあったので、乾燥の生姜やミョウガを少しだけ混ぜてみても効果的だったかもしれませんね。相変わらず薬味に絞った構成ですが、麺とスープの出来を考慮すると、たとえそれがコスト調整であったとしても、そのビハインドは皆無と言って差し支えないでしょう。

(標準は★3です)

★の数は一般的な平均取得価格(100円前後)を考慮して付けたんですけど、それを差し引いても非の打ち所がない仕上がりだと思いました。秀逸、素晴らしい。もともと平均して値段以上の価値が見出せるシリーズではあるものの、その中でもレベルの高さはトップクラスなのではないでしょうか。今さら説明不用とも言える小麦の風味が豊かで品の高いノンフライ麺に、200円以下の製品に使われるようなスープとは思えないクオリティのスープ、そして二者を引き立てる薬味など、どれを取っても文句のつけようがありませんでした。既に店頭では姿を消しつつあるカップ麺ですが、これは買い置き決定ですね。麺職人シリーズの強みを最大限に活かし、その技術力を遺憾無く発揮していた素晴らしい逸品だと思いました。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:日清麺職人 柚子香るとろみ醤油
製造者:日清食品
内容量:86g (めん65g)
発売日:2016年1月11日 (月)
発売地区:全国
希望小売価格:180円 (税別)
JANコード:4902105235157

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:410㎖
調理時間:熱湯4分
小袋構成:3袋 (粉末スープ・液体スープ・後入れかやく)

~標準栄養成分表~

1食 (86g) あたり

エネルギー:275kcal
たん白質:8.1g
脂質:3.7g
炭水化物:52.5g
ナトリウム:2.3g
(めん・かやく:0.8g)
(スープ:1.5g)
ビタミンB1:0.21mg
ビタミンB2:0.24mg
カルシウム:139mg

※参考値:調理直後に分別して分析
エネルギー:275kcal (めん・かやく:256kcal / スープ:19kcal)
食塩相当量:5.8g (めん・かやく:2.0g / スープ:3.8g)

原材料名:めん(小麦粉、食塩、植物油脂、卵粉、醤油、チキンエキス、大豆食物繊維)、スープ(醤油、魚介エキス、植物油脂、食塩、あじパウダー、魚介調味油、香辛料、昆布エキス、香味調味料、ゆず皮)、かやく(ねぎ、ゆず)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、かんすい、増粘多糖類、炭酸Ca、乳化剤、カロチノイド色素、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、カラメル色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に乳成分、さば、豚肉、ゼラチンを含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・豚肉・鶏肉・さば・大豆・ゼラチン

引用元URL:https://www.nissin.com/jp/news/4893

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コメント

No title
肉系具材を無理やり入れなかったのが大正解でした。
あくまでも柚子の上品さを押し出したそのスタイルは好感が持てます。
あとスープにとろみをつけたのもいいアイデアでしたね!
身体温まるし、冬っぽい季節感を演出してくれていました。
呑み〆に最適な一杯でしょう。
Re:たういパパ
このシリーズは、いつも薬味系の具材に絞られますが、
そのことが素直に評価できる仕上がりなんですよね。

コスト調整の意味も兼ねているのでしょうけれど、
そこから生まれるチープさを感じさせないのが素晴らしいです。

スープのトロミもイイ感じだったし、柚子も効いてたし、
たしかに呑みの〆なんかにも向いている雰囲気でしたね。

いやーでもこれはシリーズの中でも秀作だと思いました!
No title
takaさん、こんにちは!

この価格帯でここまで柚子を効かせることができるのか、
この点は食べていてほんとに驚かされましたね!

スープそのものに柚子が効いているだけではなく、
柚子皮までトッピングの中に加えてくるなど、
この柚子攻めの姿勢は素晴らしいものがありました!(●・ω・)

しかもベースになっている魚介にも強さがあり、
多少クセも出すことで柚子に負けない力を見せるなど、
どの要素も見ても実に上手く組まれてましたね!

さすがは麺職人と言いたくなる見事な内容でした!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:かーとさん
こんばんは!

これは柚子皮のトッピングが非常に印象的でしたね!

もちろんベースのスープからも柚子の香りは感じられるのですが、
柚子皮によってリアリティが増していて、かなり効果的な演出だったし、
希望小売価格を考慮すると、絶賛せざるを得ない秀逸な仕上がりでした。

トロミもイイ感じで、柚子を立てつつ土台はしっかりで、
麺は相変わらずのクオリティで、手放しにオススメできるカップ麺ですよね。

さすが「麺職人」でした!

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