渡辺製麺「〆の一杯 生姜醤油ラーメン」



今更ですが、最近になって初めてテレビドラマの「半沢直樹」を観ました。「やられたらやり返す。倍返しだ!」ってコレだったんですねw

さて、本日の一杯は、渡辺製麺の「〆の一杯 生姜醤油ラーメン」です。直球な商品名が分かり易くてイイですねw 呑んだ後の〆をコンセプトにしたカップ麺で、おろし生姜の入った醤油ラーメンみたいです。含有量のほどは分かりませんが、しじみエキス(オルニチン)も配合されているようで、そういった部分にも呑み〆らしい付加価値を感じますね。やはり呑ん兵衛の私としては無視できないコンセプトですし、本来ならば酔っ払った状態でレビューするのが正攻法なのかもしれませんが、私には “呑んだ後の〆” という概念がないので(眠たくなるまで呑み続けるのでw)今回は素面の状態で食べたいと思います(笑)





は、「生ゆでめんをそのまま冷凍乾燥したノンフライ麺を使用」し、「お湯で戻したときに、生めんに近い食感が楽しめ」るとのこと。断面の四角い中細麺で、少し縮れのつけられた氷結乾燥ノンフライ麺です。ちょっとゴムっぽいというか、ノンフライ麺特有のクセがあって、やっぱりゴリゴリ感が気になりました。生麺に近い食感というよりも、思いっきりノンフライ麺らしい麺だと思います。旧世代感は否めませんが、湯伸びしにくい麺なので、ゴリゴリ感やノンフライ麺特有のゴムっぽい食感が気になる人は、気持ち2,3分…いや、4分くらい長めに待った方がイイかも。スープの馴染みも良くなりますし、ゴリゴリとした食感もプリプリとした食感に変わってくるので、自分は後半が食べやすかったです。その頃にはスープとのマッチングにも違和感はなかったし、麺の適度な小麦感と意識しなくても麺に絡んでくる具材の海苔が絶妙にマッチしていて良かったです。まぁ麺の質感に関しては酔っ払ってグダグダ作ってダラダラ食べてたらイイ感じになるでしょうw ←

スープは、「生のおろし生姜を配合したあっさりした醤油味」で、「しじみエキス、オルニチンも配合」とのこと。しっかりと生姜の風味が効いていて、これなら酔っ払ってても味の特徴と個性が感じられそうですね。麺を食べている時にも生姜の主張は明白で、ほんと呑んだ後に良さそうなアッサリ醤油味でした。で、何かこの味あったよなー、って考えてたんですけど、例えるなら方向性が豚の生姜焼きっぽかったんですよね。かえしに砂糖と味醂の甘味があって、そこにリアルな生姜の風味と豚脂などの適度な油脂感が重なってくるので、かなり豚の生姜焼きっぽい雰囲気でした。特製スープをタレにして普通に豚の生姜焼きが作れるかもw チャーシューを煮込んだタレを使用してラーメンのスープを作るお店もありますけど、なんて言うんだろ、豚の生姜焼きに使うタレをベースにして、それを割って作った居酒屋さんや定食屋さんなんかで提供される裏メニュー的なラーメンというか、素朴で身近な親しみやすい雰囲気のスープでした。醤油の風味にも輪郭はありますが、塩カドでガンガン攻めてくるようなタイプではなかったし、塩分濃度に関しては酔ってたら欲しい感じの適度な塩気かもしれません。ちなみにしじみエキス配合ですけど、特に貝出汁っぽさは感じられませんでした。値段が値段なので、二枚貝特有の旨味や渋味を持たせても面白かったかもしれませんね。それからコショウが別添というのは嬉しいポイントでした。やはり別添で後入れ出来ると香りが違いますし、途中で味変として使えるのが大きなメリットですよね。後半は大量の海苔が幅を利かせてくるんですけど、海苔の風味とスープの相性は最高でした。

かやくは、「鶏肉のレトルトと海苔をたっぷり使用」とのこと。うーん、レトルト調理品の鶏肉は個人的に蛇足的だと感じてしまいました。たしかに乾燥具材では感じられないリアリティこそあったものの、食感は硬くてパサパサだったし、それだけに噛み応えはあるんですけど、もも肉的なジューシーさは感じられません。ちょっと煮込み過ぎて硬くなっちゃった、みたいなブロック状の鶏肉でした。レトルト調理品特有の癖は控えめだったことと、良い意味か悪い意味かは人それぞれとして、若干の鶏臭さが残っていたのは加点要素のひとつとして捉えていいかもしれません。ただ、呑み〆にパサパサの鶏肉が食べたくなるのかは疑問ですし、スープの方向性が豚の生姜焼きを思わせる路線だったので、どうせなら豚肉の方が良かったです。これも人それぞれですけど、あっさり〆たい人にとって鶏肉は必要ないと思いますし、ここでコストを随分と持って行かれているような印象があったので、いっそ省いて希望小売価格を下げてくれた方が敷居も低くなるのではないのかな、と思いました。ちなみに乾燥具材の中身はフルで海苔だったんですけど、予想以上に入っていて、しかも実に効果的だったんですよね。麺やスープの項目でも触れていますが、生姜の効いたスープと抜群に合っていたし、麺と海苔の風味も絶妙にマッチ。かなり好感が持てました。レトルト調理品よりも圧倒的に好印象w

(標準は★3です)

しっかりと生姜の効いたスープが美味しくて、豚の生姜焼きっぽい雰囲気や大量の海苔など、和のテイストが強いラーメンだったんですけど、動物性の油脂感からラーメンらしさも感じられ、きちんと呑み〆にというコンセプトにもハマっていました。本格的なラーメンの専門店で提供されるラーメンというよりも、行き付けの小さな慣れ親しんだ居酒屋さんで、「大将、そろそろ〆たいからラーメンでも作ってよー。」って注文したら出てきそうな素朴な味わいで、素直に美味しかったです。ただ、やはりネックになるのは希望小売価格ですね。汎用感のある氷結乾燥ノンフライ麺はメーカーさんの特徴ということで大目に見たとしても、どうしてもレトルト調理品を入れたいなら鶏肉よりも豚バラ系の肉具材の方が絶対に合ってたと思うし、もしくはレトルト調理品にかけるコストを省いて一捻りクセを持たせても良かったかな、と。ほんと足を引っ張ってるのは取得価格だけなので、味だけで言えば★5は付けたい感じでした。値段を言われずに人に勧められて食べたら、へーこのカップ麺ウマイやん、って素直に言える製品だと思います。レトルト調理品にチカラを入れているのかもしれませんが、ここにコストをかけるのは得策ではないと思いますし、生姜の効いたスープの出来や海苔のアクセントは非常に良かったので、レトルト調理品を省いて税込250円くらいに落ち着かせてくれるとか、そういったコスト調整をしてもらえると手に取りやすい感じでした。呑み〆というコンセプト上、呑んだ後の懐事情というのも考慮していただければ嬉しいなとw

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:〆の一杯 生姜醤油ラーメン
製造者:渡辺製麺
内容量:142g (めん60g)
発売日:2015年11月
発売地区:全国
希望小売価格:276円 (税別)
JANコード:4979385803574

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:-
調理時間:熱湯4分
小袋構成:5袋 (めん・特製スープ・レトルトの具・乾燥具材・こしょう)

~標準栄養成分表~

1食 (142g) あたり

エネルギー:342kcal
たん白質:14.1g
脂質:9.1g
炭水化物:50.9g
ナトリウム:2.6g
(めん・かやく:0.5g)
(スープ:2.1g)

(食塩相当量:6.5g)

原材料名:めん(小麦粉、食塩)、醤油、鶏肉、豚脂、チキンエキス、ポークエキス、しょうが、植物油脂、食塩、発酵調味料、海苔、砂糖、シジミエキス、みりん、香辛料、こしょう、たん白加水分解物、オルニチン/調味料(アミノ酸等)、かんすい、増粘剤(グァーガム)、酸化防止剤(V.E)、着色料(クチナシ)、乳化剤、(一部に小麦・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

アレルゲン情報:小麦・大豆・鶏肉・豚肉 (本品製造工場では、そば、卵、落花生、乳成分、えび、かにを含む商品を生産しています。)

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コメント

No title
豚の生姜焼きっぽい雰囲気の味ですか・・。
こりゃおもしろそうですね。
まさか生姜風味でちょっと甘めのスープとは思いませんでした。
しかしちょっと毛色の変わったスープは気になりますね。

で、やっぱり問題は価格ですね。
一般の人にとってはほとんど知らないメーカーさんのカップ麺に
約300円投資できるかはビミョーです。
ふつうの油揚げ麺の製品とか出してほしいけど・・・。
製造ラインがないんやね?(^_^;)
Re:たういパパ
匂いを嗅いで、実際に口に含んでみて、
あー豚の生姜焼きだコレ! ってなりましたw

でも生姜が強めでクドさは感じないので、
すっきりと呑み〆にイイ感じかと思われます。

ラーメン屋さんのラーメンっていうよりも、
居酒屋さんとか大衆食堂で出てきそうな感じでした。

> 一般の人にとってはほとんど知らないメーカーさんのカップ麺に
> 約300円投資できるかはビミョーです。
そこなんですよねぇ…もしブログやってなかったら、
300円もするなら別のでいいや…ってスルーしそう(苦笑)

> ふつうの油揚げ麺の製品とか出してほしいけど・・・。
> 製造ラインがないんやね?(^_^;)
どうなんでしょう? HPを見た感じ無さそうですね。

もともと蕎麦の製造にチカラを入れているようですし、
まだカップ麺はあくまでもサブ的な立ち位置なのかもしれません。

でも「Myカップめん」ちょっと気になりますw

それから渡辺製麺もカップ麺でノンフライ蕎麦を製造してますよ!

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