プライムワン「静岡・めん虎 こってり豚骨らーめん」



11月10日発売の「深み味わうヱビス」を飲みました。 “深み” と製品名にあるので、もっとこう、どっしりくるのかなー、と思ってたんですけど、比較的飲み易い印象ですね。でもアルコール度数は6%なので、それなりに飲み応えはあります。旨味とコクは確かに深く、苦味は軽め。従来より2倍の熟成期間をかけているらしいので、それでカドが丸いのかもしれません。苦味を期待して飲むと肩透かしを喰らうかもですが、さすがボディは良好でしたよー。

さて、本日の一杯は、プライムワンの「静岡・めん虎 こってり豚骨らーめん」、製造は東洋水産です。先日、「札幌・けやき 味噌ラーメン」を紹介しましたが、今度は「静岡」の名店がテーマですね。他にも「山形」「金沢」「函館」と、地域をテーマにしたカップ麺がプライムワンから発売されています。「札幌」と「函館」は全国販売されてるんですけど、その他は販売地域が限られているんですよね。その関係で「山形」(販売地域:東北・関東・信越・北陸)は手に入らなかったのですが、他は何とかなりそうかな。ちなみに今回の「静岡」は、東海・近畿地区限定となっています。「麺屋 めん虎」自分は初めて耳にするお店なんですけど、静岡県袋井市の名店なんですね。「こってり豚骨らーめん」なんて言われると、豚骨好きとしては見逃すことができません。ただ、東洋水産がノンフライ麺どんぶり型の豚骨味で “こってり” を意識するとグルタミン酸が強い、という傾向にあるので、期待と不安が入り乱れているのですが、プライムワンのカップ麺は基本的に完成度が高い為、不安よりも期待の方が上だったりします。っていうのが不安ですw





は、特に豚骨ラーメンを意識している様子はないですね。縮れのあるノンフライ麺で、加水率は中くらい。これといって不満を感じさせるような麺ではありませんが、取り立ててどうこうといった麺でもないでしょう。実際のお店では麺の硬さを “粉落とし” から “やわ” まで選ぶことのできる縮れのない極細低加水麺みたいなので、再現度は低いと思います…っていうか全く意識してないと思いますw 東洋水産は基本的にストレート麺を作らないので、これに関しては想定の範囲内でしたけど、明星食品が作るような熱湯60秒のバリカタ極細低加水麺でも食べてみたかったですね。でも今回はスープの濃度が高く、それに加えてスープの粘度と縮れで一体感は尋常じゃなかったので、ちょっと麺が押されているような気もしました。どうせ再現性を無視して製品化するのであれば、いっそのことスープの濃度に合わせて加水率を上げ、少し太めにして麺の主張を強めた方がバランスは良かったかな。

スープは、「豚骨エキスをベースに、ガーリックとゴマでコクを出した、とろみのあるこってり豚骨風味」とのこと。おっと、これは予想以上に直球な豚骨スープですね。 “こってり” と商品名にありますが、それなりに期待して大丈夫だと思います。例に漏れず豚骨臭こそ抑えられていましたが、豚脂の風味が本格さを高めていて、丁寧に乳化させたようなクリーミーさが好印象。豚脂の風味だけでなく、きちんと骨っぽい太さがあるのがいいですね。少しザラつくような骨っぽさというか、後口に残る豚骨らしい風味に好感が持てました。かなり粘度の高いスープなんですけど、豚脂の風味や骨っぽさが釣り合っていたので、あからさまに不思議な態とらしさは感じませんでした。まぁちょっとやり過ぎな気もしますけどw 少なくとも単なるコラーゲン押しの “粘度だけスープ” ではなかったので、ベジポタ系のポッテリスープが好きなら印象は良いでしょう。塩分濃度はそこそこ高めではありますが、タレは全体がボヤけないよう整えることに専念していて、あくまでも主役は豚骨。原材料には魚介エキスも含まれますが、あくまで下支え程度だったので、そういったスープが苦手な人でも気にならないと思います。粉末スープの袋を開けた瞬間は胡麻の香りが顕著だったんですけど、実際に食べてる間は一体化してる感じで思ってたよりも主張してこないなー、と思ったらカップの底に結構溜まってましたw

かやくは、焼豚,メンマ,ネギですが、ちょっと高価格帯の製品としては貧弱な内容ですねー。焼豚は大盛バケツ型製品のペラペラ焼豚ほどチープではありませんでしたけど、価格帯を踏まえると情緒がなかったです。なんか風味がちょっとハムっぽかった(笑)メンマは香りや風味こそ強くなかったのですが、厚みから食感がしっかりとしていたので、箸休めにはなりました。ネギは量が少なく、満足度は低め。正直、具材のショボさは否めませんが、今回はスープにかなりコストをかけていることが分かる仕上がりだったので、自分は許容できました。

(標準は★3です)

麺の再現性は低いと思われますし、具材に関しても価格帯を考慮すると貧弱さが否めない内容ですが、スープの味だけで言ったら★6でも差し支えないと思いました。想像通り、ややグルタミン酸の主張も強かったんですけど、これは東洋水産が作るどんぶり型の豚骨味に共通する特徴でもあるので、今回は過剰反応してないつもりです。もうちょっと豚骨臭もあると嬉しかったのですが、豚脂の風味と骨っぽさはなかなか本格的でした。粘度の高さはかなりのもので、残った少量のスープは冷めると軽く凝固するほどだったんですけど、ただ闇雲に粘度を高めていたわけではなかったので、そこには好感が持てました。今回の粉末スープにはトロミ成分が含まれているので、液体スープを入れる前にしっかりと溶かしきるよう留意してください。手を抜くと擂り胡麻と共にカップの底でダマになる可能性大です。スープの項目でも触れていますが、食べている最中に胡麻がカップの底に溜まっていくので、途中で混ぜながら食べることをオススメします。麺の再現性が怪しいところはさて置きw スープの豚骨味は価格帯に見合うものだったので、豚骨味のカップ麺が好きなら、それなりに満足できるかと思います。ただし、旨味が強い濃厚豚骨という指標だったので、癖のある濃厚豚骨でないことは予め承知ください。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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【製品情報】

商品名:静岡・めん虎 こってり豚骨らーめん
製造者:東洋水産
内容量:120g (めん70g)
発売日:2015年9月29日 (火)
発売地区:東海・近畿 (UGHD.系列店舗)
希望小売価格:258円 (税別)
JANコード:4901990334464

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:430㎖
調理時間:熱湯4分
小袋構成:3袋 (粉末スープ・液体スープ・かやく)

~標準栄養成分表~

1食 (120g) あたり

エネルギー:422kcal
たん白質:16.3g
脂質:12.0g
炭水化物:62.3g
ナトリウム:2.8g
(めん・かやく:1.0g)
(スープ:1.8g)
ビタミンB1:0.70mg
ビタミンB2:0.29mg
カルシウム:755mg

※参考値:調理直後に分別した値
エネルギー:422kcal (めん・かやく:282kcal / スープ:140kcal)
食塩相当量:7.1g (めん・かやく:2.5g / スープ:4.6g)

原材料名:めん(小麦粉、食塩、卵白)、添付調味料(ポークエキス、豚脂、醤油、たん白加水分解物、でん粉、ゼラチン、すりごま、香辛料、植物油、砂糖、魚介エキス、食塩、発酵調味料)、かやく(焼豚、めんま、ねぎ)、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、酒精、炭酸カルシウム、かんすい、乳化剤、加工でん粉、香料、カラメル色素、、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に乳成分、さば、鶏肉を含む)

アレルゲン情報:卵・乳・小麦・ゼラチン・大豆・豚肉・鶏肉・さば・ごま

引用元URL:http://www.circleksunkus.jp/product/detail/index.html?dataId=3228

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コメント

No title
これ、◯Kで見ていたんですが、結局同週の他製品で
買えなかったんですよね・・(^_^;)

本格的なとんこつスープの製品はありそうで少ないので貴重です。

やっぱりPrimeONEはしっかりした内容の製品が多い!
価格がお高めなんですがね・・(^_^メ)
Re:たういパパ
東洋水産の本格路線な豚骨味は、
どうしてもグルタミン酸などの旨味成分に頼る傾向にあるので、
自分はその特有の野暮ったさが少し気になってはいるんですけど、
そこさえ妥協できれば今回は完成度の高いスープだと思いました。

相変わらず麺は頑なに縮れてますけどw
スープ特化型としては充分ありかなー、と。

PrimeONEは基本的に美味しいですよね!
仰る通り取得価格は値が張りますけど(苦笑)
でもそれに見合った製品が多いように思います!

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