エースコック「す・またん カレーワンタンタンメン」



本日の一杯は、エースコックの「す・またん カレーワンタンタンメン」です。カレー…ワンタン…タンタン…タンメン…あ、タンメンは入ってないんですねw 私、滅多にテレビは見ないんですけど、「人気情報番組『す・またん』とコラボレーション開発!」だそうです。あーたしかにパッケージの人はテレビで見たことあるかも。関西エリア限定発売のカップ麺なのですが、私の付近にあるスーパーでは店頭に並んでから2日で山積みのカップ麺が売り切れるという驚異の完売スピードで、軽くトラウマを覚えました…w(買い損ねて探し回ったw)カレーにワンタンにタンタンメンと言えば、まさにエースコックの十八番三つ巴コラボ。エースコックは日本で初めてカレー味のカップ麺を作ったメーカーですし、ワンタンメンはご存知ロングセラーブランドですよね。そして「練り胡麻の恵み 担担麺」然り、担担麺はカレー味に匹敵するエースコックの主砲だと思っています。まぁ何でも得意分野を詰め込んだらいいって話ではないのでアレですけどw ワンタンは問題無いと思うので、カレーと担担のバランス、そして何の様に両者を表現しているかに注目です。


お、珍しく小袋がフタの上に。



は、「滑らかで歯切れの良い、スープと相性の良いめん」とのこと。砂糖,鶏・豚エキス,野菜エキスなどで味付の施された味付麺で、形状は薄めの平打ち縮れ麺です。ヌードル麺とまでは言いませんが、そっち寄りの油揚げ麺ですね。特徴を挙げるとすれば、歯切れの良さでしょうか。そこそこ吸水率は高かったんですけど、時間経過による劣化には比較的耐えてくれたので、歯切れの良さは食べ終わる頃まで持続してくれてました。あまりコストのかかった麺とは言えませんが、このスナック感は良い方向に作用していたし、スープとの相性も悪くなかったです。サクッ、と食べられる麺でした。ちょっと麺の味付は濃いめだったかな。いや、カップの内部で粉末スープにまみれていたからかもしれませんがw

スープは、「カレーと担担麺のスープを合わせた、濃厚なコクとスパイシーさが特長」で、「別添の調味油を加えることにより、エビの風味が香るオリジナリティ溢れるスープに仕上げ」たとのこと。基本のベースラインはポークベースの塩味で、そこにスパイス感が控えめでマイルドなカレー味がコクを与え、具材の胡麻と辣油ベースの調味オイル、花椒の香りと麻味のアクセントが担担感を演出しています。どちらが優勢というわけではなく、かと言って拮抗しているような主張でもなくて、互いをフォローしながら交じり合っている感じ。スパイス感が控えめで丸みを帯びたカドの無いマイルドなカレー感は、エースコックが固形ルゥを使用しているカレー味のカップ麺に通じるものがありました。担担の要素に芝麻醤のコクや目立った酸味は感じられなかったものの、別添の赤い調味油と具材の胡麻、そして花椒の香りと適度な麻味が担担を確立。別添の調味油を直接舐めてみたところ、辣味はピリ辛にも満たない程度でしたが、花椒の香りと麻味が感じられました。確かなカレーらしい香りを持たせながら、味としてはスパイス特有の刺激や複雑味はフロントに押し出てくるわけではなく、カレーはコクを、スパイシーさは担担が受け持っているようなバランスですね。海老の小細工は言われてギリギリ分かるくらいの(言われなきゃスルーしてしまう可能性大なw)繊細なものだったので、もうちょっと目立って主張させてみても面白かったかな。おからパウダーが入っていたので、少しザラついた舌触りだったんですけど、カレーの要素にザラつきを感じるほどのスパイス感は無かった為、この演出は蛇足に思えました。

かやくは、「つるっとした皮のワンタンに、ごま、こぶたなると、ねぎ、唐辛子」とのこと。こぶたなるとやワンタンは、カップ版ワンタンメンからの汎用だと思います。ワンタンは滑らかで口当たりが良く、東洋水産のバケツ型カップ麺に見られるような中の餡が戻らない(シャリシャリしてる)というような現象も起こりませんでしたし、安心感のあるクオリティでした。多めの胡麻が担担感を底上げしていて、食感と香りの芳ばしいアクセントが効果的。こぶたなるとは1個しか入ってなかったんですけど、おそらく個体差でしょう。ワンタンは4個入ってました。スープの辣味が極めて弱く、具材の唐辛子も完全にギミックだったので、せめて輪切りにした唐辛子を4個くらい入れといて欲しかったです。あれなら意識的に噛めば確実な辣味を得られますからね。

(標準は★3です)

斬新な組み合わせだったので、最初はゲテモノを見るような目で見てましたが、実際に食べてみると意外にも違和感なく噛み合っていました。麺はスナック的だったんですけど、製品の方向性としては全く以て問題なかったし、カレー担担スープは新ジャンルで新鮮味あり。全体がスナック的だったからこそ、この新テイストにも違和感なく馴染めたんだと思います。これがノンフライ麺の本格路線だったら、一気にハードルが上がっていたでしょうからね。具材のワンタンは安定のクオリティですし、斬新な組み合わせのスープも意外にソツなく仕上がっていて、それでいて組み合わせの新鮮味から確実なインパクトを感じることが出来たカップ麺でした。カレー担担というジャンルにもポテンシャルの高さを感じたので、今度はノンフライ麺で海老油の主張も明確にし、カレーのスパイス感も担担の刺激も拮抗させるようにガンガン主張させて、がっつり本格路線な製品の開発にも期待したいです。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:す・またん カレーワンタンタンメン
製造者:エースコック
内容量:67g (めん50g)
発売日:2015年11月9日 (月)
発売地区:関西エリア限定 (コンビニ・スーパー等)
希望小売価格:180円 (税別)
JANコード:4901071278489

麺種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:290㎖
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋 (調味油)

~標準栄養成分表~

1食 (67g) あたり

エネルギー:311kcal
たん白質:6.6g
脂質:13.9g
炭水化物:39.8g
ナトリウム:1.3g
(めん・かやく:0.6g)
(スープ:0.7g)
ビタミンB1:0.21mg
ビタミンB2:0.17mg
カルシウム:141mg

(食塩相当量:3.3g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、砂糖、鶏・豚エキス、野菜エキス)、スープ(植物油脂、食塩、豚エキス、ごま、香辛料、糖類、おからパウダー、野菜パウダー、豚脂、ポークコラーゲン、酵母エキス、しょうゆ、たん白加水分解物、全卵粉)、かやく(ワンタン、ごま、なると、ねぎ、唐辛子)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、炭酸カルシウム、重曹、カラメル色素、香料、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、微粒二酸化ケイ素、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、紅麹色素、(原材料の一部に卵、乳成分、えび、ゼラチンを含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・えび・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン・ごま

引用元URL:http://www.acecook.co.jp/news/pdf/1511_TWC.pdf

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コメント

No title
一回エラーが出たので、マルチになってたら消してね。

すまたんって、怪しい大人の遊びかと思うてしまいまして。
でも、ZIP枠の関西ローカルだったら時々見てました^^;

うちの親父がワンタンメン好きだったのを思い出しましたわ。
No title
とてもおもしろい製品でしたね。
この製品記事にしたあと数日間は検索ワードとして「すまたん」は
スゴい数でした。
おちゃらけっぽいですが、カップ麺としての内容もいいし、
スーパーで100円前後の販売価格なのもうれしかったです。
Re:愚昧親爺さん
> 一回エラーが出たので、マルチになってたら消してね。
大丈夫です! コメントはマルチになってなかったですよ。

> すまたんって、怪しい大人の遊びかと思うてしまいまして。
エラーの原因…コレじゃないですよね?(笑)
このコメント見て吹き出しましたw センスが素敵過ぎます。

いつも愚昧親爺さんの記事を読んでいて感じることなんですけど、
愚昧親爺さんの豊かなボキャブラリーを是非ご教授願いたいです。

> うちの親父がワンタンメン好きだったのを思い出しましたわ。
私もワンタンメンは好きでした! 最近はカップ麺ばかりで袋麺には
手が回っていないのが現状ですけれど…ワンタンメンは太麺が好きです!
太麺版はスープの味が濃いので、いつもお湯はちょっと多めで作ってました。
Re:たういパパ
> この製品記事にしたあと数日間は
> 検索ワードとして「すまたん」はスゴい数でした。
やはり凄い人気だったんですね…ほんと、
店頭から消え去った瞬間に「しまった…!」って(苦笑)

いつも行き付けのスーパーでは
新商品のカップ麺でも数週間ほど棚にあるので、
今回は荷物も多いし次でいいやー、と思ったんですよね。

今度から荷物が多くても見付けた新作は直ぐに買いますw

一見すると完全にネタ系なカップ麺ですけど
中身は予想以上に仕上がってましたね!

エースコックらしい遊び心が印象的なカップ麺でした。
> スーパーで100円前後の販売価格なのもうれしかったです。

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