日清食品「日清ラ王 魚介豚骨醤油」



「サッポロクラシック’15富良野VINTAGE」を飲みました。北海道限定のビールなんですけど、わざわざ友人が送ってくれたんですよね。送料のほうが高かろうにw いやーありがたい話です。華やかなホップの香りに軽やかな苦味が実に心地良くて、ホップの香りとビター感にはセッションI.P.Aに近い印象を受けました。とは言え、それを指標にすると相当飲み易いタイプですけどね。私は普段、日本のビールは断熱タンブラーに注いで飲んでいるのですが、確実にタンブラーよりもワイングラスが合いそうでした。6缶いただいたので、2本目で試してみよーっと。

さて、本日の一杯は、日清食品の「日清ラ王 魚介豚骨醤油」です。前回のリニューアルから、わずか約10ヶ月で再びリニューアルw 「日清ラ王」は、消費税率の増税を逆手に取ってブランドの希望小売価格を下げたのですが、前回のリニューアルでコスト調整と思われる粗が露骨に麺のクオリティへと響いてしまっていて、結果的にリニューアルを謳った改悪だと私は感じてしまいました。今年は「マルちゃん正麺」のカップ麺化という大きな衝撃があったので、日清食品としても焦りを感じざるを得なかったのでしょう。既存の「背脂コク醤油」「香熟コク味噌」「淡麗鶏だし塩」「濃熟とろ豚骨」がリニューアルされ、「魚介豚骨醤油」が新発売としてリリースされました。パッケージを見た感じだと具材は厚切焼豚を筆頭に大丈夫そうなので、麺の仕上がりとスープのバランスに注目したいと思います。





は、「16番の切刃で切り出した、3層太ストレートノンフライ麺」で、「"まるで、生めん。" と呼ぶにふさわしい、コシとつるみ、もっちりとした食感の麺」とのこと。お、ちゃんと麺は “改良” されているみたいですね。改悪によって加水率が下がったような印象を受けたノンフライ麺でしたが、今回のリニューアルによって、ワンランク上のブランド「ラ王 Selection」の麺に近くなったような気がします。フタを開けた時の解れにも難は感じられず、加水率が高めの滑らかさとコシが印象的ですね。熱湯5分きっちり守っても中心部は硬めに仕上がるので、ややノンフライ麺特有のクセが私は気になったのですが、時間の経過と共に自然な質感になってくれました。これは好みの問題かもしれないんですけど、時間経過による劣化にも強く耐えてくれるタイプの麺だったので、熱湯を注いでからは気持ちに余裕を持って、少し長めに待ったほうがいいかもしれません。個人的に食感はフタを開けてから5分経ったくらい(計10分)がベストだと感じました。小麦っぽい風味もきちんとあったし、太さもスープとバランスが良くて、私の中にあった改悪によって感じていた麺に対してのネガティブさは、今回のリニューアルによって無事に払拭。ただ、ここで心配になってくるのは、今後の「ラ王 Selection」の立ち位置ですよね。

スープは、「濃厚な豚骨エキスをベースに醤油と魚介の旨みを加えた濃厚豚骨醤油スープ」とのこと。こちらは新作のスープですが、まぁブランド的にも日清食品らしく無難な魚介豚骨醤油味だろうと思いきや、なんのなんの。明らかに魚介(魚粉)の比率が高いですね。ほぼ粉末スープの中身は魚粉と見て間違い無いでしょうし、これは中々のインパクトだと思います。もちろん魚介特有のエグミは抑えてありますが、鰹や鰯などを中心とした魚粉がスープに明確なパンチを与え、骨格は太く、魚粉の芳ばしさが全体に輪郭を持たせてピシッ、と引き締めてくれています。割合は煮干よりも節が主体でしょうか。豚骨醤油味に魚介出汁という組み合わせではなく、豚骨ベースのスープに魚粉を前面に押し出すことでパンチをつけ、あくまで醤油は香り付け。幅広いユーザー層を見据えているブランドですが、それにしては思い切った味ですね。魚粉を主体にしつつ、きちんと動物性の厚みも感じられ、価格帯を考慮すると値段以上のスープだと感じました。魚粉の他にも魚介調味油や魚介エキスなど、魚介にこだわっていることが原材料名からも伝わってきます。久々に「ラ王」の底力を感じました。気合い入ってますよ。醤油のキレは目立ってませんでしたが、ストレートな魚粉の主張でピンボケ感は無かったです。

かやくは、「肉の旨みがぎっしりつまった厚切りチャーシュー、青ネギ、白ネギ」とのこと。この厚切焼豚は肉の旨味を売りにした赤身タイプと、脂身の甘味やジューシーさを売りにした脂身タイプがあるんですけど、今回は中間地点にある感じでした。もしかしたら個体差なのかもしれませんが、満足度は相変わらずですよ。今でこそ目新しさは皆無ですけど、分厚く、側面には焼目が付けられていて、この焼豚ひとつで確固たる満足感が得られるでしょう。その他の具材はネギだけというシンプルな内容でしたが、大きめにカットされた高級感のあるネギは風味が良く、具材のひとつとしてカウントしてもいい存在感。スープの雰囲気的にメンマが欲しくなったんですけど、改良後の麺とスープの魚介感を考慮すると、具材のシンプルさにも頷けると思います。むしろ定番の厚切焼豚を今回も有り難う、って感じでしたからね。これほんと単体で売って欲しいw(毎回言ってる気がするw)

(標準は★3です)

いやいやー、上出来じゃないですか。魚介豚骨カップ麺としての総合力は「行列のできる店のラーメン TOKYO 特濃魚介とんこつ」に軍配ですが、価格帯を考慮したらコチラも負けてないですよ。「ラ王」というブランドの持つコンセプトや客層を考慮すると、中でも魚粉のパンチは印象的でした。ブワンドの枠を壊さないギリギリのラインまで振り切ってくれていて、その魚介感には好感が持てると思います。魚介好きならクセが欲しくなるかもしれませんが、一般的に見ると苦手ならヤメとけレベルですからね。「マルちゃん正麺 カップ」の参戦は、カップ麺業界に大きなインパクトを与えましたが、このクオリティであればラ王も暫く安泰でしょう。余裕が出来たらリニューアルされた既存の4品も試してみたいと思います。ただ、唯一の不安要素は「ラ王 Selection」の行く末ですね。最後にリリースされた製品では、麺の仕上がりに私は疑問と不安を抱いてしまったし、今回のリニューアルによって麺の雰囲気が近づいたことにより、それが今後どうブランド間で影響していくのか。Selectionじゃないラ王の新作は今回かなり久しぶりだったので、常時販売品は「ラ王」が、期間限定の新商品は「Selection」が担っていくことになるのでしょうか。前回のSelectionで感じた麺への懸念があるので、Selectionの新作が出たら注意深く観察してみたいと思います。まさか廃止…ってことはないですよねw 兎にも角にも、今回のリニューアルは “改悪” ではなく “改良” だったので、一安心です。魚粉の主張さえ苦手でなければ、きちんと満足できるカップ麺だと思います。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:日清ラ王 魚介豚骨醤油
製造者:日清食品
内容量:116g (めん75g)
発売日:2015年11月9日 (月)
発売地区:全国
希望小売価格:198円 (税別)
JANコード:4902105234334

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:400㎖
調理時間:熱湯5分
小袋構成:4袋 (粉末スープ・液体スープ・焼豚・かやく)

~標準栄養成分表~

1食 (116g) あたり

エネルギー:407kcal
たん白質:12.5g
脂質:12.2g
炭水化物:61.9g
ナトリウム:2.5g
(めん・かやく:0.8g)
(スープ:1.7g)
ビタミンB1:0.26mg
ビタミンB2:0.29mg
カルシウム:171mg

※参考値:調理直後に分別して分析
エネルギー:407kcal (めん・かやく:328kcal / スープ:79kcal)
食塩相当量:6.4g (めん・かやく:2.1g / スープ:4.3g)

原材料名:めん(小麦粉、食塩、植物油脂、大豆食物繊維、卵粉、チキンエキス)、スープ(醤油、豚脂、ポークエキス、糖類、魚粉、魚介調味油、食塩、魚介エキス、酵母エキス、香味油、ポーク調味油)、かやく(チャーシュー、ねぎ)、加工でん粉、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、調味料(アミノ酸等)、かんすい、炭酸Ca、酸味料、カラメル色素、乳化剤、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(原材料の一部に乳成分、さば、ごまを含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・豚肉・鶏肉・さば・大豆・ごま

引用元URL:https://www.nissin.com/jp/news/4789

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コメント

昔、職場の談話室で飲み会が容認されていた頃、出張に行った仲間で現地限定販売の酒類を土産に持ち寄り時々飲んでいたのを思い出させる書き出し。
限定販売って惹かれますよね(⌒▽⌒)
ラ王は結構いただくカップ麺ですが、色々と変遷があるのですね。
勉強させられました(~_~;)
Re:愚昧親爺さん
> 昔、職場の談話室で飲み会が容認されていた頃、
> 出張に行った仲間で現地限定販売の酒類を土産に持ち寄り時々飲んでいた
素敵な思い出ですね! 出張先で、っていうのに憧れます。
ご当地限定品って、ついつい高値でも買っちゃいますよね(笑)

「ラ王」うーん、今年の初めに行われたリニューアルで、
明らかに麺の質が落ちてしまったんですよね。見事な改悪…(苦笑)

でも今は以前のように美味しくなってると思います!

と言うのも、在庫の関係でノーマル版まで手が回らなくて…
カップ麺でも限定品に弱いtaka :aでした(笑)
No title
無事麺がいい方に戻ってよかったですね。
ってか、あの改悪は何だったんでしょう・・・。
このテイストは自分はダメでしたが、既存製品のリニューアル分は
おそらく美味しくいただけると思います。
Selectionは具の素材とかを特化する方向になるんじゃ??
いずれにせよ立ち位置がビミョーですね。
Re:たういパパ
> ってか、あの改悪は何だったんでしょう・・・。
希望小売価格を下げたことによるコスト調整でしょうね。
まぁ確かに当初は怪しいと思ってましたけど・・・(苦笑)

> Selectionは具の素材とかを特化する方向になるんじゃ??
今後の展開が気になるところですね!

自分的予想は「ラ王」は定番ラインナップを維持
「Selection」は新商品メインなのではないかな、と。
No title
takaさん、こんばんは!

昨年前半のリニューアルの麺はいろいろと問題アリでしたが、
これで何とか日清の看板カップ麺としてふさわしい水準の
麺にまで戻ってきてくれたことは歓迎したいですね!(●・ω・)

また、この新作は魚介の効きが想像以上に振り切っていて、
魚介豚骨系の定番になれるだけの力も感じさせてくれましたね!

価格帯の関係からさすがに行列シリーズには及ばないものの、
魚介・豚骨・焼豚とポイントはしっかり押さえていますし!

また、魚介豚骨系ってラーメンとしてはもう定番の一つですが、
意外にカップ麺の定番商品としてはあまり見ないですしね!

そういう点でも、いいところを狙った商品だったと思います!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:かーとさん
こんばんは!

今回の改良で暫く「ラ王」も安泰ですね(笑)

それに今回はスープにもインパクトがあって良かったです!
日清食品にしては思い切った魚粉の効かせ方でしたよね!

たしかに「行列」シリーズには劣る点がありますけど、
立ち位置わきまえてる感じには好感が持てます。

このクオリティで定番なら大きく文句はつけられませんよね!

とにかく今の懸念は、「Selection」の行方です(苦笑)

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