エースコック「池袋大勝軒 復刻 特製みそラーメン 大盛り」



毎年、冬に差し掛かると姫路城で行われてきた、松の「こも巻き」が今年から廃止されるそうです。「こも巻き」とは、マツクイムシなどの害虫を藁で編んだ「菰(こも)」に誘い込み、駆除するという伝統行事なんですけど、効果があるどころか逆効果という指摘があり、廃止されることになったとか。冬支度をする姫路城の松の姿は、冬の風物詩として有名でした。まるで腹巻をしたかのような松の姿が見れなくなるのは寂しいことですが、松の為なら仕方ないですね。今年は腹巻無しで冬を越すのかぁ…うーん、想像したら寒そうな光景…(苦笑)

さて、本日の一杯は、エースコックの「池袋大勝軒 復刻 特製みそラーメン 大盛り」です。「池袋大勝軒」の「特製みそラーメン」と言えば、今年の初めに「タテロング 池袋大勝軒 復刻 特製みそラーメン」というカップ麺が発売されてますね。タテロングは油揚げ麺で、今回はノンフライ麺での再現です。大勝軒のカップ麺は油揚げ麺しか食べたことがない為、袋麺じゃないノンフライ麺の大勝軒には新鮮味を感じています。大勝軒の再現カップ麺は基本的に安定して美味しいイメージですし、エースコックの大盛ノンフライ麺もこれまた安定して美味しいイメージなので、あんまり構えなくて良さそうですね。だがしかし、パッケージに見える肉そぼろは…あのエースコック史上最悪とも言えるアイツの気配が…w





は、「生地にたっぷり水を抱かせた多加水麺」で、「プリッと歯切れが良く、もっちりとした食感に中華めん風味をたたせ、ボリュームたっぷりに仕上げ」たとのこと。大勝軒の再現カップ麺って、いつも麺量は大盛1.5玉ですよね。今回も例に漏れず、きちんと当社比1.5玉です。製品説明に「もちもっち多加水麺」の表記はありませんでしたが、多分それですね。体感的な差は感じられませんでした。相変わらず秀逸。東洋水産の「マルちゃん正麺カップ」や、明星食品の完璧な低加水麺など、クオリティの高いノンフライ麺は数多くありますけど、こと多加水麺に関しては、エースコックが一等地を抜いてると思います。このノンフライ麺を大盛で食べられる、というだけで価値が見出せちゃいますよね。ただ、この麺はかなり風味が強いので、スープとのバランスで見ると完全に麺勝ちしてました。まぁ麺単体として十二分に美味しいので、それをダイレクトに楽しめるは麺好きとしては利点ですが、もう少しスープにこってり感があったほうがバランスは良かったかな。

スープは、「池袋『大勝軒』の特徴である動物系と魚介系の旨みに、甘味ある白味噌を加えた濃厚な味噌スープ」で、「濃厚でまろやかなポークの旨みにすりごまや香辛料をしっかり加えてアクセントにすることで、飽きの来ない味わいに仕上げてい」るとのこと。動物系の要素を軸にして、あくまで魚介は下支え。味噌感は白味噌というのがハッキリと分かり、鋭角な印象を与えません。多めの胡麻がコクを深め、香味野菜の風味も程よく、まろやかで口当たりの良い味噌スープに仕上がっています。これまでに大勝軒が出してきた味噌スープと比較しても、スープの路線は一致しますね。カップの形状が変わっても味の方向性にブレがなく、これがお店の特徴なんだというのが理解できました。とは言え、麺が油揚げ麺ではなくノンフライ麺だったので、方向性は同じでも受ける印象は違ってくるんですけどね。やはりノンフライ麺だと麺がスープに大きな影響を及ぼさないので、本格感は増していました。ただ、タテロング版と比較して、体感的な油脂感は明らかに控えめ。麺がノンフライ麺ということと、カップの口径が広いことが大きな差を生んでいたのでしょう。麺の項目でも触れましたが、しっかりと自己主張している存在感の強い多加水麺だったので、動物性の厚みを増したほうがバランスは良いように思いました。味噌感に鋭利なカドはなかったんですけど、それなりに塩分濃度は感じます。これは多加水麺に合わせての処置だと思うし、卵殻焼成カルシウムによる若干のザラついた舌触りも麺への絡みにも寄与していたとは思うんですけど、やはり存在感大の多加水麺を支える為にも油脂による重厚感が欲しかったですね。

かやくは、「シャキシャキとした食感のキャベツ、程良く味付けした肉そぼろとメンマ、なると、ねぎと国産のもやし」とのこと。キャベツからは野菜らしい優しい甘味を感じ、厚みがあって量もたっぷり。ボリューム感があって良かったです。モヤシは国産なんですねー。「リンガーハット」のコラボカップ麺と同じかな? もしかして余ったんですかねw 意識的に食べると太くて存在感があったんですけど、混ぜてしまえば大した主張はしてきませんでした。今回はメンマも小振りでカップの口径に負けていたし、肉そぼろは案の定エースコック史上最悪のスッカスカなアイツ…w まぁ文句を言うほど入ってませんでしたけどね!w 品数としては豊富なラインナップですが、キャベツの他は特に目立ってませんでした。

(標準は★3です)

クオリティの高い大盛仕様の多加水麺、卵殻焼成カルシウムの演出、具材の国産モヤシなど、こだわりが随所に見られるのですが、ちょっと希望小売価格260円は高いかなぁ。値段の分だけこだわっている印象は確かに感じられたものの、もう少し定価を抑えて手に取りやすい大盛カップ麺にしてくれた方が親しみやすかったです。それから麺とスープのバランスですね。塩気を橋渡しにバランスを取ろうとしてたんですけど、そこは動物性の要素でカバーして欲しかった、というのが不満点でした。それから少し気になったのが、原材料に “牛” の付く文字は見当たらないんですけど、アレルゲン情報には “牛肉” が含まれてるんですよね。それっぽい風味や癖も感じられなかったし、ちょっと謎でした。値段的な事も考慮して★3としましたが、エースコックの多加水麺が好きな人は楽しめると思うし、斯く言う私がそうなんですけど、ライトな味噌スープでクオリティの高い多加水麺を大盛で食べたい時にはピッタリなカップ麺でしょう。ってこれを言っちゃうと、「茹でたて名人」のほうが圧倒的にコストパフォーマンスは高いんですけどねw

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:池袋大勝軒 復刻 特製みそラーメン 大盛り
製造者:エースコック
内容量:148g (めん90g)
発売日:2015年10月19日 (月)
発売地区:全国 (コンビニ・スーパー等)
希望小売価格:260円 (税別)
JANコード:4901071211356

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:530㎖
調理時間:熱湯5分
小袋構成:3袋 (後入れ粉末スープ・液体スープ・かやく)

~標準栄養成分表~

1食 (148g) あたり

エネルギー:486kcal
たん白質:12.1g
脂質:11.7g
炭水化物:83.0g
ナトリウム:3.0g
(めん・かやく:0.9g)
(スープ:2.1g)
カルシウム:311mg

(食塩相当量:7.6g)

原材料名:めん(小麦粉、食塩、植物油脂、植物性たん白、大豆食物繊維、卵白粉)、スープ(みそ、鶏・豚エキス、豚脂、糖類、鶏油、ごま、香辛料、食塩、酵母エキス、魚介エキス、香味油、たん白加水分解物)、かやく(キャベツ、鶏・豚味付肉そぼろ、もやし、なると、メンマ、ねぎ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、ソルビット、酒精、乳化剤、炭酸カルシウム、増粘多糖類、卵殻焼成カルシウム、カラメル色素、香料、かんすい、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、甘味料(甘草)、紅麹色素、(原材料の一部に卵、乳成分、牛肉を含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・牛肉・豚肉・鶏肉・大豆・ごま

引用元URL:https://www.acecook.co.jp/news/pdf/1509_PXTM.pdf

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コメント

No title
こっちのブログコメの件でお手数おかけしました。
ありがとうございます。

で、出ましたか・・・エースコック史上最悪の肉そぼろww
はやく元原料使いきって新しい物に差し替えてほしいですね。

この大勝軒カップはやっぱり安定してますね。
でも本物の方は派閥で揉めて(^_^;)・・不安定極まりなしww
Re:たういパパ
> こっちのブログコメの件でお手数おかけしました。
いえいえ、こちらこそです(ぺこり)
あのLINEは地味に傷付いたけど…w

エースコック至上最悪の肉そぼろでした(苦笑)
これ使い回すの本当にヤメて欲しい…
っていうかどんな加工したら肉がこうなるw

このカップ麺は確かに美味しかったんですけど、
値段を考慮すると・・・って感じでしたね。

> でも本物の方は派閥で揉めて(^_^;)・・不安定極まりなしww
そうなんですか…派閥、なんかもう響きが怖いw

大勝軒って支店にも行ったことがないので、
いつか行っとかないとなー、とは思ってるんですけどね。
No title
(追伸)
なんか訴訟になっているみたいですよ・・・
Re:たういパパ
> なんか訴訟になっているみたいですよ・・・
ま・・・まじですか(;゚Д゚)
No title
takaさん、こんにちは!

ノンフライ麺になると基本的にバランスは向上すると思ってましたが、
このカップ麺のように油揚げ麺の風味が
全体のコクや厚みを高めていたような場合は
ノンフライ麺になることでバランスが
崩れることもあるのだなぁと思わされましたね!(●・ω・)

油揚げ麺版の完成度がいつも高かっただけに、
今回のノンフライ版への期待も非常に高くて、
食べてみると「あれ、ちょっと弱いし、麺が勝ってるな;」となって、
食べる前のイメージとの違いに驚きましたね!

実際にこのラーメンで油揚げ麺版同様の厚みを作るには、
油脂か動物系の要素をもっと強める必要があったでしょうね!

油揚げ麺とノンフライ麺の関係性を考えさせられるカップ麺でもありました!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:かーとさん
自分も「大勝軒」の再現カップ麺は
油揚げ麺のほうがいいかも…と、思いました。

もちろん麺の質は高かったし、
麺の風味を味わうという点では楽しめるのですが、
全体のバランスを考えると手放しに賞賛できないな、と。

少なからず、これまでのイメージも
影響してるんだと思いますけど(笑)

再現カップ麺はノンフライ麺がいいと思っていましたが
必ずしもそうでないというのが分かるような一杯でしたね!

でも、そろそろ本格的なノンフライつけ麺を
カップ麺でも出してほしかったりします、うん(笑)

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