エースコック「極どろ 特濃煮干とんこつ醤油ラーメン」



「アサヒ ザ・クラフトマンシップ クリスマスビア イヴ・アンバー」を飲みました。色の割にドライな印象で、そこそこの芳ばしさが特徴でしょうか。たしかに甘味も感じますが、そこまで強調されているわけではないですね。まるで黒ビールをブレンドしたかのような見た目ですけど、黒ビールのようなカラメル感はありません。それなりのクラフト感は演出できているものの、苦味は持たせながらも軽く(注意:筆者はドギツイI.P.A.をヘーキで飲みます)思ってたよりも飲みやすいビールでした。タイプ的にドライな「メルツェン」が好きな人は、ナチュラルにハマれると思います。同社のスーパードライ的な軽さ(良く言えばキレ)が少し印象とのギャップを生んでいたので、個人的にはボディに重厚感のあるクセを持たせて欲しかったところですが、パッケージの雰囲気的にも広い客層を狙っているようでしたし、アサヒらしいと言えばアサヒらしかったんですけどね。クリスマスビールに精通してないので、あんまり偉そうなことも言えないんですけどw カップ麺の製造メーカーに例えるなら、アサヒビールの立ち位置は日清食品のイメージでしょうか(笑)まぁアレですよ、昨日に続いて苦し紛れのクリスマス関連ネタですよw

さて、本日の一杯は、エースコックの「極どろ 特濃煮干とんこつ醤油ラーメン」です。高粘度スープを意識した、「どろ系」がコンセプトのカップ麺ですね。私、どろどろ高粘度スープが大好きなんですよ。もうね、 “箸が立つ” レベルじゃないと満足できないくらいw 有名どころでは、「天下一品」の「こってり」がイメージしやすいかと思うんですけど、あれじゃ物足りなくなってしまいましたw このシリーズは、あくまでも濃度の指標がコラーゲンにあるので、ラーメン屋さんのとは方向性が違うんですけどね。それを踏まえた上で実食したいと思います。





は、「しっかりとした噛み応えのある角刃の太めん」で、「スープと相性のよい、食べ応えのあるめんに仕上げ」たとのこと。厚みのある角刃の麺で、ガッシリとした臨場感のある噛み応え。パッケージにも「厚切太麺」とあるように、しっかりとした食べ応えが感じられる油揚げ麺です。スープが高粘度なので、割と長時間アツアツなんですけど、時間経過による劣化が緩やかなのはポイント。ただし、スープの粘度と濃度が比例してなかったので、この麺だと主張が強すぎるような気がしました。それから粉末スープの関係か、フタを開けた時には上の部分が硬いままで、5分きっちり待っても戻り方にムラを感じたんですよね。数分後には(お湯を注いでから10分以上経過)あまり気にならなくなってきましたけど、わざわざ柔麺になるのを待つようにダラダラ食べるのも何か違う気がしますし、それでも最後まで戻りきってないような食感だったので、このあたりは早急に改善するべきかと。単に寒くなってきたので、気温や室温の問題なのかもしれませんが、それにしても妙に硬い部分がアチコチにあった…。スープにコラーゲン以外のインパクトを感じないので、もう少し細い麺を採用するのもアリだと思います。

スープは、「濃厚な豚骨醤油ベースに煮干しを加えたコクと香りのある味わいに仕上げ」て、「別添の調味油を加えることで、スープの旨みやコク、ドロッとした濃厚感を演出してい」るとのこと。たしかに粘度の高さは納得のいくレベルにありますけど、原材料は先頭にポークコラーゲンがあるように、あくまでも「どろ系」の指標はコラーゲンによるものです。なので豚骨感とか煮干感に濃厚さを求めると…アレ? ってなっちゃうんですよね。ポークコラーゲンによる粘度の高さと、おからパウダーによる “なんちゃって骨粉” 的なザラついた舌触りは面白い演出なのですが、それが “なんちゃって” 感を増長している、というネガティブさに繋がってしまうのが否めないところ。私は好きな演出ですけど、やはりそれに伴った濃度がないと、ちょっと不自然ですよね。もっと思い切って煮干を主張させるとか、豚骨のクセを漂わせてみるとか、結局コラーゲンじゃん、っていう印象に終わらない工夫がないと多くの人を裏切ってしまうと思います。でもでも、煮干感に若干のクセが感じられたのは好印象でした。ここもっとバシッ、とキメてくれたら拍手だったんですけどね。あとはタレの主張ですが、そこそこ塩気はあったものの、スープの粘度が高いので、もう少し醤油のキレを強調しても良かったように思いました。「どろ系」というコンセプトなので、このようなボヤけた印象はナンセンスです。

かやくは、「程良く味付けした肉そぼろ、メンマ、色調の良いねぎ」とのこと。程良く味付けした肉そぼろは、いつもの味が無いスカスカな肉そぼろですね…これ、ほんと美味しくないです。どうやって加工したら肉がこうなるのだw 混ぜたらあんまり気にならない具材と言うなら未だしも、ここまでくると食感が邪魔でした。無いほうがマシ。メンマは普段よりも薄かったので、食感は弱かったんですけど、風味はきちんと主張してました。ネギも大きめにカットされていて、こちらも風味が良かったです。ただ、どれも細かい具材だったので、混ぜてしまえばスープと一緒に時折、って感じだったんですけどね。

(標準は★3です)

まず「特濃」の指標が「コラーゲン」である、ということを念頭に置いて食べないと盛大にコケるので、今回そのようなスタンスで挑んだのですが…それでもコケました。シリーズの特性を理解すれば豚骨感には目を潰れるとしても、煮干もっと頑張れたんじゃないのかなー、という不満を感じてしまったことと、粘度が高い割にキレが無かったので、のっぺりした印象を受けてしまったんですよね。なので、今回は厳し目に評価しました。煮干に若干のクセを感じられたことには好感が持てたんですけど、そこを強調するとコラーゲン系でも個性のあるインパクトが出せたと思います。全ての人がカップ麺にインパクトを求めているわけではない、というのは重々承知してますし、あくまで高粘度ながらも食べやすい、というシリーズの方向性を踏まえると仕上がりに納得できなくもないのですが、やはり「特濃」と言われるとコラーゲンだけではない濃度も欲しくなりますからね。あと、ボヤけた印象はナンセンスかと。塩気に過剰反応する私が言うのですから、気になる人はかなり気になるんじゃないかなぁ…。私は高粘度であれば無条件で一定の満足感は得られるので、そこに振り切っているこのシリーズは好きなんですけど、ひとつのカップ麺として総合的に見た場合、改善点が多い気がしました。麺の戻りが妙に悪かったことは終始気になったので、早急に改善したほうがいいと思います。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:極どろ 特濃煮干とんこつ醤油ラーメン
製造者:エースコック
内容量:91g (めん70g)
発売日:2015年11月2日 (月)
発売地区:全国 (コンビニ・スーパー等)
希望小売価格:205円 (税別)
JANコード:4901071278519

麺種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:440㎖
調理時間:熱湯5分
小袋構成:1袋 (調味油)

~標準栄養成分表~

1食 (91g) あたり

エネルギー:402kcal
たん白質:9.3g
脂質:16.3g
炭水化物:54.5g
ナトリウム:2.6g
(めん・かやく:1.1g)
(スープ:1.5g)
ビタミンB1:0.27mg
ビタミンB2:0.23mg
カルシウム:192mg

(食塩相当量:6.6g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、砂糖)、スープ(ポークコラーゲン、食塩、豚脂、豚エキス、糖類、おからパウダー、香辛料、魚介エキス、酵母エキス、しょうゆ、オニオンパウダー、たん白加水分解物、全卵粉)、かやく(鶏・豚味付肉そぼろ、メンマ、ねぎ)、加工でん粉、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、調味料(アミノ酸等)、重曹、炭酸カルシウム、香料、カラメル色素、かんすい、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、微粒二酸化ケイ素、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に卵、乳成分、さば、ゼラチンを含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・豚肉・鶏肉・さば・大豆・ゼラチン

引用元URL:https://www.acecook.co.jp/news/pdf/1510_TLDN.pdf

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コメント

No title
はい、類似品で盛大にコケた自分ですww

なんとも・・・(^_^;)、
先日食べたご当地最前線京都と同じ雰囲気過ぎて笑っちゃいました。
この極どろのコピーだったんですね、京都は・・・。
麺までほとんど同じじゃないですか?
史上最悪の肉そぼろ→最悪じゃない鶏そぼろに変わっただけちゃいます?
自分はもう極どろは購入しないことに決めていて正解でした(^_^;)
No title
前書きへのコメント失礼いたします。

大手のクラフト風ビール、気にはなっているものの未だに手を出してない愚昧です。
クリスマスビールですか。数年前までは、アメリカのアンカースチームのクリスマスビールを毎年飲んでまして、空瓶も何本か取ってあると思いますが、最近ではビールを飲む事自体が少なくなっちゃたんで懐かしい響きです。
No title
takaさんに、奈良の「まりお流」の
「富士山」や「プレミアム霧島」を食べて
もらいたい...

間違いなく、日本一の濃さだし...
常に左手はレンゲをミキサー車のように
かき混ぜながら食べないと
固まってしまいます。(マジw)
Re:たういパパ
> はい、類似品で盛大にコケた自分ですww
コケてましたねw 間違いなく同じタイプだと思いました。

麺は画像で見ると「極どろ」よりも
若干ながら平べったい気もしましたが、
凡そ方向性は同じでしょうね。5分で戻らないw

自分の中では、このシリーズのイメージ
叩くのが楽しいシリーズになっちゃったんですけどw

でも今後もし改善されるべき点が改善されていけば
ポテンシャルの高いシリーズではないかと思います!

その動向を伺うべくパパの代わりに責任を持って(親指ビシイッ)
Re:愚昧親爺さん
> 前書きへのコメント失礼いたします。
冒頭に触れていただけるのはとても嬉しいです!

私はクラフトビールが好きなんですけど、
近所のスーパーでは取り扱ってないので、
なかなか触れる機会が少ないんですよね…。

> 数年前までは、アメリカのアンカースチームのクリスマスビールを毎年
おーなんかカッコイイです! 「アンカー・スチームビール」
初耳だったので、軽く調べてみたのですが、下面発酵ビールのシャープさと
上面発酵ビールの香り豊かな味わいの両方を兼ね備えたビールとのことで、
とても気になりました。やっぱり取り寄せるしかないかなぁ・・・

最近はビールを飲まれないとのことですが、
私は最近なぜかビール党になってしまったので(笑)
新商品など、冒頭ネタに使うことが結構あると思います。

ちなみに焼酎(芋・黒糖)と日本酒も大好きですよ!
Re:ハシダ・メンさん
> 奈良の「まりお流」の「富士山」や「プレミアム霧島」
世界一濃厚なラーメンと言われているそうですね!

> 常に左手はレンゲをミキサー車のように
> かき混ぜながら食べないと
> 固まってしまいます。(マジw)
一瞬、想像して吹いてしまいましたがw
冷静に考えたらハンパじゃない粘度ってことですよね…

奈良であれば行けない距離ではないですし
是非いつか挑戦してみたいと思います!

出来ればハシダさんとご一緒に♪

あそれからハシダさんのブログにある記事検索で
「まりお流」と検索して出てきた記事の中にあった
「生キモの盛り」が強烈に美味しそうでしたw ヨダレが…w
No title
takaさん、こんばんは!
再び昨年の記事のコメントへと戻ってきました!(=゚ω゚)

このシリーズからは長い間離れていたのですが、
新商品に重点を置くという方針からひさびさに購入したところ、
「やめときゃよかった感」を強く感じさせられてしまいましたね;

まぁ、重くないけど濃厚風で食べやすさはあるので、
濃厚"っぽい雰囲気"を楽しむには悪くないですが、
普段から実際のラーメンなどの濃厚系に触れる機会が
ちょくちょくある身としてはもうちょっと何とかしてほしいです;

でもって、メインの具材がこれですしね・・・;
どこに見どころを見出せばいいのか感が強かったです;

初代のときはこんな路線ではなかった記憶があるのですけどもね!
コラーゲン路線に完全にシフトして以降は守備範囲外になってます;

ちなみに「まりお流」は今年行くことを狙っているお店の一つでもあります!

いきなり超高濃度系に行くと確実に負けてしまいそうなので、
まずは中程度のものから挑戦しようかなぁと思っております!(`・ω・´)

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:かーとさん
こんばんは!
いつも過去記事への遡り嬉しいです(ぺこり)

> まぁ、重くないけど濃厚風で食べやすさはあるので、
> 濃厚"っぽい雰囲気"を楽しむには悪くないですが、
> 普段から実際のラーメンなどの濃厚系に触れる機会が
> ちょくちょくある身としてはもうちょっと何とかしてほしいです;
コラーゲン系のカップ麺としては、方向性も面白いとは思いますが、
実際の濃厚系ラーメンと比較してしまうと不自然さは否めませんよね。

もはや今では完全にコラーゲンがメインになりましたし(苦笑)
でも「特濃みそ豚骨ラーメン」の時は濃厚だったと記憶してます!

> でもって、メインの具材がこれですしね・・・;
論外ですよねw 肉そぼろ・・・ほんと何とかしてほしいです。

> ちなみに「まりお流」は今年行くことを狙っているお店の一つでもあります!
まじですかー!(鼻息)かーとさんの感想も楽しみに待ってますね!

行ってみたいなぁ・・・超高濃度系(よだれ)
ただ、ヘタレた今の私に完食できるかどうか・・・w

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