サンヨー食品「サッポロ一番 北陸・金沢 大野醤油ラーメン」



以前、私は醤油にこだわっている、と冒頭で触れたことがあるんですけど、ついに自分的黄金比を発見しました。と言っても、ザ・目分量なんですけどw こだわっているのは刺身醤油で、九州の醤油をベースにした完全あまくちタイプ。でもカドを立たせずに醤油特有のコクと癖を適度に持たせたかったので、約5種類の醤油をブレンドすることによって、理想に近い刺身醤油が完成しました。余は満足じゃ〜。ただ、それぞれ中途半端に開けてしまってるので、劣化が不安です(苦笑)

さて、本日の一杯は、サンヨー食品の「サッポロ一番 北陸・金沢 大野醤油ラーメン」です。「スープのしょうゆのうち、大野醤油80%使用」とのこと。ちなみに大野醤油とは、「日本の醤油五大産地のひとつ、金沢市大野町で造られた、まろやかに熟成された味わいが特徴の醤油」だそうです。醤油五大産地は、「小豆島」「野田」「銚子」「龍野」「大野」ですね。この中で「龍野」は馴染みのある地域なので、自分にとっては身近な存在。私の刺身醤油には1滴も配合されてませんけどw 今回の “大野醤油” は甘味と旨味が特徴となっている淡麗甘口系なので、カドを取りつつも深みのある醤油感に期待したいと思います。





は、「しなやかで張りのあるめん」で、「スープとの一体感を出すために味付けをし」たとのこと。ヌードル系の平打ち麺で、サイズはオーソドックス。受ける印象は至って中庸的な油揚げ麺ですが、タテ型レギュラーサイズのカップ麺らしいと言えば納得でしょうか。時間経過による劣化も早かったのですが、食べ始めの時に感じられた張りはサンヨー食品らしい個性に思えました。油揚げ麺特有のスナック的な風味も包み隠さずな感じだったんですけど、良くも悪くも全体に本格感が無かったので、味付も功を奏し、スープとの相性はとても良かったです。

スープは、「チキンとポークのうまみをベースに、大野醤油の甘みとうまみを生かしたまろやかなしょうゆスープ」とのこと。ん? 思ったよりも醤油が主張してきませんね。製品説明では醤油感を意識しているようだったので、少し拍子抜けしてしまいました。私の想像では、こう、カドを立たせずも輪郭のある醤油感で、嫌味の無い若干の癖が大野醤油へのこだわりを見せてくれる…みたいなスープを思い浮かべていたので、余計に肩透かしだったのかもしれませんが。スープ自体の油脂成分は非常に少なく、動物性の旨味も粉末的で、醤油へのこだわりが見られないスナック的な醤油味でした。もちろん、オーソドックスなレギュラーサイズのカップ麺としては普通に美味しいですし、私は好みの味です。ただ、コンセプトは “醤油” なので、そこを打ち出して欲しかったですね。白胡椒と黒胡椒をブレンドしたような香辛料のアクセントが結構しっかりめに効いていて、本格感の無いスープに映えていました。コンセプト的にはアレですけど、個人的にはカップ麺らしい安っぽさが美味しいスープだったんですけどね。

かやくは、「チャーシューチップ、メンマ、斜め切りねぎ」とのこと。チャーシューチップはハムっぽい風味で、高級感はありません。麺にもスープにも高級感は無かったので、ある意味、相性は良かったんですけどw ただ、メンマの香りと風味は強く、かなり好感触。乾燥メンマと言えば、私はエースコックのメンマを推しているのですが、香りと風味に関してはサンヨー食品がリードかも。

(標準は★3です)

私の期待値にも問題があったのかもしれませんが、コンセプトイメージ的には★2。味だけで見ると★3だったんですけどね。タテ型レギュラーサイズのカップ麺として見れば、方向性もバランスも許容範囲内というか、酷評するほどではありませんでしたが、如何せん個性が無さすぎたので、もうちょっと大野醤油らしいと思えるような醤油の主張があっても良かったかな、と思いました。トゲトゲしさのない醤油感を意識したことが裏目に出たというか、それが個性のなさに繋がっていたように思います。繰り返しますが、味だけで言えば普通に美味しい醤油ラーメンです。いや、 “しょうゆヌードル” と言った方がしっくりくるかも。動物性の要素が粉末のスナック的なものだったので、ちょっと「カップヌードル」に近いというか、洋風系の醤油味に思えたんですよね。100円前後で入手可能であれば、とも思いましたが、同価格で手に取るべき価値のあるカップ麺は他にも沢山あると思います。というわけで、ちょっと厳しめの評価。もしも希望小売価格がオープン価格の廉価版製品だったら、ちょうど及第点の★3だったかなー。購買意欲を高めるための演出が背伸びしているように思えたので、そのギャップが今回の敗因ですね。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:サッポロ一番 北陸・金沢 大野醤油ラーメン
製造者:サンヨー食品
内容量:67g (めん50g)
発売日:2015年10月13日 (火)
発売地区:全国
希望小売価格:180円 (税別)
JANコード:4901734026020

麺種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:330㎖
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋 (仕上げの小袋)

~標準栄養成分表~

1食 (67g) あたり

エネルギー:270kcal
たん白質:6.7g
脂質:9.5g
炭水化物:39.3g
ナトリウム:2.0g
(めん・かやく:0.5g)
(スープ:1.5g)
ビタミンB1:0.33mg
ビタミンB2:0.58mg
カルシウム:200mg

※参考値:調理直後に分別して分析
エネルギー:270kcal (めん・かやく:224kcal / スープ:46kcal)
食塩相当量:5.1g (めん・かやく:1.3g / スープ:3.8g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、でん粉、食塩、野菜エキス、しょうゆ、粉末卵)、スープ(糖類、しょうゆ、チキンエキス、食塩、ポークエキス、香辛料、ホタテエキス、たん白加水分解物、酵母エキス)、かやく(味付豚肉、メンマ、ねぎ)、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、カラメル色素、酒精、かんすい、クチナシ色素、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、ビタミンB2、香料、ビタミンB1、香辛料抽出物、(原材料の一部に乳成分、ごまを含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉

引用元URL:http://www.sanyofoods.co.jp/products/more/more_product_0489.html

にほんブログ村 グルメブログ カップ麺・カップラーメンへ
本日の一杯 -Cupmen Blog of taka-
Update notification:Facebook / Twitter / Instagram
関連記事

コメント

No title
たしかにカップ麺に詳しくない方にとっては、
巷の100円クラスの廉価版と同じに映るでしょう。
味は地味に美味しかったんですが、わざわざ買うほどのものじゃなかったですね。
醤油の5大産地に湯浅が入っていないのは意外でした。
No title
う〜〜ん...これも見たことがないなぁ...

今日もカットしながら、ラーメン屋さんの
店主と話してたんですが...

催事の傾向なんですけど、北陸や北の方に
行くに従って、タレ勝ちの傾向が強いそう
ですわ...「○○ブラック」もありますしね...

このカップは、かなり大人しい感じですな...
Re:たういパパ
> たしかにカップ麺に詳しくない方にとっては、
> 巷の100円クラスの廉価版と同じに映るでしょう。
残念ながら・・・そんな感じでしたね(苦笑)

安っぽさがカップ麺らしくて好みだったんですけど、
ブログ的には手厳しく評価せざるを得ませんでした。

> 醤油の5大産地に湯浅が入っていないのは意外でした。
湯浅も醤油が有名なんですね! 自分は専ら龍野です。
刺身醤油は九州醤油をブレンドしまくってますけどw
Re:ハシダ・メンさん
これは近所のスーパーで、まだ積んでありました。
売れ行きが悪いのか、あんまり減ってませんね(苦笑)

> 催事の傾向なんですけど、北陸や北の方に
> 行くに従って、タレ勝ちの傾向が強いそう
> ですわ...「○○ブラック」もありますしね...
なるほど_φ(. .*) そのような傾向にあるのですね。
やはり北は寒いので、パンチが求められるのでしょうか。

逆を行くと九州は甘いイメージがありますからね!
自分は九州系の口です完全にw 焼酎も好きですし!w

このカップ麺はチープさが個人的に好みだったんですけど、
希望小売価格180円には納得できませんでした。

廉価版にしては美味しいじゃないか、
くらいの立ち位置かなー、と思ったので(苦笑)

管理者のみに表示

トラックバック