サンヨー食品「サッポロ一番 名店の味 金色不如帰 醤油そば」



毎年の事ですが、この時期は受験に向けた関連商品がたくさん売られてますよね。カップラーメンのコーナーもそうですし、お菓子コーナーにも受験関連の商品が色々あるんだなー、って。そういうの見るたびに、受験を控えている方にとってプレッシャーにならないかなぁ…と、心配に思ってしまうんですけどね。そんな事を考えながら買い物中、キャラメルコーンの変わり種「カナエルコーン・受験にカテオレ味」を見つけたので、純粋に気になって買ってみました。 “カナエル” に “カテオレ” って…しかしまぁよく考えますよねw キャラメルコーンらしい膨よかな甘味と、ほんのりカフェオレ風味が絶妙にマッチしていて、想像通り美味しかったです。合格祈願の星型キャラメルコーン( “五角” と “ゴーカク” をかけているらしい)も何個か入ってました。ほんとよく考えますよねw 受験を控えた皆様、根を詰めて疲れてしまわないよう、適度に息抜きしながら試験に備えてください。また親御さんも余計なプレッシャーを与えずにw あたたかく見守ってあげてくださいね。

さて、本日の一杯は、サンヨー食品の「サッポロ一番 名店の味 金色不如帰 醤油そば」です。前回の「トリュフ香る塩そば」が衝撃的だったので、必然的に期待値上昇中。今回も貝の旨味が特徴で、テイストは醤油味なんですね。前作は未だにハッキリと印象に残っていますし、貝出汁好きとしては見逃せません。そんな前作の完成度から、やや基礎ハードルは上がってしまいますが、その期待を裏切らない貝のインパクトを楽しみに食べたいと思います。ところでフタの右下に載ってるラーメン研究家の石山勇人さんって…ダレですか?w





は、「つるみとしっかりしたハリのある細麺は、全粒粉を練りこみ、見た目や風味に特徴のある麺に仕上げ」たとのこと。前作と同じノンフライ麺ですかね。全粒粉の含有量は5%ですが、しっかりと小麦の風味が感じられます。食べ始めのハリも印象的ですね。今回はスープに貝出汁の強烈なインパクトがあるんですけど、それに負けない存在感を放ちつつ、主張の仕方も実に絶妙なラインを突いていて、スープとの相性は抜群。後半にかけて少しずつ自然な食感に変化し、それでいて伸びてしまうような印象ではなく、良い意味でスープ馴染みにも影響してくるので、その変化を自然に楽しむ事ができました。今回の繊細かつダイナミックなスープを全く邪魔していない、というのも大きな利点。麺自体の風味、スープとのバランスなど、特に文句を付けるような落ち度は見当たりませんでした。

スープは、「あさり、ホタテの貝エキスにポークエキスを合わせ、ポルチーニ茸とハマグリの香りが特徴的な醤油スープ」とのこと。うーん、これは想像以上のスープじゃないですか。まずホタテ由来の甘味を感じる柔らかな旨味が舌を包み込んできて、じんわりとした旨味のあるスープだなぁ…と、思って間も無くハマグリの主張が頭角を現します。ホタテとは違う二枚貝特有のエッジを持った旨味が途端に攻め込んで来て、その主張は舌の両脇に特有の苦味を感じるほど。舌に絡み付いてくるような旨味があって、それはもう文句無しの貝出汁感でした。苦手な人は絶対にヤメといたほうがいいレベルです。そんな貝の旨味ひとつ取っても対比を描くような複雑味があって、これだけでも充分に個性的なんですけど、そこに交わるポルチーニ茸の香りが何とも玄妙で、多重奏にして濃密。前回のトリュフほどクセはないんですけど、強烈な貝出汁にポルチーニ茸の独特な香りが絡み合い、実に個性的なスープに仕上がっていました。麺を食べている時はポルチーニ茸が強めに香るので、麺を食べている時とスープを飲んでいる時に感じる核の個性に表情の違いが感じられ、その印象の差異にも味わい深さがあって良かったです。いやいや、素晴らしいじゃないですか。カップ麺の垣根は軽く越えちゃってるんじゃないですかね。貝出汁系のスープが好きな人は、ほんと手放しに楽しめると思いますよ。

かやくは、「チャーシューのうまみ、メンマのコリコリとした食感が食欲をそそり、白髪ねぎとねぎのさわやかな風味がスープとよく合い、おいしさを引き立て」るとのこと。麺と同じく、具材も前作と同じ内容かと思います。チャーシューに高級感は無く、メンマもソツのない汎用具材に思えましたが、麺とスープのクオリティを考慮すると、全く以て許容範囲内でしょう。特に今回のスープは秀逸でしたからね。とは言え、メンマは意識的に食べると箸休めになりますし、二種類のネギも青葱は食感が、細切りの白髪葱は風味がアクセントになっていて、きっちり効果的でした。特に白髪葱の主張には好感が持てますね。薬味はこうでないと。

(標準は★3です)

麺と具材は前作と同じように思えたものの、スープでは二種類の貝が持つ明確な旨味の違いを打ち出しつつ、それぞれを出し惜しみなく主張させていて、さらにポルチーニ茸の香りで捻りを加えるなど、非常に完成度の高い一杯でした。麺と具材の汎用感を踏まえても、前作同様に文句無しの★7+とさせていただきます。ますます実際に「金色不如帰」まで足を運び、本物のラーメンを食べてみたくなりました。それを素直に強く思わせるあたり、まさに再現カップ麺の鏡と称えるに相応しい一杯と言えるでしょう。貝出汁好きは勿論、ラーメン通の方にも味わってもらいたいカップ麺でした。どうやらサンヨー食品は、貝エキスとキノコの香料に強いみたいですね。今後も是非、意欲的な製品開発をお願いします。お見事でした。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:サッポロ一番 名店の味 金色不如帰 醤油そば
製造者:サンヨー食品
内容量:110g (めん70g)
発売日:2015年11月24日 (火)
発売地区:全国
希望小売価格:250円 (税別)
JANコード:4901734026310

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:480㎖
調理時間:熱湯5分
小袋構成:2袋 (液体スープ・かやく)

~標準栄養成分表~

1食 (110g) あたり

エネルギー:354kcal
たん白質:10.7g
脂質:9.0g
炭水化物:57.6g
ナトリウム:3.0g
(めん・かやく:0.9g)
(スープ:2.1g)
ビタミンB1:0.33mg
ビタミンB2:0.58mg

※参考値:調理直後に分別して分析
エネルギー:354kcal (めん・かやく:287kcal / スープ:67kcal)
食塩相当量:7.6g (めん・かやく:2.3g / スープ:5.3g)

原材料名:めん(小麦粉(小麦全粒粉5%)、でん粉、植物油脂、食塩、粉末卵、大豆食物繊維)、スープ(貝エキス、豚脂、ポークエキス、しょうゆ、食塩、糖類、植物油脂、たん白加水分解物、デキストリン、香辛料、酵母エキス、香味食用油、発酵調味料)、かやく(チャーシュー、ねぎ、メンマ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酒精、かんすい、トレハロース、カラメル色素、香料、レシチン、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(原材料の一部にえび、乳成分、ごまを含む)

アレルゲン情報:えび・小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・豚肉

引用元URL:http://www.sanyofoods.co.jp/products/more/more_product_0499.html

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コメント

No title
たまに「本気の商品」を出すサンヨー食品さんww
その本気商品のひとつがこの不如帰シリーズですね。
まぁ、とにかくスープの美味しさは格別なものがありました。
「たまに遭遇する味」じゃないのがすごいです、とにかく新鮮でした。
麺もスープとよく合っていたと思います。
よく出来たカップ麺でしたね!
具のクオリティを除けば・・・ww
No title
クリスプ食べました~。サクサク感じがいいですね♪

これはお店のラーメンの様でした。麺も美味しかったです。
次回は日清のとんがらし麺ジャークチキン味に挑戦予定です(*^^)v

本日から大寒波の影響を受けています。
10年以上前のエアコンでは室温を14度にするのが限界のようです(゚д゚)
Re:たういパパ
> たまに「本気の商品」を出すサンヨー食品さんww
たしかにw 「たまに」ってのがミソですなww

今回は貝のインパクトが申し分なかったし、
以前の「満貝」が布石のように思えました。

ノンフライ麺で食べたいなー、と思っていたので、
そこをガッチリ射止めてくれたような印象でしたね。

今後もコラボを続けて欲しいと素直に思います。
そして実際の店にも行ってラーメンを食べてみたい!

> 具のクオリティを除けば・・・ww
そこは目を瞑ってあげましょう・・・ww
Re:くま子さん
「クリスプサンダー」食べましたか!
ライトな感じで美味しかったでしょー。

いまネットだとレビューを書いたら
もう一箱無料で付いてくるお店がありますよ。

このカップ麺は本格派でしたね!
有名店再現モノのお手本みたいな一杯だと思います。

> 次回は日清のとんがらし麺ジャークチキン味に挑戦予定です(*^^)v
くっ・・・ジャークチキンも先を越されることにw

> 本日から大寒波の影響を受けています。
> 10年以上前のエアコンでは室温を14度にするのが限界のようです(゚д゚)
14度は寒いですね・・・マジで凍えないでくださいね(汗)

こちらも外気温の関係で、現役の暖房器具でも15度が限界のようです。
比較的新たなテクノロジーが古民家の隙間風に負けたw
No title
takaさん、こんばんは!

これはほんとに素晴らしかったですよね!
貝系カップ麺としては間違いなく史上最高でした!

帆立貝の丸みとやわらかさを舌の中央あたりで感じさせつつ、
その直後に二枚貝特有の痺れるほどの旨味が舌の側面を攻め、
貝のアンサンブルと呼ぶにふさわしい旨味のスープでした!

そこに合わせるきのこの香りもまた絶妙で、
それなりにクセがあるので人は選ぶでしょうが、
ただ貝が好きな人なら間違いなくハマる逸品でしたね!

トータル的にはトリュフのときよりも間口が広く、
それでいて貝の旨味はそれに勝るとも劣らず、
昨年を代表するカップ麺の一つと言える仕上がりでしたね!(●・ω・)

これからもサンヨー食品には貝を代表として、
これまでカップ麺でメジャーでなかった素材を
生かした商品を作ってもらいたいですね!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:かーとさん
こんばんは!

かーとさんのランキングインも納得の仕上がりでした。
ほんとしっかり貝出汁の存在感があって素晴らしかったです!

> 帆立貝の丸みとやわらかさを舌の中央あたりで感じさせつつ、
> その直後に二枚貝特有の痺れるほどの旨味が舌の側面を攻め、
> 貝のアンサンブルと呼ぶにふさわしい旨味のスープでした!
それです! きちんと二種類の貝を感じることが出来たことと、
絶妙なポルチーニ茸の香りが何ともニクい演出でした。

たしかに一定のクセはあったものの、
それを踏まえて評価できるカップ麺だと思います。

今のところサンヨー食品が貝出汁ひとつリードしてる感があるので
これからも積極的に攻めてもらいたいですね! ブームを巻き起こす勢いで!

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